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 海外から見抜かれている、安倍政権の無能 !他の識者の見解・詳報は ?
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投稿者 青木吉太郎 日時 2020 年 2 月 24 日 16:45:25: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 

 海外から見抜かれている、安倍政権の無能 !

     他の識者の見解・詳報は ?

(news.yahoo.co.jp:2020年2/20 19:20 より抜粋・転載)

田中良紹 | ジャーナリスト:

中国の武漢に次ぐ新型コロナウイルスの感染源として、世界から注目されるクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号から、陰性と診断された乗客の下船が始まった19日、海外メディアは一斉に日本政府の対応を厳しく批判した。

 批判のポイントは、感染症対策のプロではなく、官僚が検疫の指揮命令を行っていることで、感染拡大がもたらされたということだ。そうした報道に影響を与えたのが、18日にダイヤモンド・プリンセス号に乗船した岩田健太郎神戸大学教授の告発である。

◆岩田教授の見解 !

 岩田教授は中国のSARSやアフリカのエボラ出血熱の感染症対策を現地で行った経験を持つが、ダイアモンド・プリンセス号に乗船して、これまでにない恐怖を感じたと語る動画をユーチューブに投稿した。

 ウイルスがいないグリーンゾーンとウイルスの危険があるレッドゾーンの区別が厳密でなく、防護服をつけないで行き来するケースがあったと言うのである。
検疫官の感染があったのはそうした体制から生じたもので、医療従事者を感染から守ることを第一に考えなければ一般の人間を守ることはできない。それを進言しても厚労省の官僚は聞く耳を持たなかったと言う。

 中国のSARSの時に情報隠蔽が問題になったが、日本政府はダイヤモンド・プリンセス号の中で起きている情報を全然出さない。まずい対応が、バレるのは恥ずかしいことだが、隠蔽は、もっと恥ずかしいというのが、岩田教授の告発であった。

◆海外メディア:検疫は、「失敗 !」

 海外メディアは、日本政府がダイアモンド・プリンセス号の乗客と乗員に対して行った検疫を「失敗」と断じ、その理由を専門家ではなく官僚が主導したためだとした。そして陰性の乗客を下船させ、それらの人々を公共交通機関を使って帰宅させたことに疑問を呈した。

◆海外の国:日本政府の対応に疑問を持った !

 日本政府の対応に疑問を持った海外の国々は、陰性と診断された国民を、それぞれチャーター機を使って帰国させ、それから2週間ほどは、一般とは隔離する施設に収容している。

ところが、日本政府の判断は、陰性であれば、公共交通機関の使用を認める、というのだから、大きな差がある。

◆日本政府は、再チェックを認めなかった !

 しかも船から降りて駅に向かうバスの車内は、運転席と客席の間を遮断していた。

この目に見える矛盾は、何を物語るのか。同様に下船する前に、再チェックを申し出た乗客に対し、日本政府は、再チェックを認めなかった。申し出た人間は他人に迷惑をかけたくないので改めて自分で診断を受けに行くと言う。ここにも血の通っていない官僚的態度を感じる。

◆政治家が、真剣に向き合ってこなかった !

 つまり、海外メディアから「失敗」と断じられた、安倍政権の対応は、ただ官僚任せにしていただけで、政治家が、真剣に向き合ってこなかったために生じた、とフーテンは思う。

官僚は危機に対応する能力がない。なぜなら彼らは法律に縛られる存在だからだ。だが危機は往々にして法律を超える。想定外のことに対応できるのは法律ではなく政治家の知恵なのだ。

 3・11の東日本大震災の時にも、官僚任せにし、パニックを起こさせないよう、嘘を垂れ流す菅直人政権を、フーテンは、厳しく批判した。中でも大衆受けを狙ったのか、何の情報も持たないまま、福島原発に乗り込もうとする、菅総理の、最高権力者の職務をわきまえぬ行動に、フーテンは、反吐の出る思いをした。

◆茂木外務大臣の自慢話は、浅ましい姿だ !

 今回のウイルス感染でも、茂木外務大臣が、中国政府に、チャーター機の乗り入れを、米国に次いで認めさせたと、自慢げに言うのを見て、それがそんなに自慢する話なのか、と呆れた。

フーテンには、何でも自分の手柄にし、内閣支持率を上げるネタにしよう、と考える浅ましい姿に見えた。そこには、危険地帯から帰国しようとする、国民に寄り添う思いなど、微塵も感じられない。

(参考資料)

○米山元知事(医師)が斬る:新型コロナ対策の穴 !

  感染拡大を招いた、無知な官邸と「総ヒラメ」状態の霞が関 !

(www.nikkan-gendai.com:2020/02/19 14:50より抜粋・転載)

新型コロナウイルスの感染が、2月19日午前8時現在で61人を数え国内の感染は新たなフェーズに入っています。

◆政府の対応は、失態続き !

