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   伊方原発再稼働、発送電を始める !  抗議と怒り行動が終日続いた !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/6593.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 8 月 13 日 22:34:20: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


四国・伊方原発再稼働、発送電を始める !

抗議と怒り行動が終日続いた、  一方、歓迎の声も !

鹿児島県知事、「川内原発停止」要請 !

日本原発の「根本的な問題」は、地震大国・ズサンな設計・ウソ宣伝・

インペイ・無反省・無責任だ !


(mainichi.jp:毎日新聞2016年8月12日21時31分より抜粋・転載)

愛媛県・伊方原発:

四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が、8月12日、再び稼働し、近く発送電を始める。
地元や各地から集まった反対派の人らによる抗議行動が終日続いた一方、町内では、経済活性化などを期待し、再稼働を歓迎する声も聞かれた。

 「悔しい」「止めて」。再稼働した午前9時、原発ゲート前にいた脱原発団体「八幡浜・原発から子どもを守る女の会」代表の斉間(さいま)淳子さん(72)=同県八幡浜市=は、タオルで涙をぬぐった。前日の11日は、東京電力福島第1原発事故の3カ月後からゲート前で毎月続けている63回目の抗議の座り込みに参加し、「四電は子や孫の命をどう考えているのか」と声を振り絞ったばかりだった。


☆反対運動は、約40年に及ぶ。

1981年に伊方原発近海で魚が大量死した。

「子供を同じ目に遭わせてはならない」。地域紙記者だった夫満さんはペンで、淳子さんは署名運動で運転停止を訴えたが、カミソリ入りの手紙が送られるなど嫌がらせが続いた。2006年には満さんが死去したが、遺志を引き継ぐ形で運動を継続してきた。

2014年には、伊方町の公共施設で異例の脱原発講演会が実現し、2015年には、八幡浜市議会で参考人として再稼働反対を訴えるなど、運動の手応えも感じる。

淳子さんは「核と人類が共存できないことはチェルノブイリ原発と福島第1原発の事故が証明した。子供たちの未来のため、過ちは繰り返してはならない」と訴える。

 一方で、再稼働を容認、歓迎する住民もいる。同町湊浦地区で旅館を営む三好富太良(とみたろ)さん(69)は、「再稼働を待ち望んでいた。
過疎化が進む地元経済の活性化につながり、雇用問題も解決する」と期待を込めた。
原発が所在する同町九町地区では、複数の住民が「家族が働いているから」と口をつぐみ、複雑な思いが交錯する。

反対派の抗議デモを窓から眺めていた民宿経営の70代女性は「事故の不安はあるが、既に建っているものをどうすることもできない。騒いでいるのは、外から来た人だけでは」と話した。

【渕脇直樹、黒川優、成松秋穂】

◆大分でも抗議の声 !

 伊方原発から豊後水道をまたいで最短約45キロに位置する大分県内でも抗議の声が上がった。大分地裁に運転中止の仮処分を申請し、さらに運転差し止め訴訟も検討している「伊方原発をとめる大分裁判の会」メンバーは、8月12日夕、大分市の中心市街地で「大分に経済的な利益はなく、事故があれば風評などの被害だけを受ける」と通行人に反対を訴えた。


☆昨年7月に、伊方原発が、新規制基準に合格した後、

同県内の18市町村のうち9市町の議会が再稼働の見直し

・中止などを求める意見書を可決した。

このうち臼杵市議会の意見書は、過酷事故の際、愛媛県民約5000人が船で大分側へ避難する計画について、「大地震や津波などの複合災害時には大分県への受け入れは困難で、避難者が取り残される危険性が大きい」と疑問視している。【田畠広景】

(参考資料)

T 三反園・鹿児島県知事、  「川内原発停止」要請 !

法的権限ないが政府や九電は 苦しい判断を迫られる !


(mainichi.jp:毎日新聞2016年7月28日23時06分より抜粋・転載)


◆国内で唯一稼働している、

  川内原発の一時停止と点検を要請 !

◆「立地自治体の要請を一蹴」は、

  困難、迫られる苦しい判断 !

 鹿児島県知事に初当選した、元テレビ朝日コメンテーターの、三反園訓(みたぞの・さとし)氏(58)が、7月28日、新知事に就任し、国内で唯一稼働している九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(同県薩摩川内市)の一時停止と点検を、8月下旬から9月上旬に申し入れる考えを表明した。知事に稼働中の原発を止める法的権限はないものの、立地自治体の要請を一蹴することは困難とみられ、政府や九電は今後苦しい判断を迫られそうだ。

☆「熊本地震があり、原発は、本当に大丈夫かという不安

が県民の間にある。九電に強く(一時停止を)申し入れる」。

停止を選挙公約に掲げていた三反園知事は、

  就任記者会見で明言した。

九電の3号機増設計画についても「今の状況では難しい」とし、「原発に頼らない社会に一歩でも二歩でも近づける」と述べた。

 原子炉等規制法では、自然災害で事故が起こる恐れがあるなどの場合、原子力規制委員会が運転停止を命じることができるが知事に権限はなく、三反園知事の要請は極めて異例。一方、首相レベルでは「政治判断」で停止させた例はある。

