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自公政権下、日本政治が、混迷に陥っている真の原因は何か ?
米国の支援をバックに対米隷属・国民洗脳
一党支配体制が構築されてきた !
米国の日本占領政策と戦後日本・自民党体制の真相 !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/07/18より抜粋・転載)
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1)40年前の田中角栄逮捕の真実に迫る 著書が刊行された !
田中角栄元首相が、逮捕されて、40年の時間が流れる。
1976年7月27日、田中角栄元首相が逮捕された。日本政治の転換点である。
田中角栄氏に関する著作が刊行され、新たな「角栄ブーム」が生じているが、40年前の田中角栄逮捕の真実に迫る著書が刊行された。
平野貞夫元参院議員による、『田中角栄を葬ったのは誰だ』(K&Kプレス):https://goo.gl/qFxnP0である。
石原慎太郎氏が、『天才』(幻冬舎):https://goo.gl/CDjCnp:を刊行して、ベストセラー化しているが、上掲書に収録された、平野貞夫氏と佐信氏による対談のなかで、佐氏は、次のように述べている。
2)石原慎太郎が、都知事選に出る前に、田中角栄
の金権政治を批判する事を書いていた !
「角栄の秘書だった、朝賀昭氏が、書いていますが、石原慎太郎が、都知事選に出る時に、中曽根から角さんのところに挨拶に行った方がいいと言われて、石原は、砂防会館の事務所に挨拶に行くわけです。
石原は、その数ヵ月前に、角栄の金権政治を批判して「君、国売り給うことなかれ」とか、偉そうなことを書いていました。
だから門前払いを食わせてもいいのに、角栄は招き入れるわけでしょ。
それで軍資金を渡して、帰り際には「足りなくなったらまた来いよ」と言ったという。
3)田中角栄から、軍資金もらったのに、石原は、
角栄からは金をもらわなかったなんて書いている !
それなのに、石原は、いまさら偉そうに「天才」なんて本を書いて、角栄からは金をもらわなかったなんて書いている。
あれは死人に口なしですよね。偉そうに、そんなわけねえだろうと。
お前が書くな馬鹿野郎と思いますね。」『天才』よりも百倍は面白い。
平野貞夫氏による『ノンフィクション』衝撃作である。
平野氏は、本書のプロローグで次のように記述する。
「ロッキード事件の本質を、田中角栄が「アメリカの虎の尾を踏んだ」と論じることは、事件の本質の一端に肉薄している。
4)先の大戦に敗北後、現在も日本は、一貫して
アメリカの従属下にある !
71年前、わが国は、ポツダム宣言を受諾して、先の大戦に敗北し、建国以来、初めて外国の軍隊によって、占領されるという屈辱に甘んじた。
以来、敗者である日本は、国家の根幹である安全保障は、もちろん政治や経済も、勝者アメリカの従属下にあった。在日米軍基地、日米安保条約、日米地位協定を見るまでもなく、現在も日本は、一貫してアメリカの従属下にあることは、賢明な読者の首肯するところだろう。
田中政治は一面、対米従属から脱して日本の自立を目指すものであった。
ロッキード事件は、日本の自立を志向する田中角栄がアメリカの逆鱗に触れた、つまり「アメリカの虎の尾を踏んだ」ことからアメリカがロッキード事件を仕掛けたと見る識者もいる。
5)「ロッキード事件=米国の虎の尾論」は、
真実の一面をついている !
この「ロッキード事件=虎の尾論」は、真実の一面をついていることは間違いないだろう。
しかし、私は「虎の尾論」を具体的に証明する証拠と能力を有しない。
私にできること、そして私がなすべきことは、「対米従属シンドローム」に侵された日本の権力者たちが、憲法や刑事法規を冒涜して、田中角栄を葬ったことを論証することである。
つまり、日本の国家権力そのものが、異形異能の政治家田中角栄を葬ったことを論証することである。
私は、田中角栄を葬った「国家権力の犯罪」を論証することによって、日本政治が、混迷に陥っている真の原因を明らかにしたいと願っている。
6)自公政権下、日本政治が、混迷に
陥っている真の原因は何か ?
それが、わが国の議会政治の表と裏で苦闘してきた、私の使命だと信じているからだ。
本書は小説ではない。真実の記録である。」本書タイトルにある『田中角栄を葬ったのは誰か』の答えが、本書のなかに明記されている。
恐るべき歴史の真実も明らかにされる。ご高読をお勧めしたい。
本書の刊行に合わせ、そして、田中角栄元首相逮捕から40年の日時に合わせて、7月26日にシンポジウムが開催される。
7)シンポジウム『田中角栄』の内容 !
主催者に代わり、多くのみなさまのご参集を呼びかけたい。
◇◇◇ シンポジウム『田中角栄』 ◇◇◇
期 日:平成28年7月26日(火)6時〜8時(予定)、 5時半開場
場 所:憲政記念館講堂: 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-1-1
TEL 03-3581-1651 FAX 03-3581-7962
主 題:『田中角栄を葬ったのは誰だ』刊行を記念して !
