http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/6718.html
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平和・中道主義・大衆福祉・公明党が16年超全国支援・連立
する自民党体制の正体は ?
安倍政権の「真・三本の矢」は、戦争、弾圧、搾取であり、
本音は、日本私物化である !
古舘キャスター:ドイツ取材で緊急事態条項の危険性、
安倍首相とヒットラーの類似点を示唆 !
「ナチス・ドイツの手口に学べ」との
麻生太郎副総理の恐るべき発言 !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/08/31)
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1)秋の臨時国会は、補正予算、TPP、共謀罪、
憲法改定(実は、改悪)等、重要案件が山積みだ !
9月26日に召集される秋の臨時国会。重要案件が山積みである。
補正予算、TPP、共謀罪などのメニューがすでに浮上している。
さらに、憲法改定までもが視界に入る。憲法改定では緊急事態条項の加憲が目論まれている。
8月29日付メルマガ記事:「これが安倍売国政権の憲法全面改定手順だ」
http://foomii.com/00050:に記述したように、緊急事態条項加憲→緊急事態条項発動
→憲法停止→全面改憲の悪だくみが水面下で蠢いている。日本私物化である。
2)安倍政権の「真・三本の矢」は、戦争、弾圧、
搾取であり、本音は、日本私物化である !
かむろてつ氏は、安倍政権の「真・三本の矢」を、戦争、弾圧、搾取であると指摘している。
安倍政権は、最近、その正体がくっきりと浮かび上がっている。
これを私は、「新・帝国主義」と呼び換える。
憲法を破壊し、戦争推進国家に突き進む。
異論を唱える者は弾圧し、新自由主義の経済政策で日本を覆い尽くす。
弱肉強食奨励=弱者切り捨て=市場原理主義国家に突進している。
弾圧、では、刑事訴訟法を改悪した。
本来の課題であった、取調べ過程の全面可視化は手を付けず、司法取引、通信傍受等の捜査手法の拡大だけが実現した。
3)刑事訴訟法を改悪し、さらに、「共謀罪」を創設すれば、
「異論を唱える者」を自由自在に犯罪者に仕立て上げられる !
ここに「共謀罪」が創設されると、「異論を唱える者」を自由自在に犯罪者に仕立て上げることができるようになる。
刑訴法改悪+共謀罪創設=新・治安維持法である。文字通り「日本の危機」である。
「共謀罪」など制定させてならないことは当然だが、秋の臨時国会の最重要議案がTPPである。
元農林水産大臣の山田正彦氏が、新著を刊行された。
『アメリカも批准できないTPP協定の内容は、こうだった!』(山田正彦著、株式会社サイゾー、税込1620円):http://goo.gl/55q17O
先日来、紹介させていただいているTPP最終合意文書を分かりやすくまとめたブックレット
『このまま批准していいの?続・そうだったのか!TPP 24のギモン』
http://notppaction.blogspot.jp/2016/08/tppq.html:が、簡略版の最良テキストとすれば、山田氏の新著は、もう少し詳しく、TPPの問題点を知りたい人々にとっての最良の著作である。
−この続きは次回投稿します−
(参考資料)
T 報ステ:古舘キャスターは、ドイツ取材で緊急事態条項の危険性、
安倍首相とヒットラーの類似点を示唆 !
(biz-journal.jpい:2016.03.19より抜粋・転載)
◆特集は、合法的独裁を狙う、安倍自民党・改憲草案
・「緊急事態条項」だった !
2016年3月18日に放送された、『報道ステーション』(テレビ朝日)が、いま大きな話題を集めている。まず、古舘キャスターは、ドイツからのレポートの最初に、こう話した。
☆ヒトラーは、合法的に独裁を実現している !
