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稲田防衛相、初の謝罪会見 ! 「大炎上」逃げの発言連発 !
NHK等が超短縮報道する、野党の主張は ?
自衛隊幹部・識者の見解は ?
(www.nikkansports.com :2017年7月1日9時54分より抜粋・転載)
稲田朋美防衛相(58歳)が、6月30日に開いた閣議後の会見が、「大炎上」した。
先月27日、都議選の自民党候補への応援演説で「自衛隊としてもお願いしたい」とした自身の発言を釈明した際、「誤解を招いた」「誤解を『招きかねない』発言」と、主張した。
自衛隊員の政治的行為を制限した自衛隊法などへの抵触の恐れが指摘される中、失言を認めようとしない逃げの発言が続き、記者から「誤解を招く余地はない」「なぜ、誤解を招きかねないというのか」と、再三追及された。
◆安倍チルドレン・稲田防衛相は、「誤解」というフレーズを、35回連発 !
稲田氏は「誤解」というフレーズを、35回連発。防衛省や自衛隊に触れたにもかかわらず、「あくまで自民党の議員として応援をお願いした」と言い張り、納得できない記者との間でかみ合わない質疑が続いた。
一方、稲田氏は「防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としてもお願いしたい」とした発言を、4日目にして初めて謝罪した。「『防衛省・自衛隊、防衛相』の部分は撤回し、おわび申し上げる」と述べた。発言当日は、謝罪していないが、「訂正、撤回することで、おわびの気持ちを表した」という。
◆稲田防衛相の失言は、逆風の自民党に、さらに深刻な状況を招いている !
稲田氏の失言は、加計学園問題などで逆風の自民党に、さらに深刻な状況を招いている。
しかし、稲田氏を評価する安倍晋三首相は、続投を指示。稲田氏も「防衛相の職責を果たしたい」と述べたが、詭弁(きべん)の繰り返しで反発は強まる一方だ。
民進党などは、安倍首相の罷免を求めているが、首相に近い日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事も、この日の都議選応援で「今回は、レッドカードだ」と、稲田氏の自発的辞任を要求した。
稲田氏を守る首相への圧力も、強まっている。
(参考資料)
T 【東京都議選】「稲田大臣発言は国民のために
日夜取り組む自衛隊員の行為踏みにじるもの」
蓮舫代表が渋谷で浜田都議候補と訴え
(www.minshin.or.jp: 2017年6月28日より抜粋・転載)
民進党は、6月28日昼過ぎ、東京・渋谷のスクランブル交差点前で政談演説会を開き、蓮舫代表、東京都議選の渋谷区選挙区から立候補している浜田ひろき公認候補者、地元の長妻昭衆院議員が弁士を務めた。
蓮舫代表は浜田候補について「まじめに地道に渋谷区の皆さまのために仕事をしてきた。今度は都政への挑戦。一人でも多くの皆さまのご支援をいただきたい」と冒頭で訴えた。
稲田防衛大臣が、6月27日に東京都議選の応援演説の中で防衛省・自衛隊として自民候補を応援している旨発言し、後に撤回したことについて、東日本大震災などで国民の命と安全・安心を守るために寝食を忘れて活動してきた自衛隊員の行為を踏みにじり、「自衛隊を政治利用、私物化する憲法無視の問題発言で、即刻罷免に値する」と厳しく批判した。
加計学園の問題も取り上げ、「1強政治は権力者に優遇される方向に進む」「国政でも都政でも1強政治に歯止めをかけるため、民進党に支持を寄せてほしい」と訴えた。
浜田公認候補は「国政は安倍政権の暴走と大臣のおかしな発言。そして都政は小池劇場の迷走が続いている。おかしな流ればかりが起きて、ほとんど都政の具体的な政策が語られていない。私は東京都政に必要な、子どもたちへの支援、子育て世代への支援など都政で最優先すべき課題について取り上げていく。
これを前に進めるために大切な都議会議員選挙だ」「渋谷区で学び育っていく子どもたちの未来のために、だれもが才能や能力を発揮して活躍できる社会をつくるために都政に取り組んでいく」として、具体的な政策としては
