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安倍内閣によって、コロナ対応が、2ヵ月半、遅れた !
新型コロナウイルスの感染の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2667:2020/06/27より抜粋・転載)
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1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)1月23日、中国政府が、武漢市を封鎖した !
中国政府が、武漢市を封鎖したのが、1月23日だった。
日本の安倍首相は、武漢封鎖翌日の1月24日に、在中国日本大使館公式HPで、「安倍晋三内閣総理大臣春節(旧正月)祝辞」と、題するビデオメッセージを、公表した。
安倍首相は、「春節に際して、そしてまた、オリンピック・パラリンピック等の機会を通じて更に多くの中国の皆様が、訪日されることを楽しみにしています」とビデオメッセージで述べた。
外務省が、コロナ問題拡大を受けて、この動画をネット上から削除、隠蔽したため、現時点では閲覧不能になっている。
8)台湾が、水際対策で、 武漢からの人の移動を、遮断した !
台湾が、水際対策で、武漢からの人の移動を、「遮断した」のに対し、安倍内閣は、中国人の訪日を要請した。
そして、日本政府は、PCR検査拡大を、徹底的に抑制した。
東京五輪開催に向けて、コロナ感染者数を少なく見せることが、最優先されたのだ、と推察される。
3月20日には、東京五輪聖火到着式まで、挙行された。
9)安倍内閣によって、コロナ対応が、2ヵ月半、遅れた !
安倍内閣によって、コロナ対応が、2ヵ月半も遅れた。
これが、日本での被害が、拡大した理由である。
不幸中の幸いで、東アジアの被害が、軽微に抑制されたことで、安倍内閣の失敗が陰に隠れただけである。小池都知事は、「東京アラート」を廃止したが、制度が残されていれば、アラート(警報・警戒)が鳴り響く状況にある。
10)安倍首相・小池都知事の行政で
は、国民、都民の命と健康は守られない !
こんな安倍首相・政府、小池都政では、国民、都民の命と健康は守られない。
日本におけるコロナ感染者数は、6月27日時点で、1万9029人と公表されている。
本におけるコロナ感染者の死者は、984人である。
この数値から計算される致死率は、4.9%で、欧米の致死率とあまり変わらない。
しかし、日本の場合、検査が徹底的に妨害、抑制されてきたから、確認されていない感染者が、大量に存在すると考えられる。
安倍政権下、実際の致死率は、まったく違う水準の数値になると考えられる。
11)東アジアで、人口当たり検査数が多いのは、シンガポールだ !
東アジアで、人口当たり検査数が多いのは、シンガポールである。
シンガポールでは、人口100万人当たりの検査数が、11万6989件である。
シンガポールでは、10人に1人以上が、検査を受けている。
日本の100万人当たり検査数は、3485人で、1000人に3人しか、検査を受けさせてもらっていない。シンガポールの100万人当たり感染者数は、7343人である。
シンガポールは、100万人当たり死者は、44人である。
シンガポールのデータでは、コロナ致死率は、0.06%である。
12)英国の場合、致死率は、14.0%で、シンガポールの230倍だ !
欧米で、100万人当たり検査数が、10万を超えている英国の場合、致死率は、14.0%である。
シンガポールと英国との間に致死率で、230倍の開きがある。
日本においても、感染者数に占める死者の比率は、圧倒的に低いと考えられる。
つまり、東アジアと欧米で、コロナがもたらすインパクトは、比べものにならないほどの違いがあるのである。ただし、東アジアで、強毒性ウイルスの感染が、拡大しない保証がない。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
○「不可解な謎」、欧米メディアが驚く、日本のコロナ対策
(www.asahi.com:2020年5月26日 11時00分)
朝日新聞デジタル:
日本は新型コロナウイルスの流行抑止に成功していたのだろうか。各国のデータを分析し、人口10万人当たりの感染者数や検査件数、死者数を比べた。当初は日本の検査体制や、強制力のない緊急事態宣言の効果を疑問視していた欧米メディアは、現在の状況を驚きとともに伝えている。
朝日新聞は主要7カ国(G7)について、それぞれ10万人当たりの累計感染者数と感染の有無を調べる検査件数を比較した。検査件数は各国の政府発表に基づいた。米国は各州の発表をまとめた民間の集計値を用いた。また、累計死者数は、世界的にみて比較的被害が抑えられているアジア・オセアニア地域の国々を選び、10万人当たりの人数を比べた。
◆日本の検査数は、最多のイタリアの約4 % !
