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れいわ新選組は、難病の方、重度障害者の方の2人が、参議院議員に当選した !
木村英子氏・舩後靖彦氏のプロフィールとは ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/07/13より抜粋・転載)
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1)〜4)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
5)「高齢者」の部分を、「障がい者」に置き換えても、同じ主張になる !
大西つねき氏が提示する、「命の選別をする必要性」の論拠に基づくなら、大西氏の発言の「高齢者」の部分を「障がい者」に置き換えても同じ主張になると判断される。
大西氏が挙げているのは、「医療費とか介護料って金」の話と、高齢者をちょっとでも長生きさせるために「子供達、若者たちの時間を使うのか」という話である。
論旨からすれば「障がい者」にもそのまま適用される話になっている。
大西つねき氏は、発言を撤回し、謝罪したが、撤回、謝罪すれば済むという話ではない。
6)れいわ新選組は、難病の方、重度障害者
の方の2人が、参議院議員に当選した !
れいわ新選組は、比例名簿の上位に難病の方、重度障害者の方を候補者として掲載し、2人の方が参議院議員に当選した。
「人の価値を生産性で測らない」ことを訴えたが、大西氏の発言は生産性に準じる尺度で人の命を選別するというもの。
れいわ新選組の主張と正面から対立するものである。
7)山本太郎代表:何かしらかの優生思想的考えに、光が当たった !
山本太郎氏は、7月7日にれいわ新選組HPに、「多くの人々の心の中にもあるであろう、何かしらかの優生思想的考えに、光が当たったことを今回はチャンスと捉え、アジャストする責任が私たちにはあると考える。」との見解を示したが、チャンスと捉える前に、発言者に対する適正な対応が必要である。党の提示する価値観の根源に抵触する問題に対して毅然とした対応を示せぬなら、党そのものが信頼を失うことになる。
8)山本太郎氏:大西氏には、命について
真摯に向き合うチャンスを与えたいと思う !
7月7日の見解で山本太郎氏は、「大西つねき氏には、命の選別の問題に生命尊重の立場から、取り組んでいらっしゃる方々にレクチャーを受けて頂き、命について真摯に向き合うチャンスを与えたいと思う。
人は変われる。私はその力を信じたい。」と表明したが、その後のメディアの取材に対して
「彼の発言は、除籍に値する」との認識を示したうえで、「私一人では決められない」として7月13日の週に、党の総会を開いて処分を決める方針を示した。
大西氏の発言は失言ではない。自分の信念、信条に基づく発言である。
したがって、問題視された直後に、撤回することがおかしい。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
○れいわ新選組の参議院議員に当選した人とは ?
参院比例当選者に証書:れいわ新選組の舩後さん、木村さんにも
(mainichi.jp:2019年7月26日 22時44分)
中央選挙管理会(宮里猛委員長)は26日、総務省で、21日投開票の参院選比例代表の当選証書付与式を開いた。れいわ新選組から初当選した重度身体障害者2人を含む50人に当選証書が渡った。
このうち、れいわの木村英子氏(54)は、生後8カ月で頸椎(けいつい)を損傷。両足や左手がほとんど動かず車椅子生活を送っている。参院選では、優先的に当選できる「特定枠」で立候補した。
木村氏は付与式後、記者団に「私の命と生活を支えてくれた多くのみなさんが起こしてくれた奇跡だ。(障害児と健常児を隔てない)インクルーシブ教育を進めたい」と抱負を述べた。
全身の筋力が低下する筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後(ふなご)靖彦氏(61)も同じくれいわの特定枠で初当選した。舩後氏は介助者を通じて「感無量です。言葉もありません」と心境を伝えた。
8月1日召集の臨時国会に初登院する。当選者の任期は今月29日から2025年7月28日までの6年間。【竹地広憲】
○参議院の木村英子氏とは ?
(ウィキペディアより抜粋・転載)
◆経歴
1965年(昭和40年)、神奈川県横浜市で生まれる[1]。生後8か月の時、歩行器ごと玄関から落下、頸椎を損傷し、重度の身体障害を負う。
1972年、「ゆうかり園」に入所。施設に付属した養護学校に通学[1]。
1984年、神奈川県立平塚養護学校高等部を卒業[1]。
家族による介護、施設での生活を拒否し、19歳で東京都国立市にて自立生活を始める[1]。
1994年(平成6年)、東京都多摩市にて「自立ステーションつばさ」を設立[1]。
障害者運動、自立支援に携わる。
2019年(令和元年)7月21日執行の第25回参議院議員通常選挙において、山本太郎が結党したれいわ新選組公認で比例区特定枠2位にて立候補。れいわ新選組が比例区で2議席を獲得したため、初当選を果たした[2]。
参議員議員として、国土交通委員会、国家基本政策委員会に所属(令和2年5月10日現在)[3]。
○参議院議員の舩後靖彦氏のプロフィールとは ?
