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米国:黒人の生活は、依然として人種隔離の
手かせと人種差別の鎖によって、縛られている !
黒人に対する警察官による暴力を描いた映画 !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/06/02より抜粋・転載)
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1)〜11 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。
12 )米国:黒人の生活は、依然として人種隔離の
手かせと人種差別の鎖によって、縛られている !
100年を経た今日、黒人の生活は、悲しいことに、依然として人種隔離の手かせと人種差別の鎖によって、縛られている。
100年を経た今日、黒人は物質的繁栄という広大な海の真っ只中に浮かぶ、貧困という孤島に住んでいる。
100年を経た今日、黒人は依然として米国社会の片隅で惨めな暮らしを送り、自国にいながら、まるで亡命者のような生活を送っている。
そこで私たちは今日、この恥ずべき状況を、劇的に訴えるために、ここに集まったのである。」
「絶望の谷間でもがくことをやめよう。友よ、今日私は皆さんに言っておきたい。
13 )キング牧師:アメリカの夢に深く根ざした夢がある !
われわれは今日も明日も困難に直面するが、それでも私には夢がある。
それは、アメリカの夢に深く根ざした夢である。私には夢がある。
それは、いつの日か、この国が立ち上がり、「すべての人間は平等に作られているということは、自明の真実であると考える」というこの国の信条を、真の意味で実現させるという夢である。
私には夢がある。
それは、いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつての奴隷の息子たちとかつての奴隷所有者の息子たちが、兄弟として同じテーブルにつくという夢である。
私には夢がある。
14 )不正と抑圧の炎熱の、ミシシッピ州で
さえ、自由と正義のオアシスに変身する !
それは、いつの日か、不正と抑圧の炎熱で焼けつかんばかりの、ミシシッピ州でさえ、自由と正義のオアシスに変身するという夢である。私には夢がある。
それは、いつの日か、私の4人の幼い子どもたちが、肌の色によってではなく、人格そのものによって評価される国に住むという夢である。今日、私には夢がある。私には夢がある。
それは、邪悪な人種差別主義者たちのいる、州権優位や連邦法実施拒否を主張する州知事のいるアラバマ州でさえも、いつの日か、そのアラバマでさえ、黒人の少年少女が白人の少年少女と兄弟姉妹として手をつなげるようになるという夢である。
15 )生きとし生けるものが、その栄光を共に見ることになるという夢だ !
今日、私には夢がある。私には夢がある。
それは、いつの日か、あらゆる谷が高められ、あらゆる丘と山は低められ、でこぼこした所は平らにならされ、曲がった道がまっすぐにされ、そして神の栄光が啓示され、生きとし生けるものがその栄光を共に見ることになるという夢である。これがわれわれの希望である。この信念を抱いて、私は南部へ戻って行く。
16 )信念があれば、我々は、絶望の山から希望の石を切り出す事ができる !
この信念があれば、われわれは、絶望の山から希望の石を切り出すことができるだろう。」
米国は、1964 年に公民権法を制定し、1965年に選挙法を制定した。
表面上の差別は消えた。
しかし、55 年の年月を経たいまも、差別は厳然と存在し、差別主義者が、権力の座に位置している。
その米国が、他国の人権問題に介入しても、説得力を持たない。
問題の根源を直視し、問題の根源にある人々の心の闇に、光を当てなければ、根源的な解決を実現することはできない。本年11月、米国民がトランプ大統領に対して、どのような審判を下すのかに、焦点が当てられることになる。
(参考資料)
○仏国・サイトが選ぶ、黒人に対する 警察官による暴力を描いた映画 !
