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衆議院の代表質問:安倍首相、汚職が発覚してもカジノ推進 !
「桜を見る会」の前夜祭、 ホテルの明細書を出さず !
野党の見解・詳報は ?
(www.jiji.com :2020年01月22日19時01分より抜粋・転載)
◆安倍首相:IR推進の方針を変えない !
安倍晋三首相の施政方針演説などに対する、各党代表質問が、1月22日、衆院本会議でスタートした。安倍首相は、汚職事件に発展した、カジノを含む統合型リゾート(IR)整備について、「高い独立性を有する、カジノ管理委員会や、国会での議論も十分に踏まえ、丁寧に進めていきたい」と述べ、IR推進の方針を変えない考えを強調した。
立憲民主党の枝野幸男代表が、「到底容認できない」と、中止を要求したのに対して答えた。
◆赤羽国交相:IR基本方針、決定時期未定 !
内閣府のIR担当副大臣だった衆院議員秋元司容疑者(自民党離党)の逮捕については、「誠に遺憾だ。副大臣に任命した者として事態を重く受け止めている」と語った。
◆枝野代表:公職選挙法違反の買収 !
首相主催の「桜を見る会」をめぐり、枝野代表は、安倍首相の地元支援者が多数参加していたことを、「公職選挙法違反の買収と実質的に何が違うのか」と追及した。昨年4月に東京都内のホテルで開かれた会費5000円の「前夜祭」明細書を、開示しない理由をただした。
安倍首相は、自身の事務所が、ホテル側に問い合わせたところ「営業の秘密に関わることから、公開を前提としての、資料提供には応じかねる」との回答があったと説明した。
◆安倍首相:招待者名簿は、廃棄されている !
招待者名簿が残っていないか、枝野代表が、再調査を求めたのに対し、安倍首相は、「既に廃棄されていることを確認した」と拒否した。
安倍首相は、電子データ消去時の端末記録の開示も、「不正侵入などを助長する恐れがある」と拒んだ。
◆枝野代表:閣僚の辞任は、首相にも責任がある !
枝野代表は、「政治とカネ」の問題をめぐる、菅原一秀前経済産業相と河井克行前法相の辞任について、「首相にも責任がある」と批判した。
安倍首相は、「一人ひとりが、自ら襟を正すべきで、可能な限り説明を尽くしていくと考えている」と述べるにとどめた。
自民党の二階俊博幹事長は、憲法改正論議の在り方を聞いた。
安倍首相は、「改憲に対する、国民意識の高まりをしっかり受け止め、憲法審査会で、与野党の枠を超えた、活発な議論が展開されることを期待している」と語った。
国民民主党の玉木雄一郎代表は、自民党改憲案の柱となる、自衛隊の9条明記について、「論理的整合性が取れていない」として、取り下げを要求した。
安倍首相は、「問題があるなら、憲法審で(対案を)提示いただきたい」と反論した。
○「相変わらず支離滅裂、論理的整合性の取れない、無茶苦茶な答弁。
審議を通じて矛盾を明らかにしていく」枝野代表
(cdp-japan.jp:立憲民主党:2020年1月22日より抜粋・転載)
枝野幸男代表は、1月22日、安倍総理の施政方針演説に対する代表質問の後、記者団の取材に応じました。冒頭の発言と、記者からの主な質問とその回答(要旨)は以下のとおりです。
(枝野代表冒頭発言)
代表質問ということで、この国会で残念ながら最も大きなテーマになっている桜を見る会、カジノ、2閣僚の辞任などについて、改めてこれまで問題になってきたことを問いただしましたが、残念ながら相変わらず支離滅裂、論理的整合性の取れない、無茶苦茶な答弁しかできなかったことを大変残念に思っております。
言い訳がこうしためちゃくちゃなものだということを改めて確認できましたので、これから補正予算、そして本予算の審議を通じて、同僚議員がしっかりと、細かく、その矛盾を皆さんの前に明らかにしていく、そのスタートラインには立てたのではないかと思っております。
また、今の政権とは違うもう一つの政権の選択肢について、私なりの思いを訴えることができたと思っております。これをベースにして、党内外でしっかりと肉付けをして、政権の選択肢として、今の政権よりもしっかりとした国民一人ひとりの暮らしの豊かさを作っていくことができる、というビジョンをさらにブラッシュアップしてまいりたいと思っています。
Q:桜を見る会について総理に辞任を求めたが、その回答がなかったことについて
☆枝野代表:今日も支離滅裂な、辻褄の合わない言い訳を繰り返しておられました。何とかそういったことでごまかそうとしておられるんだと思いますが、国のリーダーがこうした姿勢では、社会のモラルを本当に回復不能なところまで破壊しかねない状況であるという自覚がないことを残念に思います。
Q:実質賃金について民主党政権時の回復傾向に触れつつ、いつまでにどう増やすのか総理に質問した際に、総理は民主党政権下でデフレが進行していたと主張し「当時の改善を持ち出すのはデフレを自慢するようなものだ」と答弁したことへの受けとめを
☆枝野: 7年やってもデフレから脱却していないですよね。それなのにその話と矛盾している。何でも前政権のせいにして言い逃れをしようという、いつものみっともない姿勢が出ただけだと思っています。
Q:玉木代表が「枝野代表と質問項目について打ち合わせをした」と代議士会で発言していたが、質問内容のすみ分けなどは ?
