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第二次大戦で敗北以来、日本は、米国に支配され続けてきた !
戦後自民党体制の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/01/22より抜粋・転載)
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1)1960 年1月19日、岸首相は、国内の猛反対
を無視して、米国で、改定日米安保条約に調印した !
1960 年1月19日の日米安保条約改定調印から、60年が経過し、安倍内閣は、1月19日、外務省飯倉公館で、記念行事を開いた。
60年前の1月19日、岸信介(安倍首相の祖父・元戦犯。)首相は、国内の猛反対を無視して、米国ワシントンで、改定日米安保条約に調印した。
当時の米国大統領が、アイゼンハワーであった。
2)式典に、安倍内閣は、アイゼンハワー元大統領の孫娘まで招いた !
1月19日の行事に開かれた式典に、安倍内閣は、アイゼンハワー元大統領の孫娘まで招いた。
1957 年に、岸信介首相は訪米し、アイゼンハワー大統領と、ゴルフをした。
安倍首相は、自分がトランプ大統領と4回ゴルフをしたことを、自慢するかのように話した。
私たちは、日本の現実を、冷静に見つめる必要がある。
主権者の多数が、暴政だと判断する、安倍政治が、長期政権になっているのは、日本の支配者米国が、この安倍内閣を支配し、利用しているからである。日本は、第二次大戦で敗北した。
3)第二次大戦で敗北以来、日本は、米国に支配され続けてきた !
それ以来、日本は、米国に支配され続けてきた。
米国に隷従する政権は、長期政権となり、米国にものを言う政権は、短命に終らされてきた。
この覇権国家・米国と対米従属日本の厳然たる事実を、冷静に見つめなければならない。
1957年(昭和32年)に、岸信介氏が、首相の地位に上り詰めた背景に、米国の介入があった。
岸信介氏は、1945年9月15日に、A級戦犯容疑で、逮捕、収監された。
4)岸信介氏は、1948 年12月24日に、不起訴処分で釈放された !
その岸信介氏は、満州時代の盟友・東条英機が、絞首刑で処刑された翌日の、1948年(昭和23年)12月24日に、不起訴処分で釈放された。
そして、わずか9年も経たずして、1957年、岸氏は日本の首相に就任し、日米安保条約改定を強行した。
東条英機氏は、絞首刑に処せられたが、岸信介氏は、GHQによって助命され、首相の地位に上り詰めた。その背後に、米国と岸氏との間の、取引があったと見られる。
5)岸信介氏は、米国のエージェントとして、活動し続けた !
岸信介氏は、米国のエージェント(代理人)として、活動することと引き換えに、助命され、さらに、首相の地位にまで押し上げられたと考えられる。
1956年12月に、鳩山一郎(鳩山由紀夫元首相の祖父)首相が、日ソ国交回復を花道に、辞任した際、米国は、岸信介氏の首相就任を望んだ。
春名幹男氏は、著書『秘密のファイル CIAの対日工作』に、英国外交秘密文書に記された、事実を明らかにしている。
英国外交文書に、当時の米国国務省北東アジア部長の、ハワード・パーソンズ氏の言葉を引用した、以下の記述がある。
6)石橋湛山内閣が総辞職し、岸信介氏に、政権を禅譲した !
「アメリカは、岸が石橋にブレーキをかけることができるだろう、と期待している。いずれ、最後には岸が首相になれるだろうし、『ラッキーなら、石橋は、長続きしない』とパーソンズは言った。」
この「予言」通り、1956 年12月23日に発足した、石橋湛山内閣は、わずか2ヵ月後の1957年2月23日に総辞職し、岸信介氏に、政権を禅譲した。
石橋首相は、軽い脳梗塞で2ヵ月の療養が必要と、診断されたことを受けて、首相を辞任した。
石橋湛山氏は、昭和初期に『東洋経済新報』で、暴漢に狙撃され「帝国議会」への出席ができなくなった、当時の濱口雄幸首相に対して、退陣を勧告する社説を書いたことがあった。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
T 米国から上級奴隷・自民党へ密かに長年、資金提供され、
米国の支援をバックに対米隷属・国民洗脳・
自民党一党支配体制が構築されてきた !
(T) 右翼・米国の支援で、 対米隷属・保守政党の結成 !
