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安倍1強政権の傲慢・幼稚が政治の腐敗と堕落を加速中 !
(上)
(blog.livedoor.jp:2017年5月26日より抜粋・転載)
◆安倍1強政権の傲慢・幼稚が政治の腐敗と堕落を加速中だが,
加計学園問題は収まらず,安倍御用記者の準強姦事件は
日本の女性たちを敵にまわす !
【ここまで権力の腐臭が発散されても,山口敬之(やまぐち・のりゆき)の女性準強姦事件をきちんととりあげ報道しない大手紙の「安倍〈忖度〉度」と対照的なのが,タブロイド紙やネット紙の事実報道】
【安倍晋三のつたない政治哲学は「国民は馬鹿である」という信念にあり,これは彼の知的水準じたいに即して形成された社会認識である。だが,これに応じてしまう国民たちの馬鹿さかげんが,むしろ,もっと問題である】
★「野党は国会を止めよ 前川証人喚問は民主主義の天王山」
=『日刊ゲンダイ』2017年5月31日 =
たとえ容疑の証拠がそろっていても,首相と昵懇なら逮捕を免れるというのなら,それはもう法治国家とはいえません。この政権では,法のもとの平等という基本概念さえ蹂躙されている。韓国の前大統領の利益供与事件なんてかわいくみえるほど,日本の首相官邸が犯罪の巣窟になっている。これ以上,政治の私物化を許していいのでしょうか。
恣意的な捜査や起訴をよしとして,敵対者は弾圧するような卑しい権力に共謀罪をもたせたら,日本は暗黒国家にまっしぐらです。共謀罪法案は,野党が体を張って阻止しなければならない。前川前次官や組織犯罪対策部長らの証人喚問を実現させて,縁故政治の実態を暴くことができないのなら,審議拒否しかありません。
ここで政治家が覚悟を決めなくてどうするんですか。顔までさらしてレイプ被害を訴えた若い女性の勇気を無駄にしてはいけません」(本澤二郎氏)
註記)https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/206465/6
◆小林よしのり氏の主張 !
つぎは,小林よしのりの意見。−−安倍政権を守るジャーナリストは,睡眠薬を飲ませて女性を犯すという究極の卑怯者にすら特典を与えられる。山口レイプ魔は,官邸のアイヒマンと呼ばれる北村 滋・内閣情報官に相談したらしい。すると,一度出された逮捕状でも,警察がとり消してしまうのだ。まるで警察ドラマのようなことが,現実に起こっているのだと,確信しなければならない。そういう独裁政権が出来ているのだ。
註記)「睡眠薬レイプ魔と戦う被害者女性」『BLOG あのな,教えたろうか。』(2017.05.30)」,https://yoshinori-kobayashi.com/13191/
@ 本日〔2017年6月1日〕『朝日新聞』朝刊「加計学園の獣医学部」に関する続報記事
◆山口記者暴行疑惑に沈黙する野党と大手メディアを疑う !
1)さきに「山口記者暴行疑惑に沈黙する野党と大手メディアを疑う」(『天木直人のブログ』2017-05-31)
詩織さんの覚悟の衝撃記者会見から1日たって,きのうの『日刊スポーツ』と『日刊ゲンダイ』が大きく書いた。あの『夕刊フジ』まで小さいながらも書いた。この事件を最初にスクープ報道し,今回の記者会見をセットした『週刊新潮』は明日発売の最新号で書くだろう。
補注)この『週刊新潮』2017年6月8日号は,本日:6月1日に発売。『週刊新潮』(新潮社)の広告は,こう宣伝している。該当記事の見出しは『検察審査会が動き出す「山口敬之」の準強姦 暴行直後に「君のことを好きに…」』となっており,ネットに公表されている記述では,つぎようにこの記事が紹介されている。なお女性の姓は「伊藤」とのこと。
伊藤詩織2017年5月29日画像“安倍総理ベッタリ記者” 山口敬之氏の準強姦逮捕状が,官邸重用の警視庁刑事部長によって握り潰されたことを『週刊新潮』が報じて3週間。5月29日,ついに被害女性である詩織さん(28歳)が顔出しで会見をおこなった。
出所)右側画像は,https://www.dailyshincho.jp/article/2017/05311700/?all=1
事件が起きたのは、2015年4月3日。当時,TBSに在職の身であった山口氏は,ジャーナリスト志望の詩織さんと待ち合わせ,串焼き屋と鮨屋をハシゴする。
その過程で,酒に強いはずの詩織さんは意識を失い,山口氏の宿泊先ホテルに連れこまれたのだ。下腹部の痛みで詩織さんが目を覚ますと,そこには腰を動かす山口氏の姿が。しかも山口氏は,避妊具をつけずに行為に及んでいた。直後のやりとりは,以下のとおり。