「ヒトラーというのは、軍やクーデターで、独裁を確立したわけじゃありません。合法的に(独裁を)実現しているんです。じつは、世界一民主的なワイマール憲法のひとつの条文が、独裁につながってしまった。そして、ヒトラーは、ついには、ワイマール憲法自体を停止させました」
「ヒトラー独裁への経緯というのを振り返っていくと、まあ、日本がそんなふうになるとは到底思わない。ただ、いま日本は憲法改正の動きがある。
立ち止まって考えなきゃいけないポイントがあるんです」 独裁の道に走らせたワイマール憲法の条文、それこそが「国家緊急権」だ。「大統領は公共の安全と秩序回復のため必要な措置を取ることができる」という条文をヒトラーは悪用、集会やデモの開催を禁止し、出版物を取り締まり、共産主義者を逮捕し、野党の自由を奪い、あらゆる基本的人権を停止させた。ここまでは教科書にも書いてあることだが、本題はここから。この「国家緊急権」が「緊急事態条項」とそっくりではないか、と言及するのだ。
☆ヒトラーの「国家緊急権」が、安倍自民党の
「緊急事態条項」とそっくりだ !
国家緊急権と緊急事態条項が、そっくりだというのは、本サイトでも昨年から繰り返し指摘してきた。安倍政権は大規模な自然災害時に迅速に対応するために緊急事態条項が必要なのだと強調するが、これは建前に過ぎない。事実、自民党による憲法改正草案の該当箇所には、こうある。
《(緊急事態の宣言)
第九十八条 内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。》
☆緊急事態宣言は、国会の承認が必要だが事後でもいいので、
独裁は、事後承認でやりたい放題できる !
☆改憲(実は大改悪)人類普遍の権利でさえ「最大限尊重」
(厳守ではない)程度の扱いになる !
くわえて草案には、ダメ押しで、《この場合においても、第十四条、第十八条、第十九条、第二十一条その他の基本的人権に関する規定は、最大限尊重されなければならない。》とある。
つまり、法の下の平等、身体の拘束と苦役からの自由、思想と良心の自由、表現の自由といった人類普遍の権利でさえ「最大限尊重」(厳守ではない)程度の扱いになるのである。
☆衆参で3分の2以上の議席になれば、安倍首相は、
ヒトラーのように独裁にひた走る !
夏の参院選で与党が3分の2以上の議席を獲得し、緊急事態条項の新設となれば、いよいよ本当に安倍首相は、ヒトラーのように独裁にひた走るのではないか──。
実際、昨夜の『報ステ』では、ワイマール憲法の権威であるドイツ・イエナ大学のミハエル・ドライアー教授にこの緊急事態条項を見せたところ、ドライアー教授はこう述べていた。
「この内容はワイマール憲法48条(国家緊急権)を思い起こさせます。内閣の一人の人間に利用される危険性があり、とても問題です。−以下省略―
☆政官業癒着・自公体制下、特に議会や憲法裁判所
などのチェックが不十分だ !
良い人ばかりが首相になるわけではない。現状の安倍政権の強権的な態度を考えると、じつに含みのある話である。
☆首相が、緊急事態だと思えば、緊急事態宣言を
行えるという、主観的な要件になっている !
☆民主主義を破壊する、
緊急事態条項の危険性が大きい !
さらに番組ではスタジオゲストとして、昨年の安保法制の国会審議の際、与党の推薦で参考人として国会に招致され「安保法制は違憲」という見解を示した長谷部恭男・早稲田大学法学学術院教授が登場した。
長谷部教授は、「内閣総理大臣がそう(緊急事態だと)思えば(緊急事態宣言を行える)という、主観的な要件になっている。(発動要件が客観的ではなく)非常に甘い」「場合によっては、怪しいと思われれば、令状なしで逮捕される、そんなことになるということも理屈としてはあり得る」と緊急事態条項の危険性を述べ、
また、“緊急事態条項が必要ならば憲法に入れるのではなく法律を設けたらいい話なのではないか”という見解も示した。
☆緊急事態条項の新設を目論む安倍首相の
危険性をも暗に伝える特集だった !
