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反原発・主権者連合、絶対勝利3−新潟県知事選 !
自公政権下、原発の耐震性能基準を4022ガル超
に改善しない、無責任・不誠実な姿勢 !
独裁者より怖い、自民党・自公体制下の原発利権複合体 !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/10/05より抜粋・転載)
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1)美辞麗句の裏の、自公政治家・連合首脳の本音が、
原発再稼働にあることは明白だ !
2)「巨大利権」より、国民の生命、自由、幸福を追求する
権利を尊重するなら、原発稼働の選択はない !
3)伊方原発に事故が発生すれば、半島の先端側に居住する
住民は、逃げ場を失い、見殺しにされる !
4)国民の生命・健康・幸福より「巨大利権」を重視する、
安倍政権は、「今だけ、カネだけ、自分だけ」の人だ !
5)原発立地の住民は、利権に惑わされず、原発問題の
本質を理解して、賢明な判断を示すべきだ !
6)世界一の原発がある新潟県には、原発問題は、突出
して重要な問題である !
7)新潟県民は、原発稼働阻止の方針を示す、米山隆一氏
を必ず新知事に選出するべきだ !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
8)保守王国の鹿児島で、川内原発の稼働停止
を求めた、新人候補が当選した !
三反園氏は、反伊藤の保守陣営の票も取り込んだと見られるから、三反園氏が本当に川内原発の運転停止をやり抜くのかどうか、鹿児島県民は、監視を強める必要があるが、安倍政権の原発稼働熱烈推進に、一定の歯止めが掛けられたことは、事実である。
原発リスクは通常のリスクとは異なる。絶対に冒してはならないリスクというものがある。
それは、リスクが表面化したときの影響の大きさによって判断される。
絶対に避けなければならないリスクというものがある。
たとえ、発生確率が低くても、そのリスクが表面化したときの損失が、膨大であれば、そのリスクを取ることはできない。これが「リスク管理」の基本のひとつだ。
9)原発は、ひとたび事故を引き起こせば、広範囲
の地域に破滅をもたらす、可能性大だ !
原発は、ひとたび事故を引き起こせば、破滅をもたらす恐れがある。
そして、その事故は現実に起きた。
「絶対安全」とされてきた、その「絶対安全神話」が崩壊した。
だから、そのリスクを再度取ることはできないのである。
地震が事故を引き起こす原因として有力なものが、地震と津波である。
フクシマはこのいずれか、あるいは両方によって事故を引き起こした。
そして、地震と津波は今後も日本列島を襲う。
だから、原発稼働という選択そのものを放棄せざるを得ない。
10)日本の原発は、発生し得る地震に対してすら、
不十分な耐久性能である !
しかも、日本の原発は、発生し得る地震に対してすら、十分な耐久性能を有していない。
その原発を稼働させるというのは「悪い冗談」でしかない。
それにもかかわらず、原発推進を熱烈に推進している人々は、「目先のカネに目がくらんでいる」だけなのだ。原発を稼働させなくても、重大な障害は、発生しない。
CO2が多く排出されるという意見があるが、そもそもCO2と地球環境の因果関係自体が、はっきりしない。
少なくとも、原発が事故を引き起こす場合の影響の重大さと比べるなら、原発稼働を阻止することの方がはるかに緊急性が高い。
11)連合新潟が、明確に原発稼働推進の
態度を示し、自公推薦候補を支援している !
新潟では、民進党の支持母体である連合新潟が、明確に原発稼働推進の態度を示した。
はっきり言葉に表さなくても、原発推進と見られる候補を支援し、原発稼働阻止を掲げる候補を支援しないのだから、そう見ることができる。
日本の全主権者は、民進党の正体を新潟県知事選を通じて正確に読み取らなければならない。
民進党は原発推進と見てよいのである。
民進党の支持母体である連合は労働組合の総連合とされているが、その中核を担っているが、電力、電機、鉄鋼、自動車の労組なのである。
12)電力、電機、鉄鋼、自動車の労組は、
原子力ムラ」の構成員・御用組合である !
共通するのは、完全なる御用組合であり、「原子力ムラ」の構成員であるということだ。
民進党に所属する議員、民進党から出馬を予定する候補者の多くは、連合を敵に回したくないから「反原発」を明確にしない。これが日本政治をダメにしている元凶なのだ。
連合傘下の労働組合のなかには、はっきりと「反原発」の旗を掲げている組合がある。
また、TPPについても、はっきりと「TPP断固阻止」の旗を掲げている組合がある。
そして、連合に参加していない、組合の多くが、はっきりと「反原発・TPP断固阻止」の旗を掲げている。
全労連加盟の労働組合などは、明確にこの方針を掲げている。
13)連合が二つに割れて、「反原発・TPP断固阻止」
などの方針を明示する勢力は、全労連などと 合流すべきだ !
