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公約実現のため、翁長雄志知事は二の矢三の矢を射る必要がある !
翁長知事の行動は、建前の「ポーズ」の反対、
実態上は、「辺野古に基地を作らせる」「結果」を
生み出すものになっている !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/12/13)
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1)日本の裁判所は、安倍政権の家来であり、国勝訴の
判決を確定させる事は明白だ !
2)少数の中立の裁判官は、給料や役職等で、いじめられ、
左遷されるのが、実態だ !
3)翁長氏は、あらゆる手段を駆使して辺野古に基地を造らせない」
事を公約したが、実行は不十分だ !
4)政府は、事前協議書を、沖縄県の受理が不可欠だったので、
翁長知事は、妥協して、受理した直後に埋立承認の取消に動いた !
5)翁長知事は、何回も裁判を起こす等して、時間を稼いで
いる間に、政権の交代を待つべきだ !
6)真摯に「辺野古に基地を造らせない」ことを求めた
沖縄県民は、翁長氏を支援した !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)翁長知事の政府への妥協的言動は、
沖縄県民の強い期待を失望させている !
沖縄の主権者は、翁長氏に強い期待を抱き続けている。
しかし、「辺野古に基地を造らせない」という公約は、次第に実現可能性を、低下させている。
翁長氏は、オスプレイが配備される高江ヘリパッド建設に反対することを明言したが、高江ヘリパッド建設が、強行されている。この高江には、すでにオスプレイが飛来している。
問題は、このような現実がありながら、翁長氏が、国および自民党の幹部に対して、正面から異議を唱えていないことである。
自民党の二階俊博幹事長、安倍政権の菅義偉官房長官と直接会談する
機会が何度もあった。
8)翁長知事は、オスプレイが配備される高江
ヘリパッドを、拒絶する意思を表明していない !
しかし、これらの歓談において、翁長氏は、オスプレイが配備される
高江ヘリパッドを拒絶する意思を表明していない。
「辺野古に基地を造らせない」ことを執拗に訴えることをしていない。
国と裁判を戦っても、裁判所は、国(安倍政権)の側に立つのだ。
なぜなら、裁判所は、「法の番人」ではなく、「行政権力の番人」であるからだ。
しかし、裁判に訴える手法は有効である。確実に時間を稼げるからである。
重要なことは、本格的な基地建設工事を、着工させないことである。
この意味で、何よりも重要なことは、辺野古基地の本体工事着工を阻止することだった。
この本体工事に着工するために必要不可欠な条件が、国と沖縄県との間
の事前協議であった。
9)翁長知事の埋立承認の取消の遅延は、国による
事前協議書を受理することにあったのであろう !
翁長氏が、埋立承認の取消に動くのが、極めて遅かった理由は、
国による事前協議書を受理することにあったと思われる。
現在、本体工事は一時中断しているが、工事が再開されれば、辺野古基地建設が、既成事実化されてしまう可能性が高い。
基地建設が進行してしまうと、基地建設中止の決定が、「利益のない」こととして、跳ねられてしまう可能性が高まるのである。
翁長氏の支援者の一部に、「基地建設反対は、姿勢を示すだけでいい。最終的に基地が造られてしまっても、それは翁長氏の責任ではない」という声がある。
10)翁長知事側の反対のポーズだけの人は、
国から利権支出の資金増額を狙っている !
この支援者(反対のポーズだけの人)にとっては、基地が建設されることに問題はなく、国から利権支出の資金が流れてくることが重要なのである。
翁長氏の支持陣営のなかには、このようなスタンスを示す勢力が存在すると見られる。
うがった見方かも知れないが、当初から、このようなシナリオが、
当初から存在していた可能性がある。
11)公約や反対のポーズで、多数の沖縄県民が、
騙されている、可能性大である !
仮にこれが真実だとすると、多数の沖縄県民が、騙されていたことになる。
このような仮説が真実にならぬよう、「辺野古に基地を造らせない」ことを求める沖縄県民は、翁長雄志知事に、率直な疑問をぶつける必要がある。
そして、翁長氏が明言してきた、「あらゆる手段を駆使して、辺野古に基地を造らせない」行動の実行を強く求めるべきである。
裁判で、沖縄県が負けることなど、織り込み済みの変化で会って、本当に「辺野古に基地を造らせない」公約を実現するためには、二の矢、三の矢を、射続けなければならない。
オール沖縄のメンバーは、翁長雄志知事に、直ちに埋立承認の撤回に進むことを強く求めるべきである。
(参考資料)
翁長知事の行動は、建前の「ポーズ」の反対、実態上は、
「辺野古に基地を作らせる」「結果」を生み出すものになっている !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/12/02より抜粋・転載)
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1)翁長沖縄県知事の本音は、「辺野古米軍基地
建設を容認している」ようだ !
沖縄の真相が、ようやく誰の目にも明らかになり始めている。「沖縄の真相」とは何か。
それは、沖縄県知事の翁長雄志氏が、「辺野古米軍基地建設を容認している」
ということだ。
2014年の沖縄県知事選で私が執拗に求めたことは、辺野古基地建設の基礎になる埋立承認の取消、撤回を知事公約に明記することだった。
県知事が、埋立承認の撤回、取消に動かない限り、辺野古基地建設を止めることはできない。
したがって、知事選公約に、これを明記することが、絶対に必要であると主張した。
当時、有力候補とされていた、翁長雄志氏は、この点を明確にしなかった。
私は沖縄を訪問し、シンポジウムで問題提起をした。
翁長雄志氏は、知事選への出馬会見で、記者からこの点を追及されると気色ばんだ。
2)翁長氏は、埋立承認の撤回、取消を明示
できない理由として、「腹八分の合意」を挙げた !