このように、多角的に緊急事態条項を掘り下げた『報ステ』だった。
しかし、古舘キャスターは、番組中、「ヒトラーのような人間が日本に出てくるとは到底想定できないんですが」と何度も念を押し、さらには、一度たりとも「安倍」という二文字を発しなかった。
だが、この特集のテーマは、緊急事態条項と国家緊急権の類似性のみに留まらず、緊急事態条項の新設を目論む安倍首相の危険性をも暗に伝えるものだった。
☆ヒトラーは、戦争の準備を
「平和と安全の確保」と表現していた !
☆ヒトラーのやり方は、これはすべて
安倍首相に置き換えられるものだ !
U 「ナチス・ドイツの手口に学べ」との
麻生太郎副総理の恐るべき発言 !
(www.magazine9.jp:2013-07-31upより抜粋・転載)
麻生副総理 改憲でナチス引き合い、都内の講演会で語る
麻生太郎副総理兼財務相は29日夜、都内で講演し、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。
誰も気がつかない間に変わった。
あの手口を学んだらどうか」と述べた。
「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静かな環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言したが、ナチス政権を引き合いに出す表現は議論を呼ぶ可能性もある。
麻生氏は「護憲と叫んで平和が来ると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧。改憲は単なる手段だ」と強調した。
その上で「騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない」と指摘した。(略)
恐るべき発言といわざるを得ない。
「ナチスドイツの手口を学べ」と言っている。
「誰にも気づかせないで改憲するのがいいのだ」とも言っている。
これが、政権NO.2の発言なのだから放ってはおけない。
しかも、「けん騒の中で決めないでほしい」とは、いったいどういうことなのか。
国民が侃々諤々の大議論をすることを否定する。静かに、一握りの人間たちだけで粛々と改憲するのがベストだと考えているらしい。国家の命運を左右するような大問題を議論することを「けん騒」だとか「騒々しい中」だとかと表現する。
この人、首相時代には、「漢字を知らない」だの「言葉の意味を知らずに使う」などとバカにされたが、それは短期間で直るようなものではなかったらしい。国民間の議論を「騒々しい」と言うのだから、使用法が間違っていると指摘する以前に、呆れ返るしかない。
ナチスが登場した時代のドイツにあった「ワイマール憲法」とは、当時、世界で最も民主的といわれた憲法である。
それをナチス・ヒトラーは、ほとんど騙し討ちのような格好で骨抜きにしてしまった。
その結果がどうなったかは、歴史を辿ればすぐに分かる。
誰にでも分かるのだよ、麻生副総理閣下…。
麻生副総理は、その「手口を学んだらどうか」と言うのだから凄まじい。
ナチス政権下のドイツで「クリスタル・ナハト」という事件があった。
クリスタル・ナハト。ドイツ語で「水晶の夜」という美しい言葉だ。だがその言葉が表すのは、美しさにはほど遠い。ドイツにおけるユダヤ人迫害から大虐殺へいたる導火線となった事件だった。
ポーランド系ユダヤ人青年が起こした暗殺事件をきっかけに、1938年11月9日、ドイツ各地で狂信的差別主義者たちが主導した群衆が、ユダヤ人商店街などを襲い、ショーウィンドーを叩き壊して回った。粉々に砕け散ったガラスの破片は、まるで水晶のようにきらめきながら、ドイツの夜を飾った…。
そこからこの「水晶の夜=クリスタル・ナハト」という名称が生まれたとされる。ナチスドイツの差別主義の表れだった。
同じことが、日本では起きないだろうか?
いま、日本でも東京・新大久保や大阪・鶴橋などで、聞く(見る)に堪えないスローガンを叫び、プラカードを押し立てて韓国人たちを差別して回る集団がいる。いまは少数だとはいえ、こんな麻生的・安倍的な言動に煽られていれば、やがて妙な錯覚から参加し始める人間が増えないとも限らない。
そうなると、日本版「水晶の夜」が起きないと、誰が確信を持っていえるだろう?
安倍・麻生ラインは、もはや「改憲」を政策の軌道に乗せ始めたといっていいだろう。
この国に「クリスタル・ナハト」を現出させないためにも、彼らが目論む姿での「憲法改悪」(「改正」では、絶対にない!)を、どうあっても許してはならない。
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