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英国では、コロナ致死率が11.9 %に達している
各国の新型コロナウイルスの感染者・死者の人数とは ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/09/12より抜粋・転載)
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1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)他者にもマスク着用の行動を求めるのが、普通の感覚である !
集団行動であるから、自分のわがままを抑制して、マスク着用をしているのだから、他者にも同様の行動を求めるのが普通の感覚である。
一人だけ「マスクをしたくない」と言い張ってマスクを着用しない乗客がいれば、人々の批難はその乗客に向かう。乗客同士でのトラブルに発展することも十分に想定できる。
このようなことを踏まえるなら、航空会社は搭乗に際してのルールを明確にすることが必要不可欠である。
8)マスク着用を義務とする事を、あらかじめ明示すべきだ !
マスク着用を求めるが、マスク着用は乗客の任意の判断に委ねるのか、マスク着用を義務とする、のかを、あらかじめ明示することが必要である。
マスク着用が任意であるなら、この航空便を利用しないという乗客も現れるだろう。
同時に、マスク着用が義務とされるなら、この航空便を利用しないという人も現れる。
マスク着用が「任意」であることが明確であれば、個人の判断でマスクを着用しないという乗客が搭乗してもトラブルにはならない。
9)マスク着用が「義務」とされるなら、マスクを着用しない者は搭乗できない !
マスク着用が「義務」とされるなら、マスクを着用しない者は搭乗できないことになる。
機内でマスクを着用しない乗客がいれば、降機を求めることも可能になる。
緊急着陸して乗客を降機させることも正当な対応になる。
ルールを明確にしないから、このようなトラブルが発生する。
マスク着用の是非を論じる前に、今回のトラブルの主因が、航空会社のルール設定のあいまいさにあることを確認しなければならない。
10 )東アジアにおけるコロナ被害は、軽微である !
東アジアにおけるコロナ被害は、軽微である。感染者に占める死者の比率が低い。
東アジアでコロナ感染検査をもっとも拡充しているのはシンガポールだ。
人口10人に4人の比率で検査を実施している。
このシンガポールでのコロナ致死率は0.05%だ。
2009年に流行した新型インフルエンザでも致死率は、0.5%程度だったと推定されている。
感染者2000人に1人しか死者が出ていない。
11 )英国では、コロナ致死率が11.9%に達している
他方、欧州でもっとも検査が行われている英国では、コロナ致死率が11.9%(シンガポールの約238倍)に達している。
コロナ感染者の10人に1人が死亡している。
英国の実態がこの数値通りなら、最大級のコロナ厳戒態勢が正当化される。
都市のロックダウンも合理的選択になる。
しかし、東アジアのコロナ致死率0.05%が実態であるなら、コロナへの過剰な警戒は不要だ。
安倍内閣は1月28日にコロナ感染症を第2類相当の指定感染症にすることを閣議決定した。
当時は、コロナの実態が、まったく分からなかった。
12 )安倍内閣の閣議決定と、コロナに対する対応は、極めてちぐはぐだった !
それでも、安倍内閣のこの閣議決定と、コロナに対する対応は、極めてちぐはぐだった。
台湾政府は昨年末の時点で武漢市の異変を捕捉し、WHOに警戒メッセージを送っている。
中国政府が武漢市を封鎖したのは1月23日。
台湾政府は1月23日に武漢市からの入境禁止措置を決定した。
ところが、安倍首相は1月24日に、在中国日本大使館HPで中国国民に対し、2月の春節に際しての訪日を要請するビデオメッセージを配信した。
ぜひ日本を訪問して欲しいと呼びかけたのだ。
3月1日には東京マラソンも挙行した。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
○9 月11日・世界の感染者2820 万人: インド連日の9 万人超
(www.nippon.com:2020年9月11日夜更新)
感染者数→死亡者数
米国:6,396,551→191,766
インド:4,562,414→76,271
ブラジル:4,238,446→129,522
ロシア:1,042,836→18,207
ペルー:702,776→30,236
コロンビア:694,664→22,275
メキシコ:652,364→69,649
南アフリカ:644,438→15,265
スペイン:554,143→29,699
アルゼンチン:524,198→10,907
チリ:428,669→11,781
イラン:395,488→22,798
英国:360,544→41,697
フランス:344,922→30,794
バングラデシュ:332,970→4,634
サウジアラビア:323,720→4,189
パキスタン:300,371→6,370
トルコ:286,455→6,895
イタリア:283,180→ 35,587
イラク:278,418 →7,814
ドイツ:258,149 →9,345
フィリピン:248,947→4,066
インドネシア:207,203→8,456
ウクライナ:149,146→3,079
イスラエル:145,526→1,077
中国:85,168→ 4,634
日本:73,901→ 1,412
韓国:21,919→ 350
日本の感染者数及び新型コロナウイルス感染症に関わる政治・社会の動きはこちら
インドが米国に次ぐ世界第2位の感染国に(9月7日)
米ジョンズ・ホプキンス大の集計で、日本時間7日午後9時の時点でインドの感染者数が420.5万人。ブラジルの413.8万人を上回り、米国に次ぐ、世界第2位の感染国となった。インドの死者数は7.2万人。インドは8月半ばから連日7〜8万人台で新規感染が確認され、直近では9万人を超えている。経済活動の再開に伴い、一時期は感染者数が減少した首都ニューデリーでも、再び感染が拡大している。
ブラジル感染者が400万人を突破(9月4日)
米ジョンズ・ホプキンス大の集計で、日本時間4日夕の時点でブラジルの感染者数が404.2万人と400万人を突破した。死亡者数は12.5万人でいずれも米国に次ぐ世界で2番目に多い。第3位のインドの感染者数は393.7万人とブラジルに肉薄している。
インド、連日6万人超ペースで増加(8月27日)
米ジョンズ・ホプキンス大の集計で日本時間27日午前、世界の感染者数が2408万人となっている。米国582.1万人、ブラジル371.7万人、インド323.4万人の上位3カ国に世界の感染者の約53%が集中。米国は7月後半は連日6万人ペースで新規感染者が増加していたが、8月に入って徐々にペースダウンして直近では1日当たり4万人台となっている。一方、インドは8月に入って感染拡大のペースが上がり連日6万人ペースで増加している。
世界の感染者2000万人を突破(8月11日)
米ジョンズ・ホプキンス大の集計で日本時間11日午前、世界の感染者数が2000万人を突破した。中国の武漢で新型コロナウイルスによる肺炎が発生していることが報じられるようになったのが2019年の年末。そこから約半年の6月28日に世界の感染者は1000万人となった。1000万人から2000万人に倍増するにはわずか44日しか要しておらず、世界的に感染が加速していることがうかがえる。中でも、米国508.6万、ブラジル305.7万、インド221.5万の上位3カ国に世界の感染者の半数以上が集中している。
○世界の情報:新型コロナウイルス、
現在の感染者・死者数:死者91万人に
(www.afpbb.com:2020年9月12日 1:41)
【9月12日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間11日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は91万300人に増加した。
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