(ウィキペディアより抜粋・転載)
◆概説
岐阜県岐阜市生まれ。10歳の頃より千葉県千葉市に移り住み、千葉県立千葉南高等学校を経て、拓殖大学政経学部卒業。
大学卒業後はプロミュージシャンを目指すも断念し[1]、1982年、酒田時計貿易株式会社に入社。28歳のときに結婚。
1999年夏(41歳)、突然、箸、歯ブラシ、ペンがうまく握れなくなる。2000年5月、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の告知を受ける。麻痺は全身に及び、2002年、人工呼吸器、胃瘻を装着。2008年、最後まで働いていた右手中指も麻痺。
人工呼吸器の装着が必要となったときには人生に絶望し、装着せずに死も選ぶことも考えたというが[2]、ピアサポートに生き甲斐を見出し[1]、その後は、創作活動、講演活動を行う。湘南工科大学非常勤助手、上智大学非常勤講師などとしても活動。また、看護、介護サービス事業会社「株式会社アース」取締役副社長、サービス付高齢者向け住宅「サボテン六高台」名誉施設長として経営監視も担う。文字盤への視線動作を介助者に読み取ってもらったり、センサーを歯で噛むことでパソコンを操作し、対話や意思表示をする[3]。
2014年11月16日執行の松戸市議会議員一般選挙に無所属で立候補するも落選[4]。
2019年7月21日執行の第25回参議院議員通常選挙において、山本太郎が代表を務めるれいわ新選組から比例区特定枠1位として第25回参議院議員通常選挙に立候補[5]。れいわ新選組は比例区で2議席を獲得し、舩後は初当選を果たした[6][7]。ALS発症後に出馬して国政選挙に当選した人物は舩後が世界初とみられる[8]。
当選5日後の7月26日、重度障害者に対する重度訪問介護サービスを経済活動中も受けられるよう、木村英子と共に参議院事務局によるヒアリングの場で要望[9]。また8月11日、議員活動にあたり円滑な意思表明を行うべく、将来的な「分身ロボット」の活用を要望した[10]。
参議院議員として、文教科学委員会、北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会に所属(令和2年5月10日現在)[11]。
◆人物
趣味はギターで、千葉で「舩後ファミリーライブ」というライブイベントを主催している。若い頃はプロを目指したこともあると言う腕前だったという。ALS発症後は作詞のみ行っていたが、湘南工科大学助手時代の2010年に学生らとともに全身麻痺の人でもギターを弾けるシステムを制作。2010年に全身麻痺ギタリストとしてステージに上がった[12]。
安倍晋三内閣総理大臣とは安倍が自民党幹事長在任中の2003年以降親交があり、メールなどで連絡を取り合っている。自民党が野党だった2012年には難病患者支援について一緒に厚生労働省に陳情を行った[13]。
また、2013年9月21日の「ふなごやすひこ後援会 発足記念 講演会」では安倍からのビデオメッセージが送られている[14]。
舩後は自身の当選後のインタビューで安倍政権について、消費税増税については否定的な見解を述べた上で、「上司にアカと言われた岸信介の孫である安倍総理が「改革」などの左傾化した言葉をあえて使っていることは勇気のあることであり、その根底には安倍政権が野党に対して柔軟な態度で接するという思いがあるような気がします。もしそうならその点については評価致します。」と語っている[15]。
◆政策・主張
障害者に対する偏見を除去したいと話す。差別・偏見の要因はGHQの関与による戦後の情報教育政策が主であると捉えており、モンテッソーリ教育を発展させた介入的教育を推進すべきと主張し、議員在任中には教育改革に注力するとしている[16]。
当事者の立場に立った「合理的配慮」を実現し、困難を持つ人々が尊厳と楽しみをもって生きていける社会にしたいと話す。
また施設においてネグレクトを受けた経験から、日本国憲法第14条、25条に規定される施策を充実させたいと話し、自民党改憲案における国家緊急権の創設等については「社会的弱者の排除につながりかねない」と懸念を示す。国民生活を底上げするという意味で、政権選択選挙においてはれいわ新選組の経済政策である、消費税廃止・減税を野党統一公約に入れ込むべきと主張する[17]。
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