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2016年東京都知事選の候補者人選の重要性 !
東京都知事選においても、現在の安倍政治
の暴走の是非を問う、選挙にすべきだ !
政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆
の大罪と自民党・自公体制の真相 !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/06/15より抜粋・転載
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1)自公政治家・NHK等が隠す、安倍政治の正体を見抜き、
平和・共生の日本を目指して、団結して投票に行く事が重要だ !
(*補足説明:
ブレイクスルー、ブレークスルー(英語: breakthrough)とは、進歩、前進、また一般にそれまで障壁となっていた事象の突破を意味する英単語)。
2)何よりも大事なことは、「安倍政治を許さない!」と考える
主権者と政治勢力の大同団結だ !
3)桝添知事は、辞表を提出した !本来、公職にある者は、
「公」と「私」の区別を厳格にすべきだ !
4)「謝罪」するべきことがあれば、率直に説明し、「謝罪」
することが、一番大切だ !
5)自公が推薦・支援した、舛添知事の説明のほとんどが
「言い逃れ」であると判断された !
6)安倍首相は、桝添知事と同様で、アベノミクスの失敗を謝罪
せず、「新しい判断」で再延期すると開き直った !
7)桝添都知事の責任より、安倍首相の責任は何十倍も重いのに、
失敗を誤魔化して、自公・マスコミ等は、支持している !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
8)舛添氏辞職の裏側には、参院選・東京五輪へ
の影響の拡大への惧れ等があった !
第二の要因は、東京五輪の組織委員会における、東京都知事の権限が大きいなかで、舛添氏のコントロールが利きにくい面が表面化したことだ。
森喜朗氏を頂点とする組織委員会にとって、東京都知事は、コントロールの利く、ロボットでなければならない。
ところが、舛添氏は、単なる操り人形になることを拒絶していた。
かつて五輪を担当していた、下村博文元文科相にとって、舛添氏は、許し難い存在になっていたと推察される。
9)舛添氏辞職の裏側には、安倍政権の単なる操り人形になる事を拒絶したり、
カジノ推進問題への意見対立等も要因であろう !
第三の要因は、第二の問題とも関わるが、カジノ推進問題における意見対立があったと見られることだ。
これらの要因により、舛添氏の排除が決定されたのだと推察される。
すでに焦点は、次期都知事の候補者擁立に移っている。
名前が浮上しているのは、池上彰氏と総務事務次官の桜井俊氏である。
桜井氏は、人気グループ「嵐」の桜井翔氏の父親である。
総務省官僚出身の知事は多い。
かつて、東京でも鈴木俊一氏が、自治官僚出身者で知事に就任した。
桜井氏を擁立できれば、選挙権年齢が引き下げられたなかで、若年層の票を得ることができるのではないかとの期待も強い。
しかし、これらはいずれも、安倍政権側の目論見、思惑であって、東京都知事選の一方の
側面の事情しか表わしていない。
10)東京都知事選においても、現在の安倍政治
の暴走の是非を問う、選挙にすべきだ !
東京都知事選においても、現在の政治の暴走を容認するのか、それとも、これを許さないのか、という基準で、選挙が実施されなければならない。
前回2014年の選挙では、反原発を唱える陣営が2人の候補者を擁立して、投票が分散し、その影響もあって舛添氏が当選した。
したがって、「安倍政治を許さない!」「政治の暴走を許さない!」陣営が候補者を一人に絞り込むことが極めて重要になる。
恐らく、既得権の側は、反権力陣営の候補者を複数にするための工作活動を展開するだろう。
その結果として得票が分散すれば、2014年の轍を踏むことになる。
2014年の失敗を教訓として活かさなければならない。
11)東京都知事選の重要な事は、反安倍政権の
候補者を1人に絞って、擁立することだ !
具体的には、明確に反既得権の候補者を擁立することだ。
中間の候補者は、共倒れを目的に擁立される候補者になる可能性が高い。
2014年の轍を踏まぬためには、より明確に、いまの政治の流れをはっきりと変える候補者を擁立することが重要である。
そして、「安倍政治を許さない !」と考える主権者は、一致結束してこの候補者を支援する。
中間的な立場から候補者が擁立される場合、現在の政治継続を容認する、主権者の投票を、既得権の側の候補者と、この中間的な立場からの候補者とが、票を奪い合う構造を生みだすように誘導するべきだ。政治の流れを、首都東京からはっきりと変える。
12)首都東京で、反安倍政権の知事が誕生すれば、
日本政治潮流転換の最重要の契機になる !
これが日本政治潮流転換の最重要の契機になる。
日本政治が停滞している最大の理由は、中間的な位置にいる野党の一部、はっきり言えば、現在の民進党のなかに、「隠れ自公」と呼ぶべき勢力が居座っていることにある。
13)隠れ自民の政治家を、野党共闘勢力から、
除去する事が、日本政治刷新に不可欠だ !
これを野党勢力から除去することが、日本政治を刷新するための決定打であり、必要不可欠なことだ。
したがって、この点を踏まえて都知事選に対応するべきである。
32の選挙区で野党候補一本化が実現したから、この流れを都知事選にも生かすべきではあるが、政治を刷新できる候補者で一本化できるのかどうか。
一本化ができない場合には、主権者は、はっきりと政治刷新の候補者に投票を集中させるべきである。
日本政治は、2016年夏の陣を迎える。
(参考資料)
政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆
の大罪と自民党・自公体制の真相 !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)
1)既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行 !
民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。
民主党は、年明けに新しい代表を選出する。しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。
2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。
このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが、日本の既得権益である。
日本の既得権益とは、米国・官僚・大資本のトライアングルだ。
別名は、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナである。
攻撃の対象とされたのは、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。
小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の「政治謀略事件」が捏造された。
鳩山由紀夫氏に対しては、個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な「人物破壊工作」を展開された。
2)「隠れ既得権益派」が 普天間問題で、鳩山首相に違背 !
そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である、小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。
鳩山政権は、沖縄の普天間移設問題で、トラップ(ワナ)にかけられた。
鳩山首相が、普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の「隠れ既得権益派勢力」だった。
具体的には、沖縄基地問題を担当した、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相
の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。
このために、鳩山首相が追求した、普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。
3)悪徳民主党議員が 「政治謀略事件」渦中の小沢氏を攻撃 !
そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。
2009年3月3日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。
民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。
その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである。
4)公約破棄の消費税増税提示で 民主党への信頼失墜 !
そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。
この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。
その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。
民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。
そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて2009年総選挙に臨んだ。
5)シロアリを退治なき、 消費税増税提示で信頼失墜 !
その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。
だから、民主党は、主権者から見放された。
民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。要するに、権力亡者なのだ。
権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。
6)政権交代・政治改革を破壊した 民主党悪徳10人衆 !
日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。
7)菅・野田首相は、 財務省に屈服し、消費税増税推進 !
民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。
その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。
8)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ !
二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。
この変節が日本政治を破壊したのである。
*悪徳ペンタゴン:
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」なのだ。
(植草一秀氏の説)
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