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菅首相、維新の会と連携継続を模索 !
野党・識者の見解・詳報は ?
(www.kyoto-np.co.jp:2020年11月1日 23:19)
京都新聞:菅義偉首相の周辺は、11月1日、大阪都構想に関する住民投票否決を受け、憲法改正などで自民党と立場が近い日本維新の会と引き続き連携を模索する考えを示した。
今後の国会運営について、「次の衆院選まで党派勢力が変わらなければ、何の問題もない」と強調した。自民党選対幹部は、公明党と対応が分かれたことを踏まえ、「感情的なしこりを残さないように努力しなければならない」と述べた。
大阪府選出の自民党中堅は、「これで丸く収まる。公明党が、頭を下げてくれば、禍根は残らない。国政選挙への影響は最小限にとどまった」と安堵した。
ただ、別の大阪選出議員は、「公明党は、これからも維新と自民の顔色をうかがいながら行動するだろう」と根強い不信感をにじませた。」
公明党幹部は「自民党大阪府連とのしこりは残る」と懸念を示した。
自民党の森山裕国対委員長は、結果判明前、「地方が主体性を持って決める地方自治と、国政選挙は基本的に違う。別に心配しない」と徳島市で記者団に語った。
政府は、「大阪都構想」への賛否は明らかにせず、有権者に対して、「十分理解を深めた上で、判断してもらうことを期待する」(加藤勝信官房長官)と述べるにとどめてきた。
自民党の二階俊博幹事長も、「大阪の皆さんの判断を慎重に見守る」と深入りを避け、反対の立場をとる党府連とは、微妙な距離を取ってきた。
○枝野代表、「大阪市民の皆さんの重い判断」住民投票について取材に応じる !
(cdp-japan.jp:立憲民主党:2020年11月2日)
枝野幸男代表は、11月2日、訪問先の札幌市で記者団の取材に応じました。
枝野代表は、いわゆる大阪都構想の住民投票の結果について「大阪の市民の皆さんの重い判断が下されたと受け止めている。
『反対』で市民の皆さんに働きかけをしていた大阪府連が、この間尽力をされてきたことに敬意を表したい。何と言っても政党、党派ではなく市民の皆さんの市民運動的な活動というものがこうした結果につながったのではないかと思いますので、そうした活動を進めて来られたすべての皆さんに敬意を表したい」と述べました。
質疑応答の主なやり取りは以下のとおりです。
【住民投票】
記者)今回の都構想否決を受けて国政への影響をどのようにお考えか。
☆枝野代表)いつも申し上げているとおり、地方の選挙をはじめ、地方自治体のさまざまな判断と国政を結びつけるということは地方分権の見地から適切なことではないと思っている。
記者)維新が菅総理とも一定の近い距離だと思うが、菅政権への影響をどのようにお考えか。
☆枝野)地方自治体、一自治体の問題が国政に影響を与えるようなことについて国政にいる立場から申し上げてはいけないと思っている。
記者)今回の住民投票を受けて日本維新の会の松井代表が辞任する意向を固めたことへの受け止めは。
☆枝野)政治家の出処進退はそれぞれの判断だと思っている。
記者)大阪の話題に戻って、関西地区というと立憲民主党が選挙で苦戦を強いられてきたが、今回の都構想否決を受けて、支持拡大だとかそういった方向に影響が出ることはあるか。
☆枝野)大阪市の、一自治体の問題なので、そのことと国政や政党と党派の問題を結び付けてはいけないと思う。
○丸山議員・暴言問題:これはもう維新の体質 !
(www.jcp.or.jp:共産党:2019年5月21日)
北方四島の返還に関し、「戦争しないと」などと元島民に詰め寄り、市民と野党から辞職を求められている丸山穂高衆院議員(日本維新の会から除名処分)が居座りを決め込む態度をみせています。同党の松井一郎代表(大阪市長)は「今回の丸山議員の問題については、個人の資質っていうのが大きな話だ」(16日)と語っています。しかし、維新の政治家の言動を振り返れば、まさに維新の体質が露呈したものと言わざるをえません。(藤原直)
◆加害正当化
維新の創始者・橋下徹氏は大阪市長を務めていた2013年5月13日、国際的に性奴隷制と批判されてきた旧日本軍「慰安婦」問題にかかわって、「慰安婦制度が必要なのは誰だってわかる」などと言い放ちました。まさに「人間の血が流れているのかと思うぐらい」(当時の日本共産党の市田忠義書記局長)の暴言に、世界中から厳しい批判の声が巻き起こりました。
ところが当時、延々と言い訳やすり替えを続けた橋下氏を、維新の政治家たちは「現実に(慰安婦制度が)あったというのは、必要とされていた(からだ)」(松井氏)などと党ぐるみで擁護。同党全体で人権感覚が麻痺(まひ)していることをさらけだしました。
維新は、日本の国政や外交を担うに値する勢力なのか、この一事をもってしても答えは明らかです。
◆差別を肯定
松井氏自身も府知事だった16年10月、沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド建設現場周辺で、建設に反対する住民に「土人」「シナ人」と差別発言を行った大阪府警の機動隊員を「出張ご苦労様」などと擁護。市民から発言の撤回と謝罪、辞任を求められたことがあります。
彼らが維新の衆院比例候補として公認をしてきた政治家たちの発言も異常です。
