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国民民主党の正体は、改革政党ではなく、「隠れ自公」である !
日本の支配者の謀略の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/06/04より抜粋・転載)
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1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)国民民主党は、宇都宮氏を 支持しない方針を示している !
ところが、国民民主党は、宇都宮氏を支持しない方針を示している。
ついに、国民民主党が正体をはっきりと現した。国民民主党への主権者の支持は、皆無に近い。
国民民主党が消滅するのは、時間の問題だろう。
国民民主党は「安倍政治を許さない !」側に立たない。自公政治を支える側に立っている。
8)国民民主党の正体は、改革政党ではなく、「隠れ自公」である !
国民民主党の正体は、改革政党ではなく、「隠れ自公」と言って良いだろう。
国民民主党は、自民党の一部と組んで、与党の一角に食い込むことを、優先する存在なのである。
2017年10月の衆院総選挙に際して、「安倍政治を許さない !」勢力が、大同団結して、まずは安倍政治を終焉させることを優先したなら、意味はあった。
小池百合子氏が、主導して創設された「希望の党」は、当初、この方向を示していた。
ところが、実際に結党の段階になると、安保法制への反対者を、排除するという行動に出た。
この次点で、小池百合子氏・「希望の党」は、自公別働隊としての本性を、露わにしたのである。
9)「希望の党」の延長線上に位置するのが、国民民主党だ !
「希望の党」の延長線上に位置するのが、国民民主党である。
国民民主党のなかに、「安倍政治を許さない !」とする議員が、含まれていることは事実である。
しかしながら、今回の東京都知事選で、宇都宮氏を支持しない方針を決定するなら、もはやこの勢力は、反自公勢力とは、名実ともに言えなくなる。
10 )反自公勢力の議員は、 国民民主党と訣別するべきだ !
反自公勢力の議員は、国民民主党と訣別するべきである。
次期衆院選を前にして、国民民主党が、自公サイドの勢力であるという旗幟(きし:旗じるし))を鮮明にしたことは、意義がある。国民民主党は、自公側の補完勢力であることが、明確になった。
このことを、「安倍政治を許さない !」と考える主権者は、明確に認識する必要がある。
11 )立憲民主党と国民民主党の合流・検討は、国民を、なめ切った行動だ !
この状況下で、立憲民主党と国民民主党の合流を、再検討するとの憶測が浮上している。
主権者国民を、なめ切った行動である。
国民民主は、自公と類似した、政策基本路線を掲げて、与党の一角に、組み入れてもらうことを狙っているのだ、と思われる。
国民民主党は、原発も容認であり、消費税増税にも賛成である。憲法改定にも積極的である。
12 )国民民主党は、「隠れ自公」勢力である事を、明確に認識すべきだ !
国民民主党は「隠れ自公」勢力である事を、明確に認識することが、重要である。
立憲民主党が、この国民民主党との合流を、目指すということであれば、立憲民主党も「隠れ自公」であることを、宣言することになると言って良いだろう。
野党第一党の立憲民主党のスタンスが、ふらふらと揺れ動いていることが、政治刷新のダイナミズムを削ぐ、主因になっている。主権者の多数が、悪政・安倍政治の刷新を求めている。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
「日本の支配者」は、対米・大資本隷属体制を固定化するため、
人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指している !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/09/04より抜粋・転載)
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◆「日本の支配者」は、「保保二大勢力体制」を目指しているが、
「保革二大勢力体制」を構築しないと、安倍政治の刷新はできない !
「日本の支配者」(=悪徳ペンタゴンの巨大資本・米国CIA)が、目指しているのが、この政治状況=「保保二大勢力体制」である。*公明党は1998年以前は、反自民党・改革政党だったが、1999年から大変節して自民党従属・自公連立の政党になった。
これに対して「保革」は、現在の自公政権が示す、基本政策方針と対峙する、基本政策方針を明示する政治勢力が、二大政党体制の一翼を担う体制である。
かつての英国の保守党・労働党の二大政党体制が、ひとつの類型である。
◆対米自立、・官僚利権廃絶・大資本支配排除を
目指した、鳩山政権を、「日本の支配者」は破壊した !
「日本の支配者」が、本格的な「革新政権」をいかに恐れているのかは、鳩山政権の命運をたどれば、鮮明に浮かび上がる。鳩山政権を誕生させた主役は、小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏(名前表記を首相辞任後に変更)の二人である。
この二人の盟友に対して「日本の支配者」が苛烈で卑劣な人物破壊工作を仕掛けたことは周知の事実である。小沢一郎氏に対する攻撃は、2006年4月に、小沢一郎氏が、民主党代表に就任した時点から、本格化した。
「日本の支配者」は、なぜ、これほどまでに小沢−鳩山民主党を警戒したのか。
◆小沢一郎氏・鳩山由起夫氏が主導する政治は、
日本の既得権政治を、根底から改革する可能性大だった !
その理由は単純明快である。
この小沢−鳩山・二人が主導する政治が、日本の既得権政治を、根底から破壊=改革する惧れが高かったからだ。「日本の支配者」は、小沢−鳩山民主党を破壊するための、激しい人物破壊工作等活動を展開するとともに、これと並行して、「害のない」もうひとつの政治勢力を構築するための工作活動を展開してきた。
これが、いわゆる「第三極」と称された、新政治勢力創出の試みである。結論を急ぐ。
◆「日本の支配者」は、対米隷属体制を固定化するため、
人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指した !
「日本の支配者」は、自公と類似した政策方針を示す、もうひとつの政治勢力を創出しようとしているが、これは、対米隷属・日本の体制を固定化するためのものである。
日本の主権者の多数が、「安倍政治を許さない !」との判断を保持する以上、二大勢力の一翼を担う政治勢力を、「革新勢力」にする必要がある。
この「革新勢力」が、政権を奪還して初めて、日本政治の刷新が実現する。
安倍政治刷新のためには、「保保二大政党体制」ではなく、「保革二大政党体制」を目指すことが不可欠である。―以下省略―
*悪徳ペンタゴン(悪徳五角形):
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。大多数の検察・裁判官も安倍政権の家来である。
2016 ・17 年、報道の自由度は、日本は、世界72位に転落した。
独裁志向・安倍政権下、隠蔽・権力迎合の捏造・画一偏向報道の
NHK等日本マスコミの腐敗堕落は、ひどい。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」・巨大資本なのだ。
(植草一秀氏の説)
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