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  野党勢力に、共産党が加わらなければ勝負にならない !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2021 年 10 月 24 日 17:52:15: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 

   野党勢力に、共産党が加わらなければ勝負にならない !

        連合六産別の真相・深層は ?

植草一秀氏ブログ「知られざる真実」
(第2964号:2021年10月22日)

1)〜6)は前回投稿ずみです。以下はその続きです。

7)国民は、「最善」の候補者を選んで投票すべきだ !

国民は、選ぶことのできる選択肢のなかから「最善」の候補者を選んで投票するしかない。
権利の行使は、極めて大切なことである。
自公は自公政権の維持を目指して行動する。
問題は自公政治の刷新を求める主権者の行動。
本来は、野党第一党の立憲民主党が、基本政策を共有する、政治勢力による大同団結を実現するために、リーダーシップを発揮すべきである。

8)立憲民主党は、リーダーシップの役割を十分にはたしていない !

ところが、立憲民主党が、リーダーシップの役割を十分にはたしていない。
共産党を含む野党共闘確立が日本政治刷新の条件だが、この方向に動いていない。
立憲民主党の枝野幸男氏は「国民民主党と連合と共闘し」「共産党、社民党、れいわとは、共闘しない」と発言している。
従って、共産党を含む政治刷新勢力による、政権樹立を目指す主権者は、立憲民主党を全面支援できない。

9)立憲民主党が、野党共闘の構築の要請に、十分こたえていない !

「政策連合」(オールジャパン平和と共生)は、基本政策を共有し、共産党を含む野党共闘の構築を訴えてきたが、残念ながら立憲民主党がこの要請に十分こたえていない。
このなかで共産党が一方的な譲歩を示して多くの選挙区で候補者一本化を実現した。
この功績は極めて大きい。このことを踏まえて「政策連合」は、今回の衆議院総選挙に対して、以下の対応方針を提唱する。

10)「政策連合」は、以下の対応方針を提唱する !

1.野党統一候補を擁立した選挙区ではその統一候補を支援する。
2.野党候補者を一本化できなかった選挙区では、共産党・社民党・れいわ新選組(候補者擁立順)、立憲民主党の順序でただ1人の候補者への投票集中を呼びかける。
3.維新および国民民主党候補者は支援しない。
4.一本化された候補者が国民民主党候補者である場合は自主投票とする。
この方針で対応することとする。

11)野党勢力に、共産党が加わらなければ勝負にならない !

自民党に公明党がついているのだから、野党勢力に、共産党が加わらなければ勝負にならない。
「共産党と共闘しない野党勢力のほうが怖い」というのは典型的な「まんじゅう怖い」。
「共産党と共闘しない野党勢力」なら、自公が楽勝できるので大歓迎ということなのである。
また、「共産党と共闘しない野党勢力」なら、極言すれば政権を委ねても構わないと日本支配勢力は考えている。この考えが背後に存在する。

12)国民民主党・日本維新の会の実態は、「第二自公」である !

「共産党と共闘しない野党勢力」とは、たとえば国民民主党であり、日本維新の会である。
国民民主党・日本維新の会は、いわゆる「第二自公」であって、自公とほとんど相違がない。
自公と第二自公は、米国に隷従する。
日本政府は、米国の支配下に置かれる。
米国の日本支配勢力は、自公と第二自公による二大勢力体制を日本に構築したいと考えている。
この意味で、米国の日本支配勢力は、「共産党と共闘しない野党共闘」を大歓迎している。

(参考資料)

T 野党結集の邪魔者 ?「連合」と共産の「リアルパワー」。

   迫る総選挙に向けて数字で考えてみた !

(news.yahoo.co.jp:2021/7/12)
前回の続きです。

◆国民が立候補する8選挙区を共産が勝手に支援したら
 立憲民主党と連合は「共有する『理念』について」という政策協定を結んでいます。
5項目のうち4まではきっと共産党も賛同しそう。問題なのは残り1つに「左右の全体主義を排し」「中道の精神を重んじ」るとしている点である。共産党は「左」の「全体主義」だからダメというわけです。今の共産党がそうかどうかは、イデオロギーなので今回は除外である。
 ただ国民民主党や支持する産別も共産党が勝手に投票してくれるのは構わないでしょう。
そこで国民民主党の次期衆院選候補者21人をみると立憲民主党とは棲み分けが済んでいます。
さらに自民党現職が非常に強い8選挙区と国民現職が共産の動向に関わらず当選しそうな5選挙区を除くと残り8選挙区。いずれも「勝ち目あり」なのです。
うち現時点で共産党候補が出るのが3選挙区である。
まず残り5選挙区で「うちは出さない」と宣言し、3選挙区で引っ込めるだけでも当選の確率は高まります。
さらに共産党が「自民党打倒のため、今回は野党(=暗に国民民主党)を勝手に支持する」と宣言すれば、国民民主党も恩義を感じましょう。誰の1票でも清き1票ですから。
 国民民主党の衆院における現有議席は、6(うち1人は比例選出)議席だある。
ここに8とはいわずとも3〜4人が共産の勝手協力で加わったら表向きしかめっ面でも本心は大喜びするはずです。
 共産としてさすがにそれはできないと、いつもの石頭ぶりを発揮するのであれば、せめて国民の強い5選挙区で引っ込めるのはどうか。
「共産支持者は入れてくれるな」と公言しそうなのは前原誠司氏ぐらいです。

