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都知事選は、「戦争と弱肉強食の小池・増田両候補」対
「平和と共生の鳥越候補」の戦いだ !
小池氏が所属の・増田氏が賛同する長期自民党・自公政権の大悪政・大失政は ?
自公政治家・NHK等が隠す「失われた20余年」の実態 !
(植草一秀の『知られざる真実』」:2016/07/30より抜粋・転載)
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1)2月に、「犯行予告」がありながら、夜の警備体制
が十分に強化されていなかったことが問題だ !
マスメディアは「いのちの大切さ」の見出しをつけるが、史上最悪規模とも言える凶悪事件に関する報道が急減している。
何度も繰り返すが、犯人は、2月に衆議院議長の大島理森氏宛てに手紙を送っている。
この手紙のなかで犯人は、「作戦内容」として、「職員の少ない夜勤に決行致します。
重複障害者が多く在籍している2つの園を標的とします。」「2つの園260名を抹殺した後は自首します」と明記している。
「2つの園」については「やまゆり園」の名も明記している。
この「犯行予告」がありながら、夜の警備体制が十分に強化されていなかったことが問題なのだ。
2)マスメディアは、「犯行予告」を受け取った、大島理森
氏に対する意見聴取すら行っていないのか ?
また、この手紙の内容が、当の「やまゆり園」に伝えられていなかったとも伝えられている。
この点を踏まえれば、多数の犠牲者を生み出した今回の凶悪事件は、「人災」の側面が極めて強い。
しかしながら、マスメディアは大島理森氏に対する意見聴取すら行っていないのではないか。
この事件予告が国会議員宿舎宛てのもので、その犯行予告が議員宿舎側に十分伝えられず、警備も強化されないなかで多数の議員が犠牲になったときに、警備体制が十分に強化されなかったことに対する責任追及は行われないと考えるのか。
3)「差別」をしているのは、「行政当局」=
「安倍政権」自身であり、「マスメディア」自身だ !
「いのちを大切に」と掲げながら、「差別」をしているのは、「行政当局」=「安倍政権」自身であり、「マスメディア」自身なのだ。
東京都知事選が明日投票日を迎える。マスメディアの大半が政治権力の側に立っている。
既得権勢力は候補者を2名擁立したから狼狽している。
反既得権勢力は候補者を一人に絞ったから、極めて優勢な情勢にあるが、東京都知事の利権を死守したい既得権勢力は、情勢を転覆させるために、「目的のためには手段を問わぬ」対応を示してきた。
4)「虚偽情報の流布」「流言・飛語による敵対候補
への誹謗中傷」等が、大々的に展開 !
「虚偽情報の流布」「マスメディアによる情報誘導」「流言・飛語による敵対候補への誹謗中傷」が、大々的に展開されてきた。
最後の手段は、「不正選挙」であり、反既得権勢力は、油断できない。
東京都の主権者は、都政のトップを決定する権利を有している。
そのトップによって、都政は大きく変化する。主権者自身の生活、生存が強い影響を受ける。
主権者推して、必ず選挙に行って、意思を表示するべきである。
5)既得権益勢力・マスコミが、絶対に知事に
させたくない改革者を熟慮する事が重要だ !
メディアが投票行動を誘導しようとしているが、一番大事なことは、「この人を絶対に知事にさせない」ことを熟慮することだ。今、日本には大きな政治問題が二つある。
一つは、「戦争」と「平和」のどちらを求めるのかである。
戦後日本は「平和主義」を基礎に据えてきた。
しかし、安倍政権は、この基本方針を捨てて、「戦争推進」にかじを切っている。
安倍首相は「平和のための対応」と強弁するが無理がある。
米国が創作する戦争に全面的に加担する体制が急激な勢いで構築されている。
6)戦争推進の安倍政権に賛成か反対か、
見極めて、都知事を選択すべきだ !
東京都知事候補を選択する際に、戦争推進の安倍政権に対する基本スタンスがどうなのかを見極める必要がある。
もうひとつは、「弱肉強食」を奨励するのか、「弱肉強食」を抑制して「共生」を重視するのかという点だ。安倍政権は明確に「弱肉強食」奨励だ。
したがって、安倍政権と強調する都知事候補は、「弱肉強食推進」のスタンスを保持していると見なすべきである。これへのアンチテーゼが「共生」追求である。
7)小池百合子氏と増田寛也氏が「戦争と弱肉強食」
の政治に賛成で、鳥越俊太郎氏は反対だ !
