http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/14947.html
Tweet |
東京五輪開催は、不可能という現実がある !
全世界でコロナ感染拡大の深層・真相は ?
植草一秀氏ブログ「知られざる真実」
(第2804号:2021年01月18日 13:27)
1)〜10)は前2回投稿済みです。以下はその続きです。
11)菅首相は、高齢者ばかりの8人でのステーキ忘年会に、参加していた !
また、菅首相が、5人以上での会食を避けるように呼びかけながら、自分は、高齢者ばかりの8人でのステーキ忘年会に、参加していたことから、会食自粛の必要性は、極めて低いと多くの市民が受け止めた。
国会議員は、自分たちの会食について、首都圏の1都3県で、午後10時までに4人以下で会食を行うことをルールとして定めようとした。
コロナウイルスが、午後10時を過ぎると感染力を高めるわけではない。
朝でも昼でも、コロナウイルスの活動は変化しない。
12)会食・飲食等で、飛沫が飛べば、コロナ感染が拡大する !
会食・飲食等で、飛沫が飛べば、コロナ感染が拡大する恐れは高い。
国会議員が、範を示す必要があるなら、会食をすべて禁止にすれば、よいだけのことである。
このような初歩的な対応も、決められないのが、現在の国会議員の低いレベルである。
「会食するのが、国会議員の仕事」などと述べる、評論家まで登場する。
国会議員の仕事は、「国民のために働くこと」で、会食することでない。
こんなことを述べる評論家は、政治家に寿司で接待されることを、「仕事」と勘違いするのだろう。
政治家のレベルだけでなく、評論家のレベルも低すぎる。
13)高校生のバレーボール大会
開催を強行したのは、マスメディアだ !
高校生のバレーボール大会開催を強行したのは、政府と癒着するマスメディアである。
利権まみれの東京五輪を、推進する悪徳勢力の一部である。
バレーボール大会実施を強行して、コロナ感染を急拡大させた。
マスクなしでの、大声での発声、密着は、感染拡大推進の行動である。
バレーボール大会実施強行は、会食よりも、はるかにリスクが高い。
昨年12月下旬に変異種による、コロナ感染拡大が警戒されたが、菅首相は、外国人の国内流入を遮断しなかった。
14)菅首相は、「先手先手の対応」
と言いながら、ザルの対応を続けた !
菅首相は、「先手先手の対応」と言いながら、ザル(抜け落ちるところが多くて効果があがらないもののたとえ)の対応を続けた。
菅首相は、スポーツ関連の入国規制緩和も継続していた。
そのザル対応を1月13日になって、ようやく変えた。
東京都に対して、緊急事態宣言が発出されたが、大相撲興行が、強行されている。
マスのなかの座布団を動かさず、密着を避けての着席という、ガイドラインもまったく順守されていない。コロナ感染者が発生しても、その存在を隠蔽する可能性も高い。
15)政府は、日本の全国民に、PCR検査を実施すべきだ !
東京五輪を優先して、コロナ感染拡大を推進する、本末転倒をやめるべきである。
日本政府の対応が遅れても、世界のアスリートが、東京に来ることを拒むことになるだろう。
東京五輪延期のために、3,000億円もの追加費用を、投下することも馬鹿げている。
その金額があれば、政府は、日本の全国民に、PCR検査を実施できる。
財政資金の無駄遣いをやめて、「PCR検査と隔離」に全力を集中すべきである。
(参考資料)
○コロナ問題:英国の変異種、50カ国・地域に感染 !
強い感染力、日本で34人確認 !
(www.chugoku-np.co.jp:2021/1/11 19:26)
中国新聞:英国で拡大し、強い感染力を持つとされる、新型コロナウイルスの変異種が少なくとも、50カ国・地域に広がったことが、各国の調べで、1月11日分かった。
日本でも帰国者や濃厚接触者計34人に、英国などの変異種感染を確認された。
空港検疫をすり抜けた例もあり、専門家は、水際対策に限界があると警鐘を鳴らす。
日本では、南アフリカで見つかった別の変異種への感染に加え、ブラジルからの帰国者にさらに別の変異種感染が確認された。
他のウイルスと同様、新型コロナも複数の変異が起きることでの、感染拡大が懸念されている。
日本での感染確認は昨年12月1日以降の帰国者らで約7割に当たる23人が無症状だった。
○イギリスと南アフリカ、それぞれの
新型コロナ変異種の現在の状況は ?
(news.yahoo.co.jp:2020/12/27(日) 13:21)
◆ウイルスの変異とは?
変異とは、生物やウイルスの遺伝子情報の変化を指します。
変異が起こると、例えばウイルスが感染しやすくなったり、治療薬が効かなくなったり、ワクチンが利きにくくなったり、というウイルスの性質の変化が起こりえます。
現在、イギリス、南アフリカ共和国で新たな変異種が見つかり世界各国に広がっています。
現在の状況と、これまでに分かっていることをまとめました。
◆現在の変異種の広がりは?
