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桜見る会の問題:野党が国会審議に復帰、安倍首相への追及 !
政府側から一定の回答
野党の見解・詳報は ?
(www.okinawatimes.co.jp:2019年11月29日 22:28より抜粋・転載)
立憲民主党など野党4党は、11月29日午後、首相主催の「桜を見る会」を巡る政府対応を理由に欠席していた国会審議に復帰した。政府側から一定の回答が得られたとした。
預託商法などを展開して破綻した「ジャパンライフ」元会長が、安倍晋三首相らの枠で招待されたと主張している。12月9日までの国会会期を見据え、追及を強化する構えだ。
与野党は12月2日の参院本会議で、2018年度決算を審議することで合意。
野党が首相に直接問いただす機会となる。
立憲民主党・安住国対委員長:「どう解釈するかは様々だが、野党としては、安倍首相を含む 『官邸枠』と見なすことにした」
国民民主党の原口一博国対委員長は「元会長の招待状は、首相や官房長官の官邸枠から出たことが確定した」と述べた。(共同通信)
○【桜を見る会】「政治の本質的な問題」と官邸前行動で黒岩議員
(cdp-japan.jp:立憲民主党:2019年11月28日より抜粋・転載)
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会が主催した「『桜を見る会』うやむやにさせない!、予算委員会いますぐ開け!安倍首相は国会に出てこい!権力私物化やめろ!、11・28官邸前緊急行動」が官邸前で行われ、立憲民主党を代表して、総理主催「桜を見る会」追及本部の事務局長でもある黒岩宇洋衆院議員があいさつしました。
主催者あいさつに立った小田川共同代表は、「政治資金規正法や公職選挙法違反は無かったのか、首相の資格、議員の資格が問われている。私たち主権者に対して説明責任を安倍首相は果たすべき。その場は国会しかありません」といった旨を発言。
また「花見の問題など小さい」「他に国政の緊急課題はある」などの声があるが、説明責任を果たさずに逃げ回っている側こそ非難をされるべきで、「国会から求められれば説明する」と口先では言いながら、参院規則に基づき要求している予算委員会を開催しないことこそ非難すべきだと指摘しました。
さらに、反社会的勢力やジャパンライフ会長が招待されていたことを挙げ、花見の問題ではなく社会正義の問題だと訴えました。
黒岩議員は、桜を見る会の問題は政治の本質的な問題で長期政権のおごりそのものだと指摘。政治家と金を縛る2つしかない法律(公職選挙法、政治資金規正法)の両方に現職総理が違反しているおそれがあり、許されるわけがないと批判しました。
そして「皆さんのおかげで野党も今、本当に心を合わせてまとまってきている。この本質的な大問題をわれわれが徹底して追及していく」「安倍政権に終止符打つ、そのために頑張る」とさらなる支援を呼びかけました。
○幹事長・書記局長会談で「桜を見る会」
について政府に求める4項目を確認
(www.dpfp.or.jp:国民民主党:2019年11月28日より抜粋・転載)
野党幹事長・書記局長会談:
野党5党派(国民、立憲、共産、社民、社保)の幹事長・書記局長は、11月28日、国会内で会談した。「桜を見る会」の招待状の区分番号「60」が安倍総理並びに昭恵総理夫人または官邸の推薦枠であるか否かについて速やかに明らかにするよう求め、明らかにすることによって他の法案審議の環境が整うこと等4項目について確認をした。
会談で確認した4項目は以下のとおり。
「桜を見る会」に反社会的勢力やジャパンライフ会長が出席していたことについては、「桜を見る会」の趣旨に照らし、到底看過できるものではない。どういう経緯で、誰の推薦枠で、人数はどのくらいか、どのような警備体制をとっていたのか等、明らかにしなければならない。
そのためにまずは、区分番号「60」が、安倍総理並びに昭恵総理夫人又は官邸の推薦枠であるか否かについて、速やかに明らかにすることを求める。このことを明らかにすることによって、他の法案審議の環境が整うと考える。
一方、「桜を見る会」に関する多くの疑惑に対して、安倍総理並びに官房長官は十分に説明責任を果たしていない。国会答弁をはじめ説明が二転三転している。衆参ともに、予算委員会における総理出席の集中審議の開催、会計検査院の調査要求の議決を強く求める。
今年の招待者名簿を野党議員が資料要求した直後に廃棄した問題についても、名簿の電子データを復元し、速やかに国会に提出することを求める。
○「桜を見る会」「反社勢力」参加が大問題に !
認めた菅官房長官の進退問題へ悪徳商法会長も招待 !
