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【衆院北海道5区補選】池田まき候補を囲んで
「北海道の保育問題を考える集い」開く !
【北海道】「安倍政権下で進む戦前回帰
のような、流れを止める」長妻代表代行
【驚き】新党大地の鈴木宗男氏、北海道で寝返って、自民候補支援へ !
娘・鈴木貴子議員が、民主党へ離党届 !
枝野幸男幹事長、除籍処分を検討 !
(www.minshin.jp:2016年04月16日より抜粋・転載)
辻元清美・山尾志桜里・政務調査会長:札幌市:蓮舫・代表代行:
衆院北海道5区補選2016年:池田真紀:北海道
◆保育問題を考える集い !
蓮舫代表代行、山尾志桜里政調会長、辻元清美役員室長は16日、札幌市内で北海道5区衆院補欠選挙の池田まき候補者を囲んで「北海道の保育問題を考える集い」を開いた。
この集いでは、民進党や候補者の考え方を伝えつつ、実際に子どもの問題や保育士として働く上での困難を抱えている女性たちからの話を聞き、参加者が皆で問題を共有し、解決に向けた取り組みにつなげていくことを狙ったもの。
一般的にはあまり政治家や候補者の集会に出席することの少ない若い世代が多数参加し、会場に用意された保育スペースから子どもたちが遊ぶ声が聞こえる中、熱心なやり取りが繰り広げられた。
◆山尾志桜里政調会長
☆私は、国会で総理に質問を する役割のお母さんだった !
司会を辻元室長が務め、まずは山尾政調会長、蓮舫代表代行に保育問題の現状について話を聞いた。待機児童問題がクローズアップされるきっかけとなったのは、「保育園落ちた」というブログを取り上げた山尾政調会長の国会質問だ。
山尾政調会長は、「ブログを書いたお母さんがいて、それをネットで拡げたお母さんがいた。署名活動を始めたお母さんがいて、その署名に応えたお母さんがいた。2万8千人の署名が集まったら、これを国会に持って行こうと呼びかけたお母さんがいた。
国会でデモをしようと立ち上がったお母さんがいて、プラカードを作るよと言ったお母さんがいた。
その中で私は、国会で総理に質問をする役割のお母さんだった」と振り返り、「一人ひとりがが自分にできることを、自分にできるときに、自分でできる範囲で、つながって、広がって、流れができて、世の中を変えていく。それが女性の強さだと思った」と語った。
◆蓮舫代表代行と辻元役員室長
☆政治家になったきっかけも、待機児童や学童保育、
ひきこもりや不登校を何とかしたいという思いだった !
蓮舫代表代行は、「待機児童問題は、今に始まったことじゃない」と切り出し、自身が政治家になったきっかけも、待機児童や学童保育、ひきこもりや不登校を何とかしたいという思いだったと語り、「そんなことを思っているうちに、当時6歳だったうちの子は、19歳になった。
子どもは育つ。先送りできない」と主張した。
低賃金におかれている介護士や保育士などについて「仕事がきつすぎる、責任が重すぎる。命に携わる仕事なのに軽んじられている」と怒りを込め、社会保障と税の一体改革で約束した消費税引き上げで得られる財源を、保育や介護の職に携わる人々の待遇改善に充てていくべきだと訴えた。
この後、4人の女性が自分の経験を報告した。
☆子育てをする中で、欲しいと思った支援
・制度がないことに気付いた !
1人親として子育てをする中で、欲しいと思った支援・制度がないことに気付いたという山田さんは、「待機児童をどう減らすか」という問いに自民党の候補者が「景気が良くなって世帯主の収入が増えれば母親は家に戻り、待機児童は解消できる」という旨の回答をしたことを紹介。
「安倍政権の考え方の中には、私たちのような1人親という存在が頭にないんだと思った」と述べた。
◆潜在保育士としての思いを語る佐藤さん
☆子供達のために、今こそ、 政治が変わることを望んでいる !
佐藤さんは、奨学金を受けながらヘルパーと保育士の資格を取って就職したが、給料があまりにも低く、奨学金を返済すると生活がますます苦しくなったとし、「潜在保育士だが、今のままで再就職することには抵抗がある」と述べつつ、保育士の資格を生かしきれていない自分を責めた。
「人の役に立ちたいという気持ちで専門学校に進んだが、奨学金を借りてまで介護士や保育士を目指してはいけなかったんだと悲しくなった」と語り、「子どもたちのために、今こそ政治が変わることを望んでいる」と結んだ。
一方、現在非正規雇用の保育士として働く岡島さんは、自身が勤める保育園では「正規雇用の保育士4人、フルタイムの非正規雇用の保育士8人、パートタイムの非正規雇用の保育士8人」だと紹介。
非正規の保育士は、正規雇用への登用が約束されているわけではなく、賞与・昇給・退職金もないとし、多くの若い保育士が副収入程度にしかならない給料の低さに保育の仕事を諦め、別の仕事に移っていく現状があると訴えた。
☆待機児童問題の当事者として保育所探し に苦労した経験 !
林さんは、待機児童問題の当事者として保育所探しに苦労した経験を語り、また、保育所が見つかって職場復帰した後も子どもがインフルエンザになったときなどの経験から、休業制度や働き方も見直しが必要だと提案した。
4人の女性の話を聞いた辻元役員室長は、「よく国会の議論で、『そんな小さな話は』とか『個人的な話だ』と言って切り捨てる人たちがいるが、違う。
その1人の問題を解決できずに、みんなが安心して暮らせる社会はつくれない」と述べ、それぞれに抱える苦悩や思いを話してくれた女性たちに感謝の言葉を述べ、池田候補に今の話をどう受け止めたかと聞いた。
☆待機児童等、『今、何が必要か』『どこに光を当てるのか』ということを、
見い出さないと、いけない !
池田候補は、「『やっぱりお母さんたちが孤立しているな』とあらためて感じた。市町村がやるべきか国がやるべきかではなく、『今、何が必要か』『どこに光を当てるのか』ということを、見い出さないといけない。
政治は、市民がどんなに困難な状況になっても『生きていける』と思えるようなビジョンを示すことが大事だと感じた」と感想を述べ、また、介護士や保育士の給料の問題については「性別役割分業、ジェンダーの話が欠かせない。
☆皆さんの思いを受け止めて、 ぜひ国会に届けていきたい 
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