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「桜を見る会」、何が問題 ? 規模拡大、 安倍首相「私物化」批判も !
野党の見解・詳報は ?
(www.jiji.com :2019年11/25(月) 7:30より抜粋・転載)
時事通信:歴代首相が開いてきた春の恒例行事「桜を見る会」について、政府は2020年度の中止を決めた。国会では野党が連日、安倍晋三首相による「税金の私物化」などと追及している。問題点を探った。
◆いつ始まり、どんな人が来るの。
1952年に吉田茂首相(当時)が開いたのが最初だ。東日本大震災などで中止になった年を除き、毎年4月ごろに東京都内の新宿御苑で開いてきた。旧民主党政権も2010年に鳩山由紀夫首相(同)の下で開催している。皇族や外国の大使、国会議員のほか、文化・芸能、スポーツなど各界の功労者が招かれているんだ。
政府は1万人を目安にしているけど、来場者は年々増加して今年は約1万8000人。開催経費も14年の約3000万円から19年は約5500万円に膨らんだ。野党の批判を受けて、菅義偉官房長官が13日、招待基準を見直すため、来年度の中止を発表したよ。
◆何が問題になっているの ?
野党は、首相の後援会関係者が多数招待されていたことを問題視している。桜を見る会は税金で賄われており、「公私混同」というわけだ。公職選挙法が禁じる買収・供応に当たる可能性を指摘する声もあるが、政府は「公選法違反には当たらない」という立場だ。
首相は当初、「招待者の取りまとめには関与していない」と国会で明言していたけど、その後、招待者の推薦に関わっていたことを認めたんだ。首相には昭恵夫人分も含め約1000人の推薦枠があり、安倍事務所が地元で希望者を募り、内閣官房に名簿を提出していた。野党は「うその答弁だった」と反発しているよ。
◆前夜の夕食会も問題になっているね !
安倍事務所が企画したツアーには、桜を見る会前夜に東京都内のホテルで開いた夕食会も含まれていた。会費制なのに主催した首相後援会の政治資金収支報告書に記載がなく、野党は政治資金規正法違反の疑いを指摘している。
野党には、会費5000円は割安だとして、「首相側が差額を負担したのでは」との疑念もある。ただ、首相は「費用は全て参加者の自己負担で報告すべき収支はない」と反論している。
◆野党には証拠があるの ?
政府は招待者名簿を「廃棄した」と説明しているんだ。共産党議員が名簿提出を求めた日にシュレッダーで処分していたことも判明し、野党は不信感を強めている。夕食会の明細書も出すよう要求しているが、首相側は「存在しない」と主張しているよ。
○【桜を見る会】「答弁修正ではなく 『虚偽答弁をした』という報道に
ならないとおかしい」枝野代表
(cdp-japan.jp:立憲民主党:2019年11月21日より抜粋・転載)
枝野幸男代表は、11月21日、訪問先の高知市で記者団の取材に応じ、総理主催の「桜を見る会」の問題で、昨日の安倍総理の参院本会議の答弁などで新たな事実が出てきたことについて、「『答弁を修正』という報道が出てびっくりしている。答弁を修正したのではなく『過去、虚偽答弁をした』という報道にならないとおかしい」と語りました。
また、内閣府が「ない」と言っていた名簿が存在していることが明らかになるなど、森友加計問題から続く文書の改ざんや廃棄といった安倍政権の体質について、「一貫して安倍政権は、民主主義の前提である情報の共有、そのための公開と管理をする意思がまったくない。
俺たちが勝手に決めるから、国民は後からついてこいという姿勢であることがはっきりしている。名簿については、紙は捨てたかもしれませんし、コンピューター上で消去の動作はしたかもしれませんが、間違いなくコンピューターの中に残っているはずですので、―業者を入れてそこまで消さない限りは―なので復元可能であるということは強く指摘しておきたい。復元しろと言いたい」と語りました。
○「森友の時の構図と酷似 !」 野党「桜を見る会」追及チームが
第6回会合
(www.dpfp.or.jp:国民民主党:2019年11月22日より抜粋・転載)
桜を見る会追及チームで発言する、原口国対委員長:
「森友の時の構図と酷似している。総理案件になると資料が消える」。野党は、11月22日、「総理主催『桜を見る会』追及チーム」の第6回目となる会合を国会内で開いた。
会合では、なぜ内閣府の招待者名簿だけ国会質問の直前に破棄されたのか、文書や電子的なデータが厳密にいつ破棄されたかについて、出席者の質問が集中した。
関連文書の廃棄が国会質問の直前となったことについて、たまたま文書廃棄シュレッダ―の「各局の使用が重なって調整した結果」と政府が答弁していたことに関し、出席者からは次々と疑問の声が上がった。関連電子データの消去がいつなされたかについて「知ることは技術的に不可能」と内閣府が回答していることについても、出席議員からこれをさらに説明するよう求める声が上がった。
さらに反社勢力の「桜を見る会」への参加も報道される中、「招待客の名簿を警察に提出(照会)したことはない」と回答する内閣府に対し、原口一博国対委員長は、「皇族や閣僚、各国大使も来るのに警察庁の人的スクリーニングを通していないのは危険ではないか」などと指摘し、「桜を見る会」の緩い警備体制を批判。
また原口委員長は、安倍総理が「桜を見る会」の前夜祭を民間のホテルで開催したことに関連し、過去に総理がホテル等で執り行った公式行事(晩さん会等)のリストや予算の一覧を提供するよう、内閣府などに求めた。
○「桜を見る会」は、選挙利用か ?
参院委:田村議員が 参加者急増をただす !