 ここまでの政府の対応は「後手後手」というより「失態続き」といっていいものだったと言えます。まずもって昨年の12月30日に武漢市衛生当局が「原因不明の肺炎に対する緊急通知」を出し、1月15日には国内初の感染者が見つかった。

27日には、武漢市が、海外団体旅行を禁止していたにもかかわらず、日本が、新型コロナウイルス感染症を指定感染症に指定し、湖北省に滞在歴のある、外国人の入国拒否を決めたのは、中国の感染者数が、1万人を超え、WHOが緊急事態を宣言した、31日の翌2月1日になってからでした。1月初めとは言わないまでも、下旬には対応ができたはずで、遅きに失したのは明らかです。

◆542人の感染が確認された !

 その後の大型客船ダイヤモンド・プリンセス号についてはさらにひどい。

乗客の感染が分かった2月5日に検疫のために2週間の船内待機を命じたのはやむを得ないとして、密閉された船内に、4000人近くをとどめ置く、検疫でありながら、船内では、手洗いの徹底等以外には、特段の感染予防措置を講じることはなく、7日には、41人、10日には、65人と新たな感染者が増え続けたにもかかわらずこれを放置し、結局、きのうまでに検査を受けた、2404人のうち542人の感染が確認されるに至っています。

◆感染率は、22.5%という異様な高値 !

感染率は、22.5%という異様な高値で、しかもこの際、検疫官が防護服を着用することなく検査に臨み、自ら感染してしまうという「とほほ」以外の何物でもないおまけまでついています。

政府の無策で感染を拡大してしまったのは明らかでしょう。きょう以降順次下船となりますが、多くの人は治療・待機は日本で行うことになります。

◆霞が関が、完全に上ばかり見る状態 !

 何故これほど失態が続いたかについては、正直合理的な説明は難しく、霞が関が完全に上ばかり見る「総ヒラメ」状態になっているにもかかわらず、官邸幹部に感染症対策が分かる人がおらず、誰ひとり指示を出せずに上下お見合い状態になったとしか考えられません。

日本国内でここまで感染を拡大してしまったことについて、政府の責任は極めて大きいものと言わざるをえず、その危機管理能力に重大な疑問を呈するとともに猛省が求められます。

○横浜に帰港した際に、乗員・乗客全員に

   対する、PCR検査を実施するべきだった !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/02/20より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)安倍内閣は、失政をごまかすための、情報統制に懸命だ !

新型コロナウイルスの感染症が、集団発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で、感染が確認されて入院中だった、80代の男女2人が、死亡したことが明らかにされた。

人災による犠牲者である。

安倍内閣は、失政を糊塗(こと:ごまかす)するための、情報統制に懸命である。

「安倍内閣の対応は、正しかった」とする言説の流布に、全力を挙げている。

しかし、客観的に評価して、安倍内閣の対応は、最悪である。

2)最善の対応策は、安倍内閣の即刻退場である !

新型コロナウイルスの感染症について、安倍内閣の最悪の対応で、重大な被害がもたらされてことは、隠しようがない。最大の対応策は、安倍内閣の即刻退場である。

危機に直面した場合、的確な判断力と迅速な行動力が最重要になる。

このいずれの点においても安倍内閣の対応は最悪であり、そのために重大な影響が発生している。

日本政府は、2月1日に、沖縄県那覇港で、ダイヤモンド・プリンセスに対する検疫を行い、入国手続きを完了させている。

この時点でダイヤモンド・プリンセスの乗員・乗客は、入国手続きを完了している。

3)横浜に帰港した際に、乗員・乗客全員に

    対する、PCR検査を実施するべきだった !

その後、1月30日に、香港でダイヤモンド・プリンセスを下船した、男性の感染が明らかになり、2月4日にダイヤモンド・プリンセスが、横浜に帰港した際に、再度検疫が実施されることになった。

この段階で、乗員・乗客全員に対する、PCR検査を実施するべきであった。

その結果を踏まえて感染者と非感染者を区分する措置を採るべきであった。

感染者を下船させ、医療を受けさせることは、当然のことである。

4)感染者を下船させ、医療を受けさせる

    べきだったが、安倍内閣の対応は最悪だった !

ところが、安倍内閣の対応は最悪だった。

安倍内閣が実施した、PCR検査は、3711人の乗員・乗客のなかの、273人(約7%)だけだった。

ところが、2月19日時点で、ダイヤモンド・プリンセスの乗員・乗客で、感染が確認された人数は、621人に達したにである。

安倍内閣が乗員・乗客全員に対する、PCR検査を実施しない間に、感染が拡大し、ダイヤモンド・プリンセスを、「第二の武漢」と呼ばれる状況に、してしまった。

5)3711人の全員に対する検査結果は、まだ判明していない !

PCR検査は、五月雨(さみだれ)式に実施され、2月20日時点でも、乗員・乗客・3711人の全員に対する検査結果は、まだ判明していない。

まずは全員に対する検査の実施。陽性反応者の下船、隔離、治療。

陰性反応者の隔離、経過観察の措置が必要だった。

基本方針が明確に定められれば、対応は加速する。

6)検査能力をフルに活用すれば、全員に

    対する検査結果は、数日の間で明確になる !

安倍内閣は乗員・乗客全員に対するPCR検査を迅速に実施しなかった。

しかし、結果的には全員検査に追い込まれている。この判断力の欠如、行動力の欠如が、危機に直面した際の結果を大きく変化させる。―以下省略ー

 

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