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「自公連立」18年目で、きしみ ? パイプ修復図る !
都議選の方針違いで、幹事長らぎくしゃく
自公連立前の公明党の理念・基本路線は ?
30数年反自民の公明党が、なぜ、自民党に従属する路線に大変質したのか ?
(news.yahoo.co.jp:毎日新聞 :2017年5/2(火) 9:30配信より抜粋・転載)
◆「自公連立」パイプ修復図る !都議選、幹事長らぎくしゃく
自民と公明の人脈図
公明党が東京都議選(7月2日投開票)で小池百合子知事の地域政党「都民ファーストの会」と選挙協力に踏み切ったことで、同党と自民党のきしみが目立っている。両党幹部の間では本音で情報交換できる人脈が細っており、ベテランや中堅から関係改善へ新たなパイプを作ろうとする動きも出てきた。【高橋克哉】
◇補佐役、重鎮が奔走
「継続的にやっていきましょう」。4月12日朝、東京・新橋のホテルで、自民の林幹雄幹事長代理と公明の斉藤鉄夫幹事長代行が初めて朝食を共にした。この場を設けた自民の西村康稔総裁特別補佐と公明の遠山清彦国対筆頭副委員長も同席。斉藤氏は選挙協力の経緯を説明し、林氏に理解を求めた。
この背景には、自公の主な調整役である幹事長と国対委員長同士(二幹二国)が信頼関係を築けていないという懸念がある。自民の二階俊博、公明の井上義久両幹事長は旧新進党以来の旧知の仲だが、与党幹部は「情を重んじる二階氏と原則を重視する井上氏は元々、波長が合わない」と話す。
その井上氏が二階氏に都民ファーストとの選挙協力を相談したのは、公明が協力を正式に決めた当日の3月10日。顔に泥を塗られた二階氏は「公明は連立を出たいなら出て行けばいい」と周囲に漏らすようになった。安倍晋三首相と山口那津男代表も定期的な昼食会を持つが、関係は表面的との見方が多い。
自民党擦り寄り派:太田昭宏前国土交通相や漆原良夫党中央幹事会会長
幹事長・国対委員長を補佐し、「B組」とも呼ばれる林、斉藤両氏らとともに、自公の細るパイプを辛うじてつないでいるのは、国対委員長を経験した重鎮たちだ。首相に近い公明の太田昭宏前国土交通相や漆原良夫党中央幹事会会長が、関係の良好な二階氏、大島理森衆院議長と水面下で相談をするのが常になった。
「共謀罪」の成立要件を改めた「テロ等準備罪」を含む組織犯罪処罰法改正案を巡っては、4月6日に審議入りしたい政府・自民党と、「刑法改正案が先だ」と主張する公明党が対立している。幹事長、国対委員長間では、調整がつかず、漆原氏らが説得に奔走した。
4月6日審議入りが決まった同3日夜、二階氏は、太田、漆原両氏らと酒席を囲んで「このメンバーとなら毎晩会いたいよ」と上機嫌に語った。
しかし与党のベテラン議員は、「本来必要な根回しがおろそかになったのは、官邸1強で野党も勢いがないから。これも与党の緩みだ」と心配する。
(参考資料)
自公連立前の公明党の理念・基本路線は ?
T 公明党「中道革新連合政権」構想5項目
公明党初期(池田第三代会長時代):
(島田裕巳『創価学会・もう一つのニッポン』139頁等):
@ 反自民党、反大資本、中道主義
A 平和・自立・中立政策に基づく外交政策、「日米安保条約の段階的解消」
在日米軍基地段階的縮小、
B 日本国憲法と議会制民主主義の擁護、
C 国民福祉優先の経済政策
D 政治経済の改革手段としての暴力革命・急進主義を否定し、漸進主義を選択する
U 自民党の一党支配を打破し、新政権軸を目指す !
(石田公明党委員長):
1993年7月、総選挙に臨む基本姿勢について、石田委員長は、「自民党の一党支配の下で、『政治腐敗が起こる 改革が叫ばれる 改革が実現しない 選挙で政権が動かない また腐敗が起こる』というような“悪循環”が何度となく繰り返され、今まさに政治不信はその極に達している。
この『“悪循環”を繰り返してきた最大の原因』は、“自民党に代わる政権の受け皿がなかった”ということであると思う」と日本プレスセンターで発言しました。
さらに、「政治を刷新して、緊張感を持たせる、また、政・官・財の癒着を断ち切るには、どうしても二つの問題が重要になってくる。
1つは“政権交代のシステム”であり、もう1つは“抜本的政治改革”だ」
と主張しました。
政権を選択できる、二大政党制をつくりたい !