(1)学校給食の無償化
(2)保育園の待機児童解消
(3)保育士の処遇改善――などに取り組んでいくと述べ、支持を訴えた。
なぜ民進党公認で立候補したのかについては、「多数派に流され、強いものの顔色を窺うのが政治ではないはず。空気に流されず、未来にとって一番大切な政治・政策を前に進めるため」などと説明した。
長妻議員は4年前の東京都議選では精力的に応援演説をしていた安倍総理が今回の選挙では一切候補者の応援に回っていないことについて、森友・加計学園問題等に関する「お友だち優遇政治」に対して都民の皆さんから厳しいヤジが飛ぶことが予想されるから逃げているのだろう」と指摘した。
都議選の争点については、「いろんな問題が議論されているが、原点の一つは税金の使い方の問題だ」と述べ、国民や都民の皆さんが毎日汗水たらして働いて納めた税金を、総理の友人のために、優先的に振り分けられる構造が、あったり、都民のためとは思えないところに都民税が無駄遣いされるようなことがあってはならないと指摘した。
「これをチェックするのが都議会では都議会議員であり、国会では野党第1党の民進党の役割だ」として、渋谷区議会議員出身で経験豊富な浜田ひろき候補の当選へ協力を呼びかけた。
民進党広報局
U 稲田防衛相罷免を 志位委員長、会見で表明
(www.jcp.or.jp:2017年6月29日より抜粋・転載)
日本共産党の志位和夫委員長は、6月28日、東京都文京区の街頭で記者団から、有権者に自民党都議候補への支持を「自衛隊としてもお願いします」などと言った稲田朋美防衛相の発言について問われ、次のように答えました。
―稲田防衛相の都議選での応援での発言の受けとめをお願いします。
実力組織である自衛隊が、特定政党の候補を応援するということが許されたら、恐ろしい社会になるということは、誰が考えてもわかることです。ところが稲田大臣には、その当たり前の判断がつかない。言って良いことと、悪いことの区別がつかない。こういう人が防衛大臣を務めていること自体が、大問題だと思います。ただちに罷免です。
稲田氏は、これまでもたびたび大臣としての資質を根本から問われる言動を繰り返してきたという経過があります。南スーダンPKOの「日報」隠蔽(いんぺい)問題、「森友」疑惑に関する虚偽答弁の問題、さらに「教育勅語」を称賛した発言の問題、一つ一つが大臣失格という言動を繰り返してきたわけですが、ことごとくこれをかばいだてしてきた安倍首相の責任は重いと思います。
今度についても、かりに安倍首相がかばいだてをするということになれば、首相そのものがいよいよ失格になるということも強く指摘しておきたいと思います。
―確認ですが、辞職と罷免のどちらを求めますか。
本人が辞任をしないといっているわけですから、首相が罷免するしかありません。
―撤回してすむ問題ですか。
「撤回」ですむ問題ではありません。そういう判断がつかないという資質がはっきりしたわけですから。
―都議選に与える影響はどうみますか。
安倍政権の劣化、モラル崩壊を示すものとして、厳しく批判が集中すると思います。
V 稲田防衛相の自衛隊の政治利用発言について(コメント)
(www5.sdp.or.jp:2017年6月27日より抜粋・転載)
社会民主党幹事長・又市征治:
稲田朋美防衛相は27日、東京都議選の自民党公認候補の応援演説で、「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」旨の発言をしました。
今回の稲田発言は、自衛隊の政治利用であるとともに、公職選挙法136条の2の公務員の地位利用の禁止の趣旨にも抵触する問題発言です。自衛隊の責任者として隊務を統括する防衛相が、自衛隊法61条で制限されている自衛隊員の政治的行為を呼びかけたとすれば、到底看過できません。
防衛大臣による、防衛省、自衛隊の私物化であり、社民党として、自衛隊法すら遵守できず、自衛隊の政治的中立性を脅かす稲田防衛相に対し、即刻辞任するよう求めるとともに、安倍首相の任命責任を厳しく追及します。 以上
W 稲田大臣罷免、臨時国会召集を要求 !
