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第27回党大会に対する中央委員会報告(第9回)
新しい統一戦線を推進する質量ともに強大な党建設を
幹部会委員長 志位和夫隠れ自民党とは ?
(www.jcp.or.jp:2017年1月17日より抜粋・転載)
日本共産党第27回大会で、1月15日、志位和夫委員長がおこなった大会に対する中央委員会報告は次の通りです。
第1章(新しい政治対決の構図と野党連合政権)について
第2章(世界の新しい動きと日本共産党の立場)について
第3章(安倍・自民党政権を打倒し、新しい日本を)について
第4章(国政選挙と地方選挙――野党と市民の共闘の前進、日本共産党の躍進を)について
以上は前8回投稿済みです。以下はその続きです。
◆統一地方選挙、中間地方選挙の勝利をめざして
今年4月は、統一地方選挙にむけた折り返し点となります。決議案は、「すべての道府県議会での複数議席実現、議席増への挑戦」、「県議空白の政令市での県議議席獲得」、「政令市の市議空白区の克服」をはじめ、躍進をめざす目標を打ち出しています。積極的な政治目標と候補者の決定を急ぎ、候補者を先頭に攻勢的な取り組みを開始しましょう。
自治体の合併などもあり、いまでは選挙件数は中間選挙のほうが多くなっています。「地方議員第1党の奪回」は、中間選挙いかんといっても過言ではありません。中間選挙の一つひとつを重視し、得票と議席を増やし、党躍進の流れを広げていきましょう。
決議案では、党議員空白自治体の克服を特別に強調しています。党議席空白の克服の成否は、党建設の成否と一体であります。党員拡大を根幹にすえた党勢拡大に取り組み、移住も含め早い段階で候補者を決め、開拓者の精神で、計画的・系統的な取り組みをすすめることを、呼びかけるものであります。
日本共産党の地方議員数は、2000年の第22回党大会時をピークとして、市町村合併の影響を受け、大会ごとに減少してきましたが、第26回党大会期の3年間は2691人から2811人へと、久方ぶりに増勢に転じました(拍手)。全党の力でつくったこの上げ潮の流れを必ず継続、発展させ、「地方議員第1党の奪回」をやりとげようではありませんか。(拍手)
◆「市民・国民とともにたたかう」選挙、後援会活動の強化について
決議案第25項は、野党と市民の共闘の発展という新しい情勢にふさわしく、選挙方針を抜本的に発展させることを提起しています。
決議案は、「市民・国民とともにたたかう」、壮大な選挙戦を発展させることを訴えています。参議院選挙では、無党派や他党支持だった方の中で、日本共産党とその候補者を自発的に応援し、ともに選挙をたたかう動きが、かつてない規模で全国各地に広がりました。ここで培われた新しい信頼と連帯の絆を大切にし、共同の取り組みを発展させます。
同時に、決議案では、日本共産党後援会活動について、「いまわが党に新しい注目を寄せ、応援しようという人々が、参加しやすい活動へと思い切って改善し、その発展・強化をはかる」ことを呼びかけています。
この間の選挙戦の特徴は、一人ひとりの国民が、「戦争する国づくりは許せない」「子どもたちに憲法9条を残したい」「原発再稼働を止めたい」など、主権者としての強い思いをもって、主体的に、「自らの選挙」として立ち上がっていることにあります。日本共産党後援会がこうした思いを受け止めて、新しい情勢のもとで、「党と支持者が協力して選挙戦をたたかう基本組織」として発展するよう力をつくそうではありませんか。
参議院選挙の経験でも、北海道で一番高い18%の得票率を記録した広尾町では、45%の世帯に後援会ニュースを届け、日常的に結びつき、対話しています。県全体で17・4%の得票率を獲得した高知県では、有権者比で7・4%の後援会員を組織しています。日常的にどれだけの後援会員を組織し、季節の行事や「集い」などをともに取り組み、心かよう関係をつくりだしているかどうかが、選挙戦の結果を大きく左右しています。日本共産党後援会活動の抜本的強化を心から訴えるものであります。