山口:ごめん。君のことが本当に好きになってしまって。早くワシントンに連れていきたい……。これから7時にチェックアウトをして空港に向かうので,シャワーを浴びたら一緒に薬局でピルを買いましょう。
詩織:とにかく服を返してください。
山口:下着だけでもお土産でもって帰ってもいいかな。いつもは強気なのに困った時は子供みたいで可愛いね。
その後,詩織さんは告訴状を提出する機会をうかがい,〔2015年〕4月30日に高輪署に受理される。6月4日までには逮捕状が発付され,8日に山口氏を逮捕する算段となったが,寸前で中村格・警視庁刑事部長(当時)の指示によりとりやめられるという,不可解な展開を迎えたのだ。
『週刊新潮』の取材に対し,山口氏は,「純粋に検察の判断に不満があるなら,時をおかず不服申立をおこなわれるのが自然だと考えます」と疑義を呈するが,詩織さんはこう答える。「不起訴処分後は、しばらく塞ぎこんでいました。そこから気持を前向きにし,検察審査会に向けて調査を続け,証拠開示にも時間を要したのです」。
週刊新潮2017年6月1日号目次画像資料
註記)本日〔6月1日〕発売の6月8日号の目次。
(画面 クリックで 拡大・可)
◆安倍総理の家来・山口敬之の強姦事件もみけし !
出所)http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/01bd3dedc6f3de4621be2c9b5569329b
(天木直人の本文引用に戻る→) ところが,大手新聞で書いたのは東京新聞ぐらいだ。なぜこれほど重大な告発を大手新聞は黙殺するのか。それよりさらに不可解なのは野党だ。国会でとりあげた気配はまったくないい。この疑惑は,単なる一記者の暴行疑惑ではない。安倍首相をもちあげる情報操作の役割を担っている御用ジャーナリストだ。この疑惑は単なる暴行疑惑ではない。限りなく強姦に近い卑劣な行為だ。
詩織さんが、記者会見で語ったところによれば,準強姦罪容疑で逮捕状まで用意して,帰国を待ち構えていた捜査員が,「上からの指示」で逮捕できなかったという事件だ。詩織さんは,その上司とは当時の警視庁刑事部長だと聞いているとまで証言している。最初にこの疑惑を書いた『週刊新潮』の先週号(2017年6月1日号)は,その部長は政権中枢(つまり安倍首相・菅官房長)に近い中村格組織犯罪対策部長らしいとまで書いている。
おりから、共謀罪が、強行採決されようとしている時だ。おりから加計(かけ)疑惑問題が大騒ぎになっている時だ。前川前文科省事務次官の告発で,行政が安倍政権のもとで不公正,不公平に歪められたと追及されている時だ。犯罪捜査や立件までもが歪められていたとしたら,究極の国家犯罪だ。しかも暴行という犯罪は,究極の女性差別であり人権侵害だ。森友・加計疑惑どころの騒ぎではない。安倍内閣は即刻吹っ飛ぶ。
なぜ、野党はこんな重大な疑惑を国会で追及しないのか。なぜ野党は詩織さんの国会証人喚問を求めないのか。国会で追及されれば全国にしれわたる。全国にしれわたれば,国民の半数を占める女性を敵に回すことになる。
私はこの詩織さんの記者会見が,このまま黙殺されて終わるのか,安倍内閣の終焉につながるのか,その進展如何で,日本という国の民主度,文化度がわかると思っている。日本と日本国民の正体がわかると思っている。
註記)http://kenpo9.com/archives/1555
現在の安倍晋三政権は2012年12月に、第2次政権を発足させて以来,選挙時における政権支持の票は4割であったのに,小選挙区比例代表並立制の特徴のために7割近くもの与党体制(公明党・創価学会の800万票の全国支援)を構築できている。
改憲までもくろみ,この方途に向けて画策中であることはさておいても,最近における森友学園の小学校新設申請「国有地払い下げ問題」や加計学園の獣医学部設置申請に対する「認可問題」は,この政権の腐敗・堕落の程度が最高度にまで到達している事実を,端的に表現している。
先日の本ブログにおける記述で加計学園の問題をとりあげていたが 註記1),いつもの記述に対する閲覧(アクセス・PV)とは異なって,かなり高い度数(クリック)があった。また,これらの学園問題を前面に立って追及する記事を展開している朝日新聞社には「がんばれ!!」とか表題を付けた記述もおこなってきた 註記2)。
註記1)2016年06月12日「いまごろ安倍晋三用のヨイショ本を発行してなんになる? 参議院選挙用に出版された腰巾着記者山口敬之の応援演説『本』の空しさ」。⇒ http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/1058368630.html