4野党国会対策委員長会談
(www.seikatsu1.jp:2017年6月29日より抜粋・転載)
6月28日、4野党国会対策委員長会談が国会内で開かれた。
今会談では、稲田朋美防衛大臣が都議選の応援演説内で「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」と、政治的行為が制限されている自衛隊の政治利用と受け取られかねない発言を受け、安倍総理の任命責任も踏まえて稲田大臣の罷免を要求することで一致。あわせて閉会中審査と臨時国会の召集も求めている。
会談終了後記者団の取材に応じた玉城デニー国対委員長は「南スーダン日報隠蔽問題、森友関与問題、今回の法律違反発言。スリーストライクアウトです。(稲田大臣には)退場してもらうしかない」と強く非難した。
また、先週首相に提出し拒否された臨時国会召集の申し入れについて、衆議院大島理森議長に再度提出することも確認され、本日29日午前、4野党の国対委員長より議長に手渡された。
提出後玉城国対委員長は「憲法そのものの存在意義が問われている。(安倍首相は)臨時国会をすぐにでも開くべき」と述べた。
X 【稲田防衛相の失言…周囲も「言い訳通じぬ」】
(ameblo.jp/ryoma-love-123: 2017-06-29 00:21:00 より抜粋・転載)
福山“龍馬”雅治のブログ:
■自衛隊幹部「我々は注意しているのに」
「『政治的行為を慎むように』と繰り返し言われているのに、大臣が組織を挙げての特定候補への応援を呼びかけたような発言。趣旨や文脈がどうの、という言い訳は通用しない」
自衛隊幹部はそう話す。安倍晋三首相が自衛隊の存在を明記する憲法改正に言及したことを受け、自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長が5月下旬、「自衛隊の根拠規定が憲法に明記されるのであれば非常にありがたい」と述べたことの是非が問われたばかり。
この幹部は「政治的行為と受け取られないよう、普段から発言や行動に注意している。大臣の発言は、そういう我々の心構えをふみにじるものだ」。
昨年8月の防衛相就任以降、稲田氏は歴史認識や森友学園との関係など、発言や姿勢が繰り返し問題視されてきた。北朝鮮や中国などへの対応に加え、来年度予算の概算要求に向けて省内作業はピークの時期。
「時間がいくらあっても足りないほど忙しいのに、『自民党候補の応援にいかないといけないらしいぞ』と笑い話をした」。防衛省職員の一人はそう皮肉った。
「発言を撤回したのは、『問題があった』と認めたということ。普段から強気な大臣にしては、今回は追い込まれたなという印象だ」と話す職員もいた。(土居貴輝)
■識者らが危機感「自民党の軍隊と言うのと同じ」
安倍政権が加速させる憲法改正の動きとの関係でも、発言を問題視する声があがる。
元防衛官僚や国連PKO幹部経験者らでつくる「自衛隊を活(い)かす会」の松竹伸幸・事務局長は、自衛隊を憲法で位置づけてほしいという自衛官の気持ちに理解を示しつつ、いまの憲法下で防衛政策を積極的に議論していくべきだという立場だ。
「9条の下で様々な議論があり、かつて違憲判決さえ出た自衛隊は、どうすれば国民に支持されるのかを戦後ずっと探求してきた。『自民党の軍隊』と言っているに等しい稲田氏の発言は、それを台無しにするもの。自衛隊をどうしたいのか、憲法改正の動きが危険なことに思えてきた」
早稲田大学の水島朝穂教授(憲法)も「北朝鮮や中国は『党の軍隊』だが、まるでそれと同じような感覚で、政治利用よりももっと悪質な党派的な利用といえる」と批判。
稲田氏が安倍首相に近いことも踏まえ、「自民党ではいま、自衛隊をどうするかという議論もないまま、『自衛隊の9条明記』という安倍首相の考えにむりやり意思統一され始めている。今回の発言とあわせて見えてくるのは、自衛隊を改憲のための道具にしているような姿勢だ」と指摘した。(木村司)
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