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3 月22 日・日曜討論:「(1)新型コロナ対応を問う
2 )政策責任者討論:必要な対策は」
安倍政治への識者の見解・詳報は ?
(datazoo.jp:2020年3月22日より抜粋・転載)
【出演者】加藤勝信,尾身茂,岸田文雄,逢坂誠二,泉健太,石田祝稔,浅田均,田村智子,
【司会者】伊藤雅之,中川緑
○新型コロナ、対応を問う
○専門家会議の提言は ?政府の対応は ?
新型コロナウイルスの対応について、加藤厚労相と新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の尾身副座長に聞く。先週、政府の専門家会議が新たな提言をまとめた。これまでの対応との違いについて、加藤厚労相は「大規模イベントについては基本的には慎重な対応。開く場合には対応を求めている。学校の方は地域において、それぞれの状況を踏まえていただく。
それをベースに文部科学省で基本的な方針をまとめている」などと述べた。専門家会議は「持ちこたえているが、爆発的な患者急増(オーバーシュート)も起こりかねない」としているが、尾身茂は都市部で増えていること、高齢者施設で集団感染が起きていることなどを例にをあげ、今後も警戒する必要があるとした。
◆感染の現状は 必要な対策は ?
また尾身茂はこれまでの対応について「北海道が緊急事態宣言を出して、色んな自粛をした。それぞれの要素がどれほどの効果があったか評価できないが、北海道は拡大を防げたと思う。」などと述べた。
今回、大阪と兵庫は行き来を自粛するよう要請したが、加藤厚労相は「それぞれの地域で判断したものと理解している」と述べた。専門家会議は今後地域に応じた対策を講じるよう提言している。
重症者を優先する医療体制に移行するために必要なことを聞かれると、専門家会議は高齢者、基礎疾患のある人達などは早めに受診してもらい、軽症者の場合は自宅療養として電話で健康状態を把握することを提言しており、尾身茂は「一般の人の協力が必要になる」と述べた。
◆命と健康をどう守る
マスク不足について。加藤厚労相は「花粉症もあるので潜在的に高くなる。生産は中国からの輸入だったので、国内増産したりしているが、残念ながら需要が厳しい。布マスクだと何回も使えるので、高齢者施設に2000万枚配ろうとしている。
国が買い上げて配布するなど、医療機関など大事なところしっかり届けていけるよう努力している」などと説明した。
キーワード:コロナウイルス
経済・雇用への不安の広がりについて。加藤厚労相は「雇用を維持するのが大事。雇用調整助成金などで手当をし、雇用を維持していいただく。
国全体としてみると、生活が苦しくなっている人にどういう支援をするか、しっかりと考える必要がある」などと述べた。
○政策責任者討論:新型コロナウイルス・予算審議
新型コロナウイルス・予算審議について、政策責任者に聞く。
◆専門家会議の提言 政府の対応は ?
新型コロナウイルスの専門家会議を受けた政府の対応について。自民党の岸田文雄が「感染症対策と経済対策が車の両輪でバランスが大事。政府においては引き続き危機感をしっかり持って、人もの金を医療体制の充実に集中投下する。
自粛についても政府としての判断を示した」、立憲民主党の逢坂誠二が「専門家会議の提言がわかりにくい。政府は分かりやすく伝える広報体制をしっかりしないとけない。オーバーシュートなど言葉が分かりづらい」と述べるなど、政策責任者が意見を述べた。
◆感染の現状は ? 必要な対策は ?
新型コロナウイルスの感染の現状と必要な対策について。立憲民主党の逢坂誠二が「人の行き来は制限せざるを得ない。入国する人への監視を一段上げる必要があるのでは」、日本維新の会の浅田均が「海外ですごく感染が拡大していて、日本に帰国する人が多い。窓口は関空と成田。検疫体制が十分なのか疑問。水際対策を徹底してほしい」と述べるなど、政策責任者が意見を述べた。
◆経済への影響は ?必要な対策は ?
経済への影響と、必要な対策について。国民民主党の泉健太が「コロナ前から大きな経済の落ち込みがあった。様々な方面に影響が出ているので、大型な対策が必要。国民民主党としては10兆の給付などを打ち出しているが、給付、税負担の軽減などから国民の負担を軽減する事が必要」、公明党の石田祝稔が「まず最大の経済対策はコロナの終息。
思い切って希望の持てるような提言をしていきたい」などと述べるなど、政策責任者が意見を述べた。
◆経済対策:何が有効か ? 課題は ?
経済対策は何が有効で、その規模と実施のタイミングについて。日本維新の会の浅田均が「イベント自粛などがある中で、果たして消費税を減税して決め手になるか、ちょっと疑問。緊急事態ですから、給付付き税額控除などの仕組みを作る必要がある」、日本共産党の田村智子が「リーマンショック並の緊急対策はやる必要がある。長期的なところでみたら、消費税は減税する必要はある」などと述べるなど、政策責任者が意見を述べた。
キーワード:コロナウイルス消費税
新年度の補正予算を前提とした議論は、止む終えないのか、補正予算の規模感、財源はどう考えるかについて。立憲民主党の逢坂誠二が「新年度予算を押し上げたらすかさず補正予算をやらないといけない。補正予算の規模は相当なものになる。
財源を探している場合ではなく、国債の発効も必要」と述べるなど、政策責任者が意見を述べた。
◆今後の国会審議は ?
