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ハゲタカ強欲資本の利益を極大化させるための仕組み・TPPが、
秋の臨時国会の最重要争点である !
TPPも遺伝子組み換え種子と除草剤のセット販売も、正体は、
「甘いマスクと悪魔の素顔」だ !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/08/14より抜粋・転載)
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1) 参院選前、通常国会で、TPP承認案は、
採決は見送られ、継続審議となった !
臨時国会は、9月26日召集の日程が検討されている。
安倍政権は、9月13日召集を検討しているが、民進党の代表選が、9月15日に実施されることから、民進党が、代表選後の召集を求めている。
安倍政権が、臨時国会での円滑な審議を求めるなら、招集日は、9月26日になる可能性が高い。
この臨時国会では、まず、2016年度第2次補正予算が審議され、その後にTPP承認案が審議される見通しである。
TPP承認案は、6月1日に閉幕した通常国会で審議されたが、採決は見送られ、継続審議となった。
2)西川公也委員長は、著書でTPP交渉の内幕を記述して
いたが、政府は、TPP交渉の内容は説明しない !
政府が、TPP交渉の内容を明らかにせず、特別委員会の西川公也委員長は、出版予定であった、著書でTPP交渉の内幕を記述していたことが、明らかになった。審議は滞り、採決にまで審議が進行しなかった。
このTPPを安倍首相は、臨時国会の最重要案件と位置付けている。
安倍首相は、8月13日、地元山口県を訪問し、墓参したあと記者団に対して、「秋の臨時国会でTPP(環太平洋パートナーシップ協定)の批准や補正予算の成立を目指し全力を尽くしていくことを誓った」と語った。TPPが秋の臨時国会の最重要争点になる。
3)ハゲタカ強欲資本の利益を極大化させるための仕組み
・TPPが、秋の臨時国会の最重要争点である !
TPPはハゲタカ強欲資本の利益を極大化させるための仕組みである。
米国を支配するハゲタカ強欲資本は、TPP発効を現時点の最重要施策と位置付けている。
米国でもTPP承認は暗礁に乗り上げており、このTPPを推進するために、日本での先行的な承認が強く求められている。
第2次安倍政権が発足したのは2012年12月。
12月16日の総選挙に際して、安倍政権は、「TPP断固反対 !」「TPP交渉参加に反対 !」
と大書きしたポスターを貼り巡らせた。選挙に際して自民党は6項目の公約を明示した。
4)安倍政権は、「TPP交渉参加に反対 !」の公約に
違反して、選挙後、TPP交渉参加に突進した !
「わが党は、TPP交渉参加の判断基準を明確に示します」TPP交渉参加の判断基準
1 政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。
2 自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。
3 国民皆保険制度を守る。
4 食の安全安心の基準を守る。
5 国の主権を損なうようなISD条項は合意しない。
6 政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。
安倍政権はTPP交渉への参加反対、TPP断固反対をポスターに大書きして、選挙を戦ったが、選挙が終わり、政権を奪還すると手のひらを返す行動に突き進んだ。
5)裏切り・ウソつき・ペテン・詐欺政治 が安倍政権の正体である !
安倍首相は、2013年3月15日にTPP交渉への参加を表明。
そして、いまは、TPP発効に向けて最前線を突き進んでいる。
日本国民の利益はまったく考慮されず、日本国民の利益を踏みにじるかたちで安倍政権は日本のTPP承認を推進している。
裏切りの政府、ウソつきの政府、ペテン・詐欺政治の安倍政権である。
安倍首相は日本国民の利益ではなく、ハゲタカ強欲資本の利益のために動いている。
こんな首相はいらない。日本の主権者は一秒でも早く、安倍氏を退陣に追い込むべきである。
6)TPPには、国民にとって、 絶対に許されない点が三つある !
TPPの何が問題なのか。絶対に許されない点が三つある。
第一は、日本農業が破壊されることだ。
農業が破壊され、国民の食の安全・安心が完全に破壊される。
第二は、日本の医療制度が破壊されることだ。
すべての国民に必要十分な医療を保障している現在の制度が崩壊する。
必要十分な医療を受けられるのは富裕層だけになり、普通の国民は必要十分な医療を受けることができなくなる。こんな改変を許してはならない。
第三は、日本の制度を日本の主権者が決定できなくなる。
ISDS条項は、主権の喪失を意味する。
7)日本農業破壊・日本の医療制度が破壊
・主権の喪失が、TPPの悪魔性である !
日本の諸制度をハゲタカ強欲資本が決定することになる。
こんな制度に日本が加入することを推進する安倍政権は「売国政権」である。
このようなTPP参加を絶対に認めてはならない。
8月20日、秋の臨時国会でのTPP阻止に向けて、新たな国民運動がキックオフされる。
「TPPを批准させない!全国共同行動8.20キックオフ集会」http://chikyuza.net/archives/65269
TPP批准阻止のオールジャパンの運動を展開しなければならない。
−この続きは次回投稿します−
(参考資料)
TPPも遺伝子組み換え種子と除草剤のセット販売も、正体は、
「甘いマスクと悪魔の素顔」だ !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/05/22より抜粋・転載)
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1)「反モンサント大行進」・集会とデモ行進には、
多数の市民が参集した !
