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PCR検査拡大の妨害を主導したのは、加藤厚労相だ !
加藤厚労相のプロフィールとは ?
世界各国のPCR検査の人数とは ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/04/12より抜粋・転載)
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1)ダイヤモンドプリンセス号の乗員・乗客全員
に、検査を行わずに、感染の悲劇を招いた !
新型コロナウイルスの感染拡大が、鮮明になったのは、1月下旬である。
ダイヤモンドプリンセス号が、横浜港に帰港したのは、2月3日である。
ダイヤモンドプリンセス号の乗員・乗客全員に、PCR検査を行わずに、感染の悲劇を招いた。
3711名の乗員・乗客のうち、PCR検査を実施したのは、わずか273名(約7%の人)だった。
ダイヤモンドプリンセス号を、新型コロナウイルスの感染者の洋上培養皿にしてしまった。
本来、直ちに実行するべきことは、PCR検査拡充だった。
2)「検査拡大と感染者の隔離」が、感染拡大阻止の基本だ !
「検査拡大と感染者の隔離」が、感染拡大阻止の基本である。
しかし、安倍内閣は、PCR検査拡大の妨害体制を敷いた。
これが安倍内閣の根本的な誤りである。
政治権力にすり寄る者が、PCR検査拡大の妨害を擁護してきた。
いまなお、擁護論に固執する者さえ存在する。
PCR検査拡大の妨害を打ち出したのは、安倍内閣に従属の専門家会議である。
専門家会議が主導したと言うよりも、安倍内閣の方針を、専門家会議がかたちにした、というのが実情だろう。
3)PCR検査拡大の妨害を主導したのは、加藤厚労相だ !
PCR検査拡大の妨害を主導したのは、加藤勝信厚労相である。
加藤厚労相は、「感染者と非感染者が、待合室で同室にならないために、PCR検査を帰国者・接触者外来に限定する」と言い続けてきた。
専門家会議のPCR検査拡大の妨害のロジックは、「クラスター対策」である。
4)「小規模集団感染」を徹底的に追跡して、封じるべきだ !
クラスター=「小規模集団感染」を徹底的に追跡して、封じるというものである。
安倍内閣は、クラスターに、しらみつぶしで対応すれば、感染拡大を防止できるとした。
しかし、感染経路不明の感染が、7割から8割を占めるようになっている。
「クラスター対策」が破綻していることは、明白である。
5)検査拡大の妨害によって、軽症感染者
が、放置されて、感染が拡大する !
検査拡大の妨害によって、軽症感染者が、放置されている。
感染の可能性を認識する者に、PCR検査を行わない。
この感染容疑者は、感染が確認されるまでは、行動が制限されない。
感染容疑者は、民間医療機関を、たらい回しにされる。
この者が感染者であれば、感染者と非感染者が、待合室で同室になることが、いくらでも発生し得る。
6)検査拡大の妨害の主因は、「感染者数
を少なく見せること」にあった !
加藤勝信厚労省が、PCR検査拡大の妨害を続けてきた主因は、「感染者数を少なく見せること」にあったと考えられる。
検査拡大をしなければ、感染者として、カウントしないで済む。
安倍内閣の基本に置かれていたのは、「東京五輪優先」である。
本来は、安倍内閣は、1月下旬に感染拡大防止を、最優先事項に位置付けるべきだった。
感染拡大防止のために、安倍内閣は、直ちに検査拡充を実施するべきだった。
7)安倍内閣のスタンスは、国民の生命
重視ではなく、「東京五輪優先」だった !
ところが、安倍内閣は、国民の生命重視ではなく、「東京五輪優先」のスタンスを取った。
安倍内閣が、感染防止に軸足を移したのは、東京五輪延期が正式に決定された、3月24日からである。2月24日に専門家会議が、「1、2週間が瀬戸際」として、安倍内閣は、1月27日に全国の小中高一斉休校を要請した。
これは、北海道が一斉休校したことを受けて、後手後手対応批判を、払拭するために、安倍内閣の「やっている感」を演出するためのものだったのである。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
○加藤勝信厚労相のプロフィールとは ?