この結果、日本はG7で、10万人当たりの感染者数が13・2人で最も少なかった。
一方、日本の検査数も最少の212・8件で、最多のイタリアの約4%だった。英国は1日20万件の検査をめざし(日本の目標は1日2万件)、自宅などへ約80万件分の検査キットを郵送している。
実際に個人が検査したかが不明なため、今回の比較時に郵送分は含めていない。
ただ、含めた場合は1・5倍近い5013・0件まで増える。
また、10万人当たりの死者数は、アジア・オセアニア地域の多くの国々で日本の0・64人より少なかった。たとえば、初期の水際対策が奏功した台湾の累計死者は7人で、10万人当たりでは0・03人だった。
英オックスフォード大に拠点を置き、各国の感染データなどを集計している団体「Our World in Data」によると、日本は5月23日時点で100万人当たりの感染者数が、世界208カ国・地域のうち多い順から136番目。同じく死者数は、94番目だった。中東を除いたアジア地域で日本よりも死者数が多かったのは、フィリピンとモルディブだけだ。
一方、欧州疾病予防管理センター(ECDC)がまとめた、各国データを朝日新聞が集計したところ、日本は、G7の中で最も感染拡大の速度を抑え込めていた。感染者が、人口1千万人当たり1人以上になってからピークに達するまで、米国やフランス、ドイツが35日前後だったのに対し、日本は52日だった。
また、G7で1日当たりの新規感染者数の推移をみると、最も多かった時期で、米国やイタリアは1千万人当たり900人を超えていたが、日本は50・9人(4月17日)だった。
○世界死者50万人を突破 ! 南北米大陸で被害深刻
:新型コロナの国別感染者数
(6月29日朝更新)
(www.nippon.com:2020.06.29)
米ジョンズ・ホプキンス大の集計で、日本時間29日朝、新型コロナウイルスによる世界の感染死者が50万人を超えた。感染者数は28日夜に1000万人を突破した。中国の武漢市が2019年末に原因不明の肺炎患者発生を公表してから半年、世界全体を巻き込んだパンデミックの収束の兆しは見えない。死者数が最も多いのは米国の12万5700人、次いでブラジルの5万7000人で、2カ国で全体の3分の1強を占める。
厚生労働省の公表資料から感染者数の多い国をビックアップしている。WHOや各国の公表値とは異なる場合がある。米国の内数であるニューヨーク州のみ同州のウェブサイトの公表数値。
日本の感染者数及び新型コロナウイルス感染症に関わる政治・社会の動きはこちら
世界の感染者1000万人を突破(6月28日)
米ジョンズ・ホプキンス大の集計で、日本時間28日夜、世界の感染者数が1000万人を突破した。ブラジルで連日4万人ペースの新規感染が確認されるなど、南米が感染拡大が深刻化している。また、米国でも、過去最多レベルの感染確認が続いており、第2波が懸念されている。インド、パキスタン、バングラデシュなど南アジアエリアでも急増している。
○新型コロナウイルス: 世界の感染者949万1799人 死亡者:48万4155人
(www3.nhk.or.jp:2020年6月26日 4時25分)
アメリカ、ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は日本時間、26日午前3時の時点で世界で949万1799人、亡くなった人は48万4155人となっています。
◆感染者の多い国
▽アメリカが239万8491人、
▽ブラジルが118万8631人、
▽ロシアが61万3148人、
▽インドが47万3105人、
▽イギリスが30万9455人となっています。
◆死者の多い国
▽アメリカが12万2238人、
▽ブラジルが5万3830人、
▽イギリスが4万3314人、
▽イタリアが3万4678人、
▽フランスが2万9734人となっています。
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