◆迫る総選挙を面白くするために
 後は立憲民主党。さっさと共産党との棲み分けを決めるべきです。前述のように3・4の小選挙区で「共産党をやる」とすればパッとまとまりましょう。
後はお互い何も言わなくても投票行動は見通せます。
 連合がああだこうだとくちばしを入れてきたら、枝野幸男代表もあまりヘイコラせず「支援団体ののりを超えるな」と釘を刺すべきです(後でコッソリ謝っておく)。かつての野党第1党であった日本社会党は結局、労組依存から抜け出せず、滅亡寸前。連合をよく思っていない労働者もたくさんいます。
 意外と頼りにならない連合に振り回され、反対に共産党へは「票だけ寄こせ」と要求するのは都合が良すぎである。実はわずかな歩み寄りで、野党結集は可能である。
総選挙を面白くするためにも一芝居打って……失礼、もう一段階努力してもらいたいものです。

U 政官業癒着・安倍政権下、シロアリ官僚と

   ハイエナ栄えて、国民亡ぶ国・日本になっている !

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/12/13より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
◆植草氏等の予測通り、黒田日銀はインフレ誘導に失敗して、現在に至っている !

実際に、黒田日銀はインフレ誘導に失敗して現在に至っている。
だが、日銀の資産残高はGDP以上に膨れ上がり、日銀の信用が失墜する瀬戸際にある。
「ねじれの解消」を、メディアがはやし立てて、2017年7月参院選で、安倍自公与党勢力が、衆参両院での過半数議席を確保した。ここから「災厄」が本格化したのである。
メディアは「アベノミクス」を大宣伝したが、本当に伝えなければならなかったことは「アベノリスク」だった。あれから5年半の時間が過ぎ去り、リスクが現実のものになった。
◆政官業癒着・安倍政権下、シロアリ官僚と

   ハイエナ栄えて、国民亡ぶ国・日本になっている !

シロアリ退治は行われず、日本はシロアリ(官僚)、ハイエナ(大資本)、コバンザメ(大資本の家来)に食い尽くされようとしている。
民営化や国家戦略特区に、醜悪なコバンザメが群がり、国民資産を食いものにしている。
これらを放逐するべきときが来ている。本日、12月13日、内閣府は、景気動向指数研究会を開催し、景気回復が、2012年12月から2017年9月時点まで続き、高度成長期に、57カ月続いた「いざなぎ景気」を超え、戦後2番目の長さとなったと判断した。しかし、これは、ペテン師・安倍政権下、政府の勝手な判断で、事実に反している。

◆今回の実質GDP増加は、7%であり、「いざなぎ景気」の10分の1である !

「いざなぎ景気」は、実質GDPが、70%拡大した本格的好景気だが、今回の実質GDP増加は、わずか7%であり、、「いざなぎ景気」の10分の1である。
しかも、2014 年1月ころから2016 年5月ころまで、日本経済は、景気後退局面を経過している。
ペテン師・安倍政権下、真っ赤な嘘が政府から発表されているだけだ。
今回の景気を命名するなら「いかさま景気」ということになる。
詳しくは、植草一秀著、『国家はいつも嘘をつく--日本国民を欺く9のペテン』(祥伝社新書)https://amzn.to/2KtGR6k:をご高覧賜りたい。国家はいつも嘘をつく。

◆異常人格・安倍首相は、「息をはくように嘘をつく」と言われている !

とりわけ、安倍内閣はひどい。安倍首相は「息をはくように嘘をつく」と言われている。
私が言っているのではない。多くの識者がそう言っているのだ。
安倍首相は、2014 年11月18日の総理大臣記者会見で、消費税増税延期を発表した。
「来年(2015 年)10 月の引き上げを、18カ月延期し、そして、18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。ふたたび延期することはない。
ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします」さらにこう付け加えた。

◆安倍首相は、2014年、消費税増税を決意発言後、増税の延期発言をした !

「平成29年(2017年)4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく、確実に実施いたします。3年間、(アベノミクスの)三本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています」
ところが、2016年6月1日、安倍首相は、2017年4月の消費税増税について次のように述べた。
「そうした中で、内需を腰折れさせかねない、消費税率の引上げは、延期すべきである。そう判断いたしました」―以下省略―

 

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