http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/13115.html
Tweet |
覇権国家・米国の狙いは、対米隷属・日本政府の存在だ !
戦後自民党体制の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/12/12より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)自民党政権・自公政権の日本を
実効支配しているのは、米国・巨大資本だ !
自民党政権・自公政権の日本を実効支配しているのは、米国である。
その米国を支配しているのは、巨大資本である。
米国の巨大資本が、日本を実効支配している。
第二次世界大戦後、米国は、日本を戦利品と見なしている。
対米隷属・自民党政権・自公政権下、覇権国家・米国は、その戦利品・日本から利益を吸収し続けている。
2)覇権国家・米国の狙いは、対米隷属・日本政府の存在だ !
覇権国家・米国の意志は、米国の利益を損なわない、対米隷属・日本政府の存在だ。
第2次大戦後に、敗戦した、日本は、GHQの統治下に置かれた。
敗戦直後のGHQは、徹底的な日本民主化を指向した。
財閥解体、農地解放、労働組合育成という大胆な施策を実行した。
そして、日本国憲法制定を誘導した。
このGHQを主導したのは、GS(民政局)である。
ニューディーラーと呼ばれる、系譜に属する者が、GHQの実権を握った。
3)1947 年に、トルーマン大統領が、米国外交基本路線を転換した !
日本が、本当の民主化の方向に進んだのは、敗戦から1947年までの2年間だけだった。
1947年に、トルーマン大統領が、米国外交基本路線を転換した。
ソ連が原爆を開発し、中国は、共産党・毛沢東に支配さるようになり、
「ソ連封じ込め」が、米国外交の基軸とされ、連動して対日占領政策が大転換された。
民主化は中止され、日本は「反共の防波堤」として再編されることになった。
4)米国の意志は、日本における傀儡政権の維持である !
日本国憲法は出生の瞬間に生みの親とも言える米国から突き放されるという出自を負うことになった。
日本の実行支配者である米国の意志は、日本における傀儡政権=対米隷属の政権の維持である。
このことを私たちは認識しなければならない。
米国にとっての脅威は、米国の利権を損ねる、独立政権=改革政権の誕生だ。
5)1947 年、日本民主化政策の結果として、
片山哲内閣=革新政権が誕生した !
1947年には、当初のGHQ占領統治による日本民主化政策の結果として片山哲内閣が誕生した。
社会党党首を首班とする革新政権だった。
しかし、この片山哲政権が誕生した瞬間に、この政権は、米国の利害と対立する存在になった。
GHQの主導権は、GSからG2(参謀2部)に移行した。
G2は、片山哲内閣、後継の芦田均内閣を、破壊する工作活動を展開した。
6)傀儡政権としての吉田内閣が、
米国が支配する日本の骨格を構築した !
G2を指揮した、ウィロビー少将が、日本における傀儡政権樹立を委ねたのが、吉田茂(麻生財務相の祖父)である。
傀儡政権としての吉田内閣が、米国が支配する日本の骨格を構築した。
吉田内閣が、造船疑獄事件で崩壊した後に樹立された、鳩山一郎内閣は、米国と距離を置く政権だった。その後継の石橋湛山内閣は、米国に対して言うべきことを言う独立政権を指向した。
だからこそ、石橋内閣は、米国から標的とされた。
石橋内閣が短命で終わった最大の理由は、米国が石橋湛山内閣の短命を望んだことにある。
7)吉田茂内閣を継ぐ、正統の傀儡
政権を委嘱されたのが、岸信介だ !
吉田茂内閣を継ぐ、正統の傀儡政権を委嘱されたのが岸信介(戦犯・安倍首相の祖父)である。
吉田茂と岸信介が、対米隷属=米国傀儡政権の始祖である。
現在の日本政治トップに、安倍晋三氏と麻生太郎氏が存在するのは、単なる偶然ではない。
背後に、日本の実効支配者である、米国の意志が存在する。
鳩山由紀夫内閣が短命に終わったのも、日本の実効支配者(=米国)にとって、鳩山内閣が脅威だったからだ。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
T 米国から上級奴隷・自民党へ密かに長年、資金提供され、
米国の支援をバックに対米隷属・国民洗脳・
自民党一党支配体制が構築されてきた !
