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菅首相GoToトラベルの見直しに否定的 ! 「身内」からも懐疑的意見 !
安倍首相・菅首相への識者の見解・詳報は ?
(www.nikkansports.com:2020年11月30日23時16分)
菅義偉首相は11月30日の参院本会議で、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の抜本的な見直しに否定的な見解を改めて示した。東京都ではこの日、新たに311人の感染者が報告された。11月の新規感染者は計9857人となり過去最多を更新した。感染再拡大が止まらない中、東京のキャンペーン対象からの除外などの是非で政府と都の対立も収まらず混迷が続いている。
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菅首相は、参院本会議で野党から「Go To トラベル」の東京発着を含めた早急な見直しを求められると、事業が新型コロナウイルス感染拡大の主要因とする「証拠はない」とした専門家見解を持ち出し、反論した。本会議は2019年度決算を審議。今国会での首相の答弁機会はこの日が最後の見通しだ。
菅首相は、新型コロナの影響で減収した病院への支援策を巡り、申請分のおよそ5割となる約6000億円を医療機関に届けたと強調。速やかな執行に向けて「田村憲久厚生労働相に厳しく指示し、全国の知事にも直接要請した」と述べた。
赤羽一嘉国土交通相は、GoToトラベルに関し、地方自治体の首長や観光業者から事業延長を求める声が出ていると紹介。感染拡大地域での対応は専門家の意見を踏まえて検討するとしつつ「適切に事業を運用していく」と理解を求めた。
専門家でつくる政府の新型コロナ感染症対策分科会(尾身茂会長)は25日、感染急増地域との往来を今後3週間、なるべく控えるよう求める提言をまとめた。
政府は札幌、大阪両市を目的地または出発地とする旅行をGoToの対象外とするにとどめている。
一方で、東京都は、除外対象となっていない。経済重視の政府は抜本的見直しに消極的で、都に実質的判断を委ねるが、都は国に主体性を持つよう要求するなど足並みが乱れたままだ。
加藤勝信官房長官は、記者会見で「都と相互に、緊密に連携を図りたい」と具体的な動きについて明言を避けたが、菅首相の「身内」からも政府の対策に懐疑的な意見が漏れ始めている。
25日の分科会後、菅首相の助言役の内閣官房参与を務める、岡部信彦・川崎市健康安全研究所長は、「経済を回す施策は大事だが、今は違う。いったん止めないとまずい、という意味で見直しを提言している」とくぎを刺した。感染再拡大を止めるため、菅首相の柔軟な対応が求められている。
(参考資料)
安倍疑惑問題に蓋をできる後継者として、菅義偉氏が選択された !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/11/26より抜粋・転載)
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◆安倍前首相が、国会で意図して、虚偽発言を繰り返した可能性大だ !
要するに、安倍晋三前首相が国会で意図して虚偽発言を繰り返したと推定するのが妥当なのである。
一国の首相が刑事犯罪に関わる重大事案について、国会という国権の最高機関において虚偽発言を押し通した罪は万死に値する。
この問題の是非については与党も野党もない。
全国会議員が安倍晋三氏の議員辞職を求める決議を行うことが必要だ。
繰り返しになるが、驚くべきことは、このような重大事実が明らかになっているにも関わらず、菅義偉首相が無関心、非関与を貫いていることである。
◆菅首相は、虚偽発言を、国会や記者会見で繰り返した !
菅義偉首相は、安倍元首相と同じ発言を国会や記者会見で繰り返した。
菅氏は安倍氏に確認して安倍氏の発言をそのまま伝えただけだとして、責任を安倍晋三氏に押し付ける構えを示すが、菅氏自身が虚偽の事実を述べた事実は消滅しない。
国会での予算委員会審議に幕が引かれたと伝えられているが、この問題をこのまま放置するなら、野党もその責任を負うことになる点を見落としてはならない。
◆菅首相は、首相の椅子を奪取するために、権謀術数を駆使した !
菅義偉氏は、首相の椅子を奪取するために、権謀術数を駆使したと見られている。
首相奪取レースにおける敵対者は石破茂氏と岸田文雄氏だった。
菅氏自身は安倍後継への意欲を問われると、その考えがないことを強調し続けた。
これも完全虚偽だった。
菅義偉氏は、二階俊博氏と連携して、首相奪取レースを勝ち抜いた。
二階氏は、石破氏と連携する素振りを示して、安倍元首相の警戒心を煽った。
◆安倍前首相が、石破氏にだけは、首相ポストを譲らないとの判断した !
