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田中角栄への人物破壊・ロッキード事件Cその背後にある闇 !
NHK等が隠す、長期自民党体制の正体 !
ロッキード事件の解明とは、外国の諜報機関によって、
日本の政界が汚染されてきたという事実を明白にする事だ !
「西松事件」、「陸山会事件」は、最悪の政治謀略不正えん罪事件 !
(d.hatena.ne.jp/boogierock/:2010-02-13より抜粋・転載)
◆『闇に消えたダイヤモンド―自民党と財界の腐蝕
をつくった「児玉資金の謎」』
☆米国・ロッキード航空会社から、右翼、児玉誉士夫氏に、
約21億円が、提供されていた !
◆右翼・児玉誉士夫は、ウラの顔として、ロッキード社の秘密代理人だった !
◆児玉誉士夫は、東京地検特捜部が、戦後狙い続けていた人物だった !
◆吹原産業・森脇文庫事件・田中彰治事件
・東郷民安脱税事件に児玉誉士夫が登場した !
◆地検特捜部と国税庁査察部は、ともに、児玉誉士夫を狙っていた !
◆磯辺調査査察部長は、東京国税局査察部の「Aファイル」
の中に、児玉の資料があることを知っていた !
◆児玉誉士夫は、脱税の温床・割引金融債を2億円購入していた !
◆「Aファイル」には、ロッキード社のコンサルタント料以外
の資料も含まれていた !
☆立石勝規『闇に消えたダイヤモンド―自民党と財界の腐蝕をつくった「児玉資金の謎」』講談社+α文庫(0901)は、膨大なロッキード事件・児玉ルートの公判記録を解読して、児玉の戦後史における役割を追跡している。
☆これらの証券会社の名義を使って株を買っていたのは、同業の三光汽船だった。
☆・三光汽船・ジャパンラインの両社は、業務提携を進める
この和解に児玉誉士夫が関与したというわけである。
☆児玉誉士夫は、野村證券に深く食い込んでいて、毎年500万円
の謝礼を受け取っていたという。端的にいえば、癒着していたということだ。
☆瀬川も水島も、このダイヤモンドの取得を所得として申告していなかった。
☆落札したのは、ある宝石商だった。落札価格は2000万円だった。
☆この落札を仲介したのは、東京国税局の磯辺律男自身だった。
☆宝石商に2000万円で落札することを依頼したのも東京国税局の磯辺だった。
☆当時の所得税の最高税率は、70%で1400万円、これに
2年あまりの延滞税と過少申告加算税と住民税を加算すると、
ちょうど2000万円程度になる計算だった。
以上は前3回投稿済みです。以下はその続きです。
「ロッキード事件」が発覚したのは、昭和51(1976)年2月5日であった(09年2月26日の項)。もう33年も前のことになる。
昭和50(1975)年12月27日から始まっていた第77回通常国会は、「ロッキード事件」の真相究明を巡って与野党が激しく対立し、後に「ロッキード国会」と呼ばれるようになる。
平野貞夫『ロッキード事件「葬られた真実」』講談社(0607)は、当時衆議院議長・前尾繁三郎の秘書だった著者が、自身のメモをもとに、著者の思うところの「真実」を明らかにした著書である。
奥付の著者略歴を見てみよう。
1935年、高知県に生まれる。1960年、法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻修士課程修了。
この年、衆議院事務局に就職。1965年、園田直衆議院副議長秘書、1973年、前尾繁三郎衆議院議長秘書。委員部総務課長、委員部部長などを経て、1992年退官し、同年の参議院議員選挙に出馬。
自由民主党、公明党の推薦を受け高知県選挙区で当選し、その後、自由民主党に入党。1993年に新生党、1994年に新進党、1998年に自由党の結党に参加。2003年民主党に合流、参議院財政金融委員長に就任。2004年、政界を引退。
議会政治の理論と国会法規の運用に精通する唯一の政治家。著書には『小沢一郎との二十年』『自由党の挑戦』(以上、プレジデント社)、『亡国』展望社、ベストセラーになった『日本を呪縛した八人の政治家』『昭和天皇の「極秘指令』『公明党・創価学会の真実』『公明党・創価学会と日本』(以上、講談社)などがある。
☆国会の会期終了後、
田中角栄前首相が、東京地検に逮捕された !
