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  利権のための五輪を、不正に満ちた手法で、 日本で開催する必要性は、ゼロだ !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/6745.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 9 月 08 日 20:20:51: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


利権のための五輪を、不正に満ちた手法で、日本で開催する必要性は、ゼロだ !

裏金疑惑で「東京五輪中止」が現実味 !

仏・検察は、JOCが支払った裏金の総額は、約37億円と推定 !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/09/05より抜粋・転載)

1)2億2300万円・「コンサルタント費」の実態は、恐らく
「裏工作」費だろう !

2)政官業癒着・自公政権下、五輪招致を目指すのは、招致
で金儲けをするためだ !

3)欲得に憑りつかれた者が、血眼になって行うのが、
招致活動だ !

4)贈収賄に厳しい、仏当局が捜査していることから、
五輪招致工作問題が発覚した !

以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

5)築地市場の豊洲への移転問題に、クレーム

 をつける、勘違いの老害は、深刻だ !

小池都知事は「東京大会に遅延なく進めるよう指示しているところだ」と返答したと伝えられているが、クレームをつける、勘違いの老害は、深刻だ。

森氏は、「五輪の準備はここまで順調に進んでいるので、支障のないようやってもらいたい」と、五輪予算の検証についても牽制したが、「ここまで順調に進んでいる」とは聞いてあきれる。

必要のない、無駄な新競技場建設をさんざん迷走させた上、新たに決定した建設案でも聖火台がないという大失態を演じている。


6)無駄な新競技場建設で迷走、エンブレム決定で

の関係者の癒着が発覚等大失態続出だ !

エンブレム決定での関係者の癒着が発覚し、大混乱したあげく、新しいエンブレムは、喪章との評判も生まれている。最大の問題は費用だ。

招致時の2013年1月時点の立候補ファイルでは、組織委員会の予算(大会の運営に直接関わる予算)が、約3500億円と見積もられていた。

ところが、この点について森喜朗氏は、7月22日にこう述べた。
「ロンドン五輪は、2兆円、ソチ五輪は、4兆2000億円の経費がかかった。そのぐらいの金額になるんです」
7月25日の組織委理事会では、「招致時の見積もりに問題があった」とも述べている。


7)利権のための五輪を、不正に満ちた手法で、

 日本で開催する必要性は、ゼロだ !

利権まみれ、と言うより、利権のための五輪を、不正に満ちた手法で、日本で開催する必要性は、ゼロである。
まして、五輪のために道路を作るから、有害物質に汚染された場所への、市場移転を強制するなど言語道断だ。

森喜朗氏に、五輪組織委会長を務めてもらいたいと思う主権者は、皆無に近いのではないか。
主権者は、森氏の更迭を求める活動を活発化させるべきである。


(参考資料)

T 政官業癒着・安倍政権下、「五輪」をネタにして、利益を追求する、

シロアリ等のような者が多すぎるのだ !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/09/01より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。

7)JOCの調査チームの報告書には、裏金支払い

 ・事実関係への言及はなかった !

「調査チームは、34人の関係者にヒアリングをした。
しかし、2億円余を支払ったコンサルタント会社「ブラックタイディングス(BT)」代表イアン・タン氏や、国際陸上連盟会長でIOC委員(ともに当時)のラミン・ディアク氏へも連絡を試みたが、「何ら返答を得ることができなかった」。

また、ディアク氏の息子で、タン氏と親交のあったパパマッサタ氏は、ヒアリングを受ける可能性がある旨の回答が来たが、「連絡を取ることができなくなった」。

欧州メディアは、パパマッサタ氏が、パリで高級時計など1600万円相当の買い物をし、1000万円相当の代金をBT社が振り込んだと報道していたが、報告書では、事実関係への言及はなかった。


8)報告書では、五輪招致にタン氏がどういう

 役割を果たしたかは、不明のままだ !

タン氏がどのようなロビー活動をしたのか、IOCの投票行動にどう結びついたかは、「タン氏に直接聴取できていないため、不明というほかない」とされ、五輪招致にタン氏がどういう役割を果たしたかは、不明のままだ。

招致委がBT社に払った、二億円余の額は妥当だったのか。
報告書は、タン氏から「言い値」で提示された、二億円余は「想定予算を大きく超えるもの」で「事務局長らとしては、抵抗があった」と指摘した。

招致委が、計11人のコンサルタントに払った平均額は、1人約1億円で、BT社へは倍以上である。

それでも報告書は「相対的に高額という事実だけから不当だとはいえない」と結論づけた。


9)11人のコンサルタントに払った平均額に対して、

BT社へは、倍以上であるのに、不当だとはいえない」と結論づけた !

理由として「タン氏との交渉を経て、九千万円を基本的な契約金額とし、招致が成功した場合に限って一億三千万円余を上限に成功報酬を支払う条件にまで『押し戻し』た」と、契約を二分割した交渉を評価である。

招致決定後の2013年10月に結んだ、支払契約書には「成功報酬」の記載は、なかった。
報告書は「あくまで口頭での合意にすぎなかったため」と指摘、契約や手続きの不透明さに言及した。」

読んでみれば分かるが、「調査」と呼べる代物でない。
何も調べられず、民間人への賄賂の提供は日本では違法ではないから「違法でない」としただけのことだ。


10)問題は、民間人に賄賂を贈って五輪を

 招致することが適正であるのかどうかだ !

