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政治運動目的は、私たちの幸せを取り戻す事である !
五つ星運動・巨大資本の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/11/08より抜粋・転載)
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1)〜10 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。
11 )人と人とのつながりが 乾燥し、凶悪化している !
人と人とのつながりが乾燥し、凶悪化してしまっている。
家庭内における問題がますます拡大している。
経済問題ともリンクして、人々の一番大切な「居場所」である家庭が安楽の場ではなくなってしまっている。人々は孤立し、生活不安は日増しに色濃くなる。
この状況をもたらしている現代社会の構造を根底から変える必要がある。
こうしたなかで、新しいライフスタイルを見出し、独自に取り組む人々は増えている。
私たちが生きてゆくために、どうしても摂取しなければならない食料の問題がある。
12 )グローバルな大資本は、安全でない食品の提供を拡大させている !
グローバルな大資本は、大量生産、遠隔地輸送、大量消費のシステムを構築し、安全でない食品の提供を拡大させている。
農業や牧畜は私たちの地域における暮らしと不可分に結びついていた。
私たちの生活、コミュニティとも不可分に結びついていた。
その農業、漁業、酪農、牧畜、林業が生活とコミュニティから切り離されて大資本の大量生産の枠組みに移行させられている。
13 )新しいライフスタイルを構築する人々が、世界各地で拡大している !
このライフスタイルを独自に変えて、新しいライフスタイルを構築する人々が、世界各地で拡大している。遺伝子組み換え、化学肥料、農薬を使わない有機農法を拡大させる運動も拡大している。
しかし、先進国全体としては、依然として巨大資本が支配権を握り、社会を支配する構図を維持している。本当の問題解決には、この部分にも入り込む必要がある。
私が政治の問題を重視するのは、社会全体を変えるためには、どうしても「政治過程」を乗り越えなければならないからである。
14 )社会全体を、変革する次元にまで高めることが必要である !
人々のムーブメント、うねりを広げて、社会全体を変革する次元にまで高めることが必要であると考える。今回来日されるメキシコのパトリシア・モゲルさんは、昨年も来日してメキシコのトセパンモデルについてのレクチャーをしてくれた。本年はその続編を聴くことができる。
メキシコでは新しい大統領が、トセパンモデルを現実の政策運営に活用している。
15 )ローカリズムの運動と政治運動
との関わりについて議論すべきだ !
イタリアでは、ローカリズムを提唱する「五つ星運動」が、政権に参画して大きな試みを展開している。
韓国でも文在寅大統領が、有機農業の拡大を推進している。
私としては、ローカリズムの運動と政治運動との関わりについて、フォーラム参加者と有意義な議論をしたいと考えている。
※ローカリズムとは、何か ?(www.weblio.jpより抜粋・転載)
地域主義(ちいきしゅぎ)とは、地域住民の自発的努力によって、政治や文化において各地方の独自性や自立性を高めようとする考え方をいう[1]。
(参考資料)
T 五つ星運動とは ?
(ウィキペディアより抜粋・転載)
五つ星運動(いつつぼしうんどう、伊: Movimento 5 Stelle[2]、英: Five Star Movement[15]、略称:M5S[2])は、イタリアの政党[3]。2009年10月4日に人気コメディアンのジュゼッペ・ピエーロ・グリッロと、企業家・政治運動家のジャンロベルト・カザレッジョ(イタリア語版)によって結党された[16][17][18]。
大衆の不満に率直な賛同を示す人民主義(ポピュリズム)政党として行動し[19][20][21]、近年の欧州経済危機とそれに伴うマリオ・モンティ政権の経済改革により、雇用不安や増税を背負わされた国民の中流層・下流層から急速に支持を集めている。
党名の五つ星は「水・エネルギー・開発・環境・交通」を意味し[3]、同党の主要目標である公共水道、持続可能な交通、持続可能な発展、インターネットへのアクセス権、環境主義を表している[2]。
◆概要
ポピュリズムの観点から雇用制度の安定化、公的債務のデフォルトなど改革への反動を主張する他[22][23]、その遠因である欧州連合からの離脱や欧州統合への反対[13][24][25][23]、政治腐敗への不信と派閥・政党主義の政界構造への反対なども掲げられている。
また環境主義[26]、及び環境主義と反資本主義的な傾向を関連させる形でダウンシフト(スローライフ)的な反物質主義・非競争社会の形成なども主張している。更に新しい社会の中心としてインターネットを高く評価しており、デジタルデモクラシーに基いて立候補者をネットを通じて選ぶなどの選挙戦術を展開した[27]。
2012年4月21日に行われたイタリア統一地方選挙後半戦でパルマ、ミーラ、コマッキオなどの自治体で首長ポストを獲得した事で注目を集め[23]、10月末の南部シチリア州の州知事・議会選で比較第一党となるなど地方政界で次第に存在感を増していった。