風薫るさわやかな季節。
昨日、5月21日(土)の東京も絶好の行楽日和の好天に恵まれた。
家族や子どもと、大切な時間をすごす貴重な好機とも言える日和だったが、銀座のモンサント日本社付近で行われた集会とデモ行進には、多数の市民が参集した。
貴重な時間を割いて、このような集まりに足を運び、行動をされた市民の方に、心から敬意を表したい。
http://geneticroulette.net/archives/2688
https://www.youtube.com/watch?v=4Yl-M36K0-o
銀座の水谷橋公園で開かれたデモ前の集会。
「反モンサント大行進」の行動を企画された安田美絵さん、内田聖子さん、印鑰智哉さんなどから、冒頭に発言があった。
2)1901年に米国で設立された、モンサント社の歴史は、
悪魔の紋章に彩られたものだ !
私も5分間の時間をいただき、一言お話をさせていただいた。
モンサント社は、1901年に米国のセントルイスに設立された化学会社である。
しかし、その歴史は、悪魔の紋章に彩られたものである。
PCB、枯葉剤、牛成長ホルモン、そして遺伝子組み換え種子などの生産物は、これまでに多くの健康被害、環境破壊を引き起こしてきた。
いまなお、有害危険物質が、地中に埋設されたまま、深刻な土壌汚染を引き起こしている箇所が無数に存在すると見られている。
3)ベトナム戦争では、4百万人の市民や兵士が、
モンサント社の枯葉剤に被曝した !
ベトナム戦争では、400万人の市民や兵士が枯葉剤に被曝し、これまでにも、そしてこれからも、重大な問題を引き起こしてきた。
いま問題になっているのは遺伝子組み換え食品と毒性の強い除草剤のセット販売である。
草木を殺傷してしまう毒性の強い除草剤。
これと、この毒への耐性を有する遺伝子を組み替えた穀物種子をセットで販売する。
農家の労働負担を軽減するという甘美な触れ込みだが、ここに悪魔の本性が潜んでいる。
4)TPPも遺伝子組み換え種子と除草剤のセット販売も、
正体は、「甘いマスクと悪魔の素顔」だ !
TPPも遺伝子組み換え種子と除草剤のセット販売も、「甘いマスクと悪魔の素顔」というのが実態である。
甘い言葉で麻薬注入に誘い込み、依存症に誘導したうえで、カネと健康を奪い尽くす。
シャブ中患者を廃人にしてしまう悪魔の手口と共通している。
モンサント社の恐ろしさは、こうした恐怖の営業活動に対する政治権力の全面的な支援体制を確保している点にある。
5)モンサント社は、政治権力と結託し、大地を汚し、
農家を苦境に追い込み、消費者の生命と健康を害する !
政治権力と結託し、大地を汚し、農家を苦境に追い込み、消費者の生命と健康を脅かす。
三方一両得ならぬ三方百万両損である。日本の遺伝子組み換え表示に対する規制は甘い。
日本は、大豆やトウモロコシ消費量の大半を輸入に依存している。
そして、その輸入大豆やトウモロコシの大半が、遺伝子組み換えなのである。
こうした輸入大豆やトウモロコシの大半は家畜飼料に充当されるが、輸入大豆、トウモロコシ、菜種などを原料とする醤油や各種甘味料、植物性油には表示義務がないため、大半が「遺伝子組み換え」原料を用いている。
6)日本の遺伝子組み換え表示に対する規制は甘いため、日本人は、
「遺伝子組み換え」作物を大量に摂取してしまっている !
また、これらを原材料として製造される食品にも、これらの原材料については表示義務がないため、消費者は知らぬ間に「遺伝子組み換え」作物を大量に摂取してしまっている。
そして、遺伝子組み換え食品が人間の健康に与える害悪が、さまざまな研究によって明らかにされている。
モンサント社はデータのねつ造や隠ぺいを繰り返してきたが、それでも、製品の毒性、有害性は隠しようがなく、時間の経過に連動して重大な問題が明らかになってきた。
安倍政権は、TPPを推進し、遺伝子組み換え食品の輸入、流通に積極的である一方、その表示義務を軽減する方向に行政を運営している。
−この続きは次回投稿します−
*悪徳ペンタゴン:
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」なのだ。
(植草一秀氏の説)
*日本操り対策班:
安倍自公政権を支配する、ジャパンハンドラーズ(日本操り対策班)として有名なのは ?
リチャード・アーミテージ、カート・キャンベル、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイ、ジェラルド・カーティス、ロバート・フェルドマン、ケント・カルダー、エドワード・リンカーン、バーグステン、グレン・ハバード、ローレンス・リンゼー、カート・キャンベル、ウィリアム・マーティン等。
(副島隆彦氏の説)
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