のちに自民党議員となり、LGBT(性的少数者)を差別する論文を月刊誌に寄稿して大問題になった杉田水脈衆院議員を最初に国会に送り込んだのも維新です。杉田氏は維新の比例票で当選した1期目から「男女平等」は「反道徳の妄想だ」などと国会で異様な主張(14年10月31日、衆院本会議)を展開していました。
維新の足立康史衆院議員の暴言・暴挙も枚挙にいとまがありません。とりわけ、17年11月に、ツイッターで「朝日新聞、死ね」と報道機関への脅しともとれる暴言を発信したのは深刻な問題でした。
にもかかわらず、維新はまだ、自身のブログに「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ! 無理だと泣くならそのまま殺せ!」などと題する文章を投稿した長谷川豊氏(元フジテレビアナウンサー)を参院全国比例区候補として国会に押し上げようとしています。
維新に1票を投ずることでどんな政治家を誕生させることになるのか、個別の政策で維新に期待する有権者にも真剣に考えてもらう必要があります。
◆不正居直り
地元大阪でも、維新議員は、不正・不祥事、居直りと居座りの多さで際立っています。
17日にも大阪市議選で再選されたばかりの維新市議が買収の容疑で逮捕されました。
堺市議会では、前の市議任期中、政務活動費の不正使用で辞職勧告決議を突き付けられたのに居座りを続けた2人の元維新市議や、同決議に反対した維新に市民の厳しい批判の声が広がり、リコール署名運動に発展。両議員が辞職に追い込まれた経過もあります。
12年には、元日に飲酒運転でひき逃げ事件を引き起こした別の維新堺市議(事件後、維新を除籍)が有罪判決と2回の辞職勧告決議を受けたにも
○「日本維新の会」という政治勢力には、闇がある !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/10/31より抜粋・転載)
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◆住民投票のテーマは、大阪市を解体して大阪府に統合させる事だ !
10 月26 日付ブログ記事、「大阪市行財政自治権はく奪目的の都構想」
https://bit.ly/321rsnY:に記述したように、住民投票のテーマは、
「自律性の高い大阪市を解体して大阪府に統合させること」である。
2011 年に橋下府知事(当時)は都構想の目的について「大阪市が持っている権限、力、お金をむしりとる」と述べている。
実際に、2015 年に住民投票が実施された。
橋下徹市長(当時)は、2015年5月の住民投票で敗北し、「政治家は僕の人生からは終了」
と政界引退を明言した。
◆「日本維新の会」が推進する施策は、「万博」と「カジノ」だ !
「日本維新の会」が推進する施策は、「万博」と「カジノ」である。健全な制度改変と言い難い。
判断するのは大阪市民。大阪市の主権者がどのような判断を示すのかが注目される。
大阪市の住民投票が注目されるのは、大阪市廃止という施策そのものよりも、投票結果が今後の政局に重要な影響を与えると考えられるからでもある。
住民投票では公明党が大阪市廃止賛成に寝返った。
2015 年投票では、反対していた。
次期衆院総選挙で公明党候補者が出馬する選挙区に維新が候補を立てないことを条件に賛成に回った。大阪市廃止が、政争の具にされている。
◆「日本維新の会」は、人為的に創設された政治勢力だ !
そもそも、「日本維新の会」は、人為的に創設された政治勢力である。
日本の実効支配を維持したい、米国の支配者が、日本政治構造を固定化するために、「日本維新の会」勢力を、人為的に拡大させている。きわめて筋が悪い。
この大きな図式を念頭に置かねば、「日本維新の会」勢力への適切な対応を、検討することができない。2012年の衆院総選挙に際して、マスメディアは、「日本維新の会」勢力の異常な宣伝活動を展開した。
◆メディアの「日本維新の会」勢力宣伝は、常軌を逸している !
2020年においても、メディアの「日本維新の会」勢力宣伝は、常軌を逸している。
コロナ騒動のなかで、吉村大阪府知事と橋下徹氏のテレビ露出が、突出した。
この2名が、テレビ番組に露出する合理的理由は、存在しない。
取るに足らない二人の人物に過ぎない。
ところが、マスメディアが、ことさら大きくこの二名をテレビに露出させてきた。
そのために、人為的に影響力が、かさ上げされている。
◆吉村府知事と橋下徹氏のテレビ露出のは、米国の支配者の意図がある !
その背景に、日本を実効支配する、「米国の支配者の意図」がある。
日本の実効支配者は、2009年に致命的失敗を演じた。
小沢−鳩山ラインが主導する、民主党に政権を樹立させてしまった。
鳩山首相は、日本の政治構造を根底から改新する方針を、示していた。
2010 年7月参院選で、小沢−鳩山ラインが主導する勢力が、勝利していたなら、日本政治の刷新は確実に断行されただろう。
◆既得権益勢力は、手段を選ばぬ方法で、鳩山内閣の破壊を推進した !
2009 年8月総選挙で、大敗北を喫した日本を実効支配する勢力は、その後に猛烈な巻き返しを図った。既得権益勢力は、目的のためには、手段を選ばぬ方法で、鳩山内閣の破壊を推進した。
2010 年6月には、小沢−鳩山ラインに代えて、菅−岡田ラインを、日本政府の中枢に据えた。
2010 年2月に、カート・キャンベル国務次官補が来日し、その後、ソウルから報告した通りの、日本政治転覆が実行された。―以下省略ー
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