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長期自民党・自公政権下、腐敗し切っている
日本の警察・検察行政の深層・真相 !
自公政治家・NHK等が隠蔽する、「官僚」の「無謬神話」をつぶせ !
自民・自公政権・政府の巨額ムダ使い !
(植草一秀の『知られざる真実』」:2017/05/30より抜粋・転載)
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1)対米隷属・政官業癒着・安倍政権下、日本の警察、検察、
裁判所制度には重大な欠陥がある !
2)森友事案・加計事案・警察行政への「介入」疑惑は、
安倍政権の本質の証明だ !
3)安倍首相が、説明責任を果たすまでは、一切の国会審議
に応じないという、強い姿勢を示すべきだ !
4)日本の警察・検察・裁判所の前近代性を示す三つ
の重大な問題点がある !
5)安倍首相のお家来・山口敬之氏のスキャンダルを、
大半のマスメディアは、この情報自体を握り潰していた !
6)高輪警察署も防犯カメラ映像の隠滅を、図ることができなかった !
7)捜査は、高輪署から警視庁に移され、検察は、不起訴に
した事を報道いない、日本のメディアの異常性 !
以上は前回投稿済みです。以下は、その続きです。
8)警察・検察の巨悪は、密室で作られるのだ !
刑訴法改定で何よりも重要であったことは、取り調べ過程の全面・完全可視化である。
政官業癒着・自民党・自公政権下、警察・検察の巨悪は、密室で作られる。
取調室が密室であり、客観的な記録が残されないために、警察・検察は、この密室で巨大犯罪を実行しているのだ。被害者が、警察に届け出たとしよう。
その時の警察側の受け答えが、すべて音声と画像で記録されていれば、警察がどのような対応を示したのかが分かる。
9)警察は、無実の市民を犯罪者に仕立て上げるし、権力側
の人物に、犯罪が存在するのに、権力によってもみ消す !
警察は、無実の市民を犯罪者に仕立て上げるために、被害者とされる人物、目撃者とされる人物、現場に居合わせたとされる人物と「共謀」し、数々の口裏合わせを行い、「存在しない犯罪」をねつ造し得る。
こうして、密室で、冤罪がねつ造されるのである。
他方、警察・検察は、権力側の人物に、犯罪が存在するのに、これを権力によってもみ消す。
こうした警察・検察の巨大犯罪を抑止する上で、最大の効果を発揮するのが取り調べ過程の全面・完全可視化である。
「全面・完全」可視化というのは、被疑者だけでなく、被害者、目撃者、その他すべての関係者の供述を、警察当局と接触のあった当初から、全面的に、そして完全に可視化することを意味する。
10)警察・検察の巨大権力が、冤罪を生み出したり、犯罪を
もみ消したりするのは、「政治的な動機」に基づく !
対米隷属・政官業癒着・自民党体制の家来・警察・検察の巨大権力が、冤罪を生み出したり、犯罪が存在するのに、これをもみ消したりするのは、「政治的な動機」に基づくと考えられる。
政治的な敵対者を社会的に抹殺する、「人物破壊工作」=Character Assassinationと、
政治的な近親者が犯罪を実行した際に、この犯罪をもみ消すことの両方が実行されるが、
その巨大犯罪を抑止する上で、何よりも効果を発揮するのが取り調べ過程の全面・完全可視化である。
刑訴法の改定では、検察の巨大犯罪が明らかになり、取り調べ過程の可視化を実現することが当初の最大の眼目であった。
11)法務当局は、取り調べ過程の可視化を実現せずに、
捜査権限、捜査手法の拡大だけを実現した !
ところが、法務当局は、この審議を捻じ曲げて、取り調べ過程の可視化を実現せずに、捜査権限、捜査手法の拡大だけを実現した。
通信傍受の拡大、司法取引の導入など、捜査権限、捜査手法だけが拡大されたのである。
そのなかで、安倍政権は新たに「共謀罪」を創設しようとしている。
「共謀罪」とは公益を侵害する「行為」を罰することを基本とする日本の刑事法の根本原則に反する違憲立法である。
12)一般市民の団体も、当局の判断ひとつで、いつでも
「犯罪組織集団」と認定されてしまう !
