http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/5549.html
Tweet |
「おおさか維新の会」の結党には正当性がなく、かつ、
「カネにがめつい」のは橋下氏ではないか ?
対米隷属・第二自民勢力創作が、「橋下維新」だった !
次世代・元気・改革の3党 も隠れ自民党 !
(blog.livedoor.jp:2015年10月06日より抜粋・転載)
「おおさか維新の会」結党を見るヒント!—維新の党結党の経緯と不毛な「偽物」論争
2015/10/03 17:47:15 室伏謙一:http://s.ameblo.jp/pierremulot26/entry-12080113760.html
10月1日、橋下大阪市長ら維新の党離党組による国政政党「おおさか維新の会」が結党された。
国会閉会後の永田町では、与党は内閣改造で頭がいっぱい(もちろん税制改革等の重要課題に関する議論は進められているが、あえて言うのであれば)、野党は共産党による野党結集の呼びかけを受けて、一部からは反対論も出ているが、小異を捨てて大同に就くと言わんばかりになんとなくまとまりが出来つつあるようだ。
★何名の国会議員をおおさか維新側に引き込むのかという議員の奪い合い
から始まって、 結局は、政党交付金の分捕り合戦 !
そんな野党の一翼を担うはずの維新の党、山形市長選をめぐる柿沢幹事長(当時)の対応を奇貨とするかのように、松井大阪府知事らが反旗を翻して離党、遂にここに至ったというのは、既にご承知のとおりで、要すれば、分裂劇、真っ只中である。
もっとも、分裂といっても単に一つのものを二つにするという単純なものではなく、何名の国会議員をおおさか維新側に引き込むのかという議員の奪い合いから始まって、分党か分派かをめぐる維新の党とおおさか維新の争い(つまるところ政党交付金の分捕り合戦のようなのだが)にまで至って、報道によれば現状でまだ膠着状態のようである。
そんな中、おおさか維新の暫定代表に就任した橋下大阪市長が、結党会見において、分裂後も「維新」を党名に使用する維新の党を「偽物」呼ばわりした挙句に、分党に応じない維新の党執行部を「金にがめつい」とこき下ろしたことで、維新の党とおおさか維新の会の亀裂がさらに深まったようである。
「維新」という言葉を党名に先に使用したのは、確かに橋下氏の方であり、分党に応じないのは、「維新の党」が、政党交付金をまるまる欲しいからだという趣旨のことを言われてしまうと、一見橋下氏の方が正しいように見えてしまうというか思えてしまうかもしれない。しかし、本当に確信をもってそう言えるのだろうか?
★「日本維新の会」と「結いの党と」が合併後、
大阪方に譲歩して、「維新の党」と名乗った !
そこで、これを考えるために、維新の党の結党の経緯を少し見てみたい。維新の党は、特定秘密保護法への対応を巡る党内対立の末に、みんなの党から離党した議員らが、結党した「結いの党と」、次世代の党と日本維新の会に分裂後の「日本維新の会」が、平成26年8月に合併してできた党である。
形式上は、対等の合併であったが、日本維新の会の方が、議員数において上回っていったため、日本維新の会側が、合併の前段としての統一会派結成以降、あらゆることを多数決で決めることを強硬に主張したと聞いている。
党名に「維新」のふた文字を頂くこととなったのも、多数決を背景に強硬に押し切る日本維新、特に大阪方に対して、譲歩した結果ということのようである。
つまり、党名に「維新」を使用しているのは、大阪方の強硬な主張と数の力で決めたものであるということである。
したがって、離党したから、やっぱり使うなというのはどう考えても理屈に合わない。
使うなというのであれば、離党する前に党名の変更を党として決定しておけば、よかったのではないか。(もっとも、もう数の力でどうにかなる状況にはなかったが。)
次に、もっと根本的な政党としての性格や目指すところで考えてみたい。党の憲法とも言うべき綱領には、次のとおり記載されている。
★維新の党の綱領:「保守VSリベラル」
を超えて改革勢力を結集する !