 東日本大震災から2カ月後の2011年5月、南海トラフ巨大地震の震源域にある中部電力浜岡原発(静岡県)に対し、菅直人首相(当時)が運転停止を要請し、中部電が受け入れた。

浜岡原発は、これ以降、再稼働できないままだ。


☆米国・スリーマイル島原発事故(1979年)後に、当時の大平正芳首相が、

同じ形式の関西電力大飯原発1号機(福井県)の停止を求め、

2カ月停止したこともあった。


 三反園知事は、会見で「権限のあるなしに関係なく、県民の不安に応えるのが知事の責任だ」と主張。九電は「熊本地震後にも安全性を確認している」(幹部)と、運転停止にすぐに応じる考えはないが、法的な定期検査のため、1号機は、10月6日、2号機は、12月16日に停止する予定である。

九電は、それぞれ約2カ月後には、再び稼働させたい考えだが、計画通り運転再開できるのかが焦点となる。


☆九電内には、「知事が運転再開に強硬に反対すれば、

ためらわざるを得ない」との声がある一方、「知事の意向

で、原発が止まる前例を作れば、全国の電力会社に影響する」

との懸念もある。

政府は30年度の電源構成比で、原発の割合を「20〜22%」とする目標を掲げているが、達成には全国42原発のうち30基程度の稼働が不可欠だ。経済産業省も鹿児島県の動きが全国に広がることを警戒する。

 首藤重幸・早稲田大法学学術院教授(原子力行政法)は


☆「法的には、自治体が、原発を止めるのは無理かも

しれないが、政治レベルでは、可能である。

(住民の安全を守ることを自治体に求める)地方自治法の精神を再認識することが大事だ」と指摘する。【杣谷健太、遠山和宏、酒造唯】

避難計画 県が独自調査の「検討委」設置へ

 三反園知事は、川内原発の安全性や避難計画について鹿児島県独自で調査する第三者組織「原子力問題検討委員会」(仮称)を設置する方針だ。

 三反園知事が問題視しているのが、川内原発が事故を起こした際の住民の避難計画の実効性だ。政府の指針は、原発から半径5キロ圏の住民は事故の兆候があったらすぐに避難し、5〜30キロ圏の住民は原則屋内退避して線量が上がれば30キロ圏外に避難する仕組みで、周辺自治体はこの指針に沿って計画を作成している。


 しかし、震度7を2度記録した熊本地震では余震への不安から多くの人が屋外に避難し、高速道路や国道などの避難経路も寸断された。


☆地震と原発事故が同時に起こる複合災害下で、避難計画

が有効に機能するのかといった論点が検討委のポイントになりそうだ。


 鹿児島県だけでなく、立地自治体は、避難計画に不安を抱える。
福岡市で、28日開かれた全国知事会議でも、福井県に隣接する滋賀県の三日月大造知事は


☆「大規模地震が発生した時に、多くの住民が屋内に
とどまることに懸念を抱くと思われる」と指摘した。島根県の溝口善兵衛知事も

☆「屋内避難といった防護対策の見直しが必要だ。政府全体で考えるべきだ」と提案した。

 避難計画は国の指針に従って自治体が作る一方、国がその実効性を審査する仕組みはなく、再稼働の要件に含まれていない。避難計画を独自検証する動きが全国に広がれば、今後の再稼働のハードルが上がる可能性もある。【杣谷健太、尾垣和幸、門田陽介】

U 日本原発の「根本的な問題」は、地震大国・ズサンな設計・ウソ宣伝・

インペイ・無反省・無責任だ !

日本地震学会会長で京都大学大学院教授の平原和朗氏の主張:

■日本の巨大地震発生頻度は、世界平均の293倍 !

■日本の火山密度は、世界平均の百倍 !

■日本の原発密度は、世界平均の186倍 !

 米国人でさえカリフォルニア州ᄃ程の面積の日本に原発54基が集中立地していることに
仰天 !原発ᄃ超過密国家日本。さらに狭い若狭湾には14基(面積割合の約24倍)の原発が、集中立地。福井県の面積は、地球の0.00077%(日本全面積の1.1%)。
 従って、若狭湾の原発密度は、世界平均の4384倍(日本全国平均の23.6倍)!

 ほとんど正気の沙汰ではありません。 「ただ、日本では地球ᄃ表面の0.07%しかない国土に、全世界の約13%(面積割合の約186倍)にあたる原発がひしめき合っている。

また、地震については、国内のあらゆる地域で活断層が見られ、原発立地地域として、安全と言える場所はほとんど存在しない。 こんな日本に54基の原発をつくられてしまい、

平原和朗氏(59歳)は
「日本に安心して住める場所はない !」と主張する。



 

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