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安倍内閣は、PCR検査拡大を、 徹底的に妨害してきた !
PCR検査の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/03/26より抜粋・転載)
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1)〜5)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
6)感染拡大を防ぐには、 検査を拡充することが基本だ !
新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐには、検査を拡充することが基本になる。
感染を早期に発見し、感染者の行動を抑止するべきである。
感染を早期に発見し、高齢者、基礎疾患保持者の重篤化を防ぐべきである。
世界の各国が、この対応を進めてきた。
7)安倍内閣は、PCR検査 拡大を、徹底的に妨害してきた !
ところが、安倍内閣は、PCR検査拡大を、徹底的に妨害する措置をとり続けてきた。
検査の拡大を実施して、感染を確認すれば、感染者数としてカウントしなければならない。
安倍内閣は、発表する感染者数を少なく見せるために、PCR検査を妨害するという、天下の愚策を展開し続けた。
この愚策の最高責任者が、安倍首相であり、現場責任者が、加藤勝信厚労相である。
8)安倍首相は、かかりつけ医の判断で、PCR
検査を受ける事ができる運用を拒否している !
安倍首相は、2月29日の記者会見で、「かかりつけ医など、身近にいるお医者さんが必要と考える場合には、すべての患者の皆さんが、PCR検査を受けることができる、十分な検査能力を確保いたします」と述べながら、実際は、かかりつけ医の判断で、PCR検査を受けることができる運用を、徹底的に拒んでいる。
日本に医療機関は、11万あるが、PCR検査を実施する医療機関を、860の帰国者・接触者外来に制限している。
しかも、帰国者・接触者相談センターが、帰国者・接触者外来での受診をほとんど許可しない。
9)3月25日、小池都知事は、突然「感染爆発・重大局面」と言い始めた !
小池百合子東京都知事は、3月25日になって、突然「感染爆発・重大局面」と言い始めた。
こんなことは、1月末に示すべきことだった。
小池都知事は、感染抑止ではなく、五輪ファーストで突き進み、3月1日に、東京マラソンを実施しておいて、「感染爆発・重大局面」とは恐れ入る。
重大局面は、安倍内閣、五輪組織委員会、小池都知事が、生み出したものである。
鳩山友紀夫元首相のツイートは、正鵠を射るものだ。:https://bit.ly/3awFU9u:
10 )株価市場では、一気に3 割、 4 割の株価大暴落が生じた !
暴落した株価が反発した。大暴落の局面では、必ず底練り反動高がある。
一気に3割、4割の株価大暴落が生じたのだから、その反動は生じる。
しかし、基調が変わったと見るのは、早計である。各国がコロナ対策を打ち出した。
これに金融市場は反応する。しかし、現時点で、アク抜けはしない。
なぜなら、トンネルの出口が、まだ見えていないからである。
11 )トランプ大統領の発言には、信ぴょう性はない !
トランプ大統領は、4月中旬以降は、経済活動を再開させると発言したが、トランプ大統領の発言には、信ぴょう性はない。
トランプ大統領は、温かくなれば、コロナウイルス問題が消える、と言っていたのである。
事態は、真逆に展開している。
2月25日に、米国疾病対策センター(CDC)国立予防接種・呼吸器疾患センターのナンシー・メッソニエ所長が、米国でコミュニティ感染が生じるのは確実で、感染の世界的流行=パンデミックになる可能性が極めて高いとの見通しを示した。
トランプ大統領と真逆の見解を示したが、これが現実になった。
その新型コロナウィルスの感染拡大が、今後、どのような推移を辿るのかについて、現時点で判断を下せない。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
新型肺炎・コロナウイルス:正しく知る
PCR検査、「非感染の証明求め病院へ」ダメ
(www.asahi.com:2020年3月25日 9時30分)
松浦祐子: 新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大している。熱やせきといった症状が出た時に医療機関を受診する際の注意点や、感染を確認するPCR検査の意味について考えた。