イギリスの変異種 VOC 202012/01
GISAIDデータベースにアップロードされたイギリスの全分離株の中で、VOC 202012/01変異株の割合(ECDC. THREAT ASSESSMENT BRIEFより)
イギリスでは「VOC 202012/01」と呼ばれる変異種が拡大しており、特に、拡大が顕著な南東イングランドでウイルス学的調査が行われたところ、症例の半分以上が新しい変異種(VOC 202012/01)によることが分かっており、最も早い症例は2020年9月20日に確認されています。
この変異種はこれまでの新型コロナウイルスよりも感染性が高く、再生産数(R)を 0.4 以上増加させ、最大 70% 感染性が増加する可能性が示唆されています。
したがって、この変異種が拡大することによって、新型コロナウイルス感染症の流行がますます広がることが懸念されます。
さらに、イギリス国外では、デンマーク(9例)、オランダ(1例)、ベルギー(4例) 、オーストラリア(4例)、スペイン(4例)、カナダ(2例)、アイスランド、イタリア、スウェーデンでもVOC 202012/01による感染例が報告されています。
またシンガポール、香港、ドイツでも検疫中の英国からの帰国者からVOC-202012/01が検出されたとのことですが、検疫でのみの検出であり、国内流行を意味するものではありません。
日本ではこれまでに羽田、関西国際両空港での空港検疫で5人からVOC-202012/01が検出されている他、英国に渡航歴のある30代男性ら東京都内の男女2人からも検出されています。
◆南アフリカ共和国の変異種: 501Y.V2
南アフリカ共和国における新型コロナの新規患者報告数(Worldometerより)
南アフリカ共和国では12月に入ってから新型コロナの新規患者報告数が急増していますが、12月18日、南アフリカ保健省はCOVID-19患者の急増と新規変異種(501Y.V2と命名)の割合が80~90%に増加していることを報告しました。
また、12月23日、イギリスは、南アフリカからの渡航者との接触歴がある501Y.V2の2例を報告しています。
現時点ではこの南アフリカの変異種 501Y.V2は日本国内では報告されていません。
◆英国や南アフリカ共和国の変異種はどのようなものなのか?
新型コロナウイルスの系統樹 赤線で囲んでいるのがVOC 202012/01変異ウイルス(nextstrainより)
新型コロナウイルスは常に変異をしており、これまでのところ、新型コロナウイルスは月に1〜2回程度のペースで変異を繰り返してきました。
つまり、現在の新型コロナウイルスの多くは、1月に中国で見つかった新型コロナウイルスとは約20箇所の変異が蓄積されてきている計算になります。
しかし、この「VOC 202012/01」と呼ばれる変異種は29もの変異が確認されており、これは通常想定されていた変異よりも早い速度で変異が起こったことが示唆されています。
系統樹、というウイルスの家系図のようなものがありますが、これによると、VOC 202012/01という変異種はかなり離れたところに位置しており、中間のウイルスがほとんどないことが分かります。
つまり、VOC 202012/01という変異種はこれまでのウイルスに観察されていなかった、短期間での複数箇所の変異が生じたものと推定されています。
このVOC 202012/01という変異種を特徴づける変異の一つにN501Yというスパイク蛋白の変異があります。
これまでの研究では、このN501Yという変異によってスパイク蛋白がACE2受容体により強固に結合することが示されています。
南アフリカ共和国で見つかった変異種(501Y.V2)でも同様にこのN501Yという変異が確認されており、感染性が増加している可能性が示唆されているものの、現時点では十分な証拠はありません。
イギリスの変異種とは関連ない系統の進化と考えられています。
◆なぜ変異が起こったのか?
今回のイギリス、南アフリカ共和国、ナイジェリアでの変異種の出現の原因は明らかではありません。
イギリスでの変異種の増加は新型コロナワクチンの接種開始よりも前に観察されていることから、この変異種がワクチン接種による選択圧によって生じたものではないだろうと考えられています。
ミンクを介して誘導された変異種「Cluster 5」 著者作成
デンマークでは、ミンク由来の変異種が問題となりました。新型コロナウイルスはヒトだけでなく動物にも感染することは以前から分かっていましたが、ヒトとヒトの間で感染を繰り返すよりも、ミンクという動物の間で感染を繰り返す、あるいはヒトとミンクとの間で感染を繰り返すことで変異が誘導されやすくなることが示唆されてます。
しかし、イギリスの変異種は、すでにイギリス政府はこの変異種と動物との間に明確な疫学的関連性がないことをヨーロッパCDCやWHOに報告をしていることから、その可能性も低そうです。
免疫が極端に弱っている人では新型コロナウイルスは長期間持続感染することがあり、変異ウイルスが生じる可能性が指摘されています。ある1人の新型コロナ患者の中で新型コロナウイルスが長期間持続感染することで、免疫から逃れるために変異したウイルスが生き残り、他のヒトにも広がったという可能性は残されています。
これまでにも、免疫不全患者において長期間ウイルスが検出され続けた患者に回復者血漿が投与され、変異したウイルスが分離した事例が報告されています。同様に、免疫不全患者の繰り返す再燃に対して複数回のレムデシビルやモノクローナル抗体を投与した症例でも、変異したウイルスが検出されています。
このように、免疫不全患者ではウイルスに対する抵抗力が弱いためウイルスの増殖が起こりやすくなり、そこに抗ウイルス作用を持つ治療薬が投与されることによって変異種が選択されやすくなるのではないかと考えられます。―以下省略―
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。