(T) 右翼・米国の支援で、 対米隷属・保守政党の結成 !
戦後・ソ連が原爆を開発し、冷戦の始まりとともに、昭和23年以降、対日占領政策・民主化の変更・「逆コース」により、アメリカは、裏から日本を支配するため、日本の戦時体制を維持し、戦時中のエリート(戦犯たち)に、権力を握らせようと決めていた。
そのため、対米隷属を約束させられた、戦争犯罪人(自民党議員の先祖)を監獄から出してやった。
1948年12月24日、釈放された、A級戦犯容疑者は、岸信介(安倍首相・加計理事長の祖父)、児玉誉士夫、笹川良一、正力松太郎など70名以上存在し、戦後の政界・経済界・政界の黒幕など多方面の有力者になった。
講和後の1958年4月、禁固刑のA級戦犯(賀屋興宣、白鳥敏夫、重光葵、橋本欣五郎などは後に衆議院議員となる)は、全員赦免になった。
1945年11月、保守政党の結成、再編が行われた。
日本自由党(自民党の前身)の資金は、戦時中に右翼の児玉誉士夫が海軍の「児玉機関」の長として中国で物資調達にあたった時の資産(侵略戦争で強奪した、財産を横領した、裏金・時価4千億円)の一部をもらった。
(2)米国の資金提供等で長期政権を実現 !
岸信介は日本に台頭する保守派の指導者になった。国会議員に選出されて4年も経たないうちに、国会内での最大勢力を支配するようになる。
そしていったん権力を握ると、半世紀近く続く、対米隷属・国民収奪・政権党を築いていった。
このようにして、アメリカの政策に従順な日本政府の体質は、敗戦直後から着実に形成されていた。
そして、CIAが1950~70年代に日本の保守政権の安定化を図り、自民党や「左派穏健勢力」に繰り返し資金提供していた(違法資金)ことが、米国務省の機密文書公開で明らかにされている。
3)大マスコミと自民党とCIAの深い秘密の関係
日本を反共の防波堤に、米国による日本人「愚民化政策」・
「3R」「5D」「3S」で巧妙に支配 !
★独裁・安倍官邸は、内閣人事局を通じて、検察・裁判所
・省庁幹部・日銀・NHK等の人事権を握って、支配している !
U マスコミ報道「鵜呑度」 日本人70 %、英国人14 % !
主要民主義国の「鵜呑度」 は、20 〜35 % !
占領政策でダントツ騙されやすくされた日本国民 !
青山貞一教授の主張:
いわばマスコミ報道の「鵜呑度」を国際比較すると、日本人は、先進国中ダントツに「鵜呑度」が高く、70%、最も低い国民は英国で14%です。その他の主要欧米諸国(ロシアを含め)は20−35%です。 日本に近い国は、ナイジェリア、中国など、途上国と新興となります。
別の言い方をすれば、日本人の70%は、自分の頭で考えず(思考停止)、テレビ、新聞、週刊誌などの「マスコミの情報を鵜呑みにしている」ことを意味します。青山は以前からこれを「観客民主主義」と言っています。
さらに昔からある民度という言葉で言えば、“日本人の民度は、先進国中ダントツの「最下位にある」”とも言えます。自分で中身を確かめず、ブランド、権威で判断してしまうことにも通じます。
マスコミに対して、「ヒラメ」(上ばかり みている)であり、 「ヒツジ」(何でも信用しついて行く)とも言えます。
*日本操り対策班:
自民党政権・自公政権を裏から支配する、ジャパンハンドラーズ(日本操り対策班)として有名なのは ?
リチャード・アーミテージ、カート・キャンベル、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイ、ジェラルド・カーティス、フレッド・バーグステン、ロバート・フェルドマン、ケント・カルダー、エドワード・リンカーン、バーグステン、グレン・ハバード、ローレンス・リンゼー、カート・キャンベル、ウィリアム・マーティン等。
(副島隆彦氏の説)
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。