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  民進党代表選、問われる針路は ? (下・完)  望ましい、民進党代表は ?
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/6711.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 9 月 02 日 16:46:14: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


民進党代表選、問われる針路は ?

(下・完)

政治改革をするため、民進党の解党を唱える、

誠実な代表戦立候補者が必要だ !


T 民進代表選/上 「脱民主」道みえず 人材不足、同じ顔ぶれ

U 民進党代表選/中 改革の旗奪われ 党内に熱気なく

以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

V 民進党代表選/下 

強まる、共産党票依存主導権握れず、連合は反発 !

(mainichi.jp: 毎日新聞2016年9月1日 より抜粋・転載)

東京朝刊:

 民進党の松野頼久元官房副長官は、8月29日夜、東京都内で共産党の志位和夫委員長と会食した。
松野氏は同席した共産の穀田恵二国対委員長から先の参院選宮城選挙区で野党統一候補が勝利したのは「安住淳国対委員長(衆院宮城5区)のおかげ」と水を向けられると、「そうですよね」と同調した。

 現執行部に批判的な旧維新グループの松野氏は、水面下では安住氏の交代を画策している。
しかし、その松野氏も共産との共闘効果は、評価せざるをえなかった。

 民進党は、次期衆院選で定数の過半数となる240以上の小選挙区で候補擁立を目指す。「接戦になりそうな選挙区では共産に擁立を見送ってほしい」(党幹部)のが本音だ。

 「綱領や政策が違うところと一緒に政権を目指すことはありえない」(蓮舫代表代行)、「政権を担うには基本的な考え方が一致しなければならない」
(前原誠司元外相)。

代表選に出馬する両氏は衆院選での共産との連携に関し、連立政権は明確に否定するが、共闘は続ける考えだ。
先の参院選では、改選数1の1人区で、野党が2013年の2勝29敗から11勝21敗と大きく持ち直しており、効果が否定できないためだ。

 赤松広隆元農相は、8月上旬、旧民社グループの川端達夫衆院副議長から「蓮舫氏が野党共闘の路線を継承するか確認してほしい」と依頼され、蓮舫氏に電話した。

旧民社は本来「反共産」だが、川端氏は、共闘は必要との立場である。
蓮舫氏が「共産と一定の距離が必要」と主張する、細野豪志元環境相に理解を示したとの情報が流れ、路線転換を懸念したのだ。

蓮舫氏は、赤松氏に「岡田(克也代表の)路線を継承する」と伝え、川端氏を安堵(あんど)させた。

 党勢が低迷する民進党の衆院議員にとって、自らの選挙区での共産党票の行方は死活問題だ。

イデオロギーに関わらず、共産党との決別は次第に困難になっている。

 ただし、共闘の主導権は、党勢拡大を続ける共産党にある。民進党が望む形で協議が進むとは限らない。民進党幹部は「共産党から非公式に17選挙区を譲ってほしいと言われた」と明かす。

 連合の神津里季生(りきお)会長は、8月25日の記者会見で「目先のことだけを考えると自分の首を絞めることになるのではないか」と共産党との共闘を強くけん制した。

連合幹部は「民進党内には『連合より共産党票の方が多い』と言う人もいる」と不快感を示す。

 共闘の基盤は、安全保障関連法を廃止する一点のみと不安定だ。
民進党幹部は「左の支持は固めた。今後はいかに

右に広げていけるかだ」と語る。しかし、党再建の足場は、
脆弱(ぜいじゃく)なままだ。
代表選は2日に告示される。
   ×  ×  ×
 この連載は野口武則、朝日弘行、松本晃が担当しました。


(参考資料)

政治改革をするため、民進党の解党

を唱える、誠実な代表戦立候補者が必要だ !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/08/25より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)安倍政権は、反対する、国民の意思を無視して、安保法制
の強行制定に突き進んだ !

2)安倍政権は、自衛隊が世界中に行って、武力の行使を
することを可能にした !「戦前の日本」と同じにした !

3)暴力事件と戦争を同一・同類に議論する事は、大間違いだ !

4)定着させてきた憲法解釈に反することは、憲法を改定
してからやるべきだ !

5)マスコミは、安倍政権に従属し、隠蔽・偏向報道だから、
真相情報は、ネットと単行本から探し出さねばならない !


以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

6)賢明な国民が、大同団結して、違憲・ペテン師・

     弱肉強食政治を正さねばならない !

