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 コロナウイルスの感染が、国内で拡大すれば、東京五輪の開催は、不可能だ !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/13456.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2020 年 2 月 20 日 15:02:19: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 

 コロナウイルスの感染が、国内で拡大すれば、東京五輪の開催は、不可能だ !

    新型コロナウイルス感染拡大の深層・真相は ?

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/02/18より抜粋・転載)
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1)〜5)は前回投稿済みです。以下はその続きです。

6)安倍内閣は、中国からの人の移動を、野放しにしてきた !

ところが、安倍内閣は、中国からの人の移動を、野放しにしてきたのである。

中国での感染者は、湖北省だけに存在するわけでない。

ザルの水際対策を実行していたわけで、そのために、国内での感染の広がりが、観察され始めている。話は変わるが、3月1日に実施予定の、東京マラソンについて、主催者が、一般ランナーの参加を中止する方針を発表した。

7)東京マラソンについて、小池知事は、一般ランナーの参加を中止した !

共催者の東京都の小池百合子知事は、苦渋の決断だと述べた。

大会主催者は、出場資格を持ちながら、走れなかった一般ランナーに対しては、来年の大会の出場権を与える、と発表したが、大会参加料(フルマラソンの国内ランナーは、1万6200円、海外ランナーは、1万8200円)や寄付金は、返金しないとした。

来年の大会に出場する人は、来年の参加料を、再度支払う必要があるとしている。

3月1日の東京マラソンは、「グルメンピックPartU」に、名称を変更するべきである。

8)グルメンピック事件は、1 億3000 万円の参加費を、支払わせておきながら、

   イベントが開かれなかった !

グルメンピック事件とは、2017年2月に、東京調布の味の素スタジアムパークで、2週間開催するとして、全国の飲食店508店から、総額1億3000万円の参加費を、支払わせておきながら、イベントが開かれなかった、という詐欺事件である。

東京マラソンの一般参加者の参加を中止して、参加料を返却しないのは、「グルメンピック事件」に匹敵する、詐欺的行為である。

9)コロナウイルスの感染が、国内で拡大

    すれば、東京五輪の開催は、不可能だ !

主催者は、「規約に基づく措置」と開き直るが、公序良俗に反する、「詐欺的行為」である。

コロナウイルスの感染が、国内で拡大すれば、東京五輪の開催は、不可能になる。

現時点で、その可能性が明確に浮上しているのであるから、安倍内閣は、五輪中止の可能性を早急にアナウンスするべきである。すべてが後手に回るのが、安倍内閣の実態である。

五輪中止の判断が、後手後手に回ってからになることは、避けるべきである。

10 )厚労省は、感染が疑われる人は、帰国者

    ・接触者相談センターに、電話で相談すべきだと言う !

新型コロナウイルスの感染が、疑われる者に対する、医療機関での受診の目安が、厚労省から公表された。

これによると、症状が続く人は、すぐに医療機関を受診するのではなく、まずは、帰国者・接触者相談センターに、電話で相談する。帰国者・接触者相談センターに相談する目安としては、かぜの症状や37度5分以上の発熱が4日以上続いている人や、解熱剤を飲み続けなければならない人・強いだるさや息苦しさがある人とした。

上記の症状が現れている人が、新型ウイルスに感染している可能性は、極めて高いだろう。

   ―この続きは次回投稿しますー

(参考資料)

  新型コロナウイルス「生物兵器論」は本当なのか ?

(toyokeizai.net:2020/02/12 5:10より抜粋・転載)

専門家見解:「人工で製造することは不可能」

財新編集部:

新型コロナウイルスは人間が造った、「生物化学兵器だ」という言説が、中国の内外で広まり始めている。中国の独立系メディア「財新」の取材班は、疑惑の根拠とされる論文や国内外の専門家を独自に取材。生物兵器説の真偽を検証している。

「陰謀論者は科学を信じません。私は国の専門機関が調査を行い、私たちの潔白を証明してくれることを望んでいます」。中国科学院武漢ウイルス研究所の女性研究員である石正麗は、2月4日、財新記者の取材に返信してこう述べた。「私自身の言葉には説得力がありません。私は他人の考えや言論をコントロールすることはできないのです」

◆本記事は『財新』の提供記事です

石正麗は、中国科学院の新興および劇症ウイルスとバイオセーフティーの重点実験施設の主任や武漢ウイルス研究所新興感染症研究センターの主任、河北省科学技術庁「2019新型肺炎救急科学技術難関攻略研究プロジェクト」救急難関攻略専門家グループのグループ長を務めている。

新型コロナウイルス肺炎の感染拡大が厳しい状況を迎える中で、彼女の所属する実験施設が新型コロナウイルスの発生源ではないか、という「疑惑」の渦中へと巻き込まれた。

「新型コロナウイルスは人間が造った生物化学兵器だ」「新型コロナウイルスは武漢ウイルス研究所の実験施設から流出したものだ」……。新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大して以降、新型コロナウイルスと中国科学院が武漢に持つウイルス研究所との間に関連があるとソーシャルメディアで発信する人が後を絶たない。

公開されている資料によれば、中国科学院が武漢に持つウイルス研究所は中国で唯一のバイオセーフティーレベルP4の実験施設を有している。石正麗は当該実験施設の副主任であり、バイオセーフティーレベルP3の実験施設の主任だ。

P4とは国際基準で危険度が最も高い病原体を扱えるバイオセーフティーレベル(BSL)の最高防護レベルを表し、高度に危険な研究やいまなおワクチンや治療方法が知られていない病原体を専門的に扱う研究施設で用いられる。

◆なぜ武漢に集中して、新型ウイルスが拡散しているのか ?