問題は、民間人に賄賂を贈って五輪を招致することが適正であるのかどうかについて判断することだ。

五輪招致資金に国民資金が含まれていないなら、少し議論が変化する余地があるが、五輪招致資金には血税が含まれている。

その血税が賄賂に充てられることを、日本の納税者は了承しない。
「五輪招致」の名目で、血税が、関係者の私腹を肥やすために使われるということなのだ。

賄賂を渡さなければ五輪招致など実現しないとの反論があるかも知れないが、そんな五輪なら招致する必要など皆無だ。


11)五輪憲章が明記するように、五輪は、

 国家の競争の場ではないのだ !

安倍政権とNHKは、メダル獲得競争が、五輪の最大の目的であるかのような言動を示しているが、五輪憲章が明記するように、オリンピック=五輪は、国家の競争の場ではないのだ。

誰が勝ってもいい。
外国の選手が勝てば、外国の選手を褒め称え、日本の選手が勝てば、日本の選手を褒め称えればいい。

また、負けてもスポーツマンシップに則り、堂々と力を尽くすなら、その精一杯の努力に惜しみない拍手を贈る。これが、五輪ではないのか。


12)「五輪」をネタにして、利益を追求する、

シロアリ、ダニ、蛆虫のような者が多すぎるのだ !

ところが、現実は、「五輪」をネタにして、私腹を肥やすことだけを考える、シロアリ、ダニ、蛆虫(うじむし)のような者が、多すぎるのだ。JOCの調査は、調査と呼べる代物でない。

「コンサルタント料」の名目で支払われた金銭が、どのような費用であるのかの細目を示す必要があ
る。


13)コンサルタント料が、賄賂に該当するならば、

 日本は、五輪開催を返上するべきだ !

その資金が「民間ベースの賄賂」に該当するなら、日本は五輪開催を返上するべきだ。
フランス当局には政治的な圧力を跳ね返して、適正な捜査を実行してもらいたい。
「スポーツ」を「ネタ」にして利権をむさぼる行為そのものが、オリンピック精神に基本的に反するものである。

この意味で、現代版の五輪そのものが五輪憲章から外れたものになっていることについての根本的な論議が求められていると言える。


U 裏金疑惑で「東京五輪中止」が現実味 !

仏・検察は、JOCが支払った裏金の総額は、約37億円と推定 !

(zasshi.news.yahoo.co.jp:2016年5月30日より抜粋・転載)

週プレNEWS 5月30日(月)6時0分配信

裏金疑惑で「東京五輪中止」が現実味…フランス検察当局が執念を燃やす理由とは

五輪開催を「黒いカネ」で買った疑惑が浮上…(JOCホームページより)

東京五輪が、崖っぷちだ !

JOC(日本オリンピック委員会)と東京五輪招致委員会がコンサル会社に2億2千万円を支払い、五輪開催を「黒いカネ」で買った疑惑が浮上。そんな日本に国際社会の厳しい視線が注がれている。

【参照】東京五輪特需の大手ゼネコンが恐れる深刻な“生コン問題”その急先鋒がフランスの検察当局。捜査本部を設置し、「このまま東京五輪を開催させるものか!」とばかり、疑惑解明にひた走っているという。

なぜフランス検察は日本という遠い国で浮上した疑惑の解明にこだわるのか? この疑惑を最初に報じた英・ガーディアン紙の記者が言う。「捜査の大号令をかけているのは、フランスのパトリック・カネールスポーツ大臣、ジャン=ジャック・ウルヴォアス司法大臣です。

カネール大臣はサマランチ体制下のIOC(国際オリンピック委員会)の金権体質を嫌い、欧州を挙げての五輪浄化を提唱してきた政治家。そこに次期大統領選に色気があり、得点を稼ぎたいウルヴォアス大臣の思惑が重なり、2014年ソチ五輪のドーピング疑惑を念入りに捜査していた。

JOC(日本オリンピック委員会)の裏金問題は、そのドーピング疑惑の中心人物であるラミン・ディアク元IOC委員を捜査する中で芋づる式に浮上した。だから全容解明にも力が入るんです」

では今後、JOCに向けてどんな一手を打ってくるのか? 仏・ユマニテ紙記者が言う。


◆フランス検察は、JOCが支払った裏金の総額は、約37億円と推定 !

「フランス検察はJOCが支払った裏金の総額は約37億円とにらんでいます。最初に送金された2億2千万円では、五輪開催地の決定権を持つメンバーへの付け届けには足りないとするラミン氏にJOCが追加送金した疑いがあると。それを解明するため、当初、東京五輪招致委員会の評議会議長である森喜朗元首相をスケープゴート的に召喚し、事情聴取する意欲を見せていました」

 

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