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防衛費は人を殺すための予算・発言への
批判説と理解する説、どちらが正論 ？
共産党の藤野保史政策委員長の発言は軽率
だが、自民党などの批判は的外れも甚だしい ！
安倍内閣の8割は、極右・「日本会議議連」に所属だ ！
山本議員：米国の要求＝安保法案そのものだ ！
（blogos.com：2016年6月27日 より抜粋・転載）
猪野 亨：2016年06月27日 01:35：
6月27日のＮＨＫの討論番組で、共産党の藤野保史政策委員長が述べた発言が物議を醸しています。
「人を殺すための予算でなく、人を支えて育てる予算を優先させていくべきだ」
「稲田、石田、下地、和田各議員が「まずい」「訂正したほうがいい」「御党のためだ」と忠告したが…」（産経新聞2016年6月26日）
産経新聞の好みの記事です。
「自民党の稲田朋美政調会長は「それは言い過ぎだ。（防衛費は）日本を守るためだ」と即座に反論。公明党の石田祝稔、おおさか維新の会の下地幹郎両政調会長は「人を殺すための予算」の取り消しや訂正を勧めた。」
自民党、公明党、おおさか維新（準与党）の反応です。
この後、藤野政策委員長は、発言について弁明しています。
◆藤野政策委員長の弁明：
藤野氏の発言は、比較としてはわかりやすいですが、確かに誤解を生みます。
少なくとも、現在、自衛隊は1人も殺さず、1人の戦死者を出していないというのが、平和憲法の下での自衛隊の姿でもあり、そうしたことを日本共産党も主張してきたわけです。
☆「そこで、藤野氏が問題にしたかったのは、今年4月より施行された安保法制により、自衛隊が海外に展開するようにできるようになったということです。
そこでは専守防衛という次元を超えて、他国でもって他国（米軍のことですが）のために戦闘行為（集団的自衛権）を行うということであって、日本国憲法が禁止している武力行使そのものです。
日本の防衛でも何でもありません。米国のために自衛隊員を海外に送り込み、そこで「敵」という名の「人を殺す」ということであって、そのために防衛費がさらに増大していくことを批判したのですから、何も間違っていません。」
稲田氏ら自民党は、この海外での集団的自衛権の行使ですら、「防衛」だという位置付けなのですから、これこそ詭弁です。
もっとも、このようなことを一言で「人を殺すための予算」と言ってみても、多くの有権者には「??」となってしまいます。
「平和のための予算」というのもすり替えです。
その「平和」の中身は何ですか。米軍のために他国で戦闘を行うということではありませんか。
すり替えの議論の中で最大級のものが自衛隊による災害救助です。
日本共産党も、災害救助のために自衛隊を活用すると主張していますが、これは違憲の見解とは何ら矛盾はしませんし、むしろ当然の主張です。
☆ 共産党が、自衛隊を違憲だと主張しているのは、
戦力の保持を禁止した憲法に違反しているからであって、
災害救助そのものが問題なのではないからです。
その災害救助では、実弾も大砲も必要ありません。
そういった戦力としてはでなく、災害救助のために活用するだけのことですから、どこが矛盾なのかということです。要は言い掛かりでしかないということです。
それとの関連で、藤野政策委員長の発言が自衛隊に失礼だというのも、これもまた同様に言い掛かりでしかありません。
災害救助で活動している自衛隊員をねぎらうのは当然のことであって、その問題と自衛隊は何かという問題をすり替えているのです。
一見すると自衛隊員を侮辱するのかという単純論法がわかりやすいだけに誤解を生みやすいというだけで、自衛官に対する侮辱でも何でもありません。
藤野政策委員長が語ろうとしていたことは、全く間違ってはいません。
災害救助には、本来であれば、そのための訓練や装備をすれば足りるのであって、大砲や実弾など全く必要ありませんし、かかる論法がまかり通れば、「災害救助に尽力する自衛隊を批判するのはけしからん！」ということにもなりかねません。
☆自公政治家等は、個々の自衛官の尽力の問題と、実際の
自衛隊の性質の問題を意図的にすり替えているのです。
ただ前述したとおり、この一言だけで語ってしまえば、確実に誤解を生みます。その意味では、このような短時間しか発言時間が与えられていない討論番組では不適切であったことは間違いなく、撤回、取消はやむを得ないところでしょう。