主 催:日本一新の会・(株)K&Kプレス、事務局:(株)K&Kプレス(田中シンポ係)
参加費:無 料
― 次 第 ―
1)ゲストスピーカー:小沢 一郎生活の党共同代表、石井 一 元自治大臣(交渉中、『冤罪』の著者)、大下 英治(政治評論家)
2)シンポジウム(パネラー):佐高 信 (評論家)、早野 透 (前朝日新聞コラムニスト、予定)
平野 貞夫(著者・元参議院議員)
本書のなかに以下のような記述がある。
8)CIA資金が、自民党と民社党に、流れている ?
「私は、「ニューヨーク・タイムズ」紙のメモに目をやる。
「CIA資金が一つ以上の政党に流れている」
このニュースが報じられた時、一つ以上というのは、自民党と民社党ではないか、と囁かれていた。
(そういえば、確か、似たような話を聞いた覚えがあるな・・・・)
私は本棚から民社党のファイルを引っ張り出した。
以前、民社党に絡んだ噂を、労働組合に詳しい評論家から聞いたことを思い出したのだ。
(中略)
この情報を聞いた時、私は半信半疑だった。
9)平野貞夫氏は、作成した、膨大なメモに従って、
歴史を正確に再現している !
信じたくないというのが、正直な感想で、私のメモにも、噂話を意味する「三角印」が降ってあった。
が、「ニューヨーク・タイムズ」紙の記事とセットにすれば、俄然、信憑性は高まる。」
平野氏は、歴史の「事実」について、膨大なメモを作成しており、その膨大なメモに従って、歴史を正確に再現されている。プロローグにある
「本書は、小説ではない。真実の記録である」という言葉に、本書の凄みがある。
そして、その「事実」に基づく記述が、巨大な波紋を投げかけることになることは間違いない。
10年前に、平野氏は、『ロッキード事件――葬られた真実』を、講談社から刊行されている。
その内容が、田中角栄元首相逮捕から、ちょうど30年の日に当たる2006年7月27日の朝日新聞朝刊に、特ダネとして掲載されることになった。
−この続きは次回投稿します−
(参考資料)
T 米国から上級奴隷・自民党へ密かに 長年、資金提供され、米国の
支援をバックに対米隷属・国民洗脳一党支配体制が構築されてきた !
(T) 右翼・米国の支援で、対米隷属・保守政党の結成 !
冷戦の始まりとともに、対日占領政策の変更・「逆コース」により、アメリカは、日本の戦時体制を維持し、戦時中のエリート(戦犯たち)に、権力を握らせようと決めていた。
そのため、対米隷属を約束させられた、戦争犯罪人を監獄から出してやった。
1948年12月24日、釈放された、A級戦犯容疑者は、岸信介、児玉誉士夫、笹川良一、正力松太郎など70名以上存在し、戦後の政界・経済界・政界の黒幕など多方面の有力者になった。
講和後の1958年4月、禁固刑のA級戦犯(賀屋興宣、白鳥敏夫、重光葵、橋本欣五郎などは後に衆議院議員となる)は、全員赦免になった。
1945年11月、保守政党の結成、再編が行われた。
日本自由党の資金は、戦時中に右翼の児玉誉士夫が海軍の「児玉機関」の長として中国で物資調達にあたった時の資産(裏金・時価4千億円)の一部をもらった。
(2)米国の資金提供等で長期政権を実現 !
岸信介は日本に台頭する保守派の指導者になった。国会議員に選出されて4年も経たないうちに、国会内での最大勢力を支配するようになる。
そしていったん権力を握ると、半世紀近く続く政権党を築いていった。
このようにして、アメリカの政策に従順な日本政府の体質は、敗戦直後から着実に形成されていた。
そして、CIAが1950~70年代に日本の保守政権の安定化を図り、自民党や「左派穏健勢力」に繰り返し資金提供していた(違法資金)ことが、米国務省の機密文書公開で明らかにされている。
U 米国の日本占領政策と戦後日本・自民党体制の真相 !
(社会問題を考える会・2014年11月レジュメより抜粋・転載)
1 対米隷属自民党体制:
米国の支援をバックに一党支配体制を構築 !
1)逆コースの占領政策:右翼・米国の支援で、対米隷属・保守政党の結成。
2)アメリカの資金提供等で長期政権を実現
2 米国による日本支配の手駒は、
「戦犯」、「検察」、「マスメディア」!
1) 逆コースの占領政策:
戦犯を対米従属の政治家・官僚・マスコミ・右翼の大物に復活させる
2)「CIAの対日工作員」が幹部になる、検察。東京地検特捜部の前身は、
GHQ(米国)が作った組織。
2) 大マスコミと自民党とCIAの深い秘密の関係
日本を反共の防波堤に、米国による日本人「愚民化政策」
・「3R」「5D」「3S」で巧妙に支配 !
「3S」:スポーツ・セックス・スクリーンに夢中にさせる事で、
多様な情報を勉強しない、政治・経済等を、思索しない、
騙されやすい、国民を育成した。
権力の家来・マスコミの画一的集中報道で、国民を洗脳し、支配する。
暗記教育で、思索・討論できない、思考停止(マスコミ報道
鵜呑み度70%・イエスマン)の国民を育成してきた。
4)日本の裁判所と裁判官の暗黒の実態
最高裁は、裁判官を憲法違反の統制をしている。最高裁のウラ金とウラ取引
日本の第一審有罪率は、99.9%(事実上世界一)の異常な司法
*悪徳ペンタゴン:
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」なのだ。
(植草一秀氏の説)
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