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小泉進次郎氏「TPPは消えた」と明言 ! トランプ氏のTPP離脱メッセージで、
ペテン師・安倍首相は、選挙後、公約違反
して、TPP交渉への参加を発表・推進した !
(www.huffingtonpost.jp: 2016年11月23日 19時26分より抜粋・転載)
The Huffington Post | 執筆者: 吉川慧
JST:自民党の小泉進次郎・農林部会長は11月23日に東京都内で講演し、「TPPが事実上消えた」と述べ、アメリカを含めた環太平洋経済連携協定(TPP)の発効が絶望的になったとの見通しを示した。朝日新聞デジタルなどが伝えた。
アメリカのトランプ次期大統領は、11月21日(日本時間22日午後)、2016年1月の就任初日に実行する政策を示したビデオメッセージを公表し、「TPPからの離脱の通知を出すつもりだ」と、選挙後に初めてTPPについて言及した。
■小泉氏「私はTPP交渉にすぐ参加すべきと言った」
小泉氏はトランプ氏の発言に関し、「私は(自民党が)野党の時から、TPP交渉にすぐに参加すべきだと言っている少数派だった。党内は反対の大合唱ですから、私は選挙で農協中央会から推薦をもらうことはできませんでした」と、自身はTPP推進派だったと語った。
その上で小泉氏は、「今、TPPが事実上消えた。米国が入る形では消えた」と述べ、TPPの発効が不可能になったとの見通しを示した。
TPPの発効には、加盟12カ国の国内総生産(GDP)の85%以上を占める、6カ国以上の批准が必要となる。アメリカは加盟国全体のGDPのうち60.4%を占めており、アメリカが離脱すれば、現行のTPPの発効が不可能となる。
■TPP発効、事実上不可能に 閣僚の反応は?
TPPをめぐっては、参加12カ国の首脳会合が、11月19日にペルーの首都リマで開催された。安倍晋三首相は、21日(日本時間22日午前)の記者会見で、「アメリカ抜きでTPPの発効を目指すという意見については12か国の会議では議論にならなかった。
TPPは、アメリカ抜きでは、意味が無く、根本的な利益のバランスが崩れる」と訴えた。
トランプ氏と会談し、「信頼できる指導者と確信した」と評した安倍首相にしてみれば、トランプ氏のTPP離脱発言は、はしごを外された格好だ。
トランプ次期米国大統領と握手を交わす安倍首相(写真は省略)
安倍内閣の閣僚はどう反応したのだろうか。
菅官房長官は、11月22日午前の会見で、「まだ(オバマ)現政権が続いているわけですから、しっかり見守っていきたい」「米国やほかの署名国に対し、国内手続きの完了を働きかける」と述べ、引き続き批准を求める姿勢を示した。
岸田文雄外相は、11月22日の参院TPP特別委員会で、「トランプ次期大統領は選挙戦中もさまざまな発言をしてきた。新政権が具体的にどういった政策を行うのか、今の段階で予断を持って申し上げるのは控える」と発言した。
その上で、「TPP首脳会合では、アメリカも含めて国内の手続きを進めていくことの重要性を確認し、経済的・戦略的な重要性も確認したところだ。今はまず、わが国も各国と連携しながら、国内手続きを進め、機運を盛り上げるべきだ」と答えた。
石原伸晃TPP担当相は、11月22日の閣議後会見で、「ひるむべきではない」「立ち止まることはできない」と発言した。「戦後日本の発展を考えたとき、『自由貿易』『ブロック経済と対峙』は、どんな状況になろうと日本国の運営上、必要だ」と述べ、今国会でTPP協定の承認案と関連法案の成立を目指す考えを強調した。
■トランプ氏 TPPではなく、2国間のFTA
(自由貿易協定)を志向か ?
大統領就任初日にTPPを離脱すると明言したトランプ氏だが、一方で「雇用と産業をアメリカに取り戻す公平な2国間貿易協定の交渉を進めていく」と、同じビデオメッセージ内で述べている。
トランプ氏は大統領選で「アメリカに不利な自由貿易が雇用を喪失させた」と訴え、多国間の自由貿易を否定。製造業が衰退した中西部の「ラストベルト」と呼ばれる地域に暮らす労働者層の支持を集めた。2国間のFTAは、アメリカとしては相手国に圧力をかけやすい。
一方、日本側にしてみれば、アメリカ産牛肉の関税引き上げや農産物などの市場開放など、TPP以上の譲歩を迫られる可能性がある。
(参考資料)
ペテン師・安倍首相は、選挙後、公約違反
して、TPP交渉への参加を発表・推進した !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/09/12より抜粋・転載)
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1)臨時国会での最大の争点が、
「日本収奪の最終最強兵器」・TPPになる !