都知事選の3名の有力候補では、小池百合子氏と増田寛也氏が「戦争と弱肉強食」の政治を目指していると判断され、鳥越俊太郎氏が「平和と共生」の政治を目指していると判断できる。
「戦争と弱肉強食」の政治が望ましいと考える主権者は、小池氏と増田氏のいずれかに投票するべきであり、「平和と共生」の政治が望ましいと考える主権者は、鳥越氏に投票するべきである。
「選べる」なかでしか選択はできない。
当選しない候補者に一票を投じても死票になるだけだ。
「選べるなかでのベスト」の候補者に清き一票を投じるべきである。
8)「平和と共生」の政治が望ましいと考える
主権者は、鳥越氏に投票するべきだ !
「品物をカタログから選べるギフト」がある。
この場合、「カタログのなかから選ぶしかない」「カタログにない品物が欲しい」と思っても、カタログに掲載されていなければ入手できない。
カタログのなかに、絶対にこれが欲しいというものがなくても、カタログのなかで気に入ったものを選ばないと、権利そのものが消失する。
一定期間を過ぎると、権利がなくなるか、希望もしないものが送られてきたりする。
希望しないものが送られてきて、こんなものが来るなら、あちらの品物にしておけば良かったと思っても、もう遅い。
−この続きは次回投稿します−
(参考資料)
T 小池氏が所属の・増田氏が賛同する
長期自民党・自公政権の大悪政・大失政は ?
1、アメリカから自民党へ密かに長年、資金提供され、アメリカの支援をバックに一党支配体制が構築されてきた。
2、巨額の企業団体献金・裏献金を長期的に最大に収受して政治を歪めてきたのは自民党である。
3、政権交代できないよう、官房機密費・外交機密費などをフル活用(塩川発言・野中発言・平野発言等)して、マスコミなどを裏から支配し、自民党一党支配を永続させた。政・官・財・マスコミ・御用学者の癒着構造は続いている!
4、「失われた20年」・長期不況は、自民党政権の大失政である。
5、天下り、特別会計などで税金の
ムダ使いが長年続いている !
国の負債(1000兆円)が先進国最悪の水準である!将来は大増税か!
6、地方財政は200兆円以上の債務の責任は、自民党系議員・首長にある。
7、政官業の癒着構造で長年ムダな、
多くの公共事業で公的債務(1200兆円超)が増大。
8、地方疲弊・東京と地方の格差拡大、官民格差拡大の責任は、自民党国会議員、自民党系地方議員・首長にある。
9、検察等司法界の腐敗(人質司法・自供強要・冤罪続出・裏金等)を放置し、自民党、特に清和会は、「政敵抹殺」に利用してきた。
10、自民党系議員は、党本部で国有地格安使用・駐車場無料使用など、長年最大に利権を得てきた!
11、自民党議員、閣僚に不祥事が続発している(安倍〜麻生内閣)!
12、尖閣問題、在日米軍基地問題、普天間問題などには、基本的には自民党の従米的外交・防衛など長年にわたる失政が根底にある。
13、大企業・富裕層は減税や特別措置法などで優遇、所得補足率は5割、農林水産業3割など会社員との不公平をほとんど是正しないで放置してきた。
14、東京・首都圏以外の地方が切り捨てられてきた!
15、高級官僚や世襲議員・与党族議員に、
都合のよい社会が形成されていた!
16、長期不況の上に、世界同時不況の追い討ちで、日本の景気後退が先進国中最悪である。景気対策も不適切、後手であった!
17、医療内容がどんどん弱体化している!病院のたらいまわしが地方で頻繁に発生!
18、介護や保育は、施設不足、職員の給与・待遇は劣悪。貧弱な政治で介護や子育てに大きな不満・不安がある!
19、厚生労働省・社会保険庁は消えた5千万人の年金記録などデタラメだった!年金の官民格差、積立金のズサンな運用など、年金に不信・不安がある!
20、派遣社員を大量に作り出す法制化等で非正規社員激増・4割超、の大企業サイド政治をしていた!自殺者3万人超は、14年間も連続している。
21、後期高齢者医療保険制度で高齢者への差別などの姿勢が露呈された!
22、明治以来、官僚主導の保守政治が実態であり、
戦犯者が復活した保守党が前身の自民党は、行政改革
・地方分権には不熱心 !
U 自公政治家・NHK等が隠す「失われた20余年」の実態 !
名目GDPの実態・日本だけの超長期低迷
名目GDP:@1991年:日本:467兆円、米国:5,9兆ドル、
英国:6491億ポンド、 仏国:10971ユーロ
A 日本:2015年12月:500兆円(@の1.07倍)、
B 米国:2015年12月:18兆ドル(@の3.05倍)
C 英国:2015年12月:18640億ポンド(@の2.87倍)
D 仏国:2015年12月:21823ユーロ(@の1.99倍)
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