註記2)2017年05月17日「加計学園の新学部〔は安倍〕『総理のご意向』 文科省に記録文書」と報じた朝日新聞,森友問題・加計問題追及の『朝日新聞,ガンバレ!!』」。⇒ http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/1066021692.html
天木直人の指摘するように、いまの日本における大手マスコミは,政権関係の肝心な事件の報道になると,ほぼ緘黙に近いまで、安倍晋三(独裁政治の首相)に抑えこまれている。それだけでなく,新聞大手紙も読売新聞と産経新聞が「政府の広報誌や御用紙である立場=下女の役割」を果たす状況においては,安倍晋三政権を的確に批判できないでいる。
しかし,森友学園および加計学園の問題に関してはこのところ毎日のように,朝日新聞が,安倍晋三という「首相の権力濫用・悪用」によって発生させられている「忖度(そんたく)問題」を批判する記事を掲載している。
◆元文科省OB・加計学園理事の内閣官房参与が前川・前次官と面会
A 本日〔2017年6月1日〕『朝日新聞』朝刊の報道
1)「新学部,前次官と話題に 面会認める 圧力は否定 加計学園理事の内閣官房参与」
(1面冒頭記事)
この記事の最初の部分のみ引用する。−−安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設計画について,同学園理事で内閣官房参与にも就いていた木曽功氏(65歳)が、当時の前川喜平・文部科学事務次官と面会していたことがわかった。
木曽氏は「圧力をかけたことはない」と語ったが,獣医学部について「話題として出ない方がおかしい」とも述べた。一方,前川氏は木曽氏が昨〔2016〕年8月に事務次官室を訪れたさい,「獣医学部の件でよろしくといわれた」と証言した。
なお〈内閣官房参与〉とは「専門的な立場から,首相に対して直接,情報提供や助言などをおこなう「ブレーン」役で,非常勤の国家公務員。首相が任命する。人数制限はなく,現在は12人が任命されている。第2次安倍政権の発足時から残る参与は、小泉純一郎元首相の秘書官だった飯島 勲氏(特命),浜田宏一・米エール大名誉教授(国際金融)ら4人」だと解説されている。
2)「文科省へ要求,複数ルート 内閣参与・首相補佐官・内閣府 加計問題」(31「社会」面,この記事は全文を引用する)
学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が、国家戦略特区に獣医学部を新設する計画をめぐり,同学園理事で内閣官房参与だった木曽 功氏が、前川喜平・文部科学事務次官(当時)に会い,学部新設が話題になっていた。
学部の新設に慎重な文科省に対し,首相官邸や内閣府が複数のルートで,次々と対応を求めた構図が証言や文書を通じて浮かんできた。(▼1面参照)( ↓ 画面 クリックで 拡大・可)
『朝日新聞』2017年6月1日朝刊加計学園31面記事
前川氏によると,木曽氏が文科省の事務次官室を訪れたのは、昨〔2016〕年8月下旬。前川氏は「獣医学部の件でよろしく,などといわれた」と証言した。みずからも文科省OBの木曽氏は取材に,面会の事実は認めつつも,学部新設への「圧力」を否定。自身が加計学園理事で,学園が運営する千葉科学大の学長でもあることから,獣医学部は「話題としては出ない方がおかしい」と語った。
この時期は,国家戦略特区での獣医学部新設をめぐり,特区を担当する内閣府と文科省の担当者間で協議が続いていた。
農林水産省などから新設に必要とされる獣医師の需給見通しが示されないとして,文科省は慎重姿勢をとっていた。前川氏によると,木曽氏の訪問から間もない昨年9月上旬,前川氏は首相官邸に呼ばれた。
地方創生などを担当する和泉洋人・首相補佐官と面会し,獣医学部新設について「総理は自分の口からはいえないから,私が代わっていう」などと対応を求められたという。和泉氏は取材に「記録が残っておらず,確認できない」と答え,首相からの指示についても否定した。
前川喜平元次官画像
出所)http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53234977.html
民進党が国会に示し,朝日新聞も入手している8枚の文書によると,文科省の担当者は内閣府側から「官邸の最高レベルがいっている」「総理のご意向」などとも伝えられたとされる。前川氏は5月25日の記者会見でこれらの文書について,昨年9〜10月に「担当の専門教育課から報告を受けたさいに受けとった」と語った。
文書をめぐっては,松野博一文科相が5月19日に「存在は確認できなかった」と発表。内閣府も内容を否定している。
−この続きは次回投稿します−
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