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安倍・菅内閣の反知性主義・支離滅裂政策が、日本を亡ぼす !
菅首相への識者の見解・詳報は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/11/24より抜粋・転載)
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1)〜10 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。
11 )11月の3連休を前に、日本全国でコロナ感染が急拡大した !
コロナ感染状況の変化で、GoToトラブルキャンペーンの運用が変更されることが予定されていた。11月の3連休を前に、日本全国でコロナ感染が急拡大した。
この時点で政府が感染拡大抑止を優先するなら、直ちに運用休止の措置を取るべきということになる。ところが、菅内閣は、3連休に際しての措置を一切取らなかった。
運用変更の方針を示したものの、細目は明らかにしなかった。
運用変更の準備すらできていないというお粗末な状況なのである。
12 )菅内閣は、意図的に3連休の全国大移動を推進した !
菅内閣は、意図的に3連休の全国大移動を推進した。
記者会見も開かず、ぶら下がりでの発言を示しても、記者の質問には一切答えない。
菅義偉首相は、説明責任すら果たさない。
11 月25日には、予算委員会で審議が行われる。
菅義偉首相が、集中砲火を浴びることは、明白である。
13 )国会質疑で集中砲火を浴びて、菅首相は、答弁不能に陥る !
国会質疑で集中砲火を浴びて、菅義偉首相は答弁不能に陥る。
「自助」を掲げながら、官僚のメモ書きがなければ、ひと言も言葉を発することができない。
そもそも、学術会議問題もまったく解決していない。
菅首相による任命拒否は明白な法律違反である。
憲法が保障する「学問の自由」を侵害するものである。
14 )杉田官房副長官の行動も、明白な越権行為・違法行為だ !
杉田和博官房副長官の行動も、明白な越権行為であり、違法行為である。
学術会議問題で杉田和博官房副長官を参考人招致し、学術会議問題の集中審議を速やかに行うべきである。
野党は不退転の決意で国会対応を行うべきである。
新型コロナ問題で菅内閣は、感染抑止を重視しているのか、それとも、感染拡大を推進しているのか、がはっきりしない。
15 )菅内閣の言動は、不明確・優柔不断・支離滅裂だ !
菅内閣のすべての言動が、不明確、優柔不断、支離滅裂である。
11月3連休の人の移動を全面推進したことで、12月中旬の新規陽性者数が一段と激増することが予想される。
その主因がGoToトラブルキャンペーンにあることを予め告知しておく。
12 月中旬に感染爆発状態が広がれば、年末年始の人の移動について、全面的な抑止措置が必要になる。「急いては事をし損じる」の典型事例である。
政策遂行には「論理性」が求められる。
大津波特別警報を発令しておきながら、「GoToBeachキャンペーン」を展開するような非論理性、反知性主義、支離滅裂政策が、日本を破綻に追い込む。
(参考資料)
菅首相:「まずは自分で」と国民に 訴えるのに、国会では自分の
言葉少なく「公助」頼み !
(tokuho.tokyo-np.co.jp:2020/11/11 11:15)
(2020年11月11日、東京新聞に掲載)
下を向いてぼそぼそ棒読み。追及にはしどろもどろ。説明は支離滅裂。菅義偉首相の答弁が議論を呼んでいる。「まずは自分で」と人々に自助を訴えているのに、答弁は秘書官や官房長官頼みの「公助」ばかりという指摘も。野党からは批判の声が相次ぎ、識者の評価は合格点から落第点までさまざま。臨時国会は12月5日まで。これでいいのか国会を見て考えよう。(木原育子、大野孝志)
◆菅首相の答弁、視線を手元のメモに落としたまま
首相しか答えられない質問も「全集中の呼吸で逃走」
首相の答弁、「玄人受け」「しゃべらない彼らしい」
首相の答弁する姿、国会中継で「実際に見て」
答弁、視線を手元のメモに落としたまま
「人事のことであり、発言は差し控えたい」
10日午後1時すぎ、衆院本会議場。立憲民主党の中島克仁議員から日本学術会議の任命拒否問題について問われた菅首相が、お決まりのフレーズで返した。
「無責任だろ」「ふざけるな」。議場から怒号が飛び交った。10月26日の所信表明演説の時よりヤジの数も多い印象だ。菅首相は首を曲げ、手元の紙に視線を落としたまま。ヤジが大きくなると、声を封じるかのごとく、マイク音量に頼って声を張った。