「犯罪準備行為」を処罰の対象とするというが、「準備行為」を客観的に判断する基準がない。
犯罪組織集団を対象とするが、一般市民の団体も、当局の判断ひとつで、いつでも「犯罪組織集団」と認定されてしまう。
つまり、「共謀罪」創設によって、一般市民がいつでも監視の対象とされ、違法な犯罪捜査が着手されてしまう可能性が生じるのである。
警察・検察当局が信頼に足る存在であるなら、法の濫用などが生じるリスクは、限定的になるかも知れない。
13)警察・検察当局が、もとより歪んだ存在
であるという現実が存在する !
しかし、警察・検察当局が、もとより歪んだ存在であるという現実が存在する以上、この警察・検察当局にこのような立法を付与することは、「ならず者に核兵器を付与する」ことでしかない。
まずは、安倍首相の家来・山口敬之氏の事案について、メディアは真相解明に向けて、事実関係の確認を急ぐべきだ。
今回の事案では、「上から」山口氏の逮捕をもみ消したのが、当時の警視庁刑事部長の中村格氏であると伝えられている。
14)山口敬之氏の逮捕をもみ消したのが、「菅官房長官の片腕」
と言われる警察官僚だ ! 「アベ友疑惑」は、政治大腐敗だ !
中村刑事部長は、現在、警察庁の組織犯罪対策部長の職にあり、第二次安倍政権発足時に菅義偉官房長官の秘書官をつとめていた人物で、「菅官房長官の片腕」と言われる警察官僚である。
さらに週刊誌報道によると、山口敬之氏が事後対応として首相官邸、内閣情報調査室幹部に直接相談までしていた可能性まで浮上している。
森友学園、加計学園、山口敬之氏に関する疑惑は、安倍首相の腹心の友の疑惑=「アベ友疑惑」として一括できる事案である。
政治の私物化、政治の腐敗こそ、民主主義政治の最大の敵であり、最大の害悪である。
国会は、この重大問題について、主権者国民の意思を代表して完全なる事実解明をする責務を負っている。
(参考資料)
T 「失敗から学ぶ」「失敗学」で「官僚」の「無謬神話」をつぶせ !
(logs.yahoo.co.jp:2006/9/14より抜粋・転載)
1)「部分最適・局所最適」は「全体最悪」を招く !
素晴らしいコラムを読んだ。9月7日の日経夕刊<明日への話題>。筆者はアドバンテスト相談役の大浦溥さん。タイトルは「失敗学」―――。ー中略ー畑村洋太郎先生の『失敗学』との付き合いが始まり、先生には会社の研究開発拠点の一つ群馬R&Dセンタで講義をして頂いた」と始まる。
「豊富な事例をもとに『失敗には許される失敗とそうでない失敗がある』『<局所最適>は<全体最悪>を招く』『一つの失敗の陰に29の<中失敗>があり、その裏には3百件のヒヤリハットする<小失敗>がある』など、聞く人の心を離さない貴重なお話をお聞きした」と続く―――。やはり素晴らしい。
2)タテワリ、横並びの官僚組織、
「省益」「局益」「課益」への固執 !
ここまでに<ヒヤリハット>ならぬ<ヒカリパット>するダイヤモンドのような<金言>がある。<ダイヤ>のような<金>です。<部分最適>は<全体最悪>―――。みなさんは何を<連想>しますか。<想像力>の問題。<創造力>はこれで決まる。
この連想が<ヒヤリハット>を<ピカリパット>にする。火山が<連想>したのは<霞ヶ関>です。<タテ>ワリで、しかも<横>並び―――。その結果、何が起こっているか。各省庁がそれぞれの<権益>を主張、絶対に自分のところの<省益><局益><課益>を譲らない。結果として予算カットやリストラが全然進まない。そのくせお役人のみなさん、例の<無謬神話>です。我々は絶対正しい。絶対<誤り>を犯さない。
つまり<部分最適>―――。
3)国と地方の借金合計約1400兆円、
歳出削減せず民間の2倍の高給を貪る !
天下り、渡りの法人へ年間12.1兆円歳出 !
65年間で約787兆円の出費 !