(www.jcp.or.jp:共産党:2019年11月28日より抜粋・転載)
首相主催の「桜を見る会」に反社会的勢力が出席していた疑惑が深まりました。菅義偉官房長官は26日の記者会見で問われ、「結果として入っていたのだろう」と事実上、認めました。
反社会的勢力による被害の防止に全力を尽くすべき政府が、税金を使った公的行事に反社会的勢力を招待し、飲食を提供していたなら、社会的信用を根底から揺るがす重大事態です。
野党は、招待者名簿の取りまとめ責任者だった菅長官の進退にかかわるとして、追及していく構えです。
桜を見る会の招待者をめぐっては、安倍晋三首相らの推薦者が政府の決裁行為なしに事実上、ノーチェックで招待されていた疑いが強まっています。
日本共産党の田村智子議員の追及(25日の参院行政監視委員会)では、高齢者へ詐欺的な悪徳商法を繰り返してきた「ジャパンライフ」の会長が桜を見る会に招待されたと宣伝に利用してきたことも明らかになりました。また、同社会長が安倍首相枠で招待された疑いも指摘されています。
全野党の「桜を見る会」追及本部は27日、緊急に国会内で野党合同ヒアリングを開催。同本部副本部長の原口一博衆院議員(国民)は「反社会的勢力を決して許さず、封じ込め、社会からなくすことが私たちの目指すもの。
桜を見る会に反社会的勢力といわれる人たちが呼ばれていたなど、絶対にあってはならない」と強調。事務局長の黒岩宇洋衆院議員(立民)は「反社会的勢力について『結果として入っていた』と認めた限り、(調査する)責任がある」と指摘しました。
一方、内閣府が招待者名簿を日本共産党の宮本徹議員が資料要求した日に廃棄したと認めたことについて、同本部事務局長代行の田村氏は「今まで野党が(招待者名簿の)復元の方法についていろいろ提起してきたが、反社会的勢力が入っていることや『ジャパンライフ』の会長が招かれていることがわかった以上、内閣府自らが名簿の復元を(率先して)行うべきだ」と述べました。
菅長官は27日の記者会見で、反社会的勢力について「定義が一義的に定まっているわけではない」などと述べ、自らの責任回避に躍起となりました。
○安倍首相主催の「桜を見る会」は、公金の私物化 !
(www5.sdp.or.jp:社民党:2019年11月12日より抜粋・転載)
吉川はじめ・幹事長:
安倍政権下で、予算・規模が急増。総理の後援会から前夜祭に約850人が参加した。
「公金(税金)の私物化」と言わざるを得ない。「政治とカネ」で辞任した、2人の前大臣に総理は人ごとのようだったが、これは、総理自身の問題である。予算委で総理は説明すべきだ。
(12日、会見で吉川はじめ幹事長)
○「桜を見る会」は、底なしの国政私物化 !
安倍政権に代わる野党連合政権構想をBS朝日番組で小池書記局長
(www.jcp.or.jp:共産党:2019年11月25日より抜粋・転載)
日本共産党の小池晃書記局長は、11月24日、BS朝日の番組「激論! クロスファイア」に出演し、安倍政権の「桜を見る会」をめぐる疑惑などについて自民党の武見敬三総務会副会長、国民民主党の渡辺周副代表と議論しました。
首相主催の公的行事として毎年1万人前後で推移していた「桜を見る会」の参加者が安倍政権以降年々増加し、予算も約3倍に膨れ上がっていることについて、司会の田原総一朗氏は「なんでこんなことになっているのか」と驚きをあらわにしました。
■参加者の増加理由 !
小池氏は「参加者が1万8千人まで激増した最大の理由は、政治家、とくに総理の推薦枠にある」と述べ、招待者の推薦枠として自民党6千人、首相千人、副総理・官房長官・副官房長官らで千人分あることを説明しました。
小池氏は、安倍首相の後援会を通した招待者には、内閣府発行の正式な招待状が届くより前の2月に安倍事務所から参加を確定する文書が送られていたと指摘。「政府は(招待者の要件とされている)功績・功労があったかどうかは内閣府・内閣官房が取りまとめたと説明したが、安倍首相の後援会や支持者であれば決裁なしでフリーパスで入れるということだ」と強調しました。
さらに、安倍首相の妻・昭恵氏の関係者が5年連続で参加していた記録などを示し、「どう考えても安倍夫妻が公的行事、税金を使った行事を私物化しているとしか言いようがない」と批判しました。
武見氏は「(招待者が激増したことに対して)われわれの基本的な姿勢に緩みがあったことは反省しなければいけない」と弁解。その一方で「1万8千人にもなっていたのは総理は知らなかったと思う」と安倍首相をかばいました。
■参加者の増加は、選挙対策 !
小池氏が、今年の参院選の改選議員に対しては4組の推薦枠が設けられていたことが明らかになったとして、自身も推薦したという武見氏に「改選議員だけ招待してもいいという通知がきたことにおかしいと思わなかったのか。どう考えても選挙対策だ」と批判した。
武見氏は「そんな細かいところまでみない」と開き直りました。
渡辺氏は、この間の野党の追及で「前夜祭」とされるパーティーの明細書すら“ない”とされていることに触れ、「自民党だってパーティーなどやっていて段取りはわかっているはず。それなのに今回だけ明細がないというのは極めて説明がなっていない」と批判。小池氏は「こういうことを放置していたら、日本の政治がどんどん国民から信頼されなくなる」と強調。国会でさらに追及を強めていくと述べ、長期政権となっている安倍政権に代わる「野党連合政権の構想を国民に示したい」と決意を語りました。
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