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民進党・山尾政調会長:
自民党の憲法改正草案は、憲法を知らない人が書いた !
待機児童問題では、実際は、おカネも出さず、
やったふりをしているのが今の自民党です !
(toyokeizai.net:2016年4月23日より抜粋・転載)
◆東洋経済:
安倍首相は、本格的な議論を避け、逃げてばかり !
有馬晴海 :政治評論家 2016年04月23日
☆検事の仕事で、問題が決着しても「根っこの問題」は、
変わらないという事が、政治家になるきっかけ !
☆民進党は、いい意味で
「ワンボイス」でまとめて行くことだ !
☆本来の自由とは、国家権力から 国民の自由を守ることだ !
☆アベノミクスは、金持ちを大金持ちにしただけ !
☆実質所得は、リーマンショック後・東日本大震災
のあった、民主党政権時代より減少した !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
☆山尾政調会長:
若者にもお年寄りにも「同じ言葉」で語りかけたい !
しかし、国民の皆さんは賢いのです。「ワンショット」(1回限り)で渡されても、それが国の持続的な成長に役立たないことに気づき始めています。民進党は、「限られた財源は、子どもと若者に優先的に順位を振り向けさせてくれ」と。今は平均余命が長くなり「先輩世代」も長生きする時代。
先輩世代のこれからの老後が苦しくなるのか、今の豊かさを維持できるのかは、ワンショットでおカネを配ることではなく、いかに子供や若者を優先できるかにかかっています。
私が気を付けていることは、若者にもお年寄りにも同じ言葉で語りかけたいということです。
今までもやってきましたし、これからもやっていきます。この国は子供に冷たい。子供を大切にしない国に未来がないのは、みんなわかっている。でも、選挙になると「お年寄りの票が逃げる」と言って政治家は大事なことを言いません。
しかし、私は、それは違うと思う。日本の有権者はそんなに愚かではありません。政治家の「腹が決まっていない」だけです。
有馬:確かに安倍政権のバラマキは露骨な面がありますね。それでも前回の失敗が尾を引いているのか、「民進党を応援しよう」という声をあまり聞きません。何か民進党が自民党よりも優れている、という糸口のようなものがあるのでしょうか。
☆民進党が自民党よりも優れている事:
民進党の人的な財産と、「対案をこれでもか、
これでもか」と言っていける力です !
山尾:2つあります。ひとつは、民進党の人的な財産です。民主党は、2009年に一回与党になりましたが、いろいろな人が入ってきた結果、統率を欠き最後は「党批判をして自分が生き残ろうとする」ような発言が後を絶ちませんでした。
しかし、今なお共に闘っている同期や先輩議員には、信頼し尊敬できる若手・中堅の論客が大勢います。ここに維新の党が合流して、若手の比率は一段と高まっています。
2つ目は「対案をこれでもか、これでもか」と言っていける力です。これが必要です。たとえば安全保障の問題について、違憲部分を廃案にすることは大事ですが、領域警備法や周辺事態法、PKOなどを改正することによって、限られた財源や人的資源を最大限使い、国際的プレゼンスを高めながらリスクに対処することは可能です。
憲法の許す範囲内で変化する国際環境に対応し、やるべき改正はやり、法案も提出して議論する準備は整っています。
「近くは現実的に、遠くは抑制的に、人道支援は積極的に」というキャッチフレーズだってあって、これを地元で言うと「なんだ、民進党、対案あるじゃん」と言っていただけます。
☆社会保障の安定性を確保しないと、財布
のひもは絶対に緩みません !
☆無理やり「量の発展」を追い求める
安倍政権とはまったく違う !
経済政策についても同様です。社会保障の安定性を確保しないと、財布のひもは絶対に緩みません。
さきほど一人ひとりのハードルを取り除くという話をしましたが、年金の不安解消や働けなくなるかも、といった皆さん一人ひとりの不安を解消する手立てを講じていきます。
また、人口減少の中でも経済の質を担保して、一人ひとりが、生き生きと社会に貢献するような社会をつくる。こうした地道な解決策の集合が新しい状況を作り出し、数字として見た時にも、立派な経済政策になっていければいい。
こうした発想は、無理やり「量の発展」を追い求める安倍政権とはまったく違うし、自民党と同じ土俵で戦う必要はまったくありません。
今までの反省や総括はもちろん必要ですが、それはこれからの自分たちの行動に落とし込んでいきます。もっと自信を持って訴えかけて行きます。3月27日の結党で、「ギアチェンジしたんだ」と考えたい。
◆自民党の憲法改正草案は、憲法を知らない人が書いた !
有馬:それでは憲法について。私は憲法とは「この部分をこういじればいい」というのではなく、全体としての整合性も見なければならないと思っていますが、法律の専門家である山尾さんから見て、自民党の憲法改正草案はどう見えていますか。
山尾:自民党の憲法改正草案は「憲法を知らない人」にしか書けないもので、公党が提示するレベルに達していないと思います。私たちは憲法については「未来志向の憲法を国民とともに構想する」としていますが、自民党とは考え方がまったく違います。
☆現行の憲法は、極めて含蓄が深いものだ !