「保守VSリベラル」を超えて改革勢力を結集する
日本再生のため、維新の党は、我が国が抱える根源的な問題の解決に取り組む。「保守VSリベラル」を超えた政治を目標とするが、それは、内政、外交ともに、政策ごとにイデオロギーではなく国益と国民本位に合理的に判断することにより可能となる。課題を次世代に先送りせず、将来に向けた持続可能な制度・仕組みを構築する。
そのために維新の党は、政治理念や基本政策の一致を前提に、改革勢力を結集し、政権担当可能な一大勢力の形成を目指す。
(下線は筆者)
★改革勢力の結集と政権担当可能な一大勢力の形成を目指すのであれば、
大義なき離党や分裂などありえない !
党綱領からすれば、本物の維新の党とは、まさにこの性格を有する党であるはずであり、改革勢力の結集と政権担当可能な一大勢力の形成を目指すのであれば、そもそも大義なき離党や分裂などありえないはずなのではないか。
(むしろ党綱領に反することになるのではないか。)
ここで「大義なき」と書いたが、今回の離党と新党の結党の理由はなんとも釈然としない。
中央集権国家を地方分権の国に変えようという会見における発言も、維新の党の綱領に記載されている「官治・集権」から「自治・分権」といった考え方そのものであり、新党など結党しなくとも現在の維新の党を強化・充実させることで更に実現に近づけることができるはずなのではないか。
★おおさか維新・橋下氏は、離党と新党結党の
根拠の弱さを極論によって煙に巻いている !
維新の党が民主党と丸ごとくっつくならば、改革を放棄したと見なさざるをえないと橋下氏は言う。
しかし、民主党とまるごとくっつくなどとは誰も言っていないし、民主党と合流したら改革ができなくなるというのは、極論過ぎはしないか。
他にも指摘できる点はいくつもあるが、どうも離党と新党結党の根拠の弱さを極論によって煙に巻いているようにしか見えない。
そう考えてくれば、「偽物」、「本物」論で言えばどちらがどちらなのか自ずと明らかになるのではないか。そもそも「偽物」、「本物」という単純な二元論で語ろうとすること自体不毛であるが。
★勝手に離党しておいて、新党を作るから
金をよこせとは、本末転倒も甚だしい !
それから、お金の話。一度固まった党の決定を外野で批判して党の品位を傷つけ、勝手に離党しておいて、新党を作るから金をよこせとは、本末転倒も甚だしい話である。
「金にがめつい」とはどちらのことか、火を見るよりも明らかであろう。比較対象の好例として、みんなの党離党組は、先に追放された柿沢氏を含めて15名に達したが、政党交付金をよこせなどとは一言も言わなかったと聞いている。
彼らが結成した結いの党は、みんなの党の結党の精神を受け継ぎ、みんなの党は結党の精神を忘れてブレていったが、みんなの党を偽物呼ばわりしたのを聞いたことがない。
今回の「おおさか維新の会」の結党、そして維新の党の分裂を巡る騒動、さて読者の皆さんはどうご覧になるか?
(参考資料)
次世代・元気・改革の三野党の正体は ?
隠れ自民党の育成は、米・官・業が
支配する日本を固定化する事が狙いだ !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/10/26より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)維新の党は、事実上分裂し、新党側の議員は、
解党を決議し、執行部側は、それを否定 !
2)橋下市長は、改めて、除籍処分した執行部側を批判 !
3)除名された議員が、党大会を開いて、解党を決議
したが、法的有効性は、不確かだ !
4)郷原弁護士:「橋下氏の論理は、幾重にも飛躍しており、
凡そ法的な論理になっているとは言い難い」
5)NHKは、設立前、内紛を展開している政党から、
2名を出演させる、前代未聞の暴走 !
6)NHKは、橋下徹氏系候補者が、当選するための選挙活動を展開 !
7)NHKの報道は、維新の党執行部の発言、反論が
まったく示されていない !
8)NHKの超偏向の裏側には、米国の指令・CIAの関与がある !
9)NHK等の超偏向は、米国の狙い・偽装CHANGE
勢力を支援するためだ !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
10)隠れ自民党の育成は、米・官・業が
支配する日本を固定化する事が狙いだ !
