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利権まみれの都政構造を打破する新知事を選出すべきだ !
与党の利権獲得を妨害する野党知事は、妨害したいのが、自公の狙いだ !
自公政権下、「我欲」=「エゴ」が、
日本政治を地の底まで突き落としてきた !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/07/15より抜粋・転載
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1)東京都知事選で、主権者が判断するべきことは、
「安倍自公政治の是非」だ !
2)石原、猪瀬、舛添、3知事には、「政治とカネ」
の問題があり、安倍自公政権の暴走を止める事が、
今回の都知事選の意義だ !
3)反・安倍自公陣営が候補者一本化を決定した
直後、インパクトを弱めるために、天皇の生前退位報道
を連続・長時間報道した !
4)安倍政権によって、マスメディアだけでなく、
インターネット上の情報も強く操作されている !
5)TPP・格差拡大等、5大問題について、違憲
・ペテン師・暴走・安倍政権に任せていいのか ?
6)反安倍政権側のインターネット情報の入口になる、
サイトの創設が必要である !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)安倍政権・悪徳ペンタゴンにとって、
最大の天敵は、高い投票率である !
既得権勢力にとって最大の天敵は、高い投票率である。
このために、都知事選に対する有権者の関心が高まらないように、あらゆる手を尽くしてくるだろう。
NHKの皇室報道はその第一弾である。
同時に彼らが注力するのが、鳥越氏に対するネガティブキャンペーンである。
東京オリンピックがあり、「オリンピック利権」を極大化するためには、利権勢力の言いなりになる与党系知事が必要不可欠なのだ。
8)「オリンピック利権」等、与党の利権獲得を妨害
する野党知事は、妨害したいのが、自公の狙いだ !
与党の利権獲得を妨害する野党知事は目障り以外の何者でもない。
今回の知事選において東京都民が選別の第一の基準にするべきことは、オリンピック利権の膨張を阻止し、利権にしっかりとメスを入れられる人物であるかどうかの見極めである。
この点でベストな人物は宇都宮健児氏であった。
しかし、選挙において何よりも大事なことは、当選することである。
当選しないことには、何も始まらない。
宇都宮健児氏が統一候補として擁立されれば、勝利する可能性は極めて高かったと思われるが、紆余曲折があり、鳥越俊太郎氏が反・安倍改憲勢力陣営の統一候補として擁立された。
9)オリンピック利権の膨張、利益誘導行動を阻止
するには、鳥越俊太郎氏を当選させる事だ !
オリンピック利権の膨張、利益誘導行動を阻止するには、こちら側の統一候補を当選させることが絶対に必要である。同時に東京都の首長は他の道府県とはまったく異なる。
首都東京の首長は首都の政治スタンスを象徴する。
原発や憲法、TPPや消費税などの問題についても、明確な見解と方針の明示が求められる。
原発は、東京都民と切っても切り離せない。
東京自身が福島原発事故で放射能汚染されている。
原発で生産される電力は、首都圏の需要を賄うためのものだ。
そして、東京都は、原発を運転する東京電力の株主でもある。
10)原発で生産される電力は、首都圏の需要を賄うためのものであり、
原発の是非は、都知事選の最大争点のひとつだ !
原発NOなのかYESなのかは、都知事選の最大争点のひとつである。
子育て、高齢者問題、災害対策は都民の最重要問題だ。
都知事の仕事は、これらの問題について、問題解決を図る際に、誰の知恵、誰の提言を採用するのかを決めることである。
誰の提言を重視し、どのようなスタンス、哲学、思想によって、これらの施策を遂行するのかが重要なのであって、知事本人が各問題のエキスパートである必要はない。
政治家の仕事は、ビジネスではなく、公職である。
ところが、与党利権政治集団に属する政治家は、政治を公職とは捉えず、「ビジネス」と捉えている。
11)都知事だけでなく、東京都議の多くが、
議員職を利権職であると理解している !
舛添知事の公私混同は、むろんのこと間違っているが、東京都議の多くが、議員職を利権職であると理解していると見られる。
この構造にメスを入れて、都政に清冽な地下水が流れるようにすること。
これが新しい東京都知事の最大の役割である。
オリンピックを控えて、都政の利権構造を刷新するのか。
それとも、利権まみれの都政の構造を継続させてしまうのか。
これが都知事選の最大の焦点である。
(参考資料)
自公政権下、「我欲」=「エゴ」が、
日本政治を地の底まで突き落としてきた !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/07/14より抜粋・転載)
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1) ブログ記事で、反自公サイドの候補者一本化
の必要性を強く訴えた !
東京都知事選が、告示された。投票日は、7月31日である。
昨日のブログ記事:「反自公陣営は、万難排し、候補者一本化完遂せよ」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-105d.html
に、反自公サイドの候補者一本化の必要性を強く訴えた。
7月12日には、ニュースサイトである、”NET IB NEWS”が、拙ブログ記事「首都東京奪還する千載一遇チャンスを生かす」を紹介し、次の見出しリード文を掲載した。
「NetIB-Newsでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事から一部を抜粋して紹介する。
植草氏は、東京都知事選に注目。
2) 自公サイドは、小池百合子氏と増田寛也氏
の2名が出馬、分裂選挙 !
