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日本政治を刷新するためには、既得権勢力に対峙する改革勢力
の結集が不可欠だ !
政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆
の大罪と自民党体制の真相 !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/05/25より抜粋・転載)
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1)世界友愛フォーラム勉強会が開催された !
2)鳩山友紀夫元首相は、沖縄から基地を撤去
することの重要性が改めて指摘された !
3)対米隷属・自公政権下、沖縄は、今も
米軍占領下に置かれているのだ !
4)米国の、日本統治の基本は、対米隷属政権
の永続、「政治刷新の脅威の除去」だ !
5)GHQ統治の中核は、GSからG2に移行し、「民主化」
から「非民主化」に転換した !
6)対米従属の自民」、「脅威なき社会党」の55年体制
を破壊したのが、1993年の細川護熙連立政権だった !
補足説明:細川非自民・非共産連立政権:
与党・支持基盤は、日本新党、日本社会党、新生党、公明党、民社党、新党さきがけ、
社会民主連合、民主改革連合であった。
7)対米隷属政権の永続の「本当の脅威」になり得る人物に対しては、
悪徳ペンタゴンによる、「人物破壊工作」が、仕掛けられてきた !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
8)鳩山一郎首相・石橋湛山首相・田中角栄首相
等は、「人物破壊工作」が、仕掛けられてきた !
そのために、ロッキード事件が仕掛けられ、失意の失脚、逝去へと誘導された。
橋本龍太郎元首相は、日本から米国への上納金制度である日本政府による米国国債強制購入に異を唱えた。
その結果、これまた謎の心臓発作発症と早逝に追い込まれたのである。
小沢一郎氏は西松事件・陸山会事件という、日本史上最も卑劣な政治謀略冤罪ねつ造により撃墜された。鳩山友紀夫元首相も故人献金疑惑で猛攻撃を受けたのである。
私に対する人物破壊工作も同じ文脈上に位置づけられると思われる。
9)小沢一郎氏・鳩山友紀夫元首相には、最大の
「人物破壊工作」が、仕掛けられた !
2009年の政権交代実現とこれを実現させた勢力は、日本を支配する既得権勢力にとっての「真正の危機」、「真正の脅威」であった。
あのまま、既得権による日本支配を打破する勢力が拡大し、盤石の政権基盤を確立していたなら、日本の「国のかたち」は根底から刷新されたと考えられる。
2010年7月の参院選で小沢‐鳩山体制の民主党が勝利し、衆参ねじれを解消していたなら、日本政治の刷新は、音速の勢いで進展したと考えられる。
逆に考えれば、だからこそ、日本を支配し続けてきた既得権勢力は、目的のためには、手段を選ばぬ方法で、鳩山政権殲滅(せんめつ)に総力を注いだのである。
10)悪徳ペンタゴンは、民主党内既得権勢力を
活用して、鳩山改革政権の殲滅に総力を注いだ !
その具体的方法が、民主党内既得権勢力の活用であった。
民主党内の主導権を、改革勢力ではなく、既得権勢力に握らせてしまえば、民主党(今は民進党)が、拡大しても脅威ではなくなる。
したがって、今回の参院選で野党勢力が、仮に勝利を収めたとしても、民主党が、野党第一党の地位にあり、民主党の実権を既得権勢力が押さえている限りは、既得権勢力による日本支配の構図は、変わらない。ここが重要なことである。
11)民主党内・隠れ自民派が、首脳陣となり、公約違反の消費税増税等で、
民主党は主権者の支持を失い、自公政権復活になった !
しかし、民主党の実権を既得権勢力が握ったために、民主党は、主権者の支持を失った。
当たり前のことだ。
*補足説明:自公政権の復活は、最低投票率を捏造して、改革派候補者の票を大量廃棄して、自公圧勝を演出した、悪徳ペンタゴンによる、不正選挙だったとの指摘は多い。
日本政治を刷新するために民主党に投票したのに、その民主党が既得権勢力に寝返るなら、主権者はこの政党を支持しない。
現在、民主党の実権を握っている人々は、そのほとんどが主権者から支持されていない者たちである。
それでも、彼らは、実権を手放そうとしない。
そして、改革勢力結集を妨害し、日本政治刷新を妨げる存在になっている。
12)日本政治を刷新するには、 民主党の浄化が不可欠だ !
日本政治を刷新するには、民主党の浄化を避けて通れない。
民主党は、「地下水と油泥の混合物」である。
そして、現状は、既得権側の油泥が、実権を握っている。
この油泥が実権を握っているために、反自公=安倍政治を許さない !
清冽な地下水勢力の結集、大同団結が妨げられている。
「地下水と油泥の混合物」である民進党を分離することが必要である。
そのためには、この政党を大敗させることが必要だろう。
「大敗ショック」で「地下水」と「油泥」の分離を実現させる。
そのうえで、「清冽な地下水」勢力の結集、大同団結を実現するのだ。
13)「清冽な地下水」勢力の大結集のため、鳩山友紀夫元首相と
小沢一郎代表の再連携が必要だ !
そのためには、鳩山友紀夫元首相と小沢一郎代表の再連携、そして、共産党と含む地下水勢力の大結集が必要であると思う。
民進党を軸にする、野党勢力結集では、永遠に日本政治刷新が実現しないことを、認識したうえでの戦略構築が求められている。
6月2日(木)午後6時30分から、浦和コミュニティセンター多目的ホール、(J浦和駅東口徒歩1分):http://www.saitama-culture.jp/urawacom/access.htmlのおいて、
『オールジャパン平和と共生−私達に出来ることは何か−』
の演題で話をさせていただく。
主催は「九条の会・さいたま」、参加費は500円
http://whatsdemocracy.jp/events/7968
一人でも多くの主権者のご参加をお願い申し上げたい。
(参考資料)
政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆
の大罪と自民党体制の真相 !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)
1)既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行 !
民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。
民主党は、年明けに新しい代表を選出する。しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。
2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。
このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが、日本の既得権益である。
日本の既得権益とは、米国・官僚・大資本のトライアングルだ。
別名は、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナである。
攻撃の対象とされたのは、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。
小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の「政治謀略事件」が捏造された。
鳩山由紀夫氏に対しては、個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な「人物破壊工作」を展開された。
2)「隠れ既得権益派」が普天間問題で、鳩山首相に違背 !
そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である、小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。
鳩山政権は、沖縄の普天間移設問題で、トラップ(ワナ)にかけられた。
鳩山首相が、普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の「隠れ既得権益派勢力」だった。
具体的には、沖縄基地問題を担当した、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、
北澤俊美防衛相の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。
このために、鳩山首相が追求した、普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。
3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」渦中の小沢氏を攻撃 !
そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。
2009年3月3日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。
民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。
その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである。
4)公約破棄の消費税増税提示で民主党への信頼失墜 !
そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。
この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。
その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。
民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。
そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて2009年総選挙に臨んだ。
5)シロアリを退治なき、消費税増税提示で信頼失墜 !
その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。
だから、民主党は、主権者から見放された。
民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。要するに、権力亡者なのだ。
権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。
6)政権交代・政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆 !
日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。
7)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進 !
民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。
その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。
8)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ !
二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。
この変節が日本政治を破壊したのである。
*悪徳ペンタゴン:
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」なのだ。
(植草一秀氏の説)
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