噂は人々の心の中に疑惑を植え付け、想像をかき立てた。例えば、なぜ武漢に集中して新型ウイルスが拡散しているのか。なぜウイルスを人に伝えた病原体、つまり中間媒介に当たる宿主が見つからないのか。ウイルスのもともとの宿主はコウモリであり、そして石正麗の実験施設はまさにコウモリに関するウイルス研究における学術的な権威なのだ。

石正麗のチームはかつて2017年に、SARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルスがいくつかのコウモリを起源とする、SARS型コロナウイルスが変異したものであることを突き止めた。

新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大して以降、石正麗のチームは1月23日に、生物学論文のプレプリント・プラットフォーム(注:論文原稿を査読の前にいち早く公開するためのサーバー)であるbioRxivで、「新型コロナウイルスの発見とそれがコウモリを起源とする可能性について」という研究論文を発表した。

その研究の中で、新型コロナウイルスと2003年のSARSウイルス(SARS-CoV)のDNA配列の一致率は79.5%、雲南キクガシラコウモリに存在するRaTG13コロナウイルスとの一致率は96%に達していることが明らかにされており、コウモリが新型コロナウイルスの起源である可能性が示されている。

○石正麗:「実験施設とは関係がない」

この研究はすでに実験レベルにおいて新型コロナウイルスとSARSウイルスの関連性を証明しており、またその起源がコウモリである可能性を示している。この論文は査読を終えた後の2月3日、国際的なトップレベルの学術ジャーナル誌『ネイチャー』で発表された。

新型肺炎 中国現地リポート「疫病都市」はこちら(画像をクリックすると週刊東洋経済プラス緊急リポートのページにジャンプします)

外部からの疑惑と非難に直面した石正麗は、2月2日、微信(WeChat)のモーメンツで怒りに燃えて次のように反応した。「2019年の新型コロナウイルスは大自然が人類の愚かな生活習慣に与えた罰だ。私、石正麗は自分の命をかけて保証する。実験施設とは関係がない。不良メディアのデマを信じて拡散する人、インドの科学者の信頼できないいわゆる学術的な分析を信じる人にご忠告申し上げる。お前たちの臭い口を閉じろ」と。

その後、石正麗は財新記者に対して、専門的な問題を専門家ではない人々とは議論したくないと説明し、「話が通じない」「無益で、時間の浪費だ」と語った。彼女はまた「私があなたに言えるのは、私たちが合法的にルールにのっとって実験活動を行ってきたということです」と述べた。

◆ソーシャルメディアにおける疑惑の声

最も早く石正麗の実験施設と新型コロナウイルスとを関連づけた言説の1つは、1月下旬のものだ。中国中央電視台(CCTV)で2018年に、武漢ウイルス研究所が主導する科学技術チームがコウモリに起源を持つ新型コロナウイルスの一種(SADS-CoV)を発見した、と報道されていたのをある人物が見つけ、新型コロナウイルス(2019-nCoV)との関連性があるのではないかと臆測した。

実際には、2018年に発見されたのは「豚急性下痢症コロナウイルス」で、新型コロナウイルスとは分類学上異なる種類のウイルスだ。二者のDNA配列の相似率は50%であり、そこには大きな隔たりがある。

それに続いて、別の人物が国際医学誌の『Nature Medicine』で2015年11月9日に発表された石正麗が関与している研究論文を見つけた。当該研究論文は中国馬蹄コウモリで見つかったSARSに似たコロナウイルスの一種(SHC014-CoV)が疾病を引き起こす可能性に関するもので、研究者はSARSの遺伝子をリバースジェネティクス(逆遺伝学)の手法を活用して一種のキメラ・ウイルスを生成ならびに同定した。

簡単に言えば、このキメラ・ウイルスはSHC014の表面タンパク質とSARSウイルスの骨格によって構成されている。キメラ・ウイルスは人体の呼吸器細胞に感染できたので、人体細胞のキーとなるレセプターと結合して感染するのに必要な仕組みを、SHC014の表面タンパク質が備えていることが証明された。

キメラ・ウイルスはネズミの疾病を引き起こしたが、死に至らしめることはなかった。研究論文では、コウモリの間で現在流行しているウイルスがSARS-CoV(SARSウイルス)の感染拡大を再び引き起こす潜在的なリスクについて述べられている。

指摘する必要がある点は、この論文には全部で15名の執筆者がいることだ。執筆者たちはそれぞれアメリカのノースカロライナ大学、アーカンソー州やジェファーソン市の食品薬物管理局国家毒物学研究センターなどに所属しており、そのうちの2名が中国科学院武漢ウイルス研究所の研究者である葛行義と石正麗なのだ。

執筆者の中で、葛行義は偽型実験を担当し、石正麗はSHC014の棘突起タンパク質のDNA配列とプラスミドを提供している。実験の計画と実施はどちらもノースカロライナ大学チャペルヒル校の実験施設で進められた。―以下省略―


 

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