戦後・ソ連が原爆を開発し、冷戦の始まりとともに、昭和23年以降、対日占領政策・民主化の変更・「逆コース」により、アメリカは、裏から日本を支配するため、日本の戦時体制を維持し、戦時中のエリート(戦犯たち)に、権力を握らせようと決めていた。
そのため、対米隷属を約束させられた、戦争犯罪人(自民党議員の先祖)を監獄から出してやった。
1948年12月24日、釈放された、A級戦犯容疑者は、岸信介(安倍首相・加計理事長の祖父)、児玉誉士夫、笹川良一、正力松太郎など70名以上存在し、戦後の政界・経済界・政界の黒幕など多方面の有力者になった。
講和後の1958年4月、禁固刑のA級戦犯(賀屋興宣、白鳥敏夫、重光葵、橋本欣五郎などは後に衆議院議員となる)は、全員赦免になった。
1945年11月、保守政党の結成、再編が行われた。
日本自由党(自民党の前身)の資金は、戦時中に右翼の児玉誉士夫が海軍の「児玉機関」の長として中国で物資調達にあたった時の資産(侵略戦争で強奪した、財産を横領した、裏金・時価4千億円)の一部をもらった。
(2)米国の資金提供等で長期政権を実現 !
岸信介は日本に台頭する保守派の指導者になった。国会議員に選出されて4年も経たないうちに、国会内での最大勢力を支配するようになる。
そしていったん権力を握ると、半世紀近く続く、対米隷属・国民収奪・政権党を築いていった。
このようにして、アメリカの政策に従順な日本政府の体質は、敗戦直後から着実に形成されていた。
そして、CIAが1950~70年代に日本の保守政権の安定化を図り、自民党や「左派穏健勢力」に繰り返し資金提供していた(違法資金)ことが、米国務省の機密文書公開で明らかにされている。
3)大マスコミと自民党とCIAの深い秘密の関係
日本を反共の防波堤に、米国による日本人「愚民化政策」・
「3R」「5D」「3S」で巧妙に支配 !
★独裁・安倍官邸は、内閣人事局を通じて、検察・裁判所
・省庁幹部・日銀・NHK等の人事権を握って、支配している !
U マスコミ報道「鵜呑度」 日本人70 %、英国人14 % !
主要民主義国の「鵜呑度」 は、20 〜35 % !
占領政策でダントツ 騙されやすくされた日本国民 !
青山貞一教授の主張:
いわばマスコミ報道の「鵜呑度」を国際比較すると、日本人は、先進国中ダントツに「鵜呑度」が高く、70%、最も低い国民は英国で14%です。その他の主要欧米諸国(ロシアを含め)は20−35%です。 日本に近い国は、ナイジェリア、中国など、途上国と新興となります。
別の言い方をすれば、日本人の70%は、自分の頭で考えず(思考停止)、テレビ、新聞、週刊誌などの「マスコミの情報を鵜呑みにしている」ことを意味します。青山は以前からこれを「観客民主主義」と言っています。
さらに昔からある民度という言葉で言えば、“日本人の民度は、先進国中ダントツの「最下位にある」”とも言えます。自分で中身を確かめず、ブランド、権威で判断してしまうことにも通じます。
マスコミに対して、「ヒラメ」(上ばかり みている)であり、 「ヒツジ」(何でも信用しついて行く)とも言えます。
*悪徳ペンタゴン(悪徳五角形):
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。大多数の検察・裁判官も安倍政権の家来である。
2016・17年、報道の自由度は、日本は、世界72位に転落した。
独裁志向・安倍政権下、隠蔽・権力迎合の捏造・画一偏向報道の
NHK等日本マスコミの腐敗堕落は、ひどい。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」・巨大資本なのだ。
(植草一秀氏の説)
*日本操り対策班:
自民党政権・自公政権を裏から支配する、ジャパンハンドラーズ(日本操り対策班)として有名なのは ?
リチャード・アーミテージ、カート・キャンベル、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイ、ジェラルド・カーティス、フレッド・バーグステン、ロバート・フェルドマン、ケント・カルダー、エドワード・リンカーン、バーグステン、グレン・ハバード、ローレンス・リンゼー、カート・キャンベル、ウィリアム・マーティン等。
(副島隆彦氏の説)
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