第5章(新しい統一戦線を推進する質量
ともに強大な党建設を)について
次に、決議案第5章について報告します。この章は、新しい統一戦線を推進する質量ともに強大な党建設をすすめる方針を提起しています。
第26回党大会後の3年間の党建設の取り組みと教訓、大会の二つの呼びかけ
「党勢拡大大運動」、前大会以降の党勢拡大の到達点
第26回党大会期の3年間、全党は、各分野での国民運動・市民運動の発展、国政選挙と地方選挙での勝利・躍進をめざす取り組みと一体に、党建設・党勢拡大に、大きな力を注いできました。3回の「躍進月間」「大運動」――党員拡大を根幹にすえた党勢拡大の集中的取り組みをすすめてきました。
党大会にむけて、全党は、昨年9月の6中総決定が呼びかけた「第27回党大会成功をめざす党勢拡大大運動」に取り組んできました。全党の大奮闘によって、「大運動」の4カ月通算で、昨日までに、新入党員は4100人を超えています(拍手)。福岡県・直鞍地区委員会に続いて、山形県・最北地区委員会が昨日夜に「大運動」目標を達成し、二つの地区委員会が「大運動」目標を達成して大会を迎えています(拍手)。みんなでたたえたいと思います。(拍手)
「しんぶん赤旗」の読者の拡大は、昨年の9月、10月、11月、12月と4カ月連続で前進し、日刊紙2489人、日曜版1万514人、あわせて1万3003人の増加となりました。宮城県・東部地区委員会、長崎県・五島地区委員会、大分県・南部地区委員会、沖縄県・北部地区委員会、沖縄県・八重山群委員会の五つの地区・群委員会が、日刊紙、日曜版とも、そして富山県と23の地区委員会がそのいずれかで、前大会水準を回復・突破して大会を迎えています。(拍手)
第26回党大会期の3年間の新入党員は2万3千人、44・2%の支部が新しい党員を迎えています。党勢の現状は、党員現勢で約30万人、「しんぶん赤旗」の読者は、日刊紙、日曜版読者をあわせて約113万人であります。
私は、この間、一人ひとりのかけがえのない人生を党とともに歩む決意をされた新入党員のみなさんに心からの祝福と歓迎のメッセージを送ります。(拍手)
党建設の仕事は、社会変革の主体を大きくするロマンある活動であるとともに、大きな苦労をともなう活動であります。粘り強く、不屈に、党建設の仕事をすすめてきた全党のみなさんの努力に、私は、心からの敬意と感謝を申し上げるものです。(拍手)
◆「党勢倍加、世代的継承」に挑戦する実践を通じての教訓
この3年間、「党勢倍加、世代的継承」の「二大目標」に挑戦する実践を通じて、今後に生きる教訓が浮き彫りになっています。
第一は、たたかいと一体に党勢拡大が前進していることです。この3年間、わが党は、安保法制=戦争法廃止のたたかい、暮らしの問題、原発の問題、基地問題、憲法問題など、あらゆる分野での国民運動、市民運動に参加し、その発展のために力をつくしてきました。
そのなかで、ともにたたかってきた人々のなかから新しい党員を迎え、党に新鮮な息吹と活力が生まれているのは、たいへんうれしいことであります。「しんぶん赤旗」は、“タブーなく真実を伝える国民共同の新聞”として新たな注目と関心が広がり、新しく購読する人が増えています。一昨年の安保法制=戦争法の強行以後、党中央にだけでも、1500人を超える「赤旗」申し込みが寄せられています。
第二は、日本共産党綱領が党建設でも生きた力を発揮していることです。野党と市民の共闘に取り組むなかで、綱領に対するかつてない注目と関心が寄せられています。「綱領を語り、日本の前途(未来)を語り合う集い」が、各地で無数に開かれ、大きな力を発揮しています。綱領パンフレット・『JCPマニフェスト』がどこでも話題になり、「規約通りの党員拡大」が強められています。
綱領全文の通読を新入党員教育の基本としたことが、教育をする側も、受ける側も、大きな力となっています。「綱領・古典の連続教室」に取り組む支部が広がり、「どんな情勢のもとでも将来を展望して頑張れる」など、大きな力を発揮しています。2004年の第23回党大会で綱領を決定してから13年になりますが、いま綱領が多くの国民の気持ちと響きあい、日本の政治を動かす時代がやってきています。「綱領の力」に深い確信をもってすすもうではありませんか。(拍手)