「偽装CHANGE勢力」は、官僚支配の構造の一部にメスを入れる気配を漂わせるものの、米国による支配、大資本による支配の構造を変えないというものであり、本当の意味の日本刷新を阻止するための存在であると理解できるのだ。
しかし、2009年に政権交代が実現してしまった。悪徳ピラミッド勢力の狙いは、実現しなかった。
そして、「みんな」自身が失速していった。
そのなかで、人為的に創作された存在が「橋下維新」だった。
11)対米隷属・第二自民勢力創作が、 「橋下維新」だった !
「日本維新の会」が設立されたのは、2012年の9月だ。
総選挙に向けてこの新勢力が創作された。
しかし、当時の国会議員数は、13名に過ぎなかった。
そして、ここに太陽の党が合流して、2012年の総選挙への体制が整備された。
12)悪徳ペンタゴン・NHKは、「橋下維新」
を連日連夜、放送電波で大宣伝した !
この「橋下維新」を連日連夜、放送電波で大宣伝したのが、NHKである。
当時の真実の第三極は「国民の生活が第一」であった。
民主が与党として存在し、野党として、自民党が存在した。
主権者を裏切った民主から離脱した、正統派民主党が、国民の生活が第一であった。
「国民の生活が第一」が躍進すれば、もう一度、日本政治刷新に突き進むことは間違いなかった。
13)生活の党を、「せん滅」することを重視し、
偽装の、第三極・橋下維新を創作した !
だからこそ、既得権勢力=悪徳ペンタゴン=悪徳ピラミッドは、生活の党を、「せん滅」することを何よりも重視し、偽りの、偽装の、第三極を創作した。これが「橋下維新」である。
その宣伝活動の最前線に立ったのが、NHKなのである。
生活の党の結党パーティーに参集した、主権者の人数は、維新の設立パーティー参加者を上回った。
しかし、この日に合わせて、石原慎太郎都知事が辞任を表明して、メディアは、生活の党パーティーを一切報道しなかった。
14)石原慎太郎都知事の辞任を報道、
生活の党パーティーを一切報道しなかった !
そして、各政党の政権公約をメディアが発表するなかで、生活の党(未来の党)が政権公約を発表した、2012年12月2日に、中央高速笹子トンネル崩落事故が発生(計画的事故との指摘が多い)した。
マスメディアは、笹子トンネル事故報道に全時間を割いて、生活の党の公約発表を報道しなかった。
野田佳彦氏が、12月総選挙を決定した最大の狙いは、生活の党の政党交付金受領を妨害することにあったと考えられる。
こうした、公職選挙法違反、放送法違反と言ってもよいような、大規模マスメディア情報工作によって、橋下維新が多数の議席を占有したのである。
15)笹子トンネル事故報道に全時間を割いて
、
生活の党の公約発表を報道しなかった !
橋下氏は大阪都構想の住民投票で、負ければ政治をやめると宣言した人物である。
そして、住民投票に負けた。ここで終わっている。
通常ならば、メディアが、この点を執拗に攻撃する。
ところが、メディアが、橋下氏の全面支援に回っているのだ。
2009年から2010年にかけて、小沢一郎氏攻撃の大報道があったが、批判報道でもメディアに乗せることが一種の宣伝効果をもたらすことが確認された。
16)メディアは、小沢一郎氏および小沢新党についての報道そのものを
全面的に忌避する戦術採用 !
そのために、その後のメディアは、小沢一郎氏および小沢新党についての報道そのものを全面的に忌避する戦術を取った。
この事実を踏まえると、そのような取り上げ方であっても、橋下氏を取り上げることは、橋下氏の宣伝活動になるのである。
NHKの場合は、より悪質に、橋下氏が、大阪のため頑張っているということを宣伝する報道だけを展開している。
中立、公正の立場から報道するなら、そもそも、橋下氏の発言をテレビニュースで取り上げること自体がおかしい。
17)NHKは、より悪質に、橋下氏が、大阪のため頑張っているということ
を宣伝する報道だけを展開 !
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。