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原発は、地震の激しい揺れに耐え得る構造を、有していない !
民主党政権下、東日本大震災の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/09/06より抜粋・転載)
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1)9月4日、福井県嶺北地方を震源とする地震が発生した !
9月4日午前9時10分ころ、福井県嶺北地方を震源とする地震が発生した。
福井県坂井市で震度5弱が観測された。
震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.0と推定されている。
同日9月4日午前9時30分にも福井県嶺北地方を震源とする地震が発生し、福井県坂井市で震度3が観測された。
震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは3.6と推定されている。
地震発生直後の第一報では、福井県にある、現在稼働中の原発の動向についての報道があった。
2)マスコミの報道からは、福井県の原発の言葉が完全に消えた !
ところが、その後の報道からは、福井県の原発の言葉が完全に消えた。
福井県で大きな地震が発生した際に、直ちに警戒されるのが、原発の損傷である。
2011年3月11日に発生した、フクシマ原発の過酷事故=事件の発生原因は、東日本大地震である。過酷事故発生原因が、地震であるか津波であるかは、判明していない。
いずれにせよ、フクシマ事故=事件によって、原発の安全神話は、崩壊した。
原発は絶対安全と喧伝されてきたが、そうではないことが事実によって証明された。
3)原発は、地震の激しい揺れに耐え得る構造を、有していない !
原発は、地震の激しい揺れに耐え得る構造を、有していない。
その安全性が確保されていない原発を稼働させることは集団自死行為である。
2014年5月21日、福井地方裁判所の樋口英明裁判長は大飯原発運転差止請求事件の判決で運転差し止めを命令した。
その判決文で樋口英明裁判長は、大飯原発が、1260ガルの揺れに対する耐震性能を有しているとしたことについて次のように述べた。
「原子力発電所は、地震による緊急停止後の冷却機能について、外部からの交流電流によって、水を循環させるという基本的なシステムをとっている。
4)1260ガルを超える地震によって、この冷却機能システムは崩壊する !
1260ガルを超える地震によって、この冷却機能システムは崩壊し、非常用設備ないし、予備的手段による補完も、ほぼ不可能となり、メルトダウンに結びつく。
この規模の地震が起きた場合には打つべき有効な手段がほとんどないことは被告において自認しているところである。」
「大飯原発には1260ガルを超える地震は来ないとの確実な科学的根拠に基づく想定は本来的に不可能である。
5)岩手宮城内陸地震における地震は、1260ガルを超える、4022ガルであった !
むしろ、@我が国において記録された既往最大の震度は、岩手宮城内陸地震における4022
ガルであり、1260ガルという数値はこれをはるかに下回るものであること、
A岩手宮城内陸地震は大飯でも発生する可能性があるとされる内陸地殻内地震であること、
Bこの地震が起きた、東北地方と大飯原発の位置する、北陸地方ないし隣接する近畿地方とでは、地震の発生頻度において、有意的な違いは認められず、若狭地方の既知の活断層に限っても、陸海を問わず多数存在すること、
Cこの既往最大という概念自体が、有史以来世界最大というものではなく、近時の我が国において、最大というものにすぎないことからすると、1260ガルを超える地震は、大飯原発に到来する危険がある。」と明示した。
6)巨大地震は、日本列島のすべての場所で発生し得る !
巨大地震は、日本列島のすべての場所で発生し得るのである。
激しい揺れは活断層の真上で生じることが多いが、すべての活断層の位置が特定されているわけではない。
(参考資料)
○民主党政権下、東日本大震災が人工地震であったと考えられる理由は ?
(blog.goo.ne.jp:2011-04-02 06:08:04 より抜粋・転載)
1.発生の日付
政権交代した、民主党政権の時、地震が発生した、3月11日というのは、現在の憂鬱な世界情勢のきっかけとなた「米国同時多発テロ」や日本を地獄に引きずり込んだ「郵政選挙」があった、9月11日のちょうど半年後の日付である。いかにもユダヤのやりそうな芝居がかった日取である(民主党政権を破壊し、対米従属・自民党政権を復活させたかった )
2.地震の特徴からみた理由
(1)3回の巨大地震が重なっていたこと
気象庁の分析によれば、この地震は単一ではなく、3つの地震が連動したものと解析されており、東大地震研究所の分析によれば、最初の大きな断層破壊は宮城県沖で起き、その数十秒後に同じく宮城県沖の1回目よりさらに沖合いで再び起き、さらに間髪をいれずに、三つ目の断層破壊が茨城県北部の、陸に近い沖合で起きている。
気象庁地震予知情報課の課長が「5分前後かけて連続して発生するという、複雑な起こり方をしている。極めてまれで、気象庁の観測で初めての経験」と述べていることからも判るように、偶然に3つの地震が異なる場所でほぼ同時に発生するというのは、出来過ぎであり、人工的に引起されたと考える方がむしろ自然である。
