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自民党、大量のビラで野党共闘批判 ! 憲法学者は、野党共闘のススメ !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/6154.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 5 月 27 日 21:20:51: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


自民党、大量のビラで野党共闘批判 !

憲法学者は、野党共闘のススメ !

「共産党はすごい決断をよくした」野党協力に関して、小沢代表が発言 !



T 安倍・自民党、野党統一候補=民共合作候補と批判ビラ、バラマキ !

(www.asahi.com:2016年3月10日より抜粋・転載)

 自民党は今夏の参院選に向け、野党5党が進める統一候補擁立を批判するビラを作成した。赤字の大きな見出しで「『野党統一候補』=『民共合作候補』」と主張し、理念も政策も違う民主、共産両党がタッグを組むと強調。参院選を「『自公の安定政権』か、『民共合作の革命勢力』かの選択」と位置づけている。

 ビラでは「『理念なき民主党』と『革命勢力・共産党』の打算と思惑の産物」と痛烈に批判したうえで、日米安保条約の破棄と自衛隊廃止という共産の主張を取り上げ、「どうやって日本を守るのか」と疑問を投げかける。

 党所属国会議員に配るほか、12日の全国幹事長会議などを通じて地方議員らへの周知徹底を図る予定だ。

U 小林節教授、 安倍を討て ! 憲法学者、野党共闘のススメ !

http://gekkan-nippon.com/?p=8834より抜粋・転載)

 『月刊日本』5月号

小林節「安倍を討て! 野党共闘のススメ」より
2016/4/22 2016/4/26 小林 節, 本誌, 立ち読み

 安倍政権は、日本を滅茶苦茶にした。もはや、共産党が好きとか嫌いとか言っている状況ではない。野党は、一致団結して安倍政権に臨む必要がある。ここでは、野党共闘運動の中心的人物である、憲法学者の小林節氏のインタビューを紹介したい。

『月刊日本』5月号:聞け! 国民の声を

◆野党共闘の中心として、民進党が結党されました。

小林節教授: 民進党は、野党の中の「一強多弱」になっています。
そのため少し強引なところがあり、野党共闘はあまり進んでいないようです。

しかし、民進党が他の野党の理解さえ得られないのであれば、とても国民の理解を得ることはできません。それでは、安倍政権に塩を送り、自分で自分の首を絞めてしまいます。本末転倒です。

「民主党」という党名を捨ててまで、政権交代を目指した初心を忘れず、謙虚に着実に、野党共闘を進めてほしいと思っています。


☆理念の異なる自民党と公明党の連立こそ、

    「野合」そのものだ !

☆政権交代が現実味を帯びてくれば、自民党から

   民進党等へ合流する議員も出てくる !

 野党共闘は自民党から「野合」と批判されていますが、理念の異なる自民党と公明党の連立こそ、「野合」そのものです。
 そもそも、自民党は、盤石ではありません。

自民党は、党内の言論の自由や民主主義を認めず、政党助成金や公認権を手に議員たちを縛っています。私の耳にも入ってきますが、上層部に対する不満は、自民党内に渦巻いています。

だから野党連合が求心力を集め、政権交代が現実味を帯びてくれば、自民党から合流する議員も出てくると思います。

◆安倍を討て !

── 小林さんは、野党共闘の理念の在り方について、どう考えていますか。
小林 政治の使命は、国民の幸福に資することです。そのために自由、豊かさ、平和を取り戻す。そういう観点から考えています。


☆特定秘密保護法を見直し、 放送法の悪用を止めるべきだ !

 まず自由を取り戻す。特定秘密保護法を見直し、放送法の悪用を止めるべきです。
安倍政権は自分たちに都合の悪い言論に圧力をかけています。

しかし、自分の嫌いな言論が出てくれば、反論すればいいのです。


☆テレビ局に、脅しをかけたり、新聞広告で、

   個人攻撃を加えるような事はしてはいけない !

放送法を盾に取って、テレビ局に脅しをかけたり、新聞広告で個人攻撃を加えるようなことをしてはいけません。私も個人的には、櫻井よしこさんに言論界から出て行ってほしいと思いますが、私が彼女を追い出せば、言論の自由に反します。
だから彼女の言論を受けとめた上で、反論しているのです。

 そして、豊かさを取り戻す。大企業・富裕層の過剰な優遇策はやめて、国民の貧困の問題に真摯に取り組むべきです。またTPPや原発再稼働には反対です。


☆安保法制・TPP推進等、安倍政権は、主権者の

    生命財産よりも米国政府の都合を優先している !

TPPで食糧や医療が崩壊する懸念が根強くあり、国民の命に関わる問題です。

しかし、安倍政権は、外国との約束を盾に取って、国民に何も知らせないまま、TPP批准に前のめりになっています。

安倍政権は、主権者の生命財産よりもアメリカ政府の都合を優先しています。民主国家の指導者として失格です。

 原発も国民の命に関わる問題です。しかし安倍政権は福島県で子どもの甲状腺がんが多発しているという指摘に真摯に対応していません。また中国や北朝鮮の脅威を強調する一方、原発が攻撃されるリスクには、口を拭っています。国民は命の危険に晒されたまま放置されている。


☆地震大国・日本にひしめく多数の原発、安全神話

    が崩壊した以上、脱原発に舵を切るべきだ !