その結果として、安倍前首相が、石破氏にだけは、首相ポストを譲らないとの判断を強めた。
党員投票なしの自民党総裁選は石破茂首相を潰すために提示された案である。
残る最大のライバルは岸田文雄氏。
この岸田氏の影響力を削ぐために、2019年7月参院選での溝手顕正氏の落選に総力が注がれた。
溝手氏は、岸田派の重鎮であり、溝手氏を落選させれば、岸田氏の影響力低下を誘導できる。
◆河井案里氏を擁立して、1 億5000万円もの資金を河井陣営に投入した !
そのために、河井案里氏が擁立され、自民党本部は、1億5000万円もの資金を河井陣営に投入した。この1億5000万円の資金の出所も重要問題である。
河井克行・案里夫妻事件で、本来は当然のこととして自民党本部等への家宅捜索が必要だが、家宅捜索はまだ実施されていない。
河井案里氏の当選=溝手顕正氏の落選に総力を注いだのが菅義偉氏だった。
さらに、岸田氏への攻撃はこれにとどまらなかった。
◆30 万円給付を最終的にまとめたのは、岸田政調会長だった !
コロナ対策としての条件付き30万円給付を最終的にまとめたのは、岸田文雄政調会長だった。
ところが、政府案が予算案として、確定した段階で、激しい揺さぶりが生じた。
条件付き30万円給付を条件なし10万円給付に変更することが強行に展開された。
この政策転覆を推進したのが、二階俊博氏と菅義偉官房長官である。
両氏は緊密な関係を持つ公明党と連携して、30万円給付を10万円給付に転覆させた。
このことが、岸田氏が、首相奪取レースから脱落した決定打になった。
◆菅義偉氏は、岸田氏を孤立させることにも成功した !
さらに、菅義偉氏は、岸田派の派閥組織である宏池会重鎮の古賀誠氏との連携を密にして、岸田氏を孤立させることにも成功した。
6月19日に、安倍・菅・甘利・麻生の3A+Sの会食があった。
コロナ自粛後、会食が解禁された最初の会合である。
この時点から安倍元首相は、辞意をほのめかしていた。
◆安倍前首相は、森友・加計・桜を見る
会疑惑・河合氏夫妻事件に関与してきた !
安倍前首相は森友、加計、桜を見る会、河合氏夫妻事件のすべてに深く関わってきた。
コロナ対応では失態続きであった。
内閣支持率は急落し、首相辞任に追い込まれた。
その際、最大の留意事項になったのが、訴追回避だった。
石破氏が、後継首相になればすべての事案についての再調査が行われる可能性が高まる。
岸田氏では、再調査を防ぐことが危うい。
◆安倍疑惑問題に蓋をできる後継者として、菅義偉氏が選択された !
すべての安倍疑惑問題に蓋をできる後継者として、菅義偉氏が選択されたと考えられる。
しかしながら、菅義偉氏は、単なるワンポイントリリーフに甘んじる人物ではない。
当然のことながら、菅義偉氏は、本格政権を目指す。
その際に支柱の役割を果たすのが、二階俊博幹事長である。
米国大統領選にバイデンが就任することは菅氏にとっての朗報である。
トランプ再選になれば、安倍晋三氏が奥の院から口を差し出す可能性が高まる。
バイデン勝利は、安倍晋三氏にとっての悪夢であったと言ってよいだろう。
◆菅首相に残された課題は、安倍前首相の影響力排除だ !
菅首相に残された課題は、安倍前首相の影響力排除である。
菅内閣発足とともに安倍晋三氏周辺への捜査が進展しているのは単なる偶然と考えられない。
菅首相が安倍氏の影響力をそぎ落とすために安倍氏周辺捜査を誘導している可能性が高い。
◆二階幹事長が、ほぼ自民党内の実権を掌握している !
他方、党務では二階俊博幹事長が、ほぼ自民党内の実権を掌握しつつある。
安倍晋三氏問題を全面的に解明し、安倍晋三氏の責任を問うべきことは当然だが、そのすぐ脇で菅義偉首相が、自分には関係のない問題として、安倍氏関連事件を処理しようとしていることを見落とすわけにはいかない。
「好事魔多し」の言葉を、菅義偉首相が、実感することになる日は遠くない。
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