(1998年8月:浜四津敏子代表)
V 池田第3代会長・長期構想、宗門事件、政権交代、自公連立の軌跡と真相
1 自公連立前:政権交代、非自民党政権樹立路線の時代
1) 大阪事件:自民党・岸信介(A級戦犯・安倍首相の祖父)政権下、昭和32(1957)年、池田青年室長等創価学会への迫害事件。台頭する民衆勢力に国家権力が、抹殺を狙った。数年後、無罪判決。
2) 言論出版事件:この頃、750万世帯達成。自民党等が脅威を感じて、
大迫害に熱中。
昭和45(1970)年、既成政党(自民・民社・共産)・マスコミから創価学会への迫害
*池田会長の長期構想(昭和41・1966年公表):1990年までに1500万世帯の創価学会にする。公明党政権で福祉社会建設を可能にする。
*第一次宗門事件:昭和52(1977)年、活動家僧侶・マスコミから創価学会への誹謗中傷が全国的に激化。山崎正友弁護士が裏で暗躍。さらに、奥に、自民党・共産党(この当時は、迫害回避の隠れ自民補完党)・米国CIAが、対米隷属自民党体制固定化のため、裏から分断工作・徹底支援していた。
3) 池田会長辞任:昭和54(1979)年4月。宗門の権威(黒幕は山崎正友、さらなる黒幕は、自民党・CIA)に屈服した首脳の真相を、池田氏は、20年後に漸く、公表できた。
*弘安2(1279)年、熱原法難・大御本尊御図顕から約700年後の出来事。
4) 平成2(1990)年:日蓮正宗・日顕一派が、C作戦(創価学会を破門・法華講増加が狙い)を決定・実行。
*山崎弁護士が、裏で暗躍していた。改革派・公明党の勢力を弱体化する謀略があり、さらに奥の巨大黒幕の、自民党・米国CIAが裏から支援して、分断工作をした。
5) 日蓮正宗・日顕一派が、創価学会を破門:平成3(1991)年11月。
6) 細川連立政権誕生:平成5(1993)年。公明党、大臣4人
(石田・坂口・神崎・広中)。
*ロッキード事件・リクルート事件・東京佐川急便事件など多発する政治腐敗を批判し、政治改革を期待する世論を背景に非自民・非共産の八党派が結束し、「細川連立政権」が発足した。
自民党・米国CIA が、“狙うべき標的は、細川連立政権を支える強固な大組織・公明党・創価学会へのあからさまな攻撃”である。その攻撃の尖兵となり、「自民党の意志」を代弁したのは、やはり、一部週刊誌・月刊誌であった。
一方、創価学会を破門し、信者が激減、離山する青年改革僧侶からも、「日顕、悪いのは、お前だ!」などと弾呵され、窮乏した日顕。
「すっかり落ち目の大自民党と凋落一途の「日顕」一派は、同病相哀れむもの同士となり、公明党・創価学会を「共通の敵」とすることで、「日顕」と自民党しっかりと結びついていった。
7) 自民党は、野党に転落。
細川政権の基盤・公明党・創価学会への誹謗中傷激化。
*反創価学会(弾圧目的)の自民党系団体:「創価学会等の社会的不正を糾す議員連盟」
「憲法二十条を考える会」・「民主政治研究会」・「四月会」(宗門幹部も参加・自公連立後、解散)など。平成6(1994)年12月、小沢一郎グループと公明党等が新進党結成。非自民党政権樹立、政権交代可能な民主政治体制構築に邁進。平成9(1997)年12月、新進党解党(裏に、自民党・CIAの巧妙な分断工作・謀略あり)。6政党に分裂。
2 自公連立固定化・政権交代阻止・自民党公明派に大転換 ?
1) 自自公連立:平成11(1999)年10月:自民・自由・公明の連合政権誕生。
2) 平成12(2000)年4月、自由党が、政権離脱、自公保連立政権→自公政権へ移行
1998年4月・民主党結成。2003年9月・鳩山民主党・小沢自由党が合併。
2009年9月鳩山政権成立
W 公明党・創価学会攻撃のため、自民党がつくった主な組織
★「創価学会等の社会的不正を糾す議員連盟」:中心者:三塚博元大蔵大臣
★「民主政治研究会」:代表:島村宜伸(しまむら・よしのぶ)元文部・農林大臣
★「憲法二十条を考える会」:代表:亀井静香・元運輸・建設大臣
★「四月会」(死学会):代表幹事:俵孝太郎(評論家)
顧問:勝部真長(お茶の水女子大学名誉教授)、秦野章(元法務大臣)、
藤原弘達(評論家)
X 法華経の行者への迫害の構図と実態は ?