有権者の方々には、くれぐれも誤解されないよう、ご理解をお願いいたします。
☆「自衛隊の志望者がなお激減中
自衛隊はかつての自衛隊ではない」
補足説明：
安保法案に賛成した、また、安倍内閣不信任案に反対した、
おおさか維新・新党改革・日本のこころを大切にする党
（元・次世代の党）・日本を元気にする会は、
看板だけの野党で、正体は、隠れ自民党で～す ！
国民騙し上手は、安倍首相並みです。
故に、党首討論で、自民党批判はせず、野党共闘批判
等をして、安倍首相を助けています。
建前、平和・中道主義・大衆福祉・公明党の正体は、
戦争・右翼・弱肉強食・ぺてん師・売国奴・金権腐敗
自民党の山口派、自民党政治家と同類で～す ！
自民党の悪政・人物破戒工作・格差拡大等は隠蔽、
支持者騙しは、ダントツ上手・安倍首相並みで～す。
（参考資料）
Ⅰ 共産党の小池書記局長が、藤野前政策委員長、
「人を殺すための予算」発言で釈明 ！
（www.fnn-news.com：2016年07/03 21:22より抜粋・転載）
フジテレビ「新報道2001」で、釈明 ！
「人を殺すための予算」発言で、共産党幹部が釈明した。
共産党の藤野前政策委員長が、防衛費は「人を殺すための予算」と発言して辞任したことをめぐり、3日のフジテレビの「新報道2001」では、与野党の幹部から小池書記局長に対し、自衛隊に対する認識をただす質問が相次いだ。
共産党・小池書記局長は「わたしもおわびをいたしました。海外派兵のためのいろいろな装備などについては、削減すべきだと言いましたが、これを『人殺し』だと言って、全部否定するようなことは、共産党の方針とも違うんです」と述べ、あらためて釈明したうえで、「われわれは、国民の合意がなければ、自衛隊は、なくすことはできない。今のこの東アジアの環境の中で、自衛隊をなくせるわけがない」と強調した。
藤野保史の主張： @FujinoFujinooo 2016-06-26 17:09:30
本日のＮＨＫ討論で、軍事費について、
「人を殺すための予算」と発言しました。
この発言は、安保法制＝戦争法と一体に海外派兵用の武器
・装備が拡大していることを念頭においたものでしたが、
テレビでの発言そのものはそうした限定をつけずに述べており、
不適切であり、取り消します。
Ⅱ 自公政権・安倍新内閣の真相は ？
１）安倍内閣の8割は、極右・「日本会議議連」に所属だ ！
（www.nikkan-gendai.com：2014年12月30日より抜粋･転載）
「政治とカネ」「ＳＭバー」……。疑惑とスキャンダルにまみれた問題閣僚を再任した安倍首相。国民をバカにしている証拠だ。
しかし、所詮は「極右」のお友達内閣である。マトモに機能しないだろう。
安倍内閣の8割は、極右・「日本会議議連」に所属だ ！
何しろ、安倍首相を筆頭に、１９人の閣僚中、１５人が「日本会議議連」に所属しているのだ。
２） 安倍政権、ネオナチ、稲田朋美議員、高市早苗議員
（etc8.blog.fc2.com：日々坦々2より抜粋・転載）第56代自民党の政調会長になった稲田朋美はヘイトスピーチの元凶「在特会」や「ネオナチ」と親和性があるようだ ！
Ⅲ 山本太郎議員の主張：
米国の要求は、安倍政権が、提案している安保法案そのものだ ！
（news.infoseek.co.jp：2015年8月21日より抜粋・転載）
★中谷防衛相：アメリカの要請に応えるかたちで
安倍政権は国のかたちを変えようとしている ！
★「アーミテージ・ナイリポート」を持ち出してきた ！
★憲法違反の閣議決定から憲法違反の安保法制まで、
米国側の要求によるものだ ！
★米軍は、自衛隊と日本の集団的防衛を行うことは、
法的に禁止されている ！
★3年前・「アーミテージ・ナイリポート」に昨今の国会での
安倍フレーズが、ソックリそのまま出ている ！
★安倍首相や安倍政権の「ネタ元」が、米国・
「アーミテージ・ナイリポート」だ ！
★米国の要求：ホルムズ海峡に、日本は、単独で
掃海艇を同海域に派遣すべきだ ！
★米国の要求：
明らかに特定秘密保護法の制定を促した文言もある ！
★米国の要求文書：安倍政権が、提案している
安保法案そのものではないか ？
★「これら（米国の要求）はほとんどすべて、今回の
安保法制や日米の新ガイドラインに盛り込まれている」 ！
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