第三は、党員拡大を根幹にすえることが党活動の総合的発展の原動力になっていることです。党員拡大を根幹に据え、一貫して追求している地区や支部は、例外なく、「支部が主役」の党活動が総合的に前進しています。党組織が活性化し、要求実現の運動、宣伝活動、選挙活動、機関紙活動など、さまざまな党活動の前進が始まっています。
入党の働きかけのさいに、党の側が一方的に話すのでなく、相手を、政治を変える主役としてリスペクト(尊敬)し、その思いをよく聞くことが、党員拡大をすすめる力になり、すぐ結果に結びつかなくても党への信頼と絆を高めることになる――これは、この間の実践でえられた大切な教訓であります。相手をリスペクトし、その思いをよく聞き、思いにかみあわせて応答し、力をあわせてともに前進する。
私たちがこうしたリスペクトの姿勢を貫くことは、野党と市民の共闘を発展させるうえでも、また党機関と党支部との関係、党支部と党員との関係、そして党と国民との関係を豊かに発展させるうえでも、今日の情勢のもとで、党のあらゆる活動の発展にとって重要となっていることを強調したいと思います。“リスペクト運動”大いにやろうではありませんか。
◆党勢拡大を持続的な上げ潮の軌道に
――大会の二つの呼びかけ
この間の党勢拡大の到達点、教訓を踏まえ、第27回党大会として、全党の同志のみなさんに次の二つの呼びかけをおこないます。
第一は、「第27回党大会成功をめざす党勢拡大大運動」の目標総達成のために、最後まで力をつくすことであります。「大運動」の期日は1月末までです。延長は考えていません。党員拡大、読者拡大の党大会時の到達は、1月末時点の到達が記録されます。みんなで荷を背負えば荷は軽いし、みんなが立ち上がれば一挙に目標達成はできます。
この党大会に呼応し、党大会を一大跳躍台として、目標総達成に正面から挑戦しようではありませんか。(拍手)
第二は、「大運動」で開始された党勢拡大の前進の流れを、絶対に中断、後退させることなく、2月以降も持続的に発展させることであります。私たちが、「大運動」を通じて一貫して重視してきたことは、一つひとつの支部が、「大運動」を「私たちの支部の『大運動』」として自覚的に取り組むようにしようということでした。
この点で、9割以上の支部が党大会決議案を討議し、約6割の支部が「大運動」で足を踏み出し、成果をあげていることは、たいへん重要な到達であります。全党が苦労に苦労をかさねてつくりあげてきた党勢拡大の前進の流れを、2月以降も持続的に発展させ、上げ潮の軌道にのせるために、あらゆる知恵と力をつくすことを、私は、心から訴えるものであります。(拍手)
−この続きは次回投稿します−
(参考資料)
隠れ自民党とは ?
安保法案に賛成、安倍内閣不信任案に反対、「日本収奪の最終兵器」・TPPに賛成の
日本維新の会(元・おおさか維新)・新党改革・日本のこころを大切にする党(元・次世代の党)・日本を元気にする会は、看板だけの野党で、正体は、隠れ自民党で〜す !
国民騙し上手は、安倍首相並みです。
故に、党首討論・国会等で、自民党批判はせず、野党共闘批判等
をして、安倍首相を助けています。
建前、平和・中道主義・大衆福祉・公明党の正体は、
戦争・右翼・弱肉強食・ペテン師・売国奴・金権腐敗
自民党の山口派、自民党政治家と同類で〜す !
自民・公明・隠れ自民は、自民党の悪政・人物破戒工作・格差拡大等
は隠蔽、支持者騙しは、ダントツ上手、安倍首相並みで〜す。
自公維新の支持者の大部分は、騙されて、悪徳政治屋
・ペテン師に利用されている !
* マスコミ報道「鵜呑度」 日本人70%、英国人14% !
占領政策でダントツ騙されやすくされた日本国民 !
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