日本のテレビ・新聞は、人工地震を隠蔽するため、地震波を報道しなかった。
(2)1994 年スマトラ沖地震との類似性
1994年スマトラ沖地震も、人工地震ではなかったかと疑われているが、以下の点で両者は類似している。両者が同様の手法で発生させられたものとすれば、こうした類似点が出てきてもおかしくない。
@ 数百キロ〜千キロという長大な領域で発生したこと(≒数百キロ〜千キロという壁のように長大な津波が発生したこと)
A 岩盤の破壊が3段階で進行したこと(≒3つの大地震が偶然重なったこと)
B 断層のずれは逆断層型であること
C 断層面が平行に近い衝上断層(断層面と水平面のなす角度が45度以下の逆断層で震源が浅い)であること
3.米軍の動きからみた理由
(1)空母ロナルド・レーガンの到着が早すぎ
(戦後自民党体制の覇権国家は、米国である。自民党政権・自公政権は、対米隷属が実態である。)
空母ロナルド・レーガンを含む約20隻の艦船が3月13日には、宮城県沖に到着している。空母ロナルド・レーガンが偶然日本の近海にいたということは無きにしもあらずだが、所属の異なる残りの艦船まで偶然近くにいたというのは不自然。
また、空母ロナルド・レーガンが帯同する艦船には、予め強襲揚陸艦エセックス, ドック型揚陸艦トーテュガ、ハーパーズ・フェリー、ジャーマンタウンといった救援活動に如何にもうってつけの艦船が含まれており、そのうちエセックス、トーテュガに至っては空母ロナルド・レーガンとは別の第7艦隊所属である(第7艦隊旗艦のブルーリッジの名まである)。
どうも準備がよすぎる。予め地震の発生を知っていたとしか思えない。
(2)作戦名「Operation Tomodachi」の命名の異様さ
地震発生の翌日には「Operation Tomodachi」が発動されているが、漫画家浦沢直樹のヒット作「20世紀少年」の中では、自ら大掛かりなテロを仕掛けながらマッチポンプで救世主として日本の最高権力者に君臨する宗教団体の教祖の名が「トモダチ」という設定となっている。
ここで描かれている宗教団体は、リチャード・コシミズ氏風でいうテジャク大先生のところと、オウム真理教を重ね合わせたようなイメージで描かれており、ユダヤ陰謀論者からは近々起る終末テロの「仕込」ではないかと噂されていた。
4.米国に都合がよすぎる地理的偶然性
(1)小沢一郎の中選挙区制時代の地盤が大被害
甚大な被害を蒙った大船渡市・陸前高田市は、中選挙区時代の岩手二区で、米国が目の敵にする小沢一郎氏の地盤である。「陸山会」の土地購入をめぐるでっちあげ事件で刑事被告人とされている大久保隆規氏の自宅も津波の被害にあい、避難所生活をしているとか。大変お気の毒なことである。
(2)福島第一原発が壊滅
巨大地震を発生させるだけのキャパシティを持つのは、東日本の太平洋沿岸(太平洋プレート・ユーラシアプレート・フィリピンプレートの境界)であるが、そこに隣接する原発は福島第一・第二、女川、東海第二、東通、浜岡である。
福島第一は、その中で最も設計が旧い、米国GE社製の原子炉を使用しており壊れやすく、米国が脆弱性を知り尽くしている点でも都合がよい。
また想定被害の程度が米国として手ごろであった。つまり、浜岡原発だと被害が大きすぎて日本全体の利用価値が無くなってしまうし、東通原発では首都から遠すぎてインパクトが弱すぎる。
5.米国に都合がよすぎるタイミング
プラザ合意以降の大局的な動きから言えば、いよいよ植民地日本からの収奪の最終段階に入ったことになろう。以下具体的に目に見える点についてコメントしてしてみる。
(1) TPP加盟を渋る日本に脅しをかけるにちょうどよいタイミングである
これまでTPP加盟により、関税自主権を放棄し、米国の属国としてのポジションを確定的にすることを強要されてきたが、日本国のドメスティックな権力者達(官僚・大企業)も、さすがに自らの権力基盤が失われることを恐れて首を縦には振れなかった。
そこでこの度、脅しを実行に移した訳である。で、これで終わりかと言うと、そうではない。さらに拒否すれば、次は浜岡がやられる。
(2) 従米亡国政権の延命が待ったなしの状況であった。
23年度予算の見通しも立たず、菅直人政権は風前の灯火であったが、見事延命に成功した。米国の手下に成り下がった共産党まで協力してくれるんだからありがたい話やねエ。
(3) 普天間飛行場の辺野古移転が暗礁に乗り上げていた。
今回米国に助けていただくという外観ができることで、米国の希望は受け入れざるを得ない空気ができつつある。
(4) 前原の後釜を作らなければならない情況であった。
見事、枝野の売り出しに成功した。しかし話の中身は何にも無くてもテレビに出てるだけで、その人の存在感が増してくるという人間の心理は悲しくも面白い。この私ですら(私ですらですよ)大震災前より枝野がどこか偉く見えてしまうのである。
ちなみに、前原はまた復活します(もうええっちゅうに・・・)。
(5) 小沢一郎議員関連の裁判が行き詰っている状況であった。
行き詰ったので、話題を変えたかった。―以下省略―
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