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【衆院予算委】「面識ない人が黙って置いていった大金は政治資金ではない」
岡田代表の質問 !
甘利前大臣の口利き疑惑、「国民の前での実態解明のために我々の役割は大きい」!
安倍総理は政治とカネの問題を軽視してきた !
第1次安倍内閣の閣僚辞任ドミノ !
T 岡田・民主党代表の質問 !
(www.dpj.or.jp:2016年02月03日より抜粋・転載)
岡田克也 代表 基本的質疑 衆議院予算委員会
2016年度政府予算 第190通常国会
岡田克也代表は、2月3日午後、衆院予算委員会の基本的質疑に民主・維新・無所属クラブの一番手として臨み、
(1)甘利前大臣の金銭疑惑
(2)衆院選挙制度改革
(3)消費税
(4)安保法制――について政府の姿勢を追及した。
甘利前大臣が建設業者から50万円を受け取った件について岡田代表は、「面識のない人が菓子折りを持って来て、後で見たらその中に祝儀袋に包まれた現金50万円が入っていた。
黙って置いて行った現金を政治資金と思うことなどありえない」と指摘して安倍総理の見解をただした。
また、「受け取ったのが11月、収支報告書の日付はその次の年の2月だ。その間、現金はどこにあったのか。
意図としては裏金。
後から領収書が発行されても政治資金になるわけではない」と、安倍総理のいう適正な処理であるかは非常に疑問だと追及した。
そして、その疑いのある甘利前大臣が、アベノミクスやTPPという国民にとって死活問題となる案件で大きな権限を有していたことに対する疑念を述べた。
衆院選挙制度改革については、議長の諮問による有識者の調査会から答申が出ていることを踏まえ、「安倍総理は、答申を受け入れると断言すべきだ。衆院議長から示された1カ月以内という期限内に、自民党も考えをまとめよ」と迫った。
消費税については、民主党の主張する「給付付き税額控除」について、「所得が一定水準を下回る人に限定してメリットが生じ、対象品目の選定や事業者の負担の問題が生じない」と優位点を説明した。
一方、政府の採用した軽減税率制度の導入は、「一時的な措置ではなく、いったん制度化されたら続く。
しかも、1兆円もの財源は想定していなかった。財源と負担のセットで国民は判断するのであって、それをはっきり言わないのはおかしい」と安倍総理に迫った。
安保法制について岡田代表は、「政府や法制局の中で、激しい議論があったのだろう」と法制局の中での議論について横畠内閣法制局長官に問うたが、長官は「議事録のようなものでは残っていない」と答弁した。
岡田代表は、「行政機関の意思決定に至る過程を文書にしなければならないというのが公文書管理法だ。まったく文書にないということはありえない」と引き続き追及する旨述べた。
民主党広報委員会
U 甘利前大臣の口利き疑惑、「国民の前
での実態解明のために我々の役割は大きい」!
定例記者会見、安住国対委員長代理
(www.dpj.or.jp:2016年02月03日より抜粋・転載)
安住淳 国会対策委員長代理:
安住淳国対委員長代理は、2月3日、定例記者会見を開き、同日からの衆院予算委員会での疑惑追及などについての記者団の質問に応じた。
甘利前大臣の口利き疑惑に関しては、東京地検特捜部がURの担当者の聴取を行ったと報じられていることから、今後の追及は司法の手に任せるのかと問われた。
安住代理は「政治の問題を超えて、司法の場に移りつつあると認識している。
ただし、司法の場に移れば、国民に対して実態の解明ができなくなるので、われわれの役割は大きいと思っている」と述べ、国会で追及していく考えを示した。
これに関連して、野党側から企業団体献金を禁止する法案を提出するべきとの声がある一方、民主党内には企業団体からの献金を受けている議員もいるとして、安住代理の見解を問われ、「毎年、政治とカネの問題が俎上(そじょう)に上るような状況だ。
国民は(企業団体献金を禁止するという)覚悟を求めているのではないか。
もちろん企業などの政治参加が重要だということは分かるが、それが金である必要はない」などと述べた。
企業団体献金禁止という方針で党内がまとまるかとの問いには「これから(法案化の)作業が始まると思う。自民党と同じことをやっていて野党に期待感が上がるわけがない。われわれも変わらなければいけない。
自民党の政治は、既得権を守るための選挙・政治だ。その見返りとして多額の献金をもらっている。
国民は、そういう政治を断ち切ることを野党に期待しているのだとすれば、われわれの進むべき道ははっきりしている」と応じた。
他党との足並みを揃えられるかとの問いには「足並みがそろえば、やれるものは一つずつ一緒にやっていったほうがいい」としつつ、共産党などの提案はパーティ券の禁止も盛り込んでいることについては「社会との付き合いを一切断絶するようなこと(までやるのがよいか)は考えないといけない。
政治家が選挙区以外の人々と交流する場がないと、国民や企業の息遣いが分からなくなる」とし、共産党案には慎重な考えを示した。:
民主党広報委員会
V 【参院本会議】質問、「安倍総理は政治とカネの問題を軽視してきた」、
相原久美子議員
(www.dpj.or.jp:2016年02月02日より抜粋・転載)
参議院本会議 相原久美子 政治とカネ 第190通常国会 甘利明
参院本会議で、2月2日、甘利前大臣の後任として就任した石原経済再生担当大臣の「経済演説」に代わる「経済に関する発言」に対し、民主党・新緑風会から相原久美子議員が質問に立った。
☆第二次安倍内閣で、松島大臣・小渕大臣・
西川大臣が辞任し、今、甘利大臣が辞任した !