T) 有力宗教団体等と国家権力との連合
による、法華経の行者への迫害の構図:
*鎌倉時代、小松原の法難では、日蓮一行10人に数百人で地頭達が襲撃した。
*竜の口の法難では、日蓮大聖人の小さな庵に数百人の武装兵士で襲撃した。
極く小さな教団でも、宗教界有力者と鎌倉幕府の権力者が結託した、大弾圧であった。
2)現代の一次・二次宗門事件等、
一次:1977年(昭和52年)〜 二次:1989年(平成元年)〜
800万世帯の大教団、数千名の公明党議員、数千名の秘書・本部職員・公明党職員のいる創価学会への迫害が、200名程度の活動家僧侶と山崎弁護士たちだけで、するわけはないし、できるわけがない。
多くの評論家たちが、宗門の後ろに、自民党や米国CIAの支援があったと著書に記述している。
大聖人時代の迫害の構図と同様、現代において、有力宗教者・マスコミ・大資本と国家権力との連合による、法華経の行者(池田第3代会長・創価学会員)への迫害の真相・誰が僭称増上慢(仏の敵)かの真実を、創価学会員にインペイし、16年超、自公連立することは、日蓮大聖人・牧口先生・戸田先生への違背・裏切り行為になりませんか?
Y 自民党権力に迎合・屈服した公明党
魚住昭氏の主張:
(魚住昭『差別と権力』講談社2004年、295〜296頁より抜粋・転載)
後に、野中広務元幹事長が、自公政権作りを成し遂げた後、有力支持者の1人が「どうやって学会・公明党とのパイプをつくったんですか」と野中に聞いた。すると野中はこう答えたという。
「叩きに叩いたら、向こうからすり寄ってきたんや」
と著書にしるしている。
Z 公明党・創価学会への迫害と懐柔の主体・黒幕は自民党 !
下記の要約は、吉村元佑(元公明新聞・特派員)著『謀略の環』
・2000年発行、より抜粋。
(同様の記述は、野崎勲(創価学会・総合青年部長)『謀略』・1981年発行 、丸山実『月刊ペン事件の内幕』・1982年発行、丸山実著『創価学会つぶしに出た法主日顕の陰謀』・1991年発行 、北林芳典・元月刊誌『第三文明』編集者・著「邪智顛倒」はまの出版梶E1994年発行 佐倉敏明著 『週刊誌のウソと捏造』・1996年発行、佐倉敏明著『誑し屋山崎正友の虚言商法』・1998年発行、安部義和著『陰謀』(株)中外日報、1997年発行、奥野史郎『謀略僧団・悪業の巣・山崎正友と正信会』徳間書店、1981年発行、にもある。
丸山実氏は、対米隷属・自民党一党支配を支援し続けた歴史を持つ、CIAとその手法を考慮して、謀略の裏には、米国CIAの動きを指摘している)
1. 悪徳弁護士・山崎正友の駆け込先は「自民党」 !
山崎正友が仕掛けた、「宮本宅盗聴事件」暴露で、日本共産党までを私怨に巻き込み、「創共反目」という手土産を持って、山崎は、政権党・自民党に駆け込んだのである。「創価学会攻撃」のウラには、底知れぬ黒々とした「巨悪の構造」があったのである(170〜173頁)。
2.改革勢力への分断工作として利用された日顕一派 !
ロッキード事件・リクルート事件・東京佐川急便事件など多発する政治腐敗を批判し、政治改革を期待する世論を背景に非自民・非共産の八党派が結束し、「細川連立政権」が発足した。
自民党は自ら反省・改革することを忘れ、他党を攻撃して、「謀略で政権奪取」を狙った。
“狙うべき標的は、細川連立政権を支える強固な大組織・公明党・創価学会へのあからさまな攻撃”である。一方、創価学会を破門し、信者が激減、離山する青年改革僧侶からも、「日顕、悪いのは、お前だ!」などと弾呵され、窮乏した日顕。
すっかり落ち目の大自民党と凋落一途の「日顕」一派は、同病相哀れむもの同士となり、公明党・創価学会を「共通の敵」とすることで、しっかりと結びついていった。
3.反学会・自民党議員グループの講師はペテン師・山崎正友 !
1993(平成5)年12月、山崎正友は主に自民党議員で構成される「民主政治研究会(代表・島村代議士)の勉強会の講師として招かれた。
刑務者出所間もない犯罪者・山崎講師のご意見を拝聴しようという、国会議員グループの大半は自民党国会議員であった(229頁)。
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