2013年イタリア総選挙では、予告通りインターネット投票で選抜を行った候補で出馬し、中道右派・中道左派の二大政党連合を押しのける格好で大躍進を果たした[28]。単独政党別では中道右派連合の盟主である「自由の人民」(PDL)を上回り、中道左派連合の中心であるイタリア民主党に次ぐ第2党となった。
上下両院で第一党となった民主党は政権の発足に向け、五つ星運動との連携を模索しているが、グリッロを中心とする指導部は反派閥政治・反政党政治の観点からいかなる政党による連立政権にも加わらない意向を宣言した。一方、支持者内でも政治の空白化は無責任であるとする意見も現れており、先行きは不透明となっている[29]。
2014年5月25日、地方議会・国政議会に続いて欧州議会への進出を目指し、2014年欧州議会議員選挙のイタリア選挙区に出馬、有効票の21.15%を獲得した。国政選挙と同じく全政党中2番目の得票率となり、17名の欧州議会議員を当選させた[30]。
欧州議会内の政党・会派については参加の意向を示し、地方分権や環境主義勢力の連合である欧州緑グループ・欧州自由連盟と交渉を行うが[31][32]、合意には至らなかった[33]。次に自由主義派の欧州自由民主同盟と交渉するものの、人民主義と欧州懐疑主義の主張が受け入れられず物別れに終わった[34]。
相次いで加盟交渉が頓挫した事を受けて支持基盤であるインターネット上で今後の方針が問われる事になり、小さな政府の普及を目指す欧州保守改革グループとの交渉、欧州懐疑主義を掲げる自由と民主主義のヨーロッパとの交渉、無所属活動(英語版)の選択肢から投票が実施された[35]。
有効票の78.1%は自由と民主主義のヨーロッパへの加盟交渉に投じられ、結果を受けて同組織との交渉が開始された[36]。2014年6月24日、共同会派の設立による協力体制構築を条件に自由と民主主義のヨーロッパとの合意が結ばれ、欧州会派「自由と直接民主主義のヨーロッパ」が設立された[37][38]。
2016年、ローマ市長にヴィルジニア・ラッジが当選、トリノ市長にキアラ・アッペンディーノが当選した [39]。政治方針についての曖昧さや、上院・下院議員の離党者を出しつつも政治運動としての勢いが落ちていない事が示された。
2017年、翌年の総選挙を前に既存の比例代表制から、小選挙区制も併せて実施する小選挙区比例代表並立制へ変更する選挙法改正案が議会で検討され、五つ星運動を除く諸政党の賛成によって可決された[40]。改正案では「政党の破片化」を防ぐ為、比例代表制と同時に導入された第1党へ追加議席を与える制度が撤廃される為、単独過半数を目指していた五つ星運動を実質的に狙い撃ちにした改革となる。
2018年3月の総選挙で上下両院の第一党となり[41]、同年6月に成立したジュセッペ・コンテ政権は、左派ポピュリズムの五つ星運動と右派ポピュリズムの同盟(lega)による連立政権となった。
2019年4月からは、五つ星運動の公約の目玉であった年金受給年齢の引き下げ制度が開始。受給年齢を62歳に引き下げたことで多くの労働者が駆け込み退職を行った。この「クオータ100」と呼ばれる制度を申し込んだ国民は11万人以上に上る[42]。
左右が同居する連立政権は多くの政策で折り合わず、2019年8月にマッテオ・サルヴィーニ副首相(同盟の党首でもある)が対立激化を理由に早期の解散総選挙を要求[43]したことに対しコンテが要求を拒否すると、サルヴィーニは連立離脱を表明し[44]、内閣不信任決議案を提出した。
五つ星運動はこうした動きを非難し、コンテ首相支持を表明した[45]。連立政権は事実上崩壊し、8月20日にコンテは首相を辞任すると表明した[46]。
U 巨大資本に支配されるマスメディアは、TPP
や日欧EPAの問題点を報道しない !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/8/17より抜粋・転載)
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1)米国の裁判所が、モンサント社に、約320億円
の支払いを命じる判断を示した !
日本のメディアが大きく報道しない重大な情報がある。
8月10日、米国サンフランシスコ州の裁判所が、アグリビジネスの最大手企業の一つである、米モンサント社が訴えられた裁判で、モンサント社に2億8900万ドル(約320億円)の支払いを命じる判断を示した。訴えは、モンサント社の除草剤「ラウンドアップ」の使用が、がん発症につながったとして損害賠償を請求したものである。
2)訴えは、モンサント社の除草剤「ラウンドアップ」
の使用が、がん発症につながったとの事だった !
訴えたのは、同州にある学校の管理をしていた、ドウェイン・ジョンソン氏で、校庭の除草と整備のために、モンサント社が開発した、除草剤ラウンドアップを数年にわたって使用し、それが原因で、がんの一種である、悪性リンパ腫を発症したと訴えていた。
裁判で陪審員は、ラウンドアップの主成分である「グリホサート」に発がん性が考えられるにもかかわらず、モンサントはその危険を十分に伝えていなかったとして、全員一致で原告の訴えを認めた。
本ブログ、メルマガの読者はモンサント社もラウンドアップもグリホサートもよくご存じのことだと思うが、日本全体ではあまり知られていないと考えられる。
3)モンサント社は、ベトナム戦争で米国軍が
使用した枯葉剤を製造した企業である !
4)モンサント社は、有害性が懸念される除草剤
・遺伝子組み換え種子製造販売の企業である !
―以下省略―
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