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【長野】「強者のための政治から弱者のための政治に」
杉尾候補が野党合同演説会で岡田代表らと訴え !
日銀6月短観:
大企業の非製造業・中小企業は悪化 !
GDP成長率において、安倍政権の実績は、悲惨なものだ !
(www.minshin.jp:2016年7月6日より抜粋・転載)
参院選2016:長野県長野市:岡田克也代表・杉尾ひでや・市民連合
岡田克也代表は、7月6日、長野県長野市を訪れ、党公認の杉尾ひでや候補、志位和夫・日本共産党委員長、又市征治・社民党幹事長、SEALDsの諏訪原健さんらとともに合同街頭演説会を開いた。
岡田克也代表:
☆違憲・暴走・安倍自公政権下、 憲法の平和主義が危ない !
「残すところあと3日。この選挙、どうしても負けるわけにはいかない」と岡田代表は切り出し、まず憲法の話題に触れた。「憲法の平和主義が危ない。安倍さんは侵略戦争をしなければ憲法の平和主義は構わないんだと言う。しかし違いますよ皆さん。
☆専守防衛、海外で武力行使をしない !
これが日本国憲法の平和主義だ !
専守防衛、海外で武力行使をしない。これが日本国憲法の平和主義。これをねじまげて憲法9条2項まで変えようとしている。(改憲勢力が)3分の2の議席を取れば憲法改正がやってくる。
危機感をもっとお互いに持とうじゃないか。
新聞各紙は与党あるいは改憲勢力が3分の2の議席を取りかねないと言っている。
皆さん本気でこれを許していいのか。憲法改正の道に一歩踏み出すことは絶対に阻止しようではないか」と述べ、改憲勢力に3分の2の議席を取らせないように強く協力を求めた。
☆失敗している、アベノミクスで、もう税収の
上振れなど期待できない !
続いてアベノミクスに触れ「自民党が単独過半数をとるというメディアもある。
もし、自民党が単独過半数になれば安倍さんとアベノミクスにお墨付きを与えたことになるが、皆さんそれでいいのか。アベノミクスは円安株高に引っ張られた恵まれた政策だったと思う。
しかし、円安株高も終わった。政府は今年度予算を作るにあたって為替レートを122円と設定したが、今いくらか。20円以上円高に振れている。税収も上がらない。
安倍さんは成長の果実を分配に回すと言っていた。
安倍さんの言う成長の果実とは、税収が上振れしたもの。昨年の補正予算では、まさしくそれを使って景気対策をやった。だが、もう税収の上振れなど期待できない。
安倍さんはこの選挙が終わったら5兆とか10兆とか20兆とか補正予算を組むと言うが、結局それは借金を当てるしかない。
借金をして公共事業をどかんとやる。古い昔の自民党に戻るだけですよ、本当にそれでいいのか」と疑問を表明した。
☆この選挙を国民の良識と
暴走・違憲・安倍政治の戦いだ !
長野県選挙区の情勢について岡田代表は、「私はこの選挙を国民の良識と安倍政治の戦いだと思っている。この長野選挙区では長野県民の良識と安倍政治の戦い。皆さん勝とうではないか。今はまだ接戦だが、長野市では負けている。長野市民の勢いで変えてほしい。
どうかこの杉尾さん、素晴らしい候補者を間違いなく皆さんの力で国会に送ってくださるようお願いしたい」と述べ、杉尾候補への支援を強く訴えた。
杉尾ひでや候補:
☆市民の皆さんの一人ひとりの思いが、今回の
歴史的な野党共闘を実現させた !
35年ほどTBSの記者、キャスターとしてテレビの最前線に立っていた、杉尾ひでや候補である。新人ながら知名度抜群ではあるが、ここまでは接戦が伝えられている。
その杉尾候補は、最初に「今の政治を変えてほしい、安倍政権を変えてほしい、平和の日本を守ってほしい。その市民の皆さんの一人ひとりの思いが、今回の歴史的な野党共闘を実現させた。本当にありがとうございます」と1500人の聴衆に感謝を表明した。
「日本中の注目を最も集めているのがこの長野県選挙区」と自身の選挙区を位置づけ、だから自民党は必死になり、安倍総理は、3回長野に入り、人気がある小泉進次郎衆院議員も2回入ったと、自民党も必死になっていることを説明した。
☆元祖野合政党の自民党に
野合批判なんかされる覚えは全くない !
☆左翼社会党と連立、長年攻撃してきた、理念が
大違いの公明党と連立した自民党 !
杉尾候補は、安倍総理が演説で何度も繰り返して触れる話と、全く触れない話があると指摘した。何度も繰り返して触れる話の一つは「野党は与党の批判ばかりしている」という野党批判で、もう一つは野合批判だとしたうえで、「元祖野合政党の自民党に野合批判なんかされる覚えは全くない」と断じると、聴衆から大きな拍手が沸いた。
☆安倍政治は、数の力で押し切って、
強者の政治をしている !
安倍総理が演説で全く触れない話は年金積立金の株式運用を2倍以上に増やした結果の10兆円とも言われる巨額損失の「消された年金」問題。「誰がこんな風にしたか、誰が責任を取るのか。
こういうことは絶対言わない。安倍総理は泥沼に片足を突っ込んで足が抜けなくなっている」と表現した。
☆相対的貧困世帯、ワーキングプア、シングルマザー、
年金を減らされている高齢者、障害を抱えて
働こうにも働けない人が増加 !
