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   谷垣幹事長の「自殺行為」発言は、 5党合意=自民党への脅威を示す !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/5695.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 2 月 24 日 17:04:14: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


自民党・谷垣幹事長、野党共闘は、民主党の「自殺」!→「存在否定」と訂正 !

閣僚らの不適切発言よぎったか ?

谷垣幹事長の「自殺行為」発言こそ野党・5党合意=自民党への脅威を

   如実に示している !

谷垣幹事長の慌てようこそ、5党合意の政治的な意義と効果を如実に示している !

公明は、真逆の自民党へ擦り寄り、16年超、自民全国支援・連立 !野合の典型事例 !

ぺてん師は、平気で、野党共闘批判するよ !


T 谷垣幹事長の記者会見 !

(www.sankei.com:2016.2.22 21:05より抜粋・転載)

自民党の谷垣禎一幹事長は、2月22日の記者会見で、夏の参院選の改選1人区をめぐり、共産党が、野党共闘に向けて、多くの独自候補を条件つきで取り下げる方針を示した影響について、
「政権交代可能な態勢をつくるところで、民主党にとっては、自殺行為だ」と述べた。

 32ある1人区のうち、多くで共産党は、民主党などと競合してきた。
野党統一候補の誕生によって、民主党の存在感が薄まることを「自殺行為」と表現したとみられる。

谷垣禎一幹事長:民主党の「自殺行為」発言を撤回し、
「自らの存在意義を否定する行為」と訂正した !

閣僚や自民党議員の相次ぐ不適切発言を受け、党内の引き締めを図ってきた、谷垣氏である。

自らの発言が呼び起こす波紋が頭をよぎったのか、会見の途中で「私、自殺行為と言ったのですかね。なぜ言ったのか」と困惑した表情をのぞかせ、「自殺行為」を撤回した。
「自らの存在意義を否定する行為」とわざわざ訂正した。

 一方で、共産党と民主党などの野党共闘については「共通点はいったい何だろうか。統一候補が当選した後、どのような活動を取るのか。おかしな結果が出てくることが予想できる」と皮肉たっぷりに述べた。


U 谷垣幹事長の「自殺行為」発言こそ野党・5党合意の政治的意義=

   自民党への脅威を如実に示している !


(blogos.com:五十嵐仁2016年02月23日 11:02より抜粋・転載)


谷垣幹事長、あなたもですか、と言いたくなります。自民党の谷垣幹事長までもが、思わず失言しそうになったのですから。

 自民党の谷垣禎一幹事長は昨日の記者会見で、夏の参院選の改選1人区をめぐって共産党が独自候補を条件つきで取り下げる方針を示した影響について、「政権交代可能な態勢をつくるところで、民主党にとっては自殺行為だ」と述べたそうです。

 しかし、会見の途中で「私、自殺行為と言ったのですかね。なぜ言ったのか」と困惑した表情をのぞかせながら、「自殺行為」を撤回して「自らの存在意義を否定する行為」とわざわざ訂正し、野党共闘については「共通点はいったい何だろうか。

統一候補が当選した後、どのような活動を取るのか。おかしな結果が出てくることが予想できる」と皮肉たっぷりに述べたといいます。
 この間、閣僚や自民党議員の失言や暴言が相次ぎ、それに対して引き締めを図ってきた谷垣さんです。
この時、自らの発言が呼び起こす波紋が頭をよぎったのでしょうか。直ぐに訂正して事なきを得たようです。


☆谷垣幹事長の慌てようこそ、今回の5党合意の政治的

  な意義と効果を如実に示している !

 しかし、この谷垣さんの慌てようこそ、今回の5党合意の政治的な意義と効果を如実に示しています。民主党を揺さぶって共産党との間に亀裂を生じさせようとして「自殺行為」だと口走ってしまったのでしょう。

 そして、それがまた「不適切発言」だとして批判を招くようなことになれば、それこそ自民党にとっての「自殺行為」になりかねません。途中で、そのことに気が付いた谷垣さんは慌てて撤回し、「自らの存在意義を否定する行為」だと言いなおしたわけです。
 危なかったですね。冷や汗をかいたことでしょう。


☆野党・5党合意により、与党による過半数の維持

  すら危なくなるかもしれない !

 それだけ、この合意とそれに基づく選挙協力の実現、共産党による1人区の候補取り下げという決断は、大きな衝撃を与えたということになります。自民党の選挙戦略に大きな狂いが生じ、参院選での3分の2突破どころか、与党による過半数の維持すら危なくなるかもしれないのですから。

 今回の5党合意と選挙協力によって、1人区では7選挙区で逆転すると試算されています。これは前回の投票のままでの試算ですから、野党協力によって無党派層の票が掘り起こされればさらに多くの1人区で逆転させることが可能になるでしょう。

 現在の参院での与野党間の議席差は28で、15議席ひっくり返せば与野党が逆転します。複数区での野党の健闘や比例代表での善戦なども加えれば、選挙結果は大きく変わります。

 とりわけ「伸びしろ」が大きいのは、共産党で、前回13年と同様の8議席を獲得しただけで、
5議席増になります。

目標としている比例代表での、8議席獲得が実現すれば、さらに03年の5議席より3議席増えて合計8議席増となり、これに1人区の野党7議席増を加えれば、15議席増となって、与野党の議席差はひっくり返ります。


☆野党5党合意によって、参院での与野党逆転は現実的な目標となった !