この現実を踏まえると、連合が二つに割れて、「反原発・TPP断固阻止」などの方針を明示する勢力は、全労連などと合流することが合理的である。
この問題が日本政治刷新を妨げている最大の問題だ。
公明党支持者と共産党支持者の政策理念、基本的判断は、本来近い。
しかし、この両者が、反目する状況に置かれている。
既存の組織を一度リシャッフルして、政策、基本的な政治理念を基軸に、対立と糾合の図式を根本から整理する必要がある。
新潟県民は、原発問題を最重視して、新潟県の柏崎刈羽原発が再稼働されるのを防ぐために、10月16日の知事選に全員参加するべきである。
(参考資料)
T 自公政権下、原発の耐震性能基準を
4022ガル超に改善しない、
無責任・不誠実な姿勢を、ほとんどの国民が知らされていない !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/04/16より抜粋・転載)
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1)〜7)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
8)川内原発も中央構造線上・その近辺であり、
直ちに運転を中止するべきだ !
川内原発も中央構造線上、あるいは、そのごく近くに立地していると考えられる。
原発の耐震基準は、明らかに低すぎる。
日本では2008年6月14日に発生した宮城岩手内陸地震で、4022ガルの地震動が観測されている。
したがって、全国の原発の耐震性能基準は、少なくともこの4022ガルを上回るものでなければならない。ところが、川内原発は 620ガル、伊方原発は 570ガルだ。
これでも、福島原発事故後に引き上げられた。
安倍政権が自画自賛する、「世界でもっとも厳しい規制基準」だ。
9)2008年の地震で、4022ガルの地震動が
観測されたのに、伊方原発:570ガル、川内原発
:620ガルの極端に低い耐震性能基準の原発だ !
川内原発は 372ガル から 620ガルに、伊方原発は 450ガル から 570ガルに引き上げられた。
ところが、東京電力柏崎刈羽原子力発電所1〜4号機だけは、450ガル から 2300ガルに一気に引き上げられた。
元の水準は、他の原発を変わらなかったのに、これだけが、例外的に突出して高い水準に引き上げられたのだ。
その理由は、2007年7月16日に発生した、新潟県中越沖地震によって、東京電力柏崎刈羽原子力発電所第3号機で、2058ガルの地震動が観測されてしまったことにある。
10)自公政権下、柏崎刈羽原発以外の原発の
耐震性能基準は、ほとんど引き上げられていない !
だから、新しい規制基準では、東京電力柏崎刈羽原子力発電所1〜4号機だけ、耐震性能基準が2300ガルに設定されたのである。
東京電力柏崎刈羽原子力発電所5〜8号機は、450ガル から 1209ガル に引き上げられた。
柏崎刈羽原発・5〜8号機の基準が、低く設定された理由を、合理的に説明することはできない。
2008年に4022ガルの揺れが観測され、2007年の地震で、原発敷地内で、2058ガルの揺れが観測され、今回の4月14日の地震で、1580ガルの揺れが観測されている。
実際に強い揺れが観測された、柏崎刈羽原発の耐震性能基準だけが、実際に観測された揺れの水準に引き上げられ、それ以外の原発の耐震性能基準は、ほとんど引き上げられていない。
11)自公政権下、原発の耐震性能基準を4022ガル超に改善しない、
無責任・不誠実な姿勢を、ほとんどの国民が知らされていない !
このような不誠実な姿勢を、ほとんどの国民が知らされていない。
日本列島を縦断する巨大な活断層が活動を活発化させている疑いが強い。
このために、地震と火山の活動が活発化している疑いが強い。
安倍首相は、現地が混乱しているにもかかわらず、4月16日に現地を視察する予定を発表した。
災害対策を政治的アピールとして、利用しようとしたのだと思われる。
12)政治利用が狙いで、安倍首相は、熊本を視察する予定を公表したが、
熊本県で余震が続くことが確認されると、突然、現地視察を中止した !
ところが、熊本県で余震が続くことが確認されると、突然、現地視察を取り止めてしまった。
我が身の安全を優先したのだろう。
こうした自己の利益優先の政府の姿勢は、国民の不信感を強めるだけのものだ。
現地の視察が必要と考えるなら、余震が続いている状況の方が、さらに視察が必要ということになるのではないか。本来は、そのような視察よりも、川内原発の運転中止を命じることの方がはるかに重要性が高い。
*補足資料: ガル(Gal)は、「地震の揺れの強さ」を表すのに用いる加速度の単位のことです。
U 独裁者より怖い、自民党・自公体制下の原発利権複合体 !
(kasakoblog.exblog.jp/い: 2011年 12月 20日より抜粋・転載)
★東電・原発メーカー・経団連・マスコミ・官僚・政治家
・学者が、一体となり、原発利権に群がっている !
独裁者よりはるかに恐ろしいのは、個人が見えない組織だ。
★最も恐ろしいのは、 特定の悪玉がいない組織による悪政だ !
東電・原発メーカー・経団連・マスコミ・官僚・政治家・学者が、一体となり、原発利権の甘い汁を吸い続け、事故が起きてもなお、国民の安全をないがしろにして、自らの利益保持のためにとんでもないイカサマを行っている。
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