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決戦の総選挙は、自公&半自公VS 反自公で構わない !
自公体制下、国政選挙の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/02/03より抜粋・転載)
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1)〜9)は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。
10 )野党の半自公の実態は、 隠れ自公と表現できる !
野党の半自公の実態は、隠れ自公と表現できる。「ゆ党」と表現しても良い。
自公が推進するのは、経済の弱肉強食化、原発の推進、戦争の推進、である。
野党は、自公の政策に対峙するのか、それとも同調するのか、という問題である。
半自公=ゆ党は、消費税増税に賛成し、最低賃金大幅引き上げに反対し、原発稼働に賛成する。
反自公=たしかな野党は、消費税率を、まずは、5%に下げる。
11 )反自公の野党は、原発稼働を即時ゼロ等の改革政策を明示する !
最低賃金を時給・1500円に引き上げる、原発稼働を即時ゼロにする、ことを求める。
半自公と反自公の隔たりの実態は、自公と半自公の隔たりよりも大きいのである。
半自公は、広い意味での自公グループと表現してもよい存在である。
この現実を踏まえると、半自公と反自公が共闘するのは不自然だ。
今回の京都市長選のように、自公と半自公が、共闘する方が自然ということになる。
反自公が、政権を獲得するのは、容易ではないかも知れない。
12 )半自公と反自公が、野党で、同居するのが、不自然だ !
しかし、半自公と反自公が、野党で、同居するのが、不自然であることを、見つめるべきである。
したがって、次の総選挙が、三極鼎立(ていりつ)のかたちになることを、避ける必要はないと考える。主権者が、自公と半自公は、基本的に同一グループであると認識するなら、自公+半自公 対 反自公の図式で、選挙を戦えるのである。
大事なことは、参政権を放棄してしまっている、主権者が覚醒することである。
13 )民主主義政治では、選挙は、全員参加すべきである !
民主主義政治では、選挙は、全員参加が基本である。
選挙に行かない人の圧倒的多数は、現在の自公政治で、苦しめられている人々である。
この現実を見据えて、必ず選挙に行って、自己の意思を示すべきである。
この投票しなかった人が改心して、投票の行けば、日本政治を変える原動力になるのである。
自公と手を組む、半自公の勢力に対する、無意味な期待を、取り下げることが有用である。
14 )市民による真摯な「反自公」の結集を図るべきである !
既存の政党の多くが、自己保身と自己利益に走っている。
本当の意味での、庶民のための政治、市民のための政治を実現しよう、との熱い思いが、感じられない。半自公への支援をやめて、市民による真摯な「反自公」の結集を図るべきときである。
(参考資料)
T 自公政権下の不正選挙疑惑 !
2014年・衆院選比例代表選挙で、安倍自民党は全有権者の17.4 %の投票しか得ていない。公明党は、7.2%で、自公で24.6%である。当選者は、自公で約68%だった。
2017年・衆院選の自民党の絶対投票率は、17.8 %だったし、公明党は、6.7%だった。
自公の合計絶対投票率は、24.5%だった。当選者は、自公で、約67%だった。
過去の衆院選の投票率:2017年(53.68%)、2014年(52.66%)、2009年(69.28%)、2005年(67.51%)、2003年(59.86%)2000年(62.49%)、1996年(59.65%)、1993年(67.26%)、1990年(73.31%)、1986年(71.4%)
2014 年〜2017 年の衆院選・参院選、いずれも、54%以下、最低投票率を捏造して、改革派候補者の票を大量廃棄して、自公圧勝を演出した、悪徳ペンタゴンによる、「不正選挙」だったとの指摘は多い。
政治謀略で、改革派政治家等の罪を捏造する人物破壊工作、平然と、憲法違反・公約違反をやる、政官業・マスコミ癒着で国民を洗脳し、騙すペテン師集団、それが、対米隷属・自民党政権・自公政権・政治家の正体だ。
なお、安保法案賛成の3野党は、捏造された、隠れ自民党・ペテン師集団である。
U 安倍首相と親密・選挙屋「ムサシ」 に重大疑惑 !
(d.hatena.ne.jp:2014-05-17より抜粋・転載)
◆「ムサシ」が、選挙システムを独占的に請け負っている
@ 整理すると、疑惑の第1は、この民間会社が投開票事業の全てを独占(全国自治体の80%がムサシのシステムを使用。)していることである。
何故、民間任せなのか。 そこには政府との深いつながり・天下り関係が存在するはずだ。
A 第2に、従って、この「ムサシ」は自動読み取り機、投票箱、投票用紙計数機、投票用紙、投票用紙自動交付機など一切合財を請け負っている。 これでは、不正をやろうと思えばいくらでも出来るだろう。 しかも、それを民間の1企業に?不可解である。
◆安倍首相と親密・選挙屋「ムサシ」に重大疑惑 !