☆甘利大臣・問題を軽視し、適切な対応を
取らなかった、安倍総理の責任は重大だ !
相原議員が最初に問いただしたのは、安倍総理の任命責任だ。2012年12月に発足した第2次安倍内閣では、松島みどり法務大臣、小渕優子経済産業大臣、西川公也農林水産大臣が、いずれも「政治とカネ」に関わる問題で任期途中に辞任している。
相原議員は「安倍総理は大臣の任命に当たり、大臣にふさわしい人物を選ぶという当たり前の責任を果たしてこなかった、特に政治と金の問題を軽視してきたといっても過言ではない」と厳しく批判し、甘利前大臣をぎりぎりまで慰留したとされることについて「問題を軽視し、適切な対応を取らなかった責任は重大だ」と断じた。
安倍総理は、「政治資金のあり方については、内閣、与野党にかかわらず、一人ひとりの政治家が自ら襟を正し、説明責任を果たすべきもの」と、あくまでの個々の閣僚の問題であるとし、自身の責任については「任命責任は私にあり、国民に申し訳なく感じている。
経済の再生は引き続き安倍内閣の最重要課題。正念場にあるアベノミクスを前進させ、デフレ脱却を確かなものとすることにより、国民への責任を果たしていく」と述べるなど、事の重要性をまったく認識できていないことを示す答弁だった。
☆石原大臣は、福島第1原発を「福島第1サティアン」と呼び、
福島県との交渉に際して「最後は金目でしょう」等と発言した !
石原大臣は、自民党幹事長時代には、テレビ番組で2度にわたって福島第1原発を「福島第1サティアン」と呼び、その後、環境大臣に就任してからは、中間貯蔵施設をめぐる福島県との交渉に際して「最後は金目でしょう」などと発言した人物だ。
そこで相原議員は「あなたの育った環境からは、弱い立場に置かれた人の生活は分からないかも知れない」と、大臣としての適格性に疑問を投げかけ、これまでの言動を石原大臣自身がどう認識しているのかとただしたが、石原大臣からは、こうした自身の言動についての答弁はなかった。
☆TPPへの参加に、反対の石原大臣が、
TPP担当大臣を引き受けたのか ?
言行不一致、内閣不一致ではないか ?
石原大臣は、甘利前大臣同様、TPPも担当することになる。
相原議員は、2012年の衆院総選挙前、マスコミが行った「TPPへの参加に賛成か反対か」というアンケートに石原大臣が「反対」と回答した事実を突き付け、「なぜTPP担当大臣を引き受けたのか。
言行不一致、内閣不一致ではないか」と厳しく問いただしたが、石原大臣は「『聖域なき関税撤廃を前提とするならば反対』という、当時の自民党の方針に従ったもの」などと開き直った。
☆石原大臣は、安倍総理のカーボンコピー のような答弁に終始した !
相原議員はさらに、国内経済について、企業がいまだ設備投資の拡大に慎重であること、円安などの影響で実質賃金の低迷が続いていることなどを挙げ、「わが国の経済は実態を伴う回復を果たしていない」「国民の生活は全く楽になっていない」と指摘した。
こうした現状に経済再生大臣としてどう取り組むのかとただしたが、安倍総理のカーボンコピーのような答弁に終始した。
PDF「相原久美子議員本会議質問全文」相原久美子議員本会議質問全文:
民主党広報委員会
(参考資料)
1)第1次安倍内閣の閣僚辞任ドミノ
疑惑の各閣僚が国民への説明責任を果すのは当然だが、こうぼろぼろとスキャンダルが続くと、誰もが第1次安倍内閣の閣僚辞任ドミノを思い出す。
★官舎に女性と住んでいるというスキャンダル !
★行革担当相の事務所費問題、農相の自殺 !
★後任・農相は、事務所費問題で辞任 !
★厚労相・防衛相は、大失言で辞任 !
★安倍首相は、辞任・政権投げだし !
最初は、民間人ながら政府税調会長の官舎に女性と住んでいるというスキャンダルから始まり、行革担当相の事務所費問題が発覚。辞任すると、農相も事務所費問題が発覚し議員宿舎で自殺。
後任も事務所費や不正受給で辞任。
加えて厚労相が『女性は生む機械』と発言したり、防衛相が『原爆投下はしょうがない』と発言し、いずれも辞任と、首相・安倍晋三は、仕事をする間もなく崩壊した。
2)第2安倍内閣の閣僚スキャンダル
「女性が輝く日本」「女性活躍」を繰り返し強調し、女性閣僚を登用した。
ところが、安倍改造内閣の目玉だったはずの女性閣僚たちは、次から次に、違った「活躍」をしてしまった。
松島みどり法相は「ウチワ」問題で公職選挙法違反を指摘され、「議員宿舎は必要ない」と言っておきながら、議員宿舎を別宅代わりに使った。
さらに、メディアなどでの自らに対する批判に対してそれを「雑音」と口走り、謝罪するなど失態を繰り返している。:「週刊新潮」10月23日号
そして、今度は、これまで比較的好意的に見られていた小渕優子・経産相だ。
★小渕優子・経産相の政治資金問題 を最初に報じた !
「週刊新潮」23日号
しかし、その前にも、3人の閣僚がすでに問題を起こしている。
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