 5党合意によって、参院での与野党逆転は現実的な目標となりました。谷垣幹事長が大慌てであわや失言しそうになったほど狼狽したのも当然です。

*補足説明:

前回の総選挙での絶対得票率は、自民党は17%強、自公で、約25%弱だった。

最低投票率を捏造して、改革派候補者の票を、大量廃棄して、自公圧勝を演出した、
不正選挙との指摘は多い。

 おまけに、野党共闘について「共通点はいったい何だろうか」などと批判しています。戦争法廃止を掲げた合意ですから、「共通点」は戦争法の廃止を目指すことに決まっているじゃありませんか。
 また、「統一候補が当選した後、どのような活動を取るのか。おかしな結果が出てくることが予想できる」と皮肉ったそうですが、そうならないように戦争法廃止を公約として掲げることを条件としています。これは過去の失敗を繰り返さないという点で、重要なポイントです。


☆共産党等は、戦争法廃止という一致点を明確にして、

  公約に掲げると言う条件を課して、野党共闘をする !

 実は、2009年の衆院選で共産党は148選挙区において候補者を立てずに「自主投票」としました。
これは、民主党の勝利を陰ながら、アシストして、政権交代を実現させる大きな力となりましたが、事実上の協力でしたから、その後の民主党の裏切りを、抑制できなかったという弱点がありました。

 このような弱点を克服するために、今回は、戦争法廃止という一致点を明確にして公約に掲げると言う条件を課して「一札」取ることにしたのでしょう。

無条件での協力でも、陰ながらのアシストでもなく、条件付きでの協力だということです。
2009年の総選挙では、陰ながらのアシストでも政権交代という成果を上げることができました。
今回ははっきりとした協力ですから、さらに大きな成果を上げることが期待できます。


☆安倍首相は、野党の分断を狙って、衆参同日選挙を行うか ?

 参院での与野党逆転は、戦争法廃止に向けての第一歩にすぎません。
それを解散・総選挙に結び付けて、安倍政権を打倒し、戦争法廃止を可能とするような政府を実現する必要があります。

 安倍首相は、野党の分断を狙って、衆参同日選挙を行うかもしれませんが、恐れることはありません。一緒にやってくれるのなら、手間が省けるというものです。

 野党共闘の威力を発揮して衆参両院での与野党逆転を実現し、一挙に、戦争法廃止の新政権樹立に結び付ければ、いいんです。

そうなれば、2016年は、まさに政治決戦の年となり、日本の新しい政治を切り開いた「平成維新」の年として歴史に刻まれるにちがいありません。


(参考資料)

自公連立前の公明党の理念・基本路線は ?

T 公明党「中道革新連合政権」構想5項目

公明党初期(池田第三代会長時代):
(島田裕巳『創価学会・もう一つのニッポン』139頁等):

@ 反自民党、反大資本、中道主義
A 平和・自立・中立政策に基づく外交政策、「日米安保条約の段階的解消」
     在日米軍基地段階的縮小、
B 日本国憲法と議会制民主主義の擁護、
C 国民福祉優先の経済政策
D 政治経済の改革手段としての暴力革命・急進主義を否定し、漸進主義を選択する


U 自民党の一党支配を打破し、新政権軸を目指す !

 (石田公明党委員長):

1993年7月、総選挙に臨む基本姿勢について、石田委員長は、「自民党の一党支配の下で、『政治腐敗が起こる 改革が叫ばれる 改革が実現しない 選挙で政権が動かない また腐敗が起こる』というような“悪循環”が何度となく繰り返され、今まさに政治不信はその極に達している。

この『“悪循環”を繰り返してきた最大の原因』は、“自民党に代わる政権の受け皿がなかった”ということであると思う」と日本プレスセンターで発言しました。

さらに、「政治を刷新して、緊張感を持たせる、また、政・官・財の癒着を断ち切るには、どうしても二つの問題が重要になってくる。

1つは“政権交代のシステム”であり、もう1つは“抜本的政治改革”だ」
と主張しました。

政権を選択できる、二大政党制をつくりたい !(1998年8月:浜四津敏子代表)


V 自民党権力に迎合・屈服した公明党

魚住昭氏の主張:

(魚住昭『差別と権力』講談社2004年、295〜296頁より抜粋・転載)

後に、野中広務元幹事長が、自公政権作りを成し遂げた後、有力支持者の1人が「どうやって学会・公明党とのパイプをつくったんですか」と野中に聞いた。
すると野中はこう答えたという。

「叩きに叩いたら、向こうからすり寄ってきたんや」
と著書にしるしている。

 

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