菅首相の「答弁能力」が露呈したのは、衆院と参院で2日間ずつ行われた予算委員会だ。事前に用意された答弁を読む予定調和の本会議に比べて、1問1答の丁々発止のやりとりが繰り広げられる。
実際、どうだったか。4日の衆院予算委。立民の辻元清美氏との対決を振り返る。
辻元氏が冒頭、世襲議員の是非を問うと、菅首相は「私は地方から出てきて、何もないところで国会議員の秘書をさせてもらった」。辻元氏は返す刀で、隣にいた麻生太郎財務相に「あなたは息子に地盤を引き継ぐのか」と質問した。急な質問にも麻生氏は「まだ(政界)引退すること考えてないから」とかわした。
◆菅首相しか答えられない質問も「全集中の呼吸で逃走」
そして本題の日本学術会議の問題。辻元氏が「6人が任命されていないことをいつ知ったのか」と聞くと、菅首相は「ちょっとお待ちください。具体的に申し上げます」と述べ、後ろに控える秘書官に目線を送った。秘書官が紙を菅首相に見せようとすると、辻元氏は「関係ないでしょ、あなた」。それでも秘書官は菅首相にへばりついたままだった。
辻元氏は振り返る。「『誰に聞きましたか』『いつ聞きましたか』。私は今回、あえて菅総理にしか答えられないことを質問するようにしたんです」。ところが、その質問にもメモが差し出された。辻元氏は「もはや前代未聞なんじゃないかと思う」とあきれた。
2日の立民の江田憲司氏の質問に、菅首相は人気漫画「鬼滅の刃」の決めゼリフを使って「『全集中の呼吸』で答弁させていただく」と述べた。辻元氏は「官僚の紙ばかり読んでいるのに。『全集中の呼吸』で逃げまくっているだけ」と切り捨てた。
社民党首の福島瑞穂参院議員は、「問いと答えが全く一致していない」とばっさり。「官房長官の時は、『あなたの質問には答えません』『ご指摘には当たりません』と言ってきた。毅然としていたのではなく、あれ以上答弁を展開できない人だったってこと。前首相の安倍晋三氏は時々むきになって自分の考えを言った。菅首相にはその展開力もない」と分析した。
映画のPRイベントに登場した鬼滅の刃のキャラクター。人気にあやかって菅首相も「全集中の呼吸」で答弁したが…=東京都墨田区で
共産党の高橋千鶴子衆院議員も「おうむ返し、官僚答弁、棒読み、心がない。なんで総理になったのでしょう」と首をかしげる。立民の渡辺周衆院議員は「ボキャブラリーが豊富と思えないし、覇気もない。与党からも『大丈夫か』と心配の声が上がっているみたい」と話した。
◆菅首相の答弁、「玄人受け」「しゃべらない彼らしい」
そんな菅首相の答弁を有識者はどう見ているのか。過去の首相と比較しながら、100点満点で点数をつけてもらった。
政治ジャーナリストの藤本順一氏は「大平正芳氏は言っていることが意味不明だと言われたが、知性が雄弁さを抑え、言葉を慎重に選ぶからアーウーとなった。菅首相の場合は、揚げ足を取られたくないという後ろ向きな慎重さを感じる」という。が、点数は80点で意外と高い。
パフォーマンスがない、面白みがないという点で20点減点し、一方で「言葉が少ない、メモしか読まないと言われるが、余計なことを言わないから考え方が分かりやすい」と評価する。例えば、所信表明演説。「政策の羅列でも、それを選挙公約だと思えば『あ、選挙が近いな』と読める。玄人受けするんですよ」と藤本氏は語る。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「まだ始まったばかりだから50点」。野党の強者と一対一の討論となった予算委員会に触れ、「答弁の紙はたくさん用意していたが、変化球が来ると詰まった。あまりしゃべらない彼らしいと言えば彼らしい」と言う。
鈴木氏は「安倍晋三氏はしゃべり過ぎ。竹下登氏は説明は長いけど何を言っているか分からず、言語明瞭・意味不明と言われた。小泉純一郎氏は一時うまいと言われたが、失敗もあった」と振り返る。菅首相については「日本学術会議の任命拒否問題で、官僚の言う通りにしゃべって墓穴を掘った。過保護がマイナスになっている印象。自分の考えを自分の言葉で語った方がいい」とみている。
◆有馬・政治評論家:甘く見て40 点 !
政治評論家の有馬晴海氏は「甘く見て40点」と厳しい。「まるでダメではないので『不可』ではないが、自分の言葉で話していない。国民のために働く内閣というなら、野党議員の向こうにいる国民に納得してもらわないと」
菅首相は安倍政権で官房長官を7年8カ月務めた。有馬氏は「思考のない言葉を使ってやり過ごせば時間が過ぎると思う、官房長官時代のクセが抜けていない。官僚のメモに自分の言葉を付け加えて語れば良いのに。独自の見解を発表しないと、答弁や意思表示が物足りない」と語る。
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