茨城県つくば市の「坂根Mクリニック」。クリニックには、発熱して新型コロナウイルスの感染を心配する人から相談電話が頻繁にかかってきたり、同じ患者が不安にかられて午前と午後に来院したりすることもあるという。気管支炎を起こし、感染が疑われたケースもあった。保健所に連絡してPCR検査をしたところ、結果は陰性だった。
感染初期の症状では、風邪か新型コロナウイルスによるものかは見分けられない。坂根みち子院長は「地域医療の最前線にあるのがクリニックや診療所。感染を広げないためにも新型コロナウイルス感染の可能性があるとの前提で感染予防策を取っている」と話す。
2月中旬から入り口に消毒薬を置き、すべての患者に手と指の消毒を呼びかけ、風邪症状や腹痛、下痢などの症状がある人は、他の患者と一緒にならないように別室に案内している。診察前には、医師、患者ともに改めて消毒している。
PCR検査は公的医療保険でできるようになったが、インフルエンザの検査のようにどの医療機関でもできるわけではない。定められた「帰国者・接触者外来」を受診し、医師が必要と認めた場合に限られる。
「検査を限定しているので隠れた患者がいるのではないか」との声がある。政府の専門家会議メンバーの岡部信彦・川崎市健康安全研究所長は「感染が広がり、隠れた患者がいれば、各地の病院で原因不明の肺炎が増えているはずだが、そのような話はない。すべての患者を把握できていないかもしれないが、その数は多くはなく、重症者や死亡者としては出てきていないと思う」と説明する。(松浦祐子)
――検査を望む人が増えています。
感染のあるなしを正確に判定できると誤解があるようです。PCR検査は感染しているのに陰性となる「偽陰性」や感染していないのに陽性と判定される「偽陽性」が出ることが避けられません。100人の感染者のうち最大でも約70人しか検査では陽性にならないとみられています。本当は感染しているのに、検査結果が陰性だったら感染を広げる可能性があります。本当は感染していないのに陽性になれば、隔離のため入院することになり、病床不足につながりかねません。
――幅広い人に検査が受けられるようにした方がいいという意見もあります。
どれくらいの人が感染しているかを調べることに意義がないとは思いません。現在も集団感染がおきた場所では症状によらず接触者を検査しています。ただ、全国的な調査をやる時期ではないと思います。今検査を行う最大の目的は、重症者を治療につなげ、死なせないことです。そこに医療資源を費やすべきです。軽症者を洗い出す検査を増やすことで、重症者への対応が遅れてはなりません。
――早期発見、早期治療とよく言われています。
新型コロナウイルスの場合、風邪のような症状が1週間ぐらい続き、そのまま治ってしまう人が約8割、約2割が重症化すると言われています。ただ、早く見つけても重症化を防げるわけではなく、早く病院へ行くメリットはないのです。
病院へ行って院内感染を起こすリスクの方が大きいです。病院には重症化しやすい高齢者や、循環器系や呼吸器系の慢性疾患の人が集まっています。こうした点から、不確実性が高いPCR検査を受けるために病院へ行く意味は非常に薄いと言わざるを得ません。
――海外ではより多くの検査をしているようです。
通常、接触歴が追えて封じこめが望める状況では無症状者を含めて多くの検査をしますが、国内に接触歴がわからない患者が増えてくると、重症者を中心に検査する方向に徐々にシフトしていきます。PCR検査はインフルエンザの迅速検査とは違い、検体を検査機関に運び特殊な技術を使って遺伝子を抽出して、特別な機器で増幅させます。専門的な訓練が必要で、病院の検査技師なら誰でもできるわけではありません。
つらくなければ自宅で療養して下さい。高熱が続く場合や息苦しさが出れば、帰国者・接触者相談センターに電話をした上で医療機関を受診してください。「非感染の証明書」をもらいに病院へ行くのはデメリットしかありません。
ウイルスに含まれる特定の遺伝子を増やして調べる検査方法。患者の鼻やのどの粘液やたんから採ったウイルスから遺伝子を取り出し、試薬とともに検査装置に入れる。遺伝子を増幅させて測定することで、調べたいウイルスの有無を判定する。検査を担うのは主に臨床検査技師だ。日本臨床衛生検査技師会の会員数は約6万6千人。同会によると全体の7割ほどが登録している。このうち、PCR検査ができるのは1割ほどとされる。
ウイルスに含まれる特定の遺伝子を増やして調べる検査方法。患者の鼻やのどの粘液やたんから採ったウイルスから遺伝子を取り出し、試薬とともに検査装置に入れる。遺伝子を増幅させて測定することで、調べたいウイルスの有無を判定する。検査を担うのは主に臨床検査技師だ。日本臨床衛生検査技師会の会員数は約6万6千人。同会によると全体の7割ほどが登録している。このうち、PCR検査ができるのは1割ほどとされる。
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