(eiga.com :2020年6月2日 21:00)
[映画.com ニュース]米国で黒人男性が、白人警官に首を圧迫されて、死亡した事件をきっかけに、人種差別や警察の暴力への抗議デモが全米に広がっている。
アフリカ系アメリカ人に対する警察の暴力を正面から扱った作品を、フランスの映画情報サイトallocineが推薦。映画.comの作品情報と併せて紹介する。
ここで挙げた劇映画のほか、黒人公民権運動の活動家で、いずれも暗殺されたメドガー・エバース、マルコムX、マーティン・ルーサー・キングの3人の軌跡を通して、アフリカ系アメリカ人の激動の現代史を描き出したドキュメンタリー「私はあなたのニグロではない」(2016)も見逃せない。
■「アメリカの息子」(2019/Netflixオリジナル映画)
「若き白人警察官との交流から、彼らの日常に深く根付いた偏見に光を当てる」
クリストファー・ディーモス=ブラウン脚本による2018年の舞台劇「AMERICAN SON (原題)」を原作としたNetflixオリジナル映画。黒人の母と白人の父がフロリダの警察署で久しぶりに再会し、行方不明になったティーンエイジャーの息子を探す物語。トニー賞受賞歴のあるケニー・レオンが、プロデューサーを務めるジェフリー・リチャーズとレベッカ・ゴールドとタッグを組み、監督とプロデューサーを兼任。ケリー・ワシントン、スティーブン・パスクール、ジェレミー・ジョーダン、そしてユージン・リーが舞台版と同じ役柄を演じる。
■「ブラック・クランズマン」(2018)
「リラックスした社会派の映画。アメリカの歴史の一片や時代を糾弾しながらも、スリラー/バディ映画に期待されるエンターテインメントとアクションを提供している」
黒人刑事が白人至上主義団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」に潜入捜査した実話をつづったノンフィクション小説を、「マルコムX」のスパイク・リー監督が映画化。主人公ロンを名優デンゼル・ワシントンの実子ジョン・デビッド・ワシントン、相棒フリップを「スター・ウォーズ」シリーズのアダム・ドライバーが演じる。
第71回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。第91回アカデミー賞では作品、監督など6部門にノミネートされ、脚色賞を受賞した。
■「ブラインドスポッティング」(2018)
「カルロス・ロペス・エストラーダ監督は、初の長編作品として、非常に話題性の高い題材を選び、常に警察の管理下にあり、警察の失態の次の犠牲者となることを恐れて生きる人々を描く」
保護観察期間の残り3日間を無事に乗り切らなければならない黒人青年コリンと、幼なじみで問題児の白人青年マイルズ。ある日、コリンは黒人男性が白人警官に追われ、背後から撃たれる場面を目撃する。この事件をきっかけに、コリンとマイルズは互いのアイデンティティや急激に高級化していく地元オークランドの変化といった現実を突きつけられる。
スポークン・ワード・アーティスト、教育者、舞台脚本家と幅広く活躍するラファエル・カザルと、ラッパーとしても活躍する俳優ダビード・ディグスが脚本・主演を務めた。
■「デトロイト」(2017)
「永遠に続きそうな取り調べ、緊張感が伝わってくるモーテルのほぼ閉ざされたドア、真実を語る客、証拠もなく尋問する警察官の姿を映す。歴史的な不正が映像化された作品」
「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」のキャスリン・ビグロー監督が、黒人たちの不満が爆発して起こった1967年のデトロイト暴動と、その暴動の最中に殺人にまで発展した白人警官による黒人たちへの不当な尋問の様子をリアリティを追求して描いた社会派実録ドラマ。出演はジョン・ボイエガ、ウィル・ポールター、ジャック・レイナー、アンソニー・マッキーら。
■「フルートベール駅で」(2013)
「繊細な作品。観客は分刻みで具体的になっていくドラマの無力な目撃者となる。何としても見ておきたい緊張感のある映画」
一般市民の青年が警官に銃殺された実在の事件を、当時27歳の新人監督ライアン・クーグラーが映画化し、サンダンス映画祭で作品賞・観客賞をダブル受賞。「クロニクル」のマイケル・B・ジョーダンが主演。
2009年の元日、米サンフランシスコのフルートベール駅のホームで、3歳の娘を持つ22歳の黒人青年が警官に銃殺された事件が起こる。ごく普通の市民にすぎなかった青年が、なぜそのような悲惨な死を遂げたのか、青年の人生最後の1日を描く。
■「マイ・サンシャイン」(2017)
「ドラマチックなシチュエーションにあえてユーモアを織り交ぜているので万人受けはしないだろうが、ダニエル・クレイグが“白人のピエロ”としてコミカルな役割を発揮している」
ハル・ベリーとダニエル・クレイグの共演で、1992年のロサンゼルス暴動に巻き込まれた家族を描いたドラマ。監督はトルコ系フランス人でデビュー作「裸足の季節」がアカデミー外国語映画賞にノミネートされたデニズ・ガムゼ・エルギュベン。
ミリーは家族と一緒に暮らすことができない子どもたちを、貧しいながらも愛情を注いで育てていた。隣に暮らすオビーは陰で彼らをあたたかく見守っていた。そんな中、ロス暴動がぼっ発しミリーたちの生活にも変化が訪れる。
■「ヘイト・ユー・ギブ」(2018)
「多くの圧力に直面し、自分の声を見つけ、正しいことのために戦う主人公。日常を生き延びるための不安を常に感じている若者を物語の中心に据えている。多くの、そして若い観客に社会問題を提示する最高の映画の一つ」
アメリカで大きな反響を呼んだヤングアダルト小説が原作の青春ドラマ。白人社会と共存していく方法を幼い頃から教え込まれてきた黒人の女子高生スター。
白人ばかりの学校に通い白人のボーイフレンドと付き合う彼女は、自分が黒人であることを忘れたかのような毎日を送っていた。そんなある日、幼なじみが彼女の目の前で白人警官に射殺されてしまう。
しかも警察はその警官の行為を正当化し、事件は事実と異なった報道をされていく。衝撃を受けたスターは、亡き親友のため社会の矛盾に立ち向かうことを決意する。
「ハンガー・ゲーム」のアマンドラ・ステンバーグが主演を務め、「最終絶叫計画」のレジーナ・ホール、「スーサイド・スクワッド」のコモン、「アベンジャーズ」シリーズのアンソニー・マッキーが脇を固める。監督は「ザ・ダイバー」のジョージ・ティルマン・Jr。
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