(ウィキペディアより抜粋・転載)
加藤 勝信(かとう・かつのぶ、1955年11月22日[1]生まれ、64歳)は、日本の政治家、大蔵官僚。旧姓:室崎(むろさき)。自由民主党所属の衆議院議員(6期)、厚生労働大臣(第22代)、働き方改革担当大臣。
内閣府大臣政務官(第1次安倍改造内閣・福田康夫内閣)、自由民主党総裁特別補佐、川崎医療福祉大学客員教授、内閣官房副長官(第2次安倍内閣)、内閣人事局長、内閣府特命担当大臣(少子化対策、男女共同参画)及び一億総活躍担当、女性活躍担当、再チャレンジ担当、休眠預金活用担当、厚生労働大臣(第19代・第20代)、内閣府特命担当大臣(拉致問題)及び働き方改革担当大臣、自由民主党総務会長(第56代)、自由民主党岡山県連会長などを歴任。
◆生い立ち:
東京都出身[2]。父・室崎勝聰は日野自動車工業社員(のち取締役副社長)。東京都立大泉高等学校(現東京都立大泉高等学校・附属中学校)、東京大学経済学部を卒業後、1979年に大蔵省入省。倉吉税務署署長、主計局主査(労働予算担当)、主計局主査(防衛予算担当)等、本省勤務の他、農林水産大臣秘書官を務める[1]。農水大臣だった加藤六月の娘に婿入りし加藤に改姓[3]。1995年、大蔵省大臣官房企画官を最後に退官。退官後は六月の秘書を務める[1]。
◆自民党政権奪還後:
2012年9月の自由民主党総裁選挙では安倍晋三の推薦人に名を連ねた[8][要出典]。その後、総裁に選出された安倍の下で政調会長への起用が有力視されていたが、最終的に総裁特別補佐及び自民党報道局長に就任した。
同年12月の第46回衆議院議員総選挙で4選。選挙後に発足した第2次安倍内閣では、額賀派所属ながら内閣官房副長官に起用され、2014年5月には内閣人事局発足に伴い初代内閣人事局長に任命された。同年12月、第47回衆議院議員総選挙で5選。
2015年(平成27年)10月7日に発足した第3次安倍第1次改造内閣で内閣府特命担当大臣(少子化対策、男女共同参画)及び一億総活躍担当、女性活躍担当、再チャレンジ担当、拉致問題担当、国土強靱化担当として初入閣[9][10]。
2016年(平成28年)8月3日に発足した第3次安倍第2次改造内閣で、新たに設けられた働き方改革の担当大臣を兼任。12月9日、新設された休眠預金活用の担当大臣を兼任[11]。
2017年8月3日、第3次安倍第3次改造内閣において、横滑りで厚生労働大臣に就任。引き続き、働き方改革および拉致問題担当大臣にも任命された。
同年10月、第48回衆議院議員総選挙で6選。第4次安倍内閣では留任し、2018年10月の内閣改造のタイミングで一旦は自由民主党総務会長に就任する[12]も、2019年9月の第4次安倍第2次改造内閣で厚生労働大臣および働き方改革担当大臣に再登板した[13]。
○3月の世界各国の PCR検査の人数とは ?
( www.covid19-yamanaka.comより抜粋・転載)
韓国:316664人。イタリア:206886人。ロシア:143519人。
オーストリア:113615人。米国:103945人。日本:14901人。
○新型コロナウイルス:感染者の
多い国や地域(7日午後2時)
(www3.nhk.or.jp:2020年4月7日 15時22分)
◆感染者の数
各国の政府の発表やアメリカの研究機関によりますと、感染者の数は、
▽アメリカが36万8241人、▽スペインが13万5032人、
▽イタリアが13万2547人、▽ドイツが9万5391人、
▽中国が8万1740人、▽フランスが7万4390人、
▽イランが6万500人、▽イギリスが5万1608人となっています。
◆死亡した人数は、
▽イタリアが1万6523人、▽スペインが1万3055人、
▽アメリカが1万986人、▽フランスが8911人、
▽イギリスが5373人、▽イランが3739人、
▽中国が3331人となっています。
アメリカの統計は、CDCからジョンズ・ホプキンス大学のまとめになっています。
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