翁長氏は撤回、取消を明示できない理由として、「腹八分の合意」を挙げた。
その意味は定かではないが、次のように推察された。
翁長氏を支持する勢力には、従来の革新勢力だけでなく、翁長氏が所属してきた、
自民党支持者が含まれる。
この自民支持者は、辺野古基地建設に反対ではなく、むしろ、容認する勢力である。
これらの広範な支持を獲得するには、辺野古基地建設を、本当に止めてしまうような、実効性の高い公約を明示できない。こんなことになるのだと思われた。
3)翁長氏支持者に、辺野古基地容認勢力があり、
高江ヘリパッド建設を事実上容認する行動を示した !
沖縄県の翁長雄志知事が、高江ヘリパッド建設を事実上容認する行動を示した。
沖縄タイムズは、次のように伝えている。
「東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対すると明言して2014年の知事選で当選した翁長雄志知事が28日、工事を事実上容認する立場を明らかにした。
知事は「オスプレイ配備撤回で物事は収れんされるのではないか」とするが、地元住民からは「既にオスプレイは、飛んでいる。知事は一度も現場を見に来ていない」「公約違反だ。高江を切り捨てるのか」など批判の声が上がった。
4)沖縄地元住民からは、「公約違反だ。高江を
切り捨てるのか」など批判の声が上がった !
識者からは「辺野古新基地建設反対の立場は明確にした」と評価する意見があった一方で、「住民が工事差し止めの仮処分を申し立てている中で、残念な選択だ」との声もあった。」
記事は、「「辺野古新基地建設反対の立場は明確にした」と評価する意見があった」とするが、これも“事実誤認の評価”である。
翁長雄志氏はすでに辺野古基地の陸上工事を容認している。
また、本ブログ、メルマガで再三指摘し続けてきたように、翁長氏による「埋立承認取消」措置は、沖縄県が辺野古基地建設本体工事に関する事前協議書を受理した後であった。
辺野古米軍基地建設の本体工事を着手できる段取りが整うまで、「埋立承認取消」を先送りしたものだった。
5)翁長氏の行動は、実態上は、「ポーズ」の反対、「辺野古に
基地を作らせる」「結果」を生み出すものになっている !
つまり、翁長氏の行動は、「辺野古に基地を作らせない」「ポーズ」を取りながら、実態上は、「辺野古に基地を作らせる」「結果」を生み出すものになっているのである。
本ブログ、メルマガでは、本年8月8日付記事:「高江ヘリパッド阻止にはオール沖縄対応不可欠」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-153d.html
「札束で米軍基地強要安倍政権にNO!」:http://foomii.com/00050:で、高江ヘリパッド建設に対する翁長氏の曖昧な姿勢を指摘した。
「高江での安倍政権による暴走を阻止するためには、翁長知事の
リーダーシップ発揮が不可欠である。
高江で県道70号を封鎖し、不必要な検問をしているのは沖縄県警であり、県道は沖縄県に管理責任があり、県道上における沖縄防衛局による不法行為に対しては沖縄県が毅然とした姿勢を示す必要があるからだ。」とも記述した。
6)安倍・暴走政権下、高江ヘリパッド建設反対運動
に対する弾圧が激しさを増している !
この沖縄で、さらに高江ヘリパッド建設反対運動に対する弾圧が激しさを増している。
「県警 8カ所一斉捜索 辺野古抗議の4人逮捕 1月の搬入妨害容疑」
(沖縄タイムス)
「県警、平和センター捜索 辺野古抗議拠点も 山城議長ら4人逮捕」(琉球新報)
沖縄県警が11月29日、辺野古、高江両新基地反対の拠点となっている沖縄平和センターはじめ8カ所を突然家宅捜索し、山城博治同センター議長らを逮捕した。
沖縄県と安倍政権が連携して高江ヘリパッド建設反対運動に対する弾圧を強化しているのである。
沖縄で辺野古基地建設反対、高江ヘリパッド建設反対の思いを持つ県民は、そろそろ
翁長氏の真実の姿を冷静に見つめる必要があるだろう。
7)仲井真元知事も、辺野古基地建設反対を唱えて、
その後、寝返り、沖縄県民を裏切った !
仲井真弘多元知事も、辺野古基地建設反対を唱えて沖縄県民を結局は裏切った。
翁長氏が同じ流れにあることは、ほぼ間違いのない状況が鮮明化している。
真実を見つめるべきときが来ている。
沖縄県の翁長雄志知事が高江ヘリパッド建設を事実上容認したとされる発言について、沖縄タイムス紙の報道を紹介する。
「翁長雄志知事は、就任2年を迎えるのを前に28日、報道各社のインタビューに応じ、米軍北部訓練場の一部返還に関し、「苦渋の選択の最たるものだ」と述べ、6カ所のヘリパッド建設を事実上容認する姿勢を示した。
翁長知事は、約4千ヘクタールが返還されることに「異議を唱えるのは難しい」とした上で、現状に関し「6つのヘリパッドが造られ、環境影響評価がないまま、オスプレイが飛び交うという大変厳しい状況だ」と指摘した。−以下省略します−
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