☆あくまで国民の側に立ったある べき思考過程をたどっていこう !
現行の憲法を真剣に学べば、極めて含蓄が深いものだとわかりますが、私たちは、戦後71年、日本国民が大切に育ててきた過程をとても大切にして、ここから国民とどうしようかと一緒に考えましょうというスタンスです。
憲法が普通の法律と違うのは、政治とか国家が作るものではないということです。自民党は「米国製だから変えなければならない」「変えるとしたらどこが変えられるか」という思考になっていますが、
民進党は「変える必要はあるのか?」「その声は国民から出ているのか?」だとしたら、どういう方法でやるのがいいのか、あくまで国民の側に立ったあるべき思考過程をたどっていこうというものです。
有馬:憲法改正については、民進党の中にも、安倍さんや自民党と一緒に勉強していた方々がいますが、今回はそういう人たちも党の方針に賛同しているということでいいんですね。また、7月の選挙はダブル選挙になる可能性は薄れたのかもしれませんが、やはり憲法改正をいちばんの争点にしますか。
山尾:憲法改正に関する姿勢も含めて、どの民進党の政治家も、自らの綱領を守るというのは、当然のことだと思います。また憲法は、参議院選挙の大きな柱のひとつには間違いないですが、この一点だけに絞っては、戦いに勝てないと思います。
有馬:なるほど。憲法改正だけでは、大きく勝てないとすると、戦い方は簡単ではありません。
与党だから当然と言えば当然ですが、安倍首相や自民党の巧みなところは、待機児童の問題にしても野党から追及されたら、自分たちが取り入れて実行に移すことを約束するなどして、批判を巧みにかわそうとするところですね。
☆待機児童問題では、実際は、おカネも出さず、
やったふりをしているのが今の自民党です !
山尾:待機児童問題では緊急対策などとしていますが、実際は、おカネも出さず、やったふりをしているのが今の自民党です。予算委員会で打ち出すなら財源などの議論ができますし、私たちも議論の窓口を持っています。
しかし、待機児童問題も同一労働同一賃金の問題にしても、予算委員会が終わった後に、「対策を講じる」という話をする。これでは実現性に乏しく、中身のないものばかりになってしまう。安倍総理の格好悪いもののひとつは、こうして本格的な議論を避け、逃げることです。野党の追及がなくなった記者会見で、こうした実の無い政策を打ち出していることに気づいていただきたいのです。
◆国民と一緒に成功体験を ひとつでも多く作る !
「国民と一緒に成功体験を一つでも多く作りたい」
有馬:民主党は政権運営に大失敗しましたが、今の自民党が進めている経済政策は、結構、民主党を「パクッた」ようなところもあります。
しかし、山尾さんもおっしゃっていましたが、政権の反省を口にするかどうかではなく、行動で表しながら、国民に「ああ、民進党は反省しているな」と認めさせなければならないですよね。政治は国民のためにあるし、国民は1年生議員も党首もなく、即戦力として期待して国会に送り出している。その意味で、もっと人を巻き込んでどんどんやっていることを知らせないと。辻立ちしている議員さんだって、どれだけいるのか、と。
☆政官業癒着・長期自民党・自公政権下、
政権交代のある政治は、始まったばかりです !
山尾:国民に近い地方の議員を、もっともっと大事にしていきます。2009年の政権交代からほぼ7年が経って、政党名も民進党になりましたが、私の中で、政権交代のある政治は、始まったばかりです。
私は、「国民が声を上げれば、政治は変わる」という成功体験を国民の皆さんとひとつでも多く作っていきたい。また、待機児童問題だけでなく、エネルギーや安全保障の問題にしても、国民の皆さんは、新しい政治への「声の上げ方」「声のつなげ方」を、厳しい状況の中でめげずに模索してくれています。だから、政治は、良い方向に変わると信じています。
【有馬の目】待機児童で名を馳せた民進党期待のホープも、早速ガソリン代でメディアの洗礼を受ける。歯切れの良さは、若さだけではなく元検事の経験が大きいようだ。
それでも自民党時代なら大臣二人分といわれた政調会長職、野党といえども歴史観、世界観をもって国の仕組みを論ぜねば通用しまい。まずは7月の参院選で結果が出せるかだ。
(構成:福井純、写真:吉野純治)
*悪徳ペンタゴン:
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」なのだ。
(植草一秀氏の説)
*日本操り対策班:
安倍自公政権を支配する、ジャパンハンドラーズ(日本操り対策班)として有名なのは ?
リチャード・アーミテージ、カート・キャンベル、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイ、ジェラルド・カーティス、ロバート・フェルドマン、ケント・カルダー、エドワード・リンカーン、バーグステン、グレン・ハバード、ローレンス・リンゼー、カート・キャンベル、ウィリアム・マーティン等。
(副島隆彦氏の説)
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