道をそれてしまっているなら、正しい道に必ず帰らねばならない。
忘れてはならない重要問題を列挙して、正しい方向を確認し、間違ったものを正さねばならないのだ。

原発を再稼働させてゆくべきなのか。集団的自衛権行使を容認すべきなのか。
TPPに参加するべきなのか。沖縄に米軍基地を新設するべきなのか。
格差拡大を推進するべきなのか。この基本問題を忘れてはならない。

政治の選択を単純明快なものにしなければならない。政権は、ひとつしか成り立ち得ない。
現行の選挙制度は、二者択一で選択することを誘導するものである。


7)反安倍政権の基本政策の

 政党・政治家を、国民が選択すべきだ !

現在の安倍政権の基本方向を是とするのか。それとも否とするのか。
国民の前に、明確な選択肢を提示することが大事である。

原発再稼働を認めない。集団的自衛権行使を認めない。TPPには参加しない。
沖縄に新しい米軍基地を建設しない。格差を是正し、消費税を増税しない。

こうした明確な方針が主権者の前に提示されることが重要である。
野党第一党の民進党が、代表選を実施するが、問題は、民進党の政策方針が不明確なことだ。


8)代表選を実施する、民進党は、反安倍政権

    の重要政策を明示すべきだ !

蓮舫氏と前原誠司氏が、代表選に出馬の意向を表明しているが、原発稼働に賛成、
集団的自衛権行使に賛成、TPP参加に賛成、米軍基地建設に賛成、格差拡大、消費税増税に賛成の議員は、はっきりとその政策路線を明示するべきだ。

他方、これらと正反対の政策路線を提示する議員が存在するなら、その両者が同じ政党に共存することはおかしい。

基本政策路線が正反対の人々が同居することは完全な論理矛盾である。
民進党の前身である、民主党は、2010年に変質した。


9)2010年以降、改革政治家を排除し、民主党は、

   悪徳政党に転落し、主権者の支持を失った !

主権者の側に立つ勢力が排除され、既得権勢力が、権力を強奪したからである。
2009年の政権交代は、小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏が主導した。

これが「正統民主党」であり、主権者の側に立つ勢力だった。
この「正統民主党」から「悪徳民主党」が権力を強奪した。

これ以降、民主党は、悪徳政党に転落し、主権者の支持を失ったのである。
その延長上に、いまの民進党がある。

主権者は、この政党を育てるのではなく、この政党を葬ることに、力を注ぐべきである。


10)安倍政治の転換を求める国民は、反安倍政権

    の本当の野党第一党を構築するべきだ !

そして、民進党に代わる、本当の野党第一党を構築するべきだ。
現時点では、民進党以外の、主権者の側に立つ野党勢力のなかで、最大政党になっているのが共産党である。

しかし、主権者の多くが、私有財産制を否定する、共産主義国家に日本が転じることを求めていない。

また、武力革命も求めていない。
自由と民主主義を守りながら、「戦争と弱肉強食」の政治を、「平和と共生」の政治に大転換させることを求めている。


11)共産党も現状から脱皮して、「平和と共生」の

   政治を目指す本当の意味の主権者政党を目指すべきだ !

共産党も現状から脱皮して、自由と民主主義を守り、「平和と共生」の政治を目指す本当の意味の主権者政党として、ひとつにまとまることが求められる。
いまの民進党に所属する者で、この考え方に賛同する者はこれに合流するべきだ。
そして、いまの民進党は解消するべきなのである。


12)隠れ自民党のいない、本当の意味の

    主権者政党を構築すべきだ !

安倍政権の基本政策と同じ政策を掲げる人々は、あちら側に移籍するべきだ。
それが主権者に対して誠実な行動である。

このようなかたちで日本政治が大きく二分されれば、日本政治は間違いなく大転換することになる。
それを恐れて、既得権の勢力が、いまのあいまい民進党を維持しようとしているのだ。
このあいまい、背徳民進党の解散こそ、日本政治が夜明けを迎える最重要の条件である。

*悪徳ペンタゴン:

日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。

ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。

日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」なのだ。

(植草一秀氏の説)


*日本操り対策班:

安倍自公政権を支配する、ジャパンハンドラーズ(日本操り対策班)として有名なのは ?

リチャード・アーミテージ、カート・キャンベル、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイ、ジェラルド・カーティス、ロバート・フェルドマン、ケント・カルダー、エドワード・リンカーン、バーグステン、グレン・ハバード、ローレンス・リンゼー、カート・キャンベル、ウィリアム・マーティン等。

(副島隆彦氏の説)

 

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