だが国と地方を合わせた借金はなんと<1061兆9000億円>(日経・2005年1月3日)(2015年度は約1400兆円)―――。その後も減ったという話を聞かない。GDP(国内総生産)の2倍超。先進諸国中の最悪。歳出カットは全然進まないのに民間に比べ<倍>近い<高給>を貪る。自民党の中川秀直政調会長ですら、憤然と「給料は半分でもよい」とテレビで絶叫する。
火山は3回もテレビで観た。つまり<全体最悪>―――。民間だったら会社が<破産状態>だったら、給料カットは当然起る。それが<民間の掟>。だが<お上>は<無謬>―――。
4)マスコミは大部分インペイしているが
官僚の汚職・腐敗は蔓延 !
しかも最近の社会保険庁の不正・腐敗を筆頭に過去、財務省、外務省、厚生省、防衛庁など「汚職・腐敗のオンパレード」である。日経朝刊のコラム<春秋>も9月5日、「このところ公害や薬害の裁判で国が負け続けている。肝炎、基地騒音、原爆症、水俣病、じん肺―――。政策判断を誤り、無策のまま放置して被害を広げ、被害の認定基準は合理性を欠く。
こんな行政の責任を司法が厳密に判断すれば、当然、国に勝ち目はない。
(中略)国家賠償の費用も国が裁判の投じるカネも、同じ税金である。『役所は絶対間違わない』などという今どき誰も信じない、「官僚の無謬神話」を守るために、これまでどれほど「ムダな訴訟費用」を費やしてきたことか」と書いたばかり。<部分最適>を主張するから<全体最悪>―――。
公務員の「腐敗事例」は事欠かない。岐阜県庁の<裏金><17億円>。梶原拓前知事は4期16年も務め、その前は県企画部長、副知事も務めた。それでも「知らなかった」「やましいことは何もない」と言い切って見せた。
火山は「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」という米国ATT前社長F・R・カッペル「企業成長の哲学」(ダイヤモンド社)の言葉が好きだ。企業の教育担当として「管理職研修」の教材にずっと使ってきた。
5)「権限委譲」は「責任放棄」ではない、
「知りませんでした」で責任逃れ !
「結果として…」―――。不祥事で官僚や企業のトップが謝罪会見をすると、必ずといってよいほど飛び出す<決まり文句>。こんな言葉「カッペルの<辞書>にはない」―――。「知りませんでした」というのも同じ。「権限委譲」は「責任放棄」ではない。逆だ。<委譲>すればするほど<責任>は重くなる。
それこそがトップの<器>―――。「知りませんでした」など、恥ずかしくて口にできる言葉ではない。「失敗学」に話を戻そう。「先生は技術、設計分野で研究し始めた『失敗学』を経営のジャンルまで敷衍し、『波長のための失敗学』も上梓された。『失敗学の方法論は全て同じだ。必ず自分なりに観察して一つの仮説を立てる。次にそれを実証する。
そこでもう一度仮説を作り直す。この繰り返しである』という考えは説得力をもつ」―――と続く。
何を言っているか。カッペルと一緒。「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」だ。<予見>とは<仮説>なのだ。火山の「管理職研修」は<問題解決>学。。問題を分析、<仮説>を立てる。それを<検証>する。そうして<問題>を解決する。そうやって<仮説><設定能力>を高めていく。
<戦略>とは<仮説>―――。<先手必勝>とは<仮説>で<状況>を分析、環境に秘められた<好機>と<脅威>を<予見><洞察>する。そして自分の<強み>と<弱み>を掴み<必勝条件>を整える。もう一度<失敗学>…。
「日本の社会全体が成果主義といって、結果だけを見て誤った賞賛や誹謗をし、その成功や失敗から学ぶことを怠る。挙句の果てに、失敗そのものを恐れて何もしない風潮を作り出していることを大いに憂うべきだ」―――。ここからは火山の意見。
お役人の<無謬神話>―――。<神話>とはウソという意味。むしろ<誤謬>だらけ。<腐敗><不正>だらけ。でも<無謬>だから<失敗から学ぶ>こともない。ナンタルチーア。断固<官僚>リストラだ。豪腕維新の小沢一郎に期待したい。
U 自民・自公政権・政府の巨額ムダ使い
*天下り法人への補助金:12.5兆×65年=812兆円。
高すぎる公務員給与・2割分:5兆円×20%×65年=65兆円
公共事業の割高ムダ分:2兆×65年=130兆円。
自衛隊装備費 割高ムダ分:1.5兆×65年=97兆円。
輸出戻し税・輸出企業の消費税還付:3.5兆×24年=84兆円
政官業癒着・自民党体制下・政府のムダ使い合計:1188兆円
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