上記の履歴を見れば分かるように、国会のオモテとウラを最も良く知っている人、ということになるだろう。私などは、報道によってしか窺い知れない世界である。
「ロッキード国会」では、11年ぶりという証人喚問が行われ、マスコミの報道も過熱した。
国会の会期終了後の7月27日、田中角栄前首相が、東京地検に逮捕された。
前首相の逮捕という事態は、日本政治史上空前のものであった。
田中角栄逮捕で、自民党の暗部に検察のメスが入ったのだろうか?
平野氏は、次のように言う。
☆三木武夫首相は、政敵の田中角栄を追い落とすチャンス
だとスタンドプレーに終始して、真相究明を蔑ろにした !
「あの国会で、誰もロッキード事件の真相を解明しようなんて考えていなかった」
どういうことか?
首相の三木武夫は、政敵の田中角栄を追い落とすチャンスだとスタンドプレーに終始して、真相究明を蔑ろにした。
田中角栄自身を含む自民党主流派は、右往左往するばかりだった。
野党は、間近に迫る総選挙を有利にすることしか考えていなかった。
検察は、「誰でもいいから大物政治家のクビをあげる」ことに突っ走っていた。
☆誰もがロッキード事件の背後に隠された「闇」
から目を背けつづけていた !
平野氏は、誰もがロッキード事件の背後に隠された「闇」から目を背けつづけていた、という。
その本筋とは何か?
日本は、昭和20(1945)年8月15日の敗戦から、昭和27(1952)年のサンフランシスコ講和条約発効までの約7年間、外国によって占領されるという史上初めての体験をした。
その間も、それ以降も、日本の政治は、多かれ少なかれ、外国の(特にその諜報機関の)影響を受けてきた、というのが、平野氏の時代認識である。
自由民主党が結成された自由党と日本民主党の保守合同では、結党資金にCIAの資金が流れた。
社会党への国会対策費や総評への懐柔資金としてもCIA資金が流れ込んでいた。
中国ロビーを通じて中国共産党の資金も入っていたし、日本共産党はソ連からも資金提供を受けていた。
☆ロッキード事件の解明とは、外国の諜報機関に
よって、日本の政界が汚染されてきたという
事実を明白にする事だ !
ロッキード事件で、児玉誉士夫の名前が真っ先に登場したのは、そういう実態の中でのことであった。
児玉は、CIAのエージェントだった、と平野氏は言う。
児玉が、フィクサーと呼ばれ、日本の政界に暗然たる影響力を持っていた事実こそ、日本の政界の「闇」であった。
平野氏のいうロッキード事件の解明とは、外国の諜報機関によって政界が汚染されてきたという事実、それを明らかにするということである。
☆ロッキード事件の解明は、日本の政治が
「真の独立」を果たすチャンスだった !
それは、日本の政治が「真の独立」を果たすチャンスだった。
だから、ロッキード事件における最も重要な案件は、「児玉誉士夫ルート」の解明のはすだった。
ロッキード社から、同社ののエージェントでもあった児玉にカネが流れ、防衛庁が国産化も視野に入れていた次期対潜哨戒機として、ロッキード社のP3Cオライオンが導入され、児玉には21億円もの賄賂を得た。
☆ロッキード事件における最も重要な案件は、21億円の賄賂
を得た、「児玉誉士夫ルート」の解明のはずだ !
それがロッキード事件の本筋だったはずである。
しかし、実際には、脇道の「全日空ルート」ばかりが取り上げられ、田中角栄という大物の逮捕で幕引きが行われ、日本の政界が抱えていた「闇」は、解明されないまま、さらなる漆黒の闇の中に閉ざされた。
(参考資料)
「西松事件」、「陸山会事件」は、最悪の
政治謀略不正えん罪事件 !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/10/02より抜粋・転載)
1)自民党体制下、日本の司法は正常に機能していない
2)裁判所は、闇の勢力として悪徳を働いている !