臨時国会は、9月26日に召集され、11月末までの会期が設定される見込みである。
この臨時国会での最大の争点がTPPになる。
11月末までの批准を実現するために安倍政権は10月末までの衆院通過を目指すことになるが、事はそう簡単には進まない。
安倍政権与党は衆院の3分の2勢力を有し、参議院でも多数議席を占有している。
しかし、自民党は2012年12月総選挙で、「TPP断固反対 !」、「TPP交渉への参加に反対 !」のポスターを貼り巡らせて選挙戦を展開した。
主権者の多数が、自民党が「TPP反対」であることを前提に投票している。
2)ペテン師・安倍首相は、選挙後、公約違反して、TPP
交渉への参加を発表・推進した !「暴走」、「狂走」だ !
ところが、安倍晋三首相は、選挙から3ヵ月も経たない、2013年3月15日に、TPP交渉への参加を発表した。「ペテン政治」の本領を、ここでも発揮したのである。
しかも、自民党は2012年12月の選挙に際して、「6項目の公約」を明示した。
この公約を遵守してのTPP交渉参加であるなら、主権者の理解もある程度は、得られるかも知れないが、安倍政権が、今、推進しているTPPは、この6項目の公約をことごとく踏みにじるものである。
これを「暴走」、「狂走」と言わずして何と言えるだろうか。
TPPについては、二人の代表的識者が、必読の書を公刊されている。
3)山田正彦元農林大臣と鈴木宣弘教授が、
TPPの真実を、著書に記述した !
山田正彦元農林水産大臣と鈴木宣弘東京大学教授である。
山田正彦氏の新著、『アメリカも批准できないTPP協定の内容は、こうだった !』
(山田正彦著、株式会社サイゾー、税込1620円):http://goo.gl/55q17O
は、安倍政権が臨時国会で強硬批准しようとしているTPP最終合意文書について、その問題点を、具体的事例をふんだんに盛り込みつつ、分かりやすく解説した書である。
日本の主権者すべてにとって必読の書になっている。
東京大学の鈴木宣弘教授は、農水省官僚を経て、東大教授に就任した、行政の表裏を知り尽くした、この分野の第一人者である。
4)鈴木教授は、日本が、TPPに参加すべきでない
ことを、的確に指摘し続けてきた !
TPPの問題点を、当初から的確に指摘し、日本が、TPPに参加すべきでないことを、的確に指摘し続けてきた。その鈴木宣弘氏が、『悪魔の食卓』(角川書店、1404円):http://goo.gl/LY3Pn2:を刊行された。副題には、「TPP批准・農協解体がもたらす未来」とつけられている。
5)堤未果氏もTPPの真実を、著書に記述した !
堤未果氏が著された、『政府はもう嘘をつけない』(角川新書):https://goo.gl/u7rBXl:
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-c2f5.html
と合わせてTPPを正確に理解するための三部作となっている。
さらに、山田正彦氏や弁護士の和田聖仁氏、PARCの内田聖子氏、食健連事務局長の坂口正明氏などによる、TPP分析チームが取りまとめたブックレット:『このまま批准していいの?続・そうだったのか!TPP 24のギモン』:http://notppaction.blogspot.jp/2016/08/tppq.html
が広くTPPの問題点を理解してもらうための決定版である。
6)ブックレットは、広くTPPの問題点を
理解してもらうための決定版である !
ネットから無料でダウンロードすることができ、1部100円で取り寄せることもできる。
申込フォームは、http://notppaction.blogspot.jp/2016/08/tppq.html。
素晴らしい資料であるので、この資料を日本全国に拡散することがまずは必要だ。
臨時国会でのTPP批准を阻止するために、10月5日から毎週水曜日夕刻に「国会前水曜行動」を実行する予定である。
衆議院議員会館内で「情勢共有集会」を開き、国会議員からの情勢報告を受けたうえで、国会前街頭で「国会前水曜行動」が実行される。
7)主権者が行動し、この主権者を不幸にする
TPP批准を阻止すべきだ !