(www.jcp.or.jp:共産党:2019年11月22日より抜粋・転載)
税金を使った公的行事「桜を見る会」の安倍晋三首相による私物化疑惑をめぐり、日本共産党の田村智子議員は21日の参院内閣委員会で、安倍首相の妻・昭恵氏の招待者選定への関与や安倍首相自身、自民党が選挙当選のために「桜を見る会」を利用しゆがめてきた疑惑を追及。
いずれも安倍首相自身が説明すべき問題だとして、首相出席の衆参両院の予算委員会の開催を求めました。(論戦ハイライト)(関連記事)
安倍首相が招待者の選定について「推薦者について意見を言うこともあった」(20日、参院本会議)と関与を認めたことに対し田村氏は、「招待者の取りまとめ等には関与していない」とした8日の安倍首相の答弁(参院予算委)について、「これほど明々白々の虚偽答弁はない」と批判しました。
安倍昭恵氏が招待者選定に関与していたことを重ねて追及した田村氏に対し、菅義偉官房長官は「夫人が意見を言ったということはある」と答弁し、安倍事務所との直接のやりとりを認めました。
さらに、記録を破棄した内閣官房を除く各省庁からの今年度の推薦者数の合計は3041人であると資料を示した田村氏。首相枠の約千人をはじめ、自民党関係者の推薦枠が約6千人と招待者の半数以上を占める実態に、「安倍政権の下で、各界の功労者ではない人がなぜ増えたのか、国会の場で全て明らかにし検証すべきだ」と訴えました。
田村氏は、16年に内閣府が各省に示した招待者推薦名簿記入要綱において「推薦枠の厳守」が明記されているにもかかわらず実際の参加者が大幅に増加したと指摘。自民党の世耕弘成参院幹事長が「改選議員には慣例的に『枠』を多く割り当てていた」と述べたことに触れ、「16年には参院選挙があった。選挙の当選のために『桜を見る会』が利用されてきたのではないか。詳細を明らかにすべきだ」とただしました。
加えて、内閣府が3月に「桜を見る会」の招待状を正式に発送するのに先立って、安倍事務所が2月には参加を確定する文書を発送していた問題を追及しました。
○「桜を見る会」を私物化 ! 安倍首相の言い逃れは通用しない
(www.jcp.or.jp:共産党:2019年11月22日より抜粋・転載)
主張:
税金で賄う公的行事「桜を見る会」を安倍晋三首相が地元後援会のために利用していた私物化疑惑は、重大な広がりを見せています。政府は、招待者を推薦する首相枠は約1000人、自民党関係者枠は、約6000人などと明らかにしました。
安倍首相の妻・昭恵氏推薦の招待者もいました。「桜を見る会」が首相や自民党の支援者をもてなす一大行事にされていたことは明白です。
首相は招待者推薦の際に意見を述べたと認めました。取りまとめに関与していないとした答弁(8日)はもはや成り立ちません。首相は言い逃れはやめて、全容を隠さず語るべきです。
◆安倍首相推薦は、約1000人 !
「桜を見る会」疑惑は、首相の「税金私物化」に対する国民の批判の広がりや、野党の結束した国会での追及の中で、安倍政権のごまかしの説明が破綻する状況に追い込まれつつあります。
招待者の推薦枠の内訳(2019年分)は、衆院内閣委員会(20日)で日本共産党の宮本徹議員の質問に菅義偉官房長官が答えたものです。
首相枠や自民党関係者枠の他、副総理や官房長官らの推薦枠を合わせると約8000人になり、全体の招待者約1万5000人の半数以上にのぼります。政府が「森友学園」疑惑の際、「私人」と閣議決定(17年)した昭恵氏からの推薦が認められたというのは、悪質極まる公私混同です。自民党枠では、改選を控えた参院議員を優遇する案内状が出されたことも判明しました。各界功労者を招くのを目的とした公的行事の姿から、かけ離れた私物化の実態がいよいよ浮き彫りになっています。
約10日前、「招待者の取りまとめ等には関与していない」と答弁した安倍首相は20日の参院本会議で「事務所から相談を受ければ、推薦者について意見を言うこともあった」と答弁を変えました。しかし、首相は「最終的な取りまとめ等には一切関与していない」と言い張り、虚偽答弁をしたと認めません。首相の推薦者が招待者から外されることがあるとでもいうのか。言い繕いは通用しません。
安倍晋三後援会主催で都内のホテルで行われた「桜を見る会」前夜祭も不可解さが際立ちます。会費が1人5000円と不自然に安いことについて首相は当初、参加者の大多数がホテル宿泊者だったからと正当化していました。
ところが15年は前夜祭会場のホテルに泊まった参加者が少なかった事実が発覚すると、首相は夕食を予定したホテルで準備ができず急きょ別ホテルに会場変更したなどと言い訳を始めました。説得力はありません。後援会主催としながら首相の政治団体などに前夜祭関係の収支の記載がない点も解明が必要です。公職選挙法違反などの疑念は尽きません。
衆参の予算委に出席せよ
今年5月、「桜を見る会」問題を国会で取り上げるために宮本議員が政府に資料要求をした当日に、内閣府が「招待者名簿」をシュレッダーにかけて廃棄したことは、あからさまな隠ぺい工作です。公文書を改ざん・隠ぺい・廃棄し批判を浴びた「森友」問題や「加計」問題への反省は全くありません。
安倍首相の一方的な説明に、国民は納得していません。一問一答で質疑が行われる衆参の予算委員会への首相出席は絶対に必要です。逃げ回ることは許されません。
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