杉尾候補は、安倍政治が数の力で押し切って、強者の政治をしていると指摘したうえで「生活できない人がいるんです」と述べ、その例として相対的貧困世帯、ワーキングプア、シングルマザー、年金を減らされている高齢者、障害を抱えて働こうにも働けない人を取り上げた。
そして「一人ひとりの弱い人の生活を支え、暮らしを支え、弱い人たちのために政治があるんじゃないか。強者のための政治から弱者のための政治に変えよう」「われわれはそういう人への投資、ここにもっとも重点を置く。そういう政治に変えていかなければいけない。
強い国家があっての国民じゃない。国民あっての国家だ。そのために何が何でも今の政治を変え、安倍政権を退陣に追い込み、将来的には政権交代につなげていく。その一歩にするための大事な戦い。絶対に負けられない戦いがここにはある」と訴えると、聴衆からも「そうだ」と大きな声があがった。
「どうか皆さん。皆さんの力が頼りだ。自民党と公明党が本気で進めてくるなら、われわれは自由と平和と民主主義を愛する、それを次の世代に引き継ごうと思っている皆さんの強い意思、これがあればわれわれは勝つことができる。どうかみなさん、一緒に戦ってほしい。
ともに勝利の日まで頑張ろう」と杉尾候補が演説を締めくくると、1500人の「杉尾コール」が起こり、杉尾候補は両手を挙げて声援に応えた。−民進党機関紙局−
(参考資料)
日銀6月短観:
大企業・製造業の景況感横ばい !
大企業の非製造業・中小企業は悪化 !
(mainichi.jp:毎日新聞2016年7月1日13時43分より抜粋・転載)
日銀が、7月1日発表した、6月の企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感
を示す業況判断指数(DI)は、大企業・製造業がプラス6と前回3月調査から横ばいだった。
一方、大企業・非製造業は、プラス19(前回はプラス22)と、2四半期連続で悪化したほか、中小企業も悪化が続いている。
今回調査は、英国国民投票での欧州連合(EU)離脱派勝利が判明した、24日時点で9割超が回答済み。
EU離脱への反応がほとんど反映されておらず、
足元の景況感は全体としてさらに悪化している可能性がある。
◆「解説」:全体に停滞感漂う !
DIは、景気が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」の割合を引いた数値である。
業況感の前提となる、2016年度の想定為替レートは、1ドル=111円41銭と、3月調査(117円46銭)から約6円、円高方向に修正された。
大企業・製造業のDIは、16業種のうち6業種が悪化した。
円高や軽自動車の燃費不正の影響で「自動車」が7ポイント悪化したほか、輸出割合の高い「生産用機械」「業務用機械」が2〜4ポイント悪化した。
改善は9業種。円高で原材料の輸入コストが下がる「食料品」は9ポイント改善、「紙・パルプ」も4ポイント改善した。大企業・製造業の16年度設備投資計画は前年度比12.8%増だった。
大企業・非製造業は、12業種のうち8業種で悪化した。
円高に伴い訪日外国人(インバウンド)による消費の鈍化を背景に「小売り」や「宿泊・
飲食サービス」がそれぞれ7ポイント、11ポイント悪化した。
熊本地震で交通網が寸断された影響もあり「運輸・郵便」が5ポイント悪化した。
中小企業の景況感はさらに悪化している。
製造業のDIはマイナス5と前回から1ポイント悪化し、2期連続で悪化。非製造業は4ポイント悪化のゼロとなり、6四半期ぶりにプラスでなくなった。
3カ月後の先行きDIは、大企業の製造業が横ばいで、非製造業は2ポイント悪化した。
製造業は、16業種のうち11業種、非製造業は、12業種中9業種が悪化を見込む。
足元の円高の悪影響が加われば、
大幅悪化につながる可能性もある。【安藤大介】
U GDP成長率において、安倍政権
の実績は、悲惨なものだ !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/06/26より抜粋・転載)
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1)経済全体のパフォーマンスを示す経済指標・GDP
成長率において、安倍政権の実績は、悲惨なものだ !
経済全体のパフォーマンスを示す経済指標をただひとつ挙げるとすれば、
実質GDP成長率ということになる。
このGDP成長率において、安倍政権の実績は悲惨なものである。
2012年10−12月期から2016年1−3月期までの実質GDP成長率の平均値は+0.7%である。
2009年10−12月期から2012年7−9月期までの実質GDP成長率の平均値は+2.0%である。
民主党政権時の日本経済は決して好調でなかった。東日本大震災(リーマンショック後でもある)
もこの時期に発生している。
2)リーマンショック後、東日本大震災勃発後の民主党政権時
と比較して、安倍政権下の経済成長率はその3分の1だ !
この好調でない日本経済と比較して、安倍政権下の経済成長率はその3分の1に留まっている。
いくら安倍首相が口角泡を飛ばして、「アベノミクスで日本経済は良くなった」と言い張っても、実績を示すデータがアベノミクスの失敗を明確に物語っている。
労働者の実質賃金も3年連続で減少し続けている。
このことに関連して安倍首相がおかしな主張をしている。
テレビなどでも懸命に主張していることだが、間違いだから周りにいる者が注意してやめさせるべきだ。
それは、労働者一人当たりの実質賃金が、消費税増税の影響を超えてプラスになったという点である。
NHKは、日曜討論で、偏向した統計数値を用いる。
3)実質賃金指数が、2016年に入ってからプラス数値だが、
デフレへ転換した事が理由であり、アベノミクスの成功ではない !
4)2年間でインフレ率を2%まで引き上げることを公約
に掲げたが、失敗し、デフレに回帰し始めている !
5)インフレ誘導失敗の結果として生じている、実質賃金のプラス
転換を自画自賛するのは、正気の沙汰ではない !
6)「インフレ誘導」という、アベノミクス政策が、誤りだったこと
を、安倍政権は、認めるべきだ !
7)消費税増税後に実質賃金がプラスになるのは大変なこと」だと
自画自賛しているが、理由がデフレに回帰している事を隠蔽した
誤魔化し演説だ !
−以下省略―
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