今後の国会審議について。日本共産党の田村智子が「新型コロナの問題で、内定取り消しなどの緊急的問題を解決するための政策はどんどん出していく。
給与保障には様々な線引があり、徹底的に審議する。政府の信頼回復が必要だとして、徹底審議していく」、国民民主党の泉健太が「森友問題の何が問題だったか向き合う必要がある」と述べるなど、政策責任者が意見を述べた。
◆広がる不安:政治が果たす役割は ?
政治の責任の果たし方について。日本共産党の田村智子が「仕事を失うことにさせない、という決断を強烈に示す必要がある。色んな条件をつける助成金ではこぼれ落ちる人がいる。守りますと宣言して、あらゆる手立てを求めていきたい」、日本維新の会の浅田均が「どのように暮らしを命を守っていくのか。
国と地方がどのように連携するか、示す必要がある」、公明党の石田祝稔が「国民の生活と命を守る。力強いメッセージを与党で発して実行していく」と述べるなど、政策責任者が意見を述べた。
(参考資料)
国民を軽視して、権力に従属が、専門家会議の恐るべき正体である !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/03/10より抜粋・転載)
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1)新型コロナウイルス感染症対策
専門家会議の正体を理解すべきだ !
政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が、「何に関しての専門家」であるのかを、知っておく必要がある。
コロナウイルスの感染が拡大している。
この専門家会議が、2月24日に、「これから1、2週間が(感染が)急速に進むか収束できるかの瀬戸際となる」とした。
3月9日で、専門家会議が示した「瀬戸際の1、2週間」が満了になった。
「瀬戸際」を通過したのだから、どちらのコースに進んだのか、結論が示されなければ、おかしい。
しかし、結論は示されていない。
2)専門家会議ウソ発言:国内での
爆発的な感染拡大は、進んでいない !
3月9日の専門家会議で、「国内での爆発的な感染拡大は、進んでおらず、何とか持ちこたえている状況」と報告されたと報じられている。
まったく腑に落ちない。安倍内閣は、PCR検査を拡大していない。
韓国では、1日当たり1万件のペースでPCR検査を実施した。
日本では、1日当たり1000件のペースである(韓国並みに検査すれば1日約24000人のペースだ。
人口数で比較すれば、安倍内閣は、韓国の約4%の少ない検査である)。
※補足説明:
韓国の人口数: 2018年は5182万人(日本の約41%の人口)。
日本:人口約1億2600万人台である。
3)検査が少なすぎるため、爆発的な感染
拡大が生じているのかどうか、判定できない !
つまり、爆発的な感染拡大が生じているのかどうか、判定できないのである。
「瀬戸際の1、2週間」という言葉だけが広まったが、そもそも、この言葉に科学的な裏付けがあるのか。安倍首相は「これからの1、2週間が瀬戸際」という言葉を2週間にわたって使い続け、2週間が経過しても、この言葉を使っていた。
「専門家会議」は、「政府の特殊な事情を忖度する専門家」会議であり、「各種利権を守る専門家」会議ではないか。
4)安倍内閣は、実態を隠蔽して、
自分の都合に合う事を、公言している !
安倍内閣は、会議を前面に押し立てているが、実際には安倍内閣が、自分の都合に合う事を、専門家会議の衣をかぶって、言っているだけなのである。
だから、専門家会議の提示することが支離滅裂なのである。
政府の諮問会議なるものはすべて同じ構図である。
政府の諮問会議のメンバーには、政府が、コントロールできる人物しか配置しない。
5)政府の諮問会議のメンバーは、
安倍内閣従属の人物を選んでいる !
政府の諮問会議のメンバーは、政府の命令通りに、することを求められる。
その代わりに、メンバー個人、あるいはメンバーが所属する機関に、見返りの財政支援などが行なわれる。
「専門家会議」に与えられた役割=ミッションは次の三つである。
第一は、東京五輪開催を正当化する流れを創り出すこと。
第二は、PCR検査を徹底して抑制すること。
第三は、メンバーが所属する機関が、利益を得ること。
6)「専門家会議」は、安倍内閣従属の三つを軸に動いている !
この三つを軸に動いている。安倍内閣が構築した、「専門家会議」は、「国民の命と健康を守る専門家」会議ではない。安倍内閣に従属の「専門家会議」だから、そもそも信用できる存在でない。PCR検査拡大を訴えてきた、上昌弘氏のテレビ出演が、減少していることの意味を考えるべきである。
7)唯一、正論を堂々と述べていたのが、上昌弘氏だ !
―以下省略―
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