☆枝野: 国対はもう一体化しておりますので、それぞれの準備のプロセスの中で、自然に違和感なくすみ分けができたと思っています。私の方が先にやらせていただきましたので、どちらかというと大局的な観点から質問をさせていただき、その上で玉木代表から、より具体的なところで厳しく問いただしていただいて、全体として非常に良かったんじゃないかと思います。
Q:桜を見る会に関して明細書の開示を求めたが、相変わらず資料提供を拒む姿勢への受けとめと、端末ログの提出を「セキュリティの問題で開示できない」と拒否した答弁について
☆枝野: 「やりたくないから出さないんだ」という答えでしかないと思っています。申し上げました通り、ホテル側には発注者の求めに対して、事後的であっても明細等を発行しなくてはならない義務があると認識をしています。ホテル側が拒否をされるのか、ホテル側にきちんと皆さんも取材していただきたいと思いますし、本当にホテル側が拒否しているならば、国会に来ていただいて証言をしていただく必要があると思いますが、そんなことはないと思っています。発注者が出してくださいとお願いをすれば出すはずです。
それからログについては、本当にセキュリティ上の問題になるような性質のものであるかどうか、そのこと自体、非常に疑わしいと思っておりますし、もしそういう部分があるとしたら、その部分を部分的に黒塗りするなどのやり方はあると思います。さらに言えば、国会の秘密会などという手段もあります。やろうと思えばできるということを認めていただいたと思っています。
Q:憲法改正についての自民党の二階幹事長の質問で、総理は「内閣総理大臣としてお答えは差し控える」としつつも、「あえて言えば参院選や世論調査を通じて、憲法改正への国民的意識が高まりを受けて、憲法審の場で与野党を超えた活発な議論があることを期待したい」と答弁したことについて受けとめを ?
☆枝野: 「語るべき立場ではないと言うんだったら語らなきゃいい」ということでそもそも論外ですが、そもそも国民の意識が高まっているという客観的事実自体が存在をしていない。まったく何事も自分の都合の良いようにしか解釈をしていないということの象徴だと思います。
Q:枝野代表が原発ゼロに触れ、玉木代表が憲法について質問したが、その辺りは役割分担ということなのか、その狙いについて
☆枝野: 別に一項目一項目、何か擦り合わせをしてやっている訳ではありませんので、結果的にそうなったということだと思います。
Q:玉木代表が「IR推進については凍結を求める」と発言していたが、野党としてIR廃止への足並みは揃っているのか ?
☆枝野: 玉木さんはIRと言いましたかね。「カジノをやめるべきだ」ということが今一番大事なことであって、「カジノが無しなら、おやりになるならどうぞ」と考えるか、「カジノが無しなら、どうせ全部無しだよね」と考えるかということの違いではないですか。本質的な問題ではないです。
Q:「連携協力する他の野党と違いを認め合いながら、力を合わせて政権交代を実現する決意だ」との決意表明について、国民民主党との合流が見送りとなったが連立政権を目指していくという考えか ?
☆枝野:「立憲民主党はもとより、会派を共にする皆さん、」その(読点の)後の話です。国民民主党の皆さんは、「立憲民主党はもとより、会派を共にする皆さん、連携協力する他の野党の皆さん」の「連携する他の野党の皆さん」の前の「、会派を共にする皆さん」だと思いますので、今の質問は前提が違います。―以下省略―
○玉木代表:「安倍政権に任せられない」 代表質問を終えて
(www.dpfp.or.jp:国民民主党:2020年1月22日より抜粋・転載)
玉木代表ぶら下がり会見:
玉木雄一郎代表は、1月22日午後、衆院本会議での代表質問を終えた後、記者団の取材に応じた。少子化対策、経済政策、外交政策の3分野を中心に安倍総理に質問した玉木代表は、総理がいずれにも解決策を示そうとしない姿勢に終始したことから「改めて安倍政権に任せられないと思った」「私たち野党が次の衆院総選挙に向けてしっかり準備をしていかなければいけない」と語り、政権交代に向け決意を示した。
◆堂々たる政策論争をしていく
今後の国会で安倍政権にどう対峙していくかについては、「経済政策や外交政策は相当行き詰っていて、IRや『桜を見る会』の問題の陰に隠れたいのではないか」と指摘。「陰に隠れている経済政策や外交政策の問題を徹底的に予算委員会を中心に論戦していく。それが安倍政権を倒す近道だ。IRや『桜を見る会』などのスキャンダルに関係する問題と8年目に入った安倍政権の内政、外交にわたる政策の限界をしっかりと追及していくことが非常に大事だ。堂々たる政策論争を行っていく」と意気込みを述べた。
◆会派連携、全く心配していない
政党合流に関する国民民主党と立憲民主党の幹事長会談で21日、「当面共同会派としての連携を一層強化して国会論戦に集中していく」と確認した点に関して「連携を強化していけるのか」と質問された玉木代表は、「国会が開き、向き合うべきは安倍政権となったら、枝野代表も代表質問で厳しくやっていたが、私も厳しくやった。そこは力を合わせてやれたという実感がある。今後の共同会派内の連携については全く心配していない」と述べた。
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