3)「陸山会事件」は、今世紀最大の不正裁判、不正判決
4)警察・検察・裁判所、マスコミを総動員して、改革派人物を抹殺 !
5)裁判所は、悪徳権力である事を理解しよう !
6)石川氏、最高裁の良識に期待もしており、司法に対して失望
7)「西松事件」、「陸山会事件」は、最悪の政治謀略不正えん罪事件 !
8)東京高裁は、小沢一郎氏と3名の秘書の完全無罪を明示
9)飯田喜信判事は、不当判決を示した邪悪な裁判官
10)邪悪な裁判官に裁判されることは無限の不運になる
以上は前2回投稿済みです。以下はその続きです。
11)同じ事務処理をした、議員資金管理団体は
起訴されず、小沢一郎氏の団体だけが摘発され、
突然、秘書が逮捕・勾留という不公平・邪悪 !
まったく同じ事務処理をした、議員資金管理団体は多数存在するが、このなかで、小沢一郎氏の団体だけが摘発され、しかも、突然秘書が逮捕・勾留される事態に発展したものである。
当時の麻生太郎内閣の漆間巌官房副長官が「この事案は自民党には波及しない」と述べたことを記憶している人も多いだろう。
しかも、小沢氏資金管理団体の事務処理には、まったく瑕疵がなかった。
政治資金規正法は「寄付した者」を記載することを定めており、二つの政治団体に実体があった以上、二つの政治団体名を記載したことは完全なる適法行為であった。
史上空前のえん罪事案、史上空前の政治謀略事案だったのである。
この不正事件により、民主党代表の小沢一郎氏が代表を辞任することになった。
小沢氏は、総選挙を控えて、これ以上妨害工作が活発化することを避けるために、筋を曲げて辞任した。
12)権力迎合・多数の報道機関が
大誤報を大々的に展開した !
最近、朝日新聞の誤報が問題とされているが、当時の状況を振り返ると、多数の報道機関が大誤報を大々的に展開した。
この「誤報」については、いまだに記事の取り消しも、謝罪もない。
朝日新聞を攻撃するなら、この問題についても、記事の取り消しと謝罪を適正に行うべきである。
検察は「西松事件」の不正摘発で窮地に追い込まれた。
2010年1月13日の大久保隆規氏第2回公判で、西松建設元取締役の岡崎彰文氏が二つの政治団体に実体があることを大久保氏に伝えていたことを証言したために、「西松事件」のでっち上げが白日の下に晒されてしまったのである。
そのために、検察がさらに突き進んだ暴走が「陸山会事件」だった。
小沢一郎氏の資金管理団体が、2004年10月に代金決済して、2005年1月に移転登記を完了させた世田谷区所在の不動産について、資金管理団体が2005年の収支報告書に記載したことについて、検察が2004年の収支報告書に記載すべきだったとして摘発した事案である。
2010年1月15日から16日にかけて、現職衆議院議員である石川知裕氏を含む3名の元秘書が逮捕・勾留された。
13)検察とメディアは巨大犯罪と
断定するような情報流布を展開 !
「西松事件」にしても「陸山会事件」にしても、事案そのものは、犯罪と呼ぶことのできるものでなかった。
焦点は、その裏側に、裏金受領、収賄などの、「実質的犯罪」が存在するのかどうかであった。
ただし、「裏金受領」といっても、それが犯罪を構成する要件は、簡単なものではない。
みんなの党の渡辺喜美氏が、DHC会長の吉田氏から8億円の資金提供を受けていたことが発覚した事案でも、刑事責任は問われていない。
検察とメディアは結託して、裏側に巨大犯罪が存在すると断定するかのような情報流布を展開し、検察は、不正と言わざるを得ない強制捜査を1年間にわたり実施したのである。
ところが、「実質的犯罪」を発見することはできなかった。
東京地検特捜部が不正で不当で歪んだ「見込み捜査」を行ないながら、完全に失敗した事実は、前田恒彦元検事が法廷で暴露した。
−この続きは次回投稿します−
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