この不可解な会社は「安倍の父親のスポンサーだった」、清和会・旧福田派との関係が深い会社・・・らしい。
社長が自民党の福田氏に献金していたのは事実なので、清和会と関係あるのは間違いないでしょう。
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52016237.html
事情通から連絡が入った。 「武蔵に重大疑惑。 関係筋がメスを入れている」というのである。
武蔵というと、2刀流の宮本武蔵や、日本海軍の戦艦武蔵を思い出してしまうが、目下、注目を集めているのは、これまで聞いたこともない株式会社「ムサシ」である。 ネットで調べて見ると、確かに不可解な会社である。
選挙の投開票すべてを牛耳っている独占企業である。 そういえば、12・16総選挙について、各方面から不正選挙の指摘が噴出している。 「まさか日本で」と軽く受け流してきたのだが、この民間独占の選挙屋の存在を知ると、理屈では不正選挙が成立するのである。
◆ムサシの監査役は原発マフィアの要人 !
B 第3に、ある調査によると、この会社・ムサシには、原子力ムラの要人が、社外監査役に就任している。12・16総選挙は、原発ゼロか維持なのか、を問いかける重大な日本進路を決定づけるものだった、というのにだ。 おかしい。
◆衆院選・都知事選、反原発候補 大部分落選の不可解 !
第4に、結果を見ると、原発反対派のほとんどが落選している。 原発維持・推進派ばかりが、議席を維持した、不思議な結果となった。 世論の大勢は反原発である。
第5に都知事選も不可解な結果だった。 原発反対派の候補の票は、ぜんぜん伸びなかった。
石原後継が、空前の大量得票を得ている。 どう考えても信じられない数字である。
結論として、3・11の教訓を全く生かそうとしなかった日本人を、筆者もそうだが、欧米ジャーナリストは、驚愕している。 筆者は自分を含め日本人を「愚民」と弾劾した。
◆不正選挙、総力を挙げて、追及する必要がある !
<追及へ本格化>
だが、不正選挙が事実だとしたら?
これは総力を挙げて、追及する必要があろう。 反原発派の落選者は多い。 手分けして自己の票数を点検する、はたまた「ムサシ」の正体を暴く努力をすればいいのである。
幸いなことに、それが始まっている、というのである。
野党は、手分けをして「ムサシ」問題追及チームを立ち上げて、ありとあらゆる角度・方法でもって、真実を明らかにすればいいのである。 議席のある者は、「国政調査権」を行使するのである。
◆安倍首相・旧自治省と深い関係の(株)ムサシ
筆者に情報を持ち込んだ人物は、この不可解な会社は「安倍の父親のスポンサーだった」と指摘している。 清和会・旧福田派との関係が深い会社なのだろうか。 旧自治省・現総務省との深い井戸を、とことん掘り当てればいいのだ。 必ず不正のしっぽが見つかるだろう。
◆大がかりな不正選挙 !
指摘されるまで、筆者は全く気付かなかったのだが、「民主党の議席は、自公に流れ、未来の議席は、維新とみんなに流れている」と解説されると、確かに数字は合う。
日本人の多くが依然として原発推進派という結論になる。 日本人の多くが原発維持派という世論調査は、推進派の読売も出していないだろう。
投票用紙は操作されている? もっとも、表の票では、前回選挙で民主を支持した無党派票は、自公に流れていない。 自民は前回の得票に達していないのだから。 無党派は多くが棄権し、マスコミの世論操作に引っかかった者だけが、維新に流れているという分析だ。
反原発派の未来は、泡沫扱いだった。 確かにおかしい。
ともあれ、臭いニオイがしてならない。
◆(株)ムサシの全貌を野党は調査すべきだ !
◆フランスの新聞:「本当のことを伝えない日本の新聞」
◆戦前同様、現在もマスコミは、国家権力の家来
◆日本マスコミは、自民党体制の宣伝機関だ !
で、安倍の「強い経済を取り戻す」「日米同盟を強化する」なんて年頭所感をタレ流すわけだ。
こりゃ、安倍政権は楽チンだ。 ここまでメディアが応援してくれれば何でもできる。 「新聞が面白くない
理由」の著者で、ジャーナリストの岩瀬達哉氏も驚いていた。
「なんか、新聞社には、安倍政権になって、安心感のようなものが漂っていますね。 身内感覚みたいなものを感じます。 その証拠に安倍首相がぶら下がり取材をやめても何も言わない。
民主党政権では、あれだけ騒いだのがウソみたいです」
こうしたことから、彼らの正体が透ける。 要するに、自民党の宣伝、PR機関なのである。
年末の組閣の際、朝日は、「再始動 周到な布陣」「安倍首相、実務・理念両構え」「重鎮と側近を要所に」と見出しを打った。 重鎮とは、漢字が読めずに前々回選挙で有権者から「ノー」を突きつけられた麻生財務相らのことである。噴飯モノとはこのことだ。
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