主権者が行動し、この主権者を不幸にするTPP批准を阻止しなければならない。
また、10月15日(土)正午から、東京都港区「芝公園23号地」において「TPPを批准させない!10.15一万人行動」:http://nothankstpp.jimdo.com/スケジュール/:が実施される予定である。臨時国会最大の争点になる、TPP批准を、力を合わせて阻止しなければならない。
山田正彦氏の新著、『アメリカも批准できないTPP協定の内容は、こうだった !』
http://goo.gl/55q17O:の内容をアマゾンサイトから紹介させていただく。
8)山田元農林大臣は、チームで、安倍政権が
隠蔽する、6300頁のTPP協定文書を精査した !
TPP反対派の急先鋒である、元農水大臣の山田正彦氏が、専門家たちによる分析チームを結成して、6300ページにわたるTPP協定文書を精査した。
政府の説明や既存の報道とは、大きく異なる、TPPの恐怖や問題点を、「農業」「漁業」「医療」「食の安全」「公共事業」など、分野別に解説。
2人の米大統領候補までもが揃って反対し、秋の国会では大きな争点になるであろうTPP批准論争を前に、国民が知るべき情報をまとめた一冊。」まさに国民必読の書である。
アマゾンブックレビューから、一部を紹介させていただく。
9)日本国民に、TPP協定の内容が
知らされていない事が大きな問題点だ !
「「内容はこうだった!」というタイトルの通り、まず、第一に「日本国内、日本国民にTPP協定の内容が知らされていない」ことが大きな問題点であると指摘している。
何しろ膨大である上に、日本語版がないっ !!!
保険契約の約款などのように「長すぎて難し過ぎて読む気を無くさせて、さっさと判を押させる」という手法まんまであるが、ここで判を押すのは内国の法律上の決め事でもなく、ましてや最高法規たる日本国憲法をも凌駕する「国際条約」であるという点だ。
ウォール街の巨大資本がバックに見え隠れする、米国多国籍企業の利益を代弁する
ロビイスト・弁護士・会計士達が巧妙に作り上げた長大な文章群。
10)日本語版がない、多国籍企業が巨利を獲得できる、
TPP協定を、売国・安倍政権は推進している !
わが国日本の自国語としてすら咀嚼されていない、こんな代物に易々と調印したらどうなるか・・・。
本書の最重要キーワードととて頻出する「ISD条項」なるもの。
どのような不条理な因果をもたらそうと、「投資家対国家の紛争解決」に関するこれがある限り、きわめてクールかつドライに金銭的賠償を求められる。
さてそんな、反対はともかく、仮に賛同するにしても何をどう賛同するのかということを考えるとしても、この協定文書の全てを(作成者がこっそり忍ばせた意図も含め)完全精査する必要があるというのは当然の事である。「国益」という言葉が、三度の飯よりも大好きな人も当然である。
本書は、TPP協定書の分析を通じて、文書内容から読み取れる事実に迫るものである。
11)TPP参加で、安全性が、担保されていない
輸入品が押し寄せる !
言い換えれば、「情報の非対称性の解消に肉薄」するためのものである。
関税撤廃により、安く輸入農産物が手に入るという話であるが、安全性が、まったく担保されていない輸入品が押し寄せるという結末である。
食品添加物基準の緩和、遺伝子組み換え食品、クスリ漬けの農産物海産物・・・。
こりゃあかん、もしこうなったら自衛策でなんとかしなきゃと思いきや、自由貿易上不利な表記や逆に有利な表記が違反となりISDで訴えらえるって・・・。
12)産地、遺伝子組み換え・非組み換え等
の判別表記すらできなくなる !
13)TPPは、米国・巨大資本に従属する
「日本収奪の最終最強兵器」だ !
14)TPPをペテン師手法で推進する、安倍政権は、「今だけ、
金だけ、自分だけ」の売国奴・政官業癒着政権なのだ !
15)オバマ大統領は、日本に先行批准させて、
米国での批准につなげたいと考えているのだ !
16)強欲資本は、TPP反対のトランプ氏の
大統領就任阻止に、力を注いでいる !
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