原発は安全神話が崩壊した以上、脱原発に舵を切るべきです。
 さらに平和を取り戻す。もともと大国は、自らの利益のためには戦争も辞さないものです。国際政治の力学の前に、国際法はあってなきが如くです。

しかし、日本は紛れもない大国でありながら、戦後70年間にわたって憲法9条のゆえに戦争をしなかった稀有な国です。
日本は戦争しない大国として、国際社会に名誉ある地位を占めています。

その名誉と信頼を守ることは、日本の平和だけではなく、国際社会の平和に資すると思います。


☆戦争法は廃案にして、日本は戦争しない大国に戻るべきだ !

戦争法は廃案にして、日本はいかに平和を希求するかについて、きちんと国民的合意を形成すべきです。

 最後に立憲主義を取り戻す。集団的自衛権の行使を認めた安倍政権は違憲内閣であり、戦争法は違憲立法です。これは撤回する必要があります。法治国家である以上、憲法に基づいた政治を死守しなければなりません。


◆小林さんは野党共闘にどう関わっていくおつもりですか ?

小林 やはり野党共闘の旗を掲げるのは、政治家の方々であるべきだと思っています。確かに与野党を問わず、政治家にはそれぞれ立場があると思いますが、日本の国と国民の未来のために最善の行動をしてほしいと切に願っています。

特に民進党がリーダーシップを発揮して、野党共闘が成ることを心から期待しています。私自身、応援団として精一杯頑張りたいと思います。

 何より「野党共闘で政治が変わるんだ! 参院選で政治を変えるんだ!」というワクワク感が広がってほしい。確かに「政権交代をしても、何も変わらなかったじゃないか」という失望感は拭いきれていないと思います。


☆政治に絶望している国民を、見下して、砂上の楼閣で

   高笑いしているのは、他ならぬ安倍政権だ !

しかし、政権交代のおかげで、政治の大掃除ができた意義は、決して小さくありません。
それに政治に絶望している国民を見下して砂上の楼閣で高笑いしているのは、他ならぬ安倍政権なのです。「野党は野合すらできず、政権交代は起きないぞ」と。悔しいではありませんか。……

全文は本誌5月号をご覧ください。

(参考資料)

「共産党はすごい決断をよくした」

    野党協力に関して、小沢代表が発言 !

(www.seikatsu1.jp:2015年11月13日より抜粋・転載)

小沢一郎代表は、11月4日、石川県小松市内で講演に招かれ日本政治の現況について話しました。その中の野党協力に関しての発言要旨を下記にご紹介します。

今、安倍政権の下で日本の政治が執り行われています。自公政権が日本の将来、国民の皆さんにとって本当に良い政治を行っているのなら、私は決して批判しません。

しかし、今日の安倍政権の政権運営を見ますと、日本の将来にとって本当に危ういやり方をしています。

国民の皆さんの生活を守っていくという観点からしても、このままでは国民生活、経済社会は崩壊してしまうのではないかと感じています。

ところが今、政治は一強多弱です。自民党以外は小さな政党ばかりです。

しかしながら国民の間では、格差が拡がり、生活の先行き・見通しが立たないなどいろんな問題で自民党政権に不満を持っているはずです。

野党がその受け皿を作れば、必ず国民皆さんの支援が得られると思います。我々の側に責任があるのです。

そういうことを言い続けてきたら、思いがけず、最初に反応したのが共産党でした。
皆さん共産党と言うと、私もそうでしたが、色眼鏡で見がちです。

共産党が今まで全選挙区で候補者を立ててきたことから私は、志位さんに会うと「利敵行為だ。自民党の補完勢力ではないか。共産党が候補者を立てなければ、こちらがとれるのに」といつもからかっていました。

ところが共産党は本気になって変わりました。
まさか共産党があそこまで決断するとは思いませんでした。
今まで日米安保条約に反対と言っていたのが、ある以上しようがない。自衛隊もある以上しようがない。

日本が攻撃を受けたら自衛隊で反撃する。
必要ならば日米安保でもって米国にも頼むと言っています。

そして君主制についても、「憲法を守るのだから(天皇制の規定を含む)憲法も守る」と180度転換しました。すごい決断を本当によくしたなと思います。

もちろん我々が共産党と一緒の政党になるという話ではありません。
ただ共産党が現在の日本の国家体制を基本的に認めたわけですし、「自民党政権は国民のためにならない。だから変えなくてはいけない。そのためには野党協力する」という点では共産党と一致できると思います。

野党結集しなければ、来年の参議院選挙ではべた負けになると分かっていながら二の足を踏んでいる他野党に「共産党に先を越されてどうするんだ」と私は言っています。

「共産党と共闘するなんてけしからん」と言う人がいます。だけど皆さん考えていただきたい。
明治維新はどうやってできましたか。薩摩と長州が手を握って初めて明治維新ができたのです。

その前年に薩摩と長州は蛤御門をめぐって殺し合いの戦争をしています。非常に仲が悪かったのです。

しかしこのままではいけない。討幕のため、文明開化の世を作るために手を結ぼうということで、坂本龍馬のあっせんを得て薩長連合ができ討幕、明治維新が実現したのです。

政治の目的は何だということを政治家は考えなければいけない。
それは国民のために、国民の生活を守るためにあります。

政党がどうだとか。あいつが好きだとか嫌いだとか。
そんなことを言っていたのでは政治になりません。

私は何とかして、今年中に野党の連携のための基本的な合意をきちんととりつけて、来年の参議院選挙、その後に来る衆議院選挙に臨みたいと思います。

国民皆さんの力を結集して国民のための政権を作ることができるようぜひともご協力をお願い申し上げます。
 

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