自公が、それぞれ候補者を立てようとしている状況をチャンスと捉え、民進党が擁立する鳥越俊太郎氏で、野党統一候補が実現するかもしれないと期待を掛けている。」
http://www.data-max.co.jp/280712_uk_1/
反自公陣営の主力候補として、宇都宮健児氏と鳥越俊太郎氏が、出馬の意思を表明した。
自公サイドは、小池百合子氏と増田寛也氏の2名が出馬の意向を表明し、分裂選挙になる可能性が高まった。
反自公陣営が候補者を一本化できれば、勝利できる千載一遇のチャンスになる。
何としても候補者の一本化が求められる局面であった。
3)見事な大英断で、宇都宮健児氏が
出馬取りやめの判断を下した !
この状況下で宇都宮健児氏が出馬取りやめの判断を下した。見事な大英断である。
皆のために我が身を捨てる決断を示された。心からの敬意を表したい。
日本の政治に欠けていた美徳を宇都宮氏が示された。
日本の政治を支配しているのは、「自分が、自分が」という、「我欲」=「エゴ」ばかりである。
この「我欲」=「エゴ」が、日本政治を地の底まで突き落としてきた。
このなかで、宇都宮氏が初めてこの美徳を回復させた。
4)「我欲」=「エゴ」が、日本政治を地の底まで突き落としてきたが、
宇都宮氏は、この美徳を回復させた !
この宇都宮氏の大英断を必ず結実させねばならない。
7月4日付ブログ記事:「都知事選に期待される候補者の乱立」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-0e56.htmlに次のように記述した。
「原発・憲法・TPP・基地・格差の問題で、安倍政権勢力の主張と重なる主張を示す候補者には、できるだけ多く立候補してもらいたい。
この考えを持つ主権者の投票が分散するからである。」
「何よりも大事なことは、こちら側の候補者を一本化することだ。
前回都知事選で次点に泣いたのが、宇都宮健児氏である。
主権者の側の候補者としては、最有力の候補者になる。
5)自公側が分裂し、反自公側が統一候補に
なれば、十分に勝算が生まれてくる !
安倍政権と類似した政策を提唱する候補者が乱立し、こちら側の主張を提示する候補者が1人に絞り込まれるなら、宇都宮健児氏にしろ、他の統一候補にしろ、十分に勝算が生まれてくる。」
安倍自公政権の政策主張と重なる主張を示す候補者が乱立することが望ましいこと。
そして、反自公陣営が候補者をただ一人に絞り込むことが重要であることを主張した。
この間、一貫して、こちら側の統一候補として最良の選択は宇都宮健児氏であると考えてきた。
しかし、宇都宮氏が統一候補として擁立される条件が整うのかどうかが不透明であった。
その最後の局面で鳥越俊太郎氏が浮上し、こちら側の候補者が宇都宮氏と鳥越氏の2名になる状況が生じた。この局面で身を引く決断を示すことは極めて難しい。
6)宇都宮氏の大英断に敬意を表し、反自公の
都民は、大同団結して、都知事選を勝利しよう !
しかし、その大英断を宇都宮氏が示された。
この大英断に敬意を表し、「安倍政治を許さない!」と考える主権者は、今回の東京都知事選を必ず勝ち抜かねばならない。
それが、宇都宮氏の大英断に対する私たちの責務である。
この経過の途上で、古賀茂明氏の名前が浮上したが、古賀氏は統一候補にはなり得なかった。
それは、古賀氏の経済政策の主張が「新自由主義」の範疇に分類されるからである。
古賀氏が提唱する、「改革はするが戦争はしない」の「改革」は、新自由主義の色彩を色濃く持つものである。
7)都知事候補として、古賀茂明氏の名前が浮上
したが、「新自由主義」・TPP推進の人である !
私は「官僚機構の無駄を省くこと」には大賛成だが、新自由主義の経済政策には反対する。
その新自由主義経済政策の集大成とも言えるものがTPPであり、古賀氏はTPP推進の主張を展開しているのである。
古賀氏が統一候補として擁立されることはあり得なかったが、仮に民進党が古賀氏を擁立した場合には、宇都宮氏の出馬取りやめもなかったと思われる。
この情勢で選挙戦に突入した場合には、「安倍政治を許さない!」側の主権者は、宇都宮健児氏を統一候補として全面支援することになったと考える。
このなかで、鳥越俊太郎氏が候補者として浮上し、野党4党が鳥越氏を統一候補者として擁立する動きが出て、最終的に宇都宮氏が身を引く決断を示された。
宇